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2017年11月08日

キャンピングカーの維持費|年間/マイクロバス/軽自動車/中古

時間や場所の制約を受けない旅を可能にするキャンピングカーの人気が高まっています。購入したいものの、維持費が気になるという人も多いはず。ここではキャンピングカー特有の車両登録についてのお話や、タイプ別の維持費の違いについて紹介しています。

キャンピングカーの維持費|年間/マイクロバス/軽自動車/中古

キャンピングカーの維持費

キャンピングカーの維持費|年間/マイクロバス/軽自動車/中古

最近、街中でもキャンピングカーを見かける機会が増えました。ホテルや旅館の予約が不要な上に、時間の制約を受けないことも魅力ですが、維持費のことが心配で購入に二の足を踏んでします人が多いのも現実です。ここではそんなキャンピングカーの維持費の疑問についてお答えします。

年間の維持費はどのくらい?

キャンピングカーの維持費|年間/マイクロバス/軽自動車/中古

キャンピングカーの年間維持費はどれくらいかかるのでしょうか。ここでは、普通車との比較の意味で、3ナンバーで3トン未満の乗用車と、ハイエースベースのバンコンの違いを見てみましょう。

自動車税は?

キャンピングカーだからといって、自動車税が高くなるということはありません。基本的には普通車と同じです。逆にいえば8ナンバーのキャンピングカー登録であれば、自動車税は安くなります。ちなみにハイエースクラスは、乗用車が51,000円なのに対し、キャンピングカーは40,800円なので、1万円ほどお得です。

重量税は?

重量税も8ナンバーでは安くなります。3ナンバーで3トン未満だと乗用車が49,200円に対し、キャンピングカーは24,600円です。この重量税は車検の際に支払う金額なので、年間の費用としては、この金額を2で割った数字ということになります。

車検にかかる費用は?

車検の際にかかる税金などの法定費用以外の手数料や整備費用に関しては、基本的に乗用車と変わりません。ただし8ナンバー登録の場合、通常は3年目にやってくる最初の車検が、2年目になるので注意が必要です。2回目以降の車検は、2年ごとで乗用車と同じです。

自動車保険はいくらかかる?

自動車保険は車両価格によって保険料が変わります。キャンピングカーは居住部分を持ち、車両価格が乗用車に比べて高いため、保険料も割高となります。また保険会社によっては、キャンピングカーの保険自体を受け付けてないところもありますので、事前に確認することが必要です。

高速料金は高くなるの?

キャンピングカーという性格上、長距離移動が中心となり、高速道路を利用する機会も多いはずです。ですが、キャンピングカーの場合、8ナンバー登録であれば高速料金は普通車の料金が適用されます。ですから車体の大きなキャブコンやバスコンタイプであっても、コンパクトカーと同じ料金で高速道路が利用できます。

駐車場代はやっぱり高い?

自宅に駐車スペースがなく、駐車場を賃貸で借りる場合の駐車場代は、基本的に普通車と同じ料金です。ただし、旅行先で有料駐車場を利用する場合、車のサイズによっては高い料金を適用される場合がありますので、注意が必要です。

ガソリン代はどのくらいかかるの?

燃費に関していえば、さまざまな装備品の影響で重量が増えたキャンピングカーは、同クラスの普通車に比ると悪い傾向にあります。まして長距離を走る機会の多いキャンピングカーにとっては、燃費の悪さは大きな問題です。燃料代節約のためには、ディーゼルエンジン車を選ぶのも一つの手です。

メンテナンス費用は?

エンジンや足回りといった基本的なクルマの整備にかかる費用は、乗用車とかわりません。キャンピングカーの場合、これに加えて居住部分のメンテナンスが必要になります。キャンピングカー内で使う電力を供給するサブバッテーリーは、2~3年ごとの交換が必要ですし、水回りのメンテナンスも定期的に行わなくてはいけません。

8ナンバー登録について

キャンピングカーの維持費|年間/マイクロバス/軽自動車/中古

税制などさまざまな面で優遇が受けられ、維持費圧縮の強い味方となってくれる8ナンバー登録。この8ナンバーのキャンピングカー登録を行うには、以下の要件を満たすことが必要です。

就寝設備があること

就寝設備は、「1名あたり 最低でも180cm×50cmの大きさがあり、完全に平らな状態にあること」となっており、この条件を満たす就寝設備が、乗車定員の1/3以上必要です。

給排水設備があること

給排水設備については、「10リットル以上の給排水の貯水能力があること」が条件となっています。

食品を加熱する設備があること

いわゆるコンロです。条件としては、「炊事が行えること」とあり、「コンロ周辺の天井高は1600㎜以上の空間があること」となっています。

普通車のキャンピングカーとは?

