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2017年08月31日

車のローンの審査の流れ・金利・何年で組むべきか・デメリット

「車が欲しい!」そう思ったときに最初に直面する問題がお金の問題です。一括で買える車を選ぶのか、ローンを組んで憧れの車を買うのか、悩みは尽きません。車の賢い買い方やローンの種類、審査についてなど、車の購入を検討中の方に有益な情報をお届けします!

車のローンの審査の流れ・金利・何年で組むべきか・デメリット

車が欲しい!お金はどうする?

車のローンの審査の流れ・金利・何年で組むべきか・デメリット

運転免許を取得したときや、今の車が車検を迎えるときなど、「新しい車が欲しいな」と思うタイミングがあります。そんなときにまず考えるのがお金を工面する方法です。人生で「車は家の次に大きな買い物」と言っても過言ではありません。

そのため、買い方に悩まれる方も多く、自分に合わない買い方をすると最悪の場合車を手放さなければならない事態に陥りかねません。一括で買うのかローンを組むのか、頭金はどうするのか、など様々な疑問や悩みについて、そして自分に合った買い方を正しく選べるよう、車の買い方についてお伝えします。

車を一括で買うときのメリット・デメリットは?

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それではまず車は一括で買うかローンを組んで買うか、どちらが良いのでしょうか。一括購入のメリットはなんと言っても利息がかからないことです。ローンを組むと必ず金利があり利息が発生するため、総額するとローンを組んだ価格よりも割高に支払いをしなければなりません。

しかし、ディーラーなどでは自社でローンを組んでもらえると、手数料での収益アップが見込めるため、その分車の本体価格を値引きしてくれることがあります。またローンでの購入を視野に入れると、一括購入では手の届かないグレードや車種を選べるようになり、車の選択肢も広がります。つまり購入できる車が限られてくることや、貯蓄が減ってしまうことが一括購入のデメリットと言えます。

一般的に働き始めたばかりでまとまったお金を用意出来なかったり、子供がまだ小さくこれから教育資金がかかるため貯蓄を減らしたくない、などの理由で、主に若い世代は車をローンで購入される方が多い傾向にあります。それでは車をローンで購入する方法について詳しく見ていきましょう。

車をローンで買うときの審査の手続きと流れは?

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特に初めてローンを組む方は、ローンってどうやって組むのでしょうか。必要な書類や、審査には通るのかなど、沢山の疑問や不安があるでしょう。ここではまず、ローンを組む方法とその後の流れをご説明します。

車のローンをディーラーで組む場合は?

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まずディーラーで車ローンを組むときの申し込み方法です。

1.車を選ぶ
2.その場で申込書に記入をして審査に出す
3.審査に通れば納車の手続きが始まる

ディーラーローンは車を選んでその場で申込書に記入するだけで、あとの手続きは基本的に全てディーラーの営業マンが行ってくれます。

必要書類は

・運転免許証
・毎月の支払いをするための口座情報がわかるもの(通帳やキャッシュカードなど)
・その口座のお届け印

と、用意する書類もなく非常に楽で簡単です。

車のローンを銀行で組む場合は?

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次に銀行で車のローンを組むときの申し込み方法です。銀行には様々な用途で利用できるローンが多数用意されていますが、ここでは車を買うときに組むオートローンやマイカーローンを利用する際の申し込み方法をお伝えします。(銀行によって多少の違いがあります。)

1.車を選ぶ
2.車の見積書をもらう
3.借りたい銀行のインターネットや窓口で仮審査の申し込みをする
4.仮審査の結果が後日郵送や電話、メールなどで届く
5.審査がOKの場合、本審査の申込書が郵送で届く
6.本審査の申込書と必要書類を返送する、又は銀行に出向いて記入する
7.来店不要の銀行の場合は申し込み確認の電話が入る
8.指定の口座に振り込みされる
9.購入店舗に支払う
10.支払い確認の為に購入店舗から発行された車の領収書の提出をする

必要書類は

・本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
・年収のわかるもの(源泉徴収票や市区町村が発行する住民税課税決定通知書などの
所得証明書など)
・使用用途のわかるもの(請求書や注文書、契約書など)
・その銀行の口座とお届け印
・契約後支払い確認の出来る書類(領収書など)

少し複雑で、必要書類も準備が必要です。

ディーラーローンか銀行ローン、どちらがいいの?

