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2017年10月17日

軽自動車の年間維持費は?年別・中古車

今回の記事は軽自動車の年間維持費について記載しています。軽自動車の年間維持費について、細かく項目分けをして必要な金額を割り出しています。さらに、登録年度別や中古購入の場合の維持費を算出し、比較することで、どの項目が最も影響が大きいかを明らかにしました。

軽自動車の年間維持費は?年別・中古車

軽自動車の年間維持費は?

軽自動車の年間維持費は?年別・中古車

今回の記事では軽自動車の年間維持費について見ていきます。維持費はガソリン代を始め、実にさまざまな項目があり、購入年度などによっても上下します。まずはホンダ「N-BOX」の2017年9月発売モデルを対象にし、2017年に新規購入した場合の軽自動車の年間維持費を見ていきましょう。

月単位でかかる維持費は?

軽自動車の年間維持費は?年別・中古車

まずは月単位でかかるN-BOXの維持費を見ていきます。月単位でかかる維持費は「ガソリン代」と「駐車場代」です。

ガソリン代は月間走行距離を1,000kmとし、N-BOXの燃料のレギュラーガソリンの価格は、現時点の価格の「128円」としました。また、駐車場代は地方か都心部かで大きな差がありますが、ここでは「1万円」として計算しています。詳細は下表のとおりです。

維持費項目維持費
ガソリン代6,805円
駐車場代10,000円

年単位でかかる維持費は?

軽自動車の年間維持費は?年別・中古車

次は年単位でかかるN-BOXの維持費です。年単位でかかる維持費は「軽自動車税」「車検代」「任意保険料」「メンテナンス費」です。まずはこれらの価格を見ていきましょう。

維持費項目維持費
軽自動車税8,100円
車検代46,900円
任意保険料43,900円
メンテナンス費12,000円

軽自動車税は軽自動車の種別によって決まります。自動車税のように車の仕様によって決まるわけではありません。個人が購入する場合は、ほとんどの場合が5ナンバーの自家用でしょう。この場合の軽自動車税は10,800円です。

なお、軽自動車税には自動車税と同じく、「エコカー減税対象車」による減税があります。N-BOXの場合は25%の減税がかかるため、軽自動車税は8,100円です。

次に車検代ですが、上表の車検代はカーショップや車検専門店での価格です。ディーラーに依頼すると、この金額より高くなる可能性があります。

また、車検代には自動車重量税が含まれてるのですが、軽自動車の自動車重量税は車の重量に関係無く、エコカー減税対象車であるかどうかで金額が変わります。N-BOXはエコカー減税対象車で、自動車重量税が減税されるので、車検代が安いです。

次に任意保険料ですが、条件は「30歳以上補償、13等級、運転手範囲は本人と配偶者、車両保険あり」であり、上表の価格は各保険会社の見積平均額です。

最後にメンテナンス費ですが、「オイル交換費」「タイヤの買い替え代」「バッテリー交換費」を合計したものとなります。オイル交換は走行距離5,000kmまたは半年で交換で、費用は3,000円としましたので、年2回で6,000円です。

タイヤ買い替え代は5年で交換としています。費用は20,000円で、年平均で4,000円です。
バッテリー交換費は5年交換で費用10,000円としましたので、年平均で2,000円となります。合計で12,000円です。

年平均でかかる維持費

軽自動車の年間維持費は?年別・中古車

上述の月単位と年単位それぞれでかかる維持費をまとめ、月平均と年平均にかかる維持費を算出しました。詳細は下表のとおりです。

維持費項目月平均維持費年平均維持費
ガソリン代6,805円81,660円
駐車場代10,000円120,000円
軽自動車税675円8,100円
車検代2,058円23,450円
任意保険料3,658円43,900円
メンテナンス費1,000円12,000円
合計24,196円289,110円

上表を見ると、とにかく高額なのは駐車場代、次がガソリン代、任意保険料と続きます。駐車場代は住んでいる地域で大きく変わりますし、ガソリン代も月間走行距離によって大きく変動します。また、任意保険料は車両保険の有無で金額が全く違いますので、これら3つは各個人によって大きく変動する項目です。

逆に軽自動車税やメンテナンス費は大きく変動することはありません。また、車検代も部品交換などがないなら基本料金と法定費用、印紙代のみになりますので変動はほとんどありません。

年度別の軽自動車の維持費

軽自動車の年間維持費は?年別・中古車

この項では年度別の軽自動車の年間維持費を見ていきましょう。この年度別で差が生じてくるのは「税金」と「ガソリン代」です。

2017年度新規登録の軽自動車の年間維持費は?

軽自動車の年間維持費は?年別・中古車

まずは2017年に新規登録された軽自動車の年間維持費を見ていきましょう。新車を購入する場合にもっとも当てはまるケースです。2017年新規登録車は、「エコカー減税」制度による減税の恩恵を受けることができます。

このエコカー減税は、軽自動車の場合、平成27年4月1日以降に新規登録した車のみに適用されるため注意が必要です。この場合の年間維持費は、上述した項目でまとめた年間維持費と同額になります。

2015年度新規登録の軽自動車の年間維持費は?

