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2017年09月29日

外車の維持費ランキング・国産車との比較|燃費/車検/保険/保証

最近では、外車が身近に走っていることも多くなりました。「外車に乗ってみたい!けどお金がかかりそう。」というイメージがありますが、では実際には外車の維持費はどれくらいかかってしまうのでしょうか。ここでは日本で人気の10台の外車の維持費をまとめています。

外車の維持費ランキング・国産車との比較|燃費/車検/保険/保証

外車の維持費ランキング

外車の維持費ランキング・国産車との比較|燃費/車検/保険/保証

街で見かける車がどんどん軽自動車になっていく一方、昔に比べて手に入りやすくなりつつある外車の数も増えてきています。特にフォルクスワーゲンや、ミニなど、日本国内での使用に適した車種はファミリーなどに一定の人気を誇っています。そこで、現在人気の外車10台を、維持費を調べてランキングにしてみてみます。

※ここでは現在人気の外車10台の年間維持費を調べ、ランキング化しています。
※乗り方や保険などのサービスの選び方によって、維持費は変わってきます。
※ガソリン代、税金を試算して、その他はすべて固定の条件のもと1年分計算しています。

10位 BMW 2シリーズ・グランツアラー (年間27万1373円)

10位はBMW 「2シリーズ・グランドツアラー」です。外車としては今まであまりなかったクラスの車で日本でいうところのミニバンに属します。

この手の外車は排気量がやたらと大きくなる傾向にあるのですが、この車は2L以下の小型自動車クラスのエンジンで走ります。同じくらいの大きさのホンダ・オデッセイが2.4Lであることを考えるとかなり小さいです。

・自動車税:34,500円~39,500円
・自動車重量税:0円~5,000円
・ガソリン代:6,4613円
+整備費用、車検検査費用、保険料等

・新車価格:368万~462万円
・燃費(JC08モード):15.8km/ℓ~21.3km/ℓ
・全長:4465mm
・全幅:1800mm
・全高:1645mm
・ホイールベース:2780mm
・車両重量:1570kg
・エンジン:直3、1.5ℓ DOHC

維持費では今回比べる車の中でも特に安くなります。また、車両総重量も軽く、排気量が抑えられるため、税金も比較的安く済みます。

ただし、大きさの割に排気量が小さいので、街乗りや単距離の外出には向かないようです。
JC08モードでの燃費は高速道路でやっと再現できる程度で、街乗りではかなり厳しい燃費です。特に、排気量と車の大きさ(走行抵抗)との差が大きい車では、街乗りでの燃費は著しく悪くなります。

長距離をあまり乗らず、大人数で街乗りをすることが多いという場合は、乗り心地が悪いだけでなく、維持費にも大きく響きます。

9位 BMW・MINI クーパー (年間27万2574円)

9位はMINI「 クーパー」です。小型でかつ走行性能が高く、外邪の中でも特に若い年代の人に常に一定のファンを持つ名車です。10位のBMW・2シリーズに比べて、一見燃費もよさそうに感じます。

・自動車税:34,500円~39,500円
・自動車重量税:0円~7,500円
・ガソリン代:6,4839円
+整備費用、車検検査費用、保険料等

・新車価格:226万~415万円
・燃費(JC08モード):14.8km/ℓ~22.9km/ℓ
・全長:4000mm
・全幅:1725mm
・全高:1445mm
・ホイールベース:2565mm
・車両重量:1260kg
・エンジン:直3、1.5ℓ DOHC+ターボ

BMW・2シリーズとは燃料代の試算で多少の差が出ました。ターボがついている以上、燃費は悪くなってしまうようです。ただし、車両重量や乗車人数は2シリーズに比べ小さいので街乗りでの燃費はいいでしょう。

また、税金の面でも2シリーズに負けています。クーパーは数年前の車で、自動車従量税の減税を2シリーズに比べてあまり受けられません。その分重量税はクーパーよりも重い2シリーズに負けてしまいます。

モデルチェンジなどで、最新の減税が受けられるようになれば、維持費も安く抑えられるようになるので、まめに情報を仕入れてみましょう。

8位 ボルボ V40 (年間27万3890円)

8位はボルボ車の中でも、日本で特に人気のある「V40」です。新車価格は同クラスの車に比べ比較的高くなりますが、ボルボ自慢の事故対策は今でも健在で、安全装置やボディの剛性などは最高評価とトップクラスの車です。

