ランボルギーニの維持費はいくら?|月・年間維持費/タイプ別比較

ランボルギーニとは?
創設者フェルッチオ・ランボルギーニという方が、元々トラクターを製造していたのが始まりです。当時では、フェラーリが世界最高のスーパーカーであり、フェルッチオ・ランボルギーニも所有していました。当時のフェラーリは、クラッチに欠点がありすぐに故障するという問題点がりました。
度重なる故障でフェルッチオ・ランボルギーニは、自社のトラクター修理工場で修理することにし、分解してみると自社のトラクターと同型のクラッチがフェラーリに使われており、フェルッチオ・ランボルギーニは優秀なメカニックでもあるため自分で修理改善しました。その改善されたフェラーリは、同じフェラーリ、新型フェラーリをぶち抜くほど速かったと言われています。
このことがきっかけで、自動車界に参入し、1962年ランボルギーニが設立され、1963年に「350GTV」というランボルギーニ第1号車が誕生しました。
ランボルギーニの維持費はいくら?
世界最高のスーパーカー「ランボルギーニ」は、スポーツカー好きなら絶対に憧れる車種です。乗りたいけど正直乗れる代物でもない、維持費がバカにならないのでは?普通のサラリーマンには無理?と思ってる方がほとんどだと思います。そこでランボルギーニの維持費を月、年間別に紹介していきます。
もしかしたら、背伸びすれば届く維持費かもしれないですし、実際にサラリーマンの方が所有していたこともあります。
ランボルギーニの月間維持費
ランボルギーニにかかる月の維持費は、どれくらいか紹介します。特にランボルギーニの中でも手が届きそうな、ウラカンを購入したと考えたとしての計算です。車両価格2300万円ローン代は、6年ローンで頭金500万円出したと考え、駐車場代は屋根付きの駐車場、任意保険も平均の金額、ガソリンはハイオク1Lあたり130円1ヵ月500kmを走行したと考えます。
月間維持費名 | 月間維持費額 |
---|---|
ローン代 | 33万円 |
駐車場代 | 3万円(地域による) |
任意保険代 | 2万円(変動あり) |
ガソリン(ハイオク) | 1万3000円(変動あり) |
合計維持費 | 39万3000円 |
もう少しローンの返済額が抑えれれば、年収500万あればサラリーマンでも維持できそうな金額になります。頭金1000万出せれば、何とか維持できそうです。これは、ランボルギーニを新車で購入した場合の設定なので、中古のもっと安く手に入るランボルギーなら維持していくのは可能です。
駐車場の物件は、屋根付きの駐車場でないと雨風が心配ですし、外に出したままですと痛む原因に、いたずらされる原因でもあります。駐車場代は、ケチらずちゃんと保管できるところに置いておくのがベストです。保険やガソリンもビックリするほど高くなく、国産のGT-Rやフェアレディーと変わらない印象です。
ローンさえなければ問題なく維持できそうです。故障などに関しても2002年以降のランボルギーニは、耐久性が良く非常に故障しにくいと評判です。車検代にかかる費用も修理部品などがなければ問題なく維持できる金額です。
ランボルギーニの年間維持費
月間の維持費は、約39万3000円程度かかるのに対し、年間かかるランボルギーニの維持費は、いくらくらいなのか紹介します。自動車税は、1年に絶対必要な費用で、車検費用、重量税、自賠責は2年に1度ですが1年換算で計算していきます。車検費用については修理内容、取り寄せ部品などによりその都度変動がありますのでおおよその費用として考えます。
年間維持費名 | 年間維持費額 |
---|---|
自動車税代 | 8万8000円 |
車検費用代 | 25万 |
重量税代 | 1万6500円 |
自賠責代 | 2万1500円 |
合計維持費 | 37万6000円 |
年間に37万6000円の費用がかかる計算です。月にかかる費用と合計すると、約500万円程度かかる計算です。これは、ランボルギーニを新車でローンを組んだ場合の計算式です。もう少しローン返済額が抑えることができれば、十分維持していくことができる維持費です。もちろん、年収500万円以上ないと少しきつい維持費ですので、無理して購入することはしないようにお願いします。故障することがあればこの計算よりさらに費用はかかってきます。
タイプ別ランボルギーニの維持費比較