キャンピングカーに興味はあるものの、維持費も心配だし、普段は乗用車として使いたい、という方も多いはずです。そんな人たちにおススメなのが、普通車をキャンピングカー仕様に改造するという方法です。

業者に頼むという方法もありますが、DIYで自作も可能です。8ナンバー登録をしないのであれば、厳格な規程などなありません。ホームセンターで購入したコンパネなどを利用したベッドを自作すれば、それだけで車内での就寝も可能ですし、折り畳み式にすれば、普段は普通車として使うことができます。

ベース別キャンピングカーの維持費の比較

キャンピングカーのベース車には、さまざまな車種が用いられます。ここではベース車別の維持費の違いを比べてみます。

マイクロバス(バスコン)

マイクロバスをベースにしたいわゆる「バスコン」の魅力といえば、広い空間と乗り心地の良さです。では維持費の方はといいますと、ベースとなるマイクロバスのエンジンが4,000㏄超のものがほとんどで、車体の重量も大きいため、自動車税・重量税ともに6万円を越えます。

8ナンバー登録が基本のため、高速料金は普通車と同じですが、6メートルを超える全長のため、駐車料金やフェリーの料金なども普通車に比べて高くなってしまいます。

ハイエース(バンコン)

もともとが3ナンバーの普通車であるハイエースがベースのいわゆる「バンコン」。維持費も先に書いたように、いずれの項目も普通車と大差がない上に、8ナンバー登録であれば税制面でのメリットもあります。

軽自動車

最近はやりの軽キャンパーの維持費を、軽自動車と比べてみます。自動車税は5ナンバーの軽自動車が7,200円に対し、8ナンバー登録の軽キャンパーは4,000円です。重量税は年間で比較すると5ナンバーの軽自動車も8ナンバーのキャンパーも50,000円と同額です。

これだけ見ると、軽キャンパーも軽自動車税の分だけ8ナンバー登録がお得なように思えますが、軽自動車の維持費の金額自体が小さいため、お得感は普通車や大型車ほどではありません。おまけにキャンピングカー登録の場合、自動車保険を受け付けてくれない保険会社が多いことも頭に入れておく必要があります。

軽トラ

軽トラベースのキャンピングカーも人気が高まっています。ではこちらの維持費は、と言いますと、ベースである4ナンバーの軽トラと8ナンバー登録の軽トラキャンパーでは、自動車税・重量税ともに金額は同じです。つまりこの軽トラキャンパーに関しては、わざわざ8ナンバー登録にするメリットは全くないと言っても過言ではありません。

トラック(キャブコン)

トラックをベースにしたキャンピングカー、いわゆる「キャブコン」の維持費についてです。こちらもバスコンと同様、ベースとなるトラックに架装を行うことから、8ナンバーのキャンピングカー登録が基本となります。したがって、普通車に比べると税金や高速料金などの面では優遇を受けられます。

ただし、同じキャンピングカーの中で比較すると、車両自体が大きくなる分、重量税や燃費などの維持費の面では、若干割高となります。

車種別キャンピングカーの維持費

コースター

トヨタのマイクロバス「コースター」をベースにした、いわゆるバスコンタイプのキャンピングカーです。広い車内はさすがに居住性も高いのですが、車両価格も800万円以上とキャンピングカーの中でもかなり高い部類と言えます。

維持費に関しては、4,009㏄とエンジンが大きいこともあり、自動車税も6万円を超えます。ディーゼルエンジンなので、同クラスのガソリンエンジンに比べると燃費は良く、9㎞/Lほどは走りますし、燃料単価もガソリンに比べ安いので、その点ではお得です。

車両価格の高さとボディの大きさから、保険料や駐車場代もかかることから、購入にあたってはそれなりの維持費を強いられる覚悟は必要です。

ラクーン

軽自動車をベースに架装を行ったキャンピングカーの「ラクーン」が大人気です。全長、全高、全幅が軽自動車枠を超えるため、普通自動車登録になりますが、その居住性や快適性はやはり他の軽キャンパーを凌駕していると言えます。

維持費の面では、普通車登録のため自動車税は年間2万3600円、重量税は2万5200円(2年)と軽キャンパーとしては高いものの、それでも普通車と比べるとまだまだメリットはあります。燃費は一般道で10㎞/L前後、高速で12㎞/L前後と、こちらも車両の重さの割りには健闘している方です。

メンテナンス費用や消耗パーツも軽自動車並みの価格で済むことから、キャンピングカーとしての維持費と快適性を考えたとき、その費用対効果はかなり高いと言えます。

中古キャンピングカーの維持費

キャンピングカーの維持費|年間/マイクロバス/軽自動車/中古

キャンピングカーは欲しいけど、その値段の高さで踏み切れない人にとって、価格の安い中古車は魅力です。では中古のキャンピングカーの維持費はどれぐらいかかるのでしょうか。

まず注意しなくてはいけないのが、キャンピングカー登録といえども、自動車税や重量税はガソリン車で登録後10年、ディーゼル車で登録後13年以上経過すると、税率がアップするということです。

また、年数を経た車両は燃費が若干悪くなったり、修理代や交換パーツの費用がかさむ可能性もあることを頭に入れておく必要もあります。中古キャンピングカーを購入する際は、車両の安さだけに飛びつくのではなく、その価格が後々の維持費と見合うのかを検討することが大切です。

維持費の違いを理解し自分に合ったキャンピングカーを選択しよう

キャンピングカーの維持費|年間/マイクロバス/軽自動車/中古

自由な旅を実現できるツールとして人気のキャンピングカーの維持費について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。キャンピングカーには、ベースとなった車両によっていろいろなタイプがあり、その維持費も異なります。予算や旅のスタイルに合わせ、自分に最適なキャンピングカーで旅を楽しみましょう。

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