・自動車税:34,500円~39,500円
・自動車重量税:0円~7,500円
・ガソリン代:6,5881円
+整備費用、車検検査費用、保険料等

・新車価格:324万~419万円
・燃費(JC08モード):14.8km/ℓ~21.2km/ℓ
・全長:4370mm
・全幅:1800mm
・全高:1440mm
・ホイールベース:2645mm
・車両重量:1480kg
・エンジン:直4、1.5ℓ DOHC+ターボ

曲線が多く、サイズも小さいので燃費もよさそうに見えますが、剛性ゆえの車両重量がネックになり燃費は前の2台に比べて悪いです。税金に関しては、MINI・クーパーと違いはありません。

安全装備などは充実している車で、乗り心地もかなり評判のいい車ですので、その面からみれば維持費、車両価格も妥当でしょう。

7位 フォルクスワーゲン ポロ (年間27万5652円)

7位はフォルクスワーゲン「ポロ」です。いま日本でもかなり人気の車種で、街でもかなり見かけます。維持費もかなり安く済みそうなのですが、なぜこの順位なのでしょうか。

・自動車税:29,500円~39,500円
・自動車重量税:3,733円
・ガソリン代:70,159円
+整備費用、車検検査費用、保険料等

・新車価格:228万4000~337万5000円
・燃費:15.9km/ℓ~22.2km/ℓ
・全長:3995mm
・全幅:1685mm
・全高:1460mm
・ホイールベース:2470mm
・車両重量:1130kg
・エンジン:直4、1.2ℓ DOHC+ターボ

フォルクスワーゲン・ポロの維持費が高い理由は燃費でしょう。この車の燃費は、決して悪いわけではないのですが、今回のランキングでは最大と最小の平均から求めているため、スポーツモデルであるGTIなども含まれ、結果的に燃費が悪くなっています。普通のモデルでは燃費はもう少し良くなるので、維持費も抑えられるはずです。

6位 BMW 1シリーズ (年間28万3839円)

6位はBMW「1シリーズ」です。大きさはマツダ・アクセラと同じくらいですが、外車では珍しく、1.5Lからと、比較的小さなエンジンが選べる車種で、燃費も悪くはありません。

・自動車税:34,500円~51,000円
・自動車重量税:0円~5,600円
・ガソリン代:71,029円
+整備費用、車検検査費用、保険料等

・新車価格:298万~578万円
・燃費:12.5km/ℓ~18.1km/ℓ
・全長:4340mm
・全幅:1765mm
・全高:1440mm
・ホイールベース:2690mm
・車両重量:1430kg
・エンジン:直3、1.5ℓ DOHC+ターボ

1シリーズもズバリ大排気量のモデルの設定が、順位をあげています。1シリーズでは3Lのエンジンを搭載したモデル「M140i」があり、自動車税、燃費にのしかかっています。最少のクラスであれば、維持費を年22万程度で抑えられます。

5位 アウディ A3セダン

5位はアウディ「A3セダン」です。日本でも普通に走っているクラスのセダンで、排気量も最大でも2Lまでです。

・自動車税:34,500円~39,500円
・自動車重量税:3,733円
・ガソリン代:76,418円
+整備費用、車検検査費用、保険料等

・新車価格:321万~617万円
・燃費:14.4km/ℓ~20.0km/ℓ
・全長:4465mm
・全幅:1795mm
・全高:1405mm
・ホイールベース:2635mm
・車両重量:1330kg
・エンジン:直4、1.4ℓ DOHC+ターボ

排気量も小さく、TFSIやエアロボディ、LEDライトなど、細かいところでのこだわりによって、ターボ搭載ながらもいい燃費を出しています。衝突安全の評価も高く、日本でも人気の高い外車です。新車価格は、同クラスの日本車に比べ、高くなりますが外車の中では比較的安く抑えられるセダン車です。

4位 BMW 3シリーズ (年間28万7772円)

4位はBMW「3シリーズ」です。燃費や使いやすさよりかは、スポーツ車という位置づけです。

・自動車税:34,500円~51,000円
・自動車重量税:0円~5,600円
・ガソリン代:844,155円
+整備費用、車検検査費用、保険料等

・新車価格:427万~785万円
・燃費:13.5km/ℓ~19.4km/ℓ
・全長:4645mm
・全幅:1800mm
・全高:1440mm
・ホイールベース:2810mm
・車両重量:1580kg
・エンジン:直4、2ℓ DOHC+ターボ