ランボルギーニにもたくさんのタイプがありグレードは様々です。そこで、タイプ別に維持費を比較していくとともに、タイプ別に簡単な紹介だけしていきます。今回は、購入費、駐車場代は考えず、維持費のみ紹介します。又車検費用、重量税、自賠責は2年分を1年間に換算しての計算です。
ランボルギーニ・ガヤルド紹介
ランボルギーニ史上No1の生産台数で世に14000台以上出回ったランボルギーニ「ガヤルド」は、イタリヤの警察高速隊のパトカーとしても活躍していました。このガヤルドが製造された当時は、アウディの傘下に所属していたランボルギーニは、アウディ製の部品なども使用されています。このガヤルドの後継車が先ほど維持費の紹介にも出た「ウラカン」です。
ランボルギーニ・ガヤルド維持費
年間維持費名 | 年間維持費額 |
---|---|
自動車税 | 8万8000円 |
車検費用 | 年間換算25万 |
重量税 | 年間換算1万6500円 |
自賠責 | 年間換算2万1500円 |
任意保険 | 20万 |
ガソリン(ハイオク) | 15万(年間6000km走行) |
合計維持費 | 72万6000円 |
ランボルギーニ・ムルシエラゴ紹介
ランボルギーニがアウディの傘下に入って初めて製造したのがこのムルシエラゴです。ディアブロの構造をしっかり受け継いでおり、アウディ社による影響が少ない車種でもあります。ムルシエラゴの後に製造されたガヤルドはアウディ社の設備、部品などを取り入れられています。このムルシエラゴは、世界のレースにも数々参加し優勝という表彰台にいくつも立った車種でもあります。
ランボルギーニ・ムルシエラゴ維持費
年間維持費名 | 年間維持費額 |
---|---|
自動車税 | 11万1000円 |
車検費用 | 年間換算25万円(修理、交換部品があると考える) |
重量税 | 年間換算1万6500円 |
自賠責 | 年間換算2万6000円 |
任意保険 | 20万円 |
ガソリン(ハイオク) | 20万円(年間6000km走行) |
合計維持費 | 80万3500円 |
ランボルギーニ・カウンタック紹介

スーパーカーブームの火付け役となったこのランボルギーニ・カウンタックは、見た目からわかるスーパーカーの雰囲気とドアが上に開くガルウイングドアと呼ばれるものが大人気の秘密です。1990年に製造中止になり、次の後継車ディアブロにバトンタッチしました。カウンタックという呼び方も日本だけで世界では「クンタッシ」と呼ばれています。
ランボルギーニ・カウンタック維持費
年間維持費名 | 年間維持費額 |
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自動車税 | 10万円 |
車検費用 | 年間換算40万円(古い車両なので多めに見積もり) |
重量税 | 年間換算1万8000円 |
自賠責 | 年間換算1万4000円 |
任意保険 | 28万円 |
ガソリン(ハイオク) | 20万円(年間6000km走行) |
合計維持費 | 101万2000円 |
ランボルギーニ・アヴェンタドール紹介

ムルシエラゴの後継車として製造されているアヴェンタドールは、日本で2011年から販売されており大物有名人などがよく所有されています。車両価格は、なんと4200万円と超高額です。サラリーマンならかなり良い家を建てれる金額です。現在は、アヴェンタドールSとして2018年から販売されるでしょう。
年間維持費名 | 年間維持費額 |
---|---|
自動車税 | 11万円 |
車検費用 | 年間換算25万円 |
重量税 | 年間換算1万6500円 |
自賠責 | 年間換算2万1500円 |
任意保険 | 20万円 |
ガソリン(ハイオク) | 15万円(年間6000km走行) |
合計維持費 | 54万8000円 |
ランボルギーニ・ヴェネーノ紹介