軽自動車の年間維持費は?年別・中古車

次は2015年度に新規登録された軽自動車の年間維持費を見ていきましょう。2017年度登録車と違う部分は「エコカー減税の考え方」と「燃費」です。

まずはエコカー減税についてです。2015年度新規登録車はエコカー減税による減税を受けることができます。しかし、2017年度に登録された車と若干異なる部分があります。

2017年度に登録された車がエコカー減税対象車になるための条件は、「平成27年度燃費基準+10%以上達成」です。しかし、2015、2016年度の登録車の条件は、「平成27年度燃費基準+5%以上達成」となっています。

つまり、2015年度の登録車の方が2017年度の登録車に比べ、エコカー減税対象車の条件が緩いんです。よって、2015年度~2016年度に登録された車種にはエコカー減税対象車が最も多いということになります。

次は燃費です。2017年度新規登録車に比べて、2015年度新規登録車はおよそ2年前の車になりますので燃費が悪い可能性が高くなります。ここでは、2015年11月発売モデルのN-BOX(エコカー減税対象車)と上述のN-BOXの年間維持費を比較してみましょう。

維持費項目2017年度登録車2015年度登録車
ガソリン代81,660円88,225円
駐車場代120,000円120,000円
軽自動車税8,100円8,100円
車検代23,450円23,450円
任意保険料43,900円43,900円
メンテナンス費12,000円12,000円
合計289,110円295,675円

上表を見たらお分かりいただけるでしょう。大きな差が生じた年間維持費項目はガソリン代だけです。また、同じエコカー減税対象車であれば、両車の税金の部分は変わりません。

2014年度新規登録の軽自動車の年間維持費は?

軽自動車の年間維持費は?年別・中古車

最後は2014年度新規登録車の年間維持費を見ていきましょう。2017年度登録車に比べて違う部分は「ガソリン代」と「税金」です。

まずガソリン代ですが、理由は2015年度登録車の場合と同じです。2017年度登録車から見ておよそ3年前の車ですから、燃費の差異による年間維持費への影響は大きいと言えます。

次に税金部分ですが、まず2014年度以前の登録車と2015年度以降の登録車では軽自動車税が異なります。2015年度以降の登録車(5ナンバー自家用)の軽自動車税は10,800円ですが、2014年度以前の登録車は7,200円です。また、2014年度以前登録車の軽自動車税にはエコカー減税による減税がありません。

しかし、今回のN-BOXの場合は、2015年度以降登録車の軽自動車税がエコカー減税による減税を受けても8,100円です。よって、2014年度以前登録車の方が軽自動車税は安いことになります。自動車重量税については大きな違いはありません。

では、両車の年間維持費を比較してみましょう。2014年度登録車は、2014年4月発売モデルを採用しました。

維持費項目平成27年度登録車平成24年度登録車
ガソリン代81,660円90,299円
駐車場代120,000円120,000円
軽自動車税8,100円7,200円
車検代23,450円23,450円
任意保険料43,900円43,900円
メンテナンス費12,000円12,000円
合計289,110円296,849円

結果は平成27年度登録車の年間維持費の方が安くなりました。軽自動車税は平成24年度登録車の方が安いものの、ガソリン代ではそれを凌ぐ差がついています。

また、エコカー減税による軽自動車税の減税は、「車を新規購入した翌年の1回のみ」となり、それ以降は10,800円になってしまうため、上表の軽自動車税の差はさらに開くことでしょう。しかし、それを見積もってもガソリン代の差は埋められないため、結局は平成27年度登録車の方が年間維持費は安いという結論になります。

中古車の軽自動車の年間維持費

軽自動車の年間維持費は?年別・中古車

中古車の年間維持費についてですが、注目するのは「エコカー減税」です。結論を言うと、中古車でもエコカー減税は受けることができます。

しかし新車購入時とは違い、軽自動車税の減税は受けることができません。また、自動車重量税に関しても、適用される条件が異なります。自動車重量税の減税を受けることができるのは、次の3つの場合です。

1.ガソリン車で、平成17年排ガス規制75%低減を達成している車のうち、平成27年度燃費基準+20%達成車および平成32年度燃費基準達成+20%達成車
2.ガソリン車で、平成17年排ガス規制75%低減(☆☆☆☆)達成車かつ平成27年度燃費基準+20%達成車
3.上記以外で、現行のエコカー減税の環境基準に適合していること

1の項目を達成した場合は自動車重量税は免除、2の項目を達成した場合は自動車重量税50%減税、3の項目を達成した場合はエコカー本則税率が適用されます。エコカー本則税率は通常の自動車重量税よりも安い税率です。

これをN-BOXの場合に当てはめてみます。中古購入するのは2015年年11月発売モデルです。影響を受けるのは軽自動車税と自動車重量税です。まず自動車重量税は、3の項目に当てはまりますのでエコカー減税が適用され、新規購入した場合と自動車重量税が同じになります。

次に軽自動車税ですが、この項目は減税がありません。よって新車購入時の8,100円より2,700円高い、10,800円になります。

よって、この場合の中古車の年間維持費は、新車購入の場合より2,700円高いという結果になります。また、上述のとおり、軽自動車税の減税は新規購入した翌年の1回のみになりますので、その時以外は中古購入した場合と年間維持費は同じです。

中古車ですので車検時に部品交換などが必要な可能性は新車より高いと言えますが、確実にかかる費用に関しては、それ程の違いはありません。

注目すべきは燃費!

軽自動車の年間維持費は?年別・中古車

以上、N-BOXをモデルとして軽自動車の年間維持費を見てきましたが、いかがだったでしょうか。年度別で年間維持費を比べると、「ガソリン代」の差が最も影響が大きいことがわかりました。エコカー減税による違いもありますが、軽自動車は元々の税金額が安いため、それ程の差は生まれません。

また、新車と中古の場合で比較すると、税金部分に差があります。しかし、この差は年間維持費から見ると微々たるものです。よって、年間維持費を抑えたい時はまず各車種の燃費を見ることをおすすめします。燃費から1年にかかるガソリン代を算出できますので、自宅で気軽に購入希望車種の維持費を比較できます。

気になる車がありましたら、ぜひ一度調べてみましょう。

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