1シリーズよりも多少燃費が落ちます。その点以外では大きな差はないです。こちらも最少のクラスに乗れば維持費を抑えれますが、1シリーズと異なり新車価格がお高いです。

3位 フォルクスワーゲン・ゴルフ (年間29万1174円)

3位はフォルクスワーゲン「ゴルフ」です。小柄な車に見えても、案外中身はしっかりしていて、維持費もそれなりにかかってしまいます。

・自動車税:34,500円~39,500円
・自動車重量税:3,733円~12,300円
・ガソリン代:78,897円
+整備費用、車検検査費用、保険料等

・新車価格:266万~549万円
・燃費:13.9km/ℓ~23.8km/ℓ
・全長:4265mm
・全幅:1800mm
・全高:1460mm
・ホイールベース:2635mm
・車両重量:1240kg
・エンジン:直4、1.2ℓ DOHC+ターボ

日本では絶大な人気を誇り、フォルクスワーゲンの主力車種であるゴルフは、ポロと違いスポーツ車です。日本車で例えるなら、トヨタ・パッソがポロで、スズキ・スイフトがゴルフです。本当は維持費は安く済む車なのですが、スポーツグレード「GTI/R」の影響で、燃料代以外にも高くなってしまいます。

ここで少し、現在の日本で行われている「エコカー減税」について説明すると、燃費や排気ガスの基準をクリアした車の重量税を安くする制度で、外車にも適用されます。今まで紹介してきた外車は、ほとんどがこのエコカー減税の対象になっており、重量税が安く済んでいたのですが、ゴルフGTIでは対象にはならず、普通の重量税を課せられます。平均値をとる今回の方法では、平均して維持費が高くなってしまいました。

2位 メルセデス・ベンツ CLAクラス (年間29万7767円)

2位は高級外車の代名詞、メルセデスベンツ「CLAクラス」です。日本国内ではCクラスに次いで人気の高いモデルです。他のクラスにはない、のびやかな流線形フォルム、充実した内装、高い走行性能など、ただ高いだけではない、充実した車です。

・自動車税:39,500円
・自動車重量税:5,600円~7,500円
・ガソリン代:84,457円
+整備費用、車検検査費用、保険料等

・新車価格:351万~517万円
・燃費:14.0km/ℓ~17.4km/ℓ
・全長:4640mm
・全幅:1780mm
・全高:1430mm
・ホイールベース:2700mm
・車両重量:1470kg
・エンジン:直4、1.6ℓ DOHC+ターボ

CLAの維持費が高い理由、ズバリ燃費です。ベンツ=大きい車というイメージがありますが、意外とこういった2L前後のモデルはたくさんあります。CLAはセダンモデルの中では特にエンジンが小さく、最大でも2Lないです。その割に燃費は悪いので、結果的に維持費は高くつきます。

1位 メルセデス・ベンツ Cクラス (年間31万4225円)

1位も堂々のベンツです。

・自動車税:39,500円~45,000円
・自動車重量税:5,000円~7,500円
・ガソリン代:71,393円
+整備費用、車検検査費用、保険料等

・新車価格:427万~707万円
・燃費:16.0km/ℓ~20.3km/ℓ
・全長:4690mm
・全幅:1810mm
・全高:1435mm
・ホイールベース:2840mm
・車両重量:1510kg
・エンジン:直4、1.6ℓ DOHC+ターボ

CLAクラスと同じく、ベンツのセダンの中では小さいエンジンを積んでいるモデルです。CLAクラスに比べ、全体的に一回り大きく、重量では100kgほど重くなっています。それでも燃費がいいのは、Cクラスはかなり最近のモデルで、それだけ技術が進んでいるということです。

車両価格はCLAと違い高くつくので、あまり普通には走っていませんが、日本では一番人気のあるクラスです。

外車の維持費は国産車とどう違うのか

燃費

外車の維持費ランキング・国産車との比較|燃費/車検/保険/保証

近年では外車も、燃費をよくしていこうという動きがあります。日本は狭いため、軽自動車などの車が普通であり、外車は燃費が悪い、無駄だと思うかもしれませんが、海外では今回紹介した車は、比較的小さい車ばかりです。いわば日本でも維持できる程度の燃費、大きさの外車ばかりです。

日本車では、燃費は15km/Lあたりから、ハイブリット車などでは40km/Lなどもあり、特に燃費がいいというイメージがありがちですが、ガソリン車というジャンルの中では、今回紹介した外車もそれほど燃費が悪いわけではありません。

ガソリン代が高く見えるのは、外車は基本的にハイオクガソリンを使用しているからです。日本車で一般的なレギュラーガソリンに比べ、10円ほど高くなるハイオクガソリンは、日本車よりも維持費が高くなってしまう要因の一つです。

しかし、日本のハイオクガソリンは、オクタン価(エンジンがノッキングを起こしにくくなる成分の量)が高いため、レギュラーガソリンと混ぜてうすめて使い、燃料代を節約する人もいます。

車検

外車の維持費ランキング・国産車との比較|燃費/車検/保険/保証

維持費に直接かかわることはあまりありませんが、外車の場合、車検でも日本車と違うことがあります。一番有名なのがベンツのサイドスリップテストで、日本仕様のベンツでも日本の基準には合格しません。こういった仕様は外車の場合、特別に認められるようになっていて車検に通ります。

また、近年ではヘッドライトはすれ違いビーム(ロービーム)での検査に代わり、左ハンドルの直接輸入車、逆輸入車の場合は検査に合格することができずに、ヘッドライトを日本仕様に交換するなどの費用が追加でかかることがあります。

保険

外車の維持費ランキング・国産車との比較|燃費/車検/保険/保証

保険に関しては、日本車と外車では大きく異なります。自賠責保険(強制保険)、任意保険に関しては、基本的に乗る人によって値段が変わるので、日本車でも外車でも大きな差はありません。

しかし、任意保険でも「車両保険」を追加すると話が変わってきます。車両保険とは、本来事故を起こした相手、物に対して適用されますが、車両保険は自分の車に対して適用されます。これは盗難、当て逃げ、車上荒らし、単独事故にも適用されて、保険料は車によって大きく異なります。大体の目安は「盗難されやすい車、スポーツ車、修理に費用が掛かる車、その他事故を起こしやすい車」で、自分の等級や運転の仕方にほとんど関係なく保険料が決まります。

外車は盗難もされやすく、修理に費用も掛かるうえ、ほとんどの車種はスポーツ走行ができるような仕様になっており、日本車よりも保険料が高くなる傾向にあります。余談ですが日本車では、トヨタ・プリウス、ハイエース、ランドクルーザーなどが盗難にあいやすく、保険料が高い車として有名です。

保証

保証とは、販売した新車で最低限の基準を満たせなかった車を無償、または格安で整備したりすることです。通常、新車で車を買うと3年(三菱は5年)の保証が付き、その間の初期不良に対する修理を無償で行ってもらえます。意外と高額になりがちな車の修理費は、保険を適用すると車両保険の値上げをされることもある維持費と密接にかかわるので、できれば修理費は抑えたいものです。

外車にもほとんどの場合で保証制度があり、通常3年、その後も一定額で延長が可能になっていることが多いです。ただ、メーカーによって保障の内容が異なる場合もあり、例えば、メルセデスベンツ・BMWでは「期間内の故障の場合修理費がかからないことがほとんど」なんてメーカーもあります。

通常では保証は初期不良にのみ適用され、ユーザーの運転による故障に対しては有償か、本来の保証に追加料金を払って無償にしてもらい、定期点検もしてもらえるというディーラーもあるので、調べてみてください。

外車は日本車と比べても維持費の面で差が縮まっている

最近では外車でも日本車でも基本的な維持費に関しては大きく差は出てこなくなりました。エンジンの制御の技術が上がり、排気量を大きくしないでも高出力が取り出せるようになったり、ハイブリッド技術などが進化し、根本的に燃費などがよくなってきています。また国内に正規のディーラーを構えたり、コンパクトなハッチバックやミニバンへの進出により、今まで以上に外車が身近になってきています。

しかし、日本車に比べ部品などの入手性の悪さ、それに伴う修理費の増加などから、修理費・車両保険料は依然高いままです。それでも車種によっては、新車価格もそれほど高くなく、維持費も安く済ませられるような車も多くなってきているので、この際外車も検討してみてはいかがでしょうか。

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