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では車をローンで購入する場合、ディーラーローンか銀行ローン、どちらを利用すれば良いのでしょうか。審査方法や必要書類を見ると、ディーラーローンの方が断然楽で良く見えます。しかしディーラーローンと銀行ローンでは他にも様々な違いがあります。それぞれのメリットとデメリットをしっかり理解して選択するようにしましょう。

ディーラーローンで車を買うメリットは?

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ディーラーローンのメリットはまず前述したように、手続きが簡単なこと、そしてディーラーローンを使うことでディーラーが手数料収入を得られるため、車の本体価格を値引きしてもらえる可能性があることです。さらに土日でも審査可能で、審査にかかる時間も短く、最短で1時間もしないうちに審査結果がわかります。

一般的に銀行ローンよりも審査のハードルが低く、審査に通りやすいとも言われています。もしそのままの状態で審査に通らなくても、ディーラーの営業マンは車を売りたいので、頭金の支払いや保証人をつけるなど、審査に通るように様々な提案をしてくれます。

ディーラーローンで車を買うデメリットは?

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次にデメリットですが、金利が銀行のローンよりも高いことが多いので、利息が高くなり支払額が増えます。しかしディーラーローンは、時期や車種によって金利の優遇キャンペーンをしていることがあるので、その場合あまり銀行ローンと利息が変わらない場合もあります。

一番のデメリットはローンを完済するまで、車の名義がディーラーかローン会社になること、つまり所有権が自分にないということです。これによりローンの途中での売却が難しくなります。ディーラーローンが銀行ローンよりも審査に通りやすいのは、このように車を担保に取っているからです。

さらにあまり知られていませんが、基本的にディーラーローンは車の本体とオプションの代金分しかローンを組めません。車を買う際には本体代金以外にも諸経費がかかります。諸経費とは自動車税やリサイクル税、車庫証明費用などで、総額すると車の本体価格の10%程度の費用になります。つまり諸経費分は現金が必要になるのです。

ただし下取りに出す車がある場合は、下取り費用を諸経費に充ててもらうことで現金を用意する必要がなくなる場合もあります。

銀行ローンで車を買うメリットは?

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銀行で車のローンを組む際のメリットは、なんと言っても金利が安いことです。さらに車の本体代金だけでなく諸経費も全てローンに組み込むことが可能ですので、現金を用意する必要がありません。そして車を決める前でも、仮審査をして融資可能な金額を教えてくれますので、いざ車を決めてローンを通したら審査に通らず、その車を諦めることになった、という残念な事態を防ぐことが出来ます。

そしてディーラーローンと違い、車は購入した時点で自分の名義になりますので、ローンの途中でも自由に売却が出来ます。

銀行ローンで車を買うデメリットは?

車のローンの審査の流れ・金利・何年で組むべきか・デメリット

銀行ローンのデメリットは、やはり手続きが面倒なことです。銀行の開いている「平日の3時までに窓口に来て下さい」と言われても、仕事などでなかなか都合がつかない方も多いでしょう。しかし最近では来店不要の銀行ローンや、窓口ではなくATMのような機械で申し込みが出来る銀行も増えてきていますので、銀行に足を運ぶ時間がない方はそのような銀行を選ぶと良いでしょう。

ですがやはり審査にはそれなりの日数がかかりますし、特に来店せずに郵送でのやり取りをする場合は、必要書類が手元に届くまでにも日数が必要になります。さらにディーラーローンよりも審査のハードルが高いことが多く、審査に通らなかったり希望額の融資が受けられない可能性もあります。

またローンを受けたい銀行の口座を持っていない場合は新規開設が必要になりますので、必要な手続きがさらに増えることになります。

車のローン、金融機関を選ぶときのポイントは?