ランボルギーニ・ヴェネーノは、まだ世界で3台しか出回っておらず、その車両価格も4億円ほどと言われています。もう雲の上の存在のエキゾチックカーで、アラブの石油王などが所持している可能性が高いです。これから9台の生産をされている情報もあります。気になる維持費ですが、残念ながらお伝えできる情報がありません。車両価格が4億というだけで維持費は他のランボルギーニのタイプと変わらないでしょう。
ランボルギーニ・ウラカン
先ほども紹介したウラカンは、ランボルギーニの新車価格でもっともサラリーマンが購入できるに近いであろう存在のランボルギーニのタイプです。ガヤルドの後継車で現行車では、このウラカンと先ほど紹介したアヴェンタドールの2台がランボルギーニの新車を購入できるタイプの2台です。
ランボルギーニ・ウラカン維持費

年間維持費名 | 年間維持費額 |
---|---|
自動車税 | 8万8000円 |
車検費用 | 年間換算25万円 |
重量税 | 年間換算1万6500円 |
自賠責 | 年間換算2万1500円 |
任意保険 | 20万円 |
ガソリン(ハイオク) | 15万円(年間6000km走行) |
合計維持費 | 72万6000円 |
ランボルギーニの維持費を比較してみて

どのタイプを比較しても、維持費自体の費用はそこまで大きい変わりはないですが、古い車両、駐車しておく場所や条件などで故障の原因や乗り方1つで故障してしまうシビヤな部品等もあります。そして、修理するのにイタリヤから輸入するとなると、修理代というより部品代に費用がかかります。維持費を比較してきましたが、あくまでも参考までに、結果はそこまで大きな維持費の違いはないということです。
ランボルギーニの維持費ブログ紹介

乗っている方の維持費体験を聞くのが1番早いということで、ランボルギーニを所有している方のブログを紹介します。
上記のブログの方は、ランボルギーニを所有してのメンテナンスや維持費などを詳しくブログに綴ってくれていますので、これから乗る方、興味がある方は是非参考にしていただきたいです。
ランボルギーニ中古車の維持費はいくら?

先ほど、新車価格でローンを組んだ維持費の計算をしましたが、中古車でローンを組んだ場合の維持費は、どれくらいか?今回は10年落ちのガヤルドをローンを組んだとして、車両価格は1000万円で5年ローン頭金なしボーナス払いなしの場合の計算です。
年間維持費名 | 年間維持費額 |
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自動車ローン返済 | 220万円(月18万円程度) |
自動車税 | 8万8000円 |
車検費用 | 年間換算25万円 |
重量税 | 年間換算1万6500円 |
自賠責 | 年間換算2万1500円 |
任意保険 | 20万円 |
ガソリン(ハイオク) | 15万円(年間6000km走行) |
駐車場代 | 50万円(地域や駐車場による) |
合計維持費 | 342万6000円 |
約342万円という計算ですが、もちろん走行距離、故障回数、消耗品の交換などで費用はグンと上がったり、下がったりします。ローンを組まず一括返済又は頭金を500万円ほど入れるだけでもかなり費用を下げることができます。ローンを出来るだけ組まずすれば維持自体はそんなに難しくない費用ですし、年収500万もあれば十分維持していくことは可能です。
ランボルギーニの維持は意外にもできそう!?

ここまで、ランボルギーニの維持費について紹介してきましたが、結果的に車両価格が高いだけで、そこまで維持費にかからないのかと思っていただける方もいれば、やっぱり高くて無理と思われた方もいると思います。ですが、ランボルギーニが好きなら少しでも乗りたいと思われるのなら無理して乗ってみるのも良いでしょう。
人生1度きりですので、ランボルギーニが乗りたいと夢があるなら所有し乗っても購入して損はしないですし、後悔もしない車です。それほどまでにランボルギーニは魅力あるスーパーカーです。