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このように、ディーラーローンと銀行ローンではそれぞれメリットとデメリットがありますので、一概にどちらがいいとは言い切れません。さらにディーラーローンでも時期やそれぞれのディーラーによって金利が違います。

例えば「トヨタのプリウスが欲しい!」と考えた場合、プリウスはトヨタ・ネッツトヨタ・トヨタカローラ・トヨペットで購入出来ますが、どこを選択するかで金利が変わる場合があります。銀行ローンの場合はどの銀行を選択するかで金利が違うだけではなく、来店が必要かどうかも変わって来ます。

自分にとって一番良い金融機関を選ぶ為に、事前にしっかりリサーチをすることが大切です。

そもそも金利ってなんなの?

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ローンを選ぶときに金利は重要なポイントです。しかしそもそも金利とは何でしょうか。何となく低い方がいいのはわかるのだけれど、数パーセント違うだけでそんなに変わるものなのでしょうか。

金利とはお金を借りるときの利子、つまりレンタル料金がどれぐらいかかるのか、を表しています。100円を借りた時の金利が5%ならば、利子は【借りた金額100円×金利5%=利子5円】ですので、総支払い額は105円になります。では金利が10%ならばどうでしょうか?【借りた金額100円×金利10%=利子10円】ですので、総支払い額は110円になります。

借りた金額が安い場合はそこまで気にならないかもしれませんが、例えば500万円の車に対する利息は5%で25万円、1%上がって6%になると30万円になります。なんと1%で5万円も変わるのです。しかしこれは「500万円借りて1年後に一括返済した場合」です。ローンを組むと毎月支払いがありますので、実際の利息の計算はもっと複雑です。

変動金利と固定金利って?

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次に金利には変動金利と固定金利があることをご存知ですか?固定金利とは、その名の通り金利が固定されており、返済期間中ずっと同じ金利で支払いをします。一般的に変動金利は固定金利よりも金利が安いことが多いです。

その代わり、返済期間中に金利が変わるリスクがあります。変動金利は今の景気によって金利が変わるので、返済期間中に景気が良くなると、金利が上がり、支払額が増えるのです。どちらを選ぶのかは難しいところですが、現状日本の景気がすぐに良くなるとは考えにくいので、3年や5年程度の短い期間でローンを組む場合は変動金利を、それ以上の長い期間でローンを組む場合は固定金利を選ぶ方が安心だと言えます。

金利のシュミレーション方法は?

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では実際にかかる利息はどうやって計算するのでしょうか?利息の原則は【借りた金額×金利】ですが、毎月支払いをすると借りている金額が変化します。さらに金利は別名「年利」とも言われ、1年での利率を表していますので、1年払いでない場合は【金利÷365日×借りた日数】がその時点での金利になります。

つまり【借りた金額×金利÷365日×借りた日数】が利息の計算式となります。言葉では難しく感じますので、実際に計算をしてみましょう。

計算方法は?

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10万円を金利5%で借り、毎月1万円ずつ返済する場合、利息はいくらかかるのでしょうか。(ここでは1ヶ月を30日と仮定し、小数点以下は切り捨てにしています。)

まず初月は、借りた金額10万円×金利5%÷365日×30日=410円で利息が410円かかります。よって返済した1万円のうち9,590円が元金の返済に、410円が利息の支払いに充当されます。

2ヶ月目は、借りた金額10万円から先月返済した9,590円を引いて、90,410円を借りた金額として計算をします。残額90410円×金利5%÷365日×30日=371円となり、利息は371円に減ります。よって返済した1万円のうち9629円が元金の返済に、371円が利息の支払いに充当されます。

このように利息の計算はとても複雑です。最近ではインターネットで「金利 シュミレーション」などと打ち込むと、自動で計算してくれるサイトも沢山ありますので、是非利用しましょう。

返済方式も色々あるの?

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実はローンには元利均等返済方式と元金均等返済方式という、2種類の返済方法があります。元利均等返済方式は、毎月の返済額が一定で、その中から元金に充てる分と利息に充てる分がそれぞれ充当されます。つまり先ほど計算したように返済額は常に1万円、けれども元金の返済に充てられている金額と、利息の支払いに充てられている金額は毎月自動的に変わる、という支払い方です。

もうひとつの元金均等返済方式は、元金に充てられる金額を一定にする支払い方です。こちらの支払い方法では、毎月1万円の元金を返済する場合、月々の支払額は『1万円+利息分』となり、月によって支払額にばらつきが出ます。

どちらがいいの?

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では元利均等返済方式と元金均等返済方式どちらが良いのでしょうか?

元利均等返済方式は、毎月の支払い額が一定ですので、計画が立てやすいというメリットがあります。反対に元金均等返済方式は、毎月の支払額は変化しますが、その分元金が早く減るので総額すると元利均等返済方式よりも支払額が少なく済むというメリットがあります。

どちらが良いとは一概には言えませんが、基本的にローン会社や銀行は元利均等返済方式の方が支払ってもらえる利息が増え、会社の利益が増しますのでそちらをおススメしてきます。それぞれのメリットとデメリットを理解し、きちんと選べるようにしておきましょう。

金利が安い?意外な落とし穴も!

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「一番金利の安いところでローンを組みたい」と思うのが当然のところですが、その際に注意して頂きたいことがあります。一般的に金利の表示を見ると『○○%~○○%』と幅を持たせた書き方がしてあります。これは「この中のどこかの金利になりますよ」、ということで、最終的な金利は審査の状況によって申し込みをした金融機関が決めます。

つまり『1%~5%』とかいてある場合は、5%になることを想定してシュミレーションをしておかなければいけません。

ローンの期間は何年で組むべき?

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ローンのシュミレーションをする中で大切なことは金利だけではありません。ローンの返済期間によっても毎月の支払いや利息の総額は大きく変わります。ではローンは何年で組むべきなのでしょうか。

そもそも何年まで組めるの?

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車は新車で購入してからおおよそ10年程度で寿命がやってくると言われています。ですから、マイホームのように何十年というローンを組むことは出来ません。一般的に車のローンは10年が最長とされています。ただし、銀行ローンは10年まで対応しているところが多いですが、ディーラーローンですと最長5年というところもあります。

ローンは何年で組むべき?平均は?

車のローンの審査の流れ・金利・何年で組むべきか・デメリット

では何年で組むべきなのでしょうか。最長の10年で組めば、毎月の支払い金額を抑えることが出来ます。しかし総支払で見ると利息が高くなり、無駄なお金を払うことにつながります。

そして困るのが「絶対に10年間はこの車に乗るぞ」と思って10年ローンを組んだとしても、10年先のことはわかりません。家族が増えていて、今の車だと手狭になっているかもしれませんし、転勤や転職をして車に乗れない環境になるかもしれません。もしくは新しい車に心が奪われているかもしれません。

もしも事故を起こしてしまうと、どんなに乗りたくても廃車にするしかない可能性もあります。そうなってしまったときに長期のローンは『車はないのにお金だけ払わなければいけない状況』や『新しい車との二重ローン』を作り出しかねません。

車のローンの平均は3年~5年程度と言われています。5年以降は車のメンテナンスにも費用がかかるようになる可能性が高いので、ローンと修理費用のダブルパンチにならないよう、車のローンを組む際は年数もよく考えましょう。

車を買うのに頭金は必要?

車のローンを組む際にもう一つ重要なのが頭金です。頭金を支払うかどうか、悩まれる方も多いですが、頭金を入れることで返済期間を短くしたり、月々の支払額を減らすことが可能です。しかしまとまった金額を用意するのが難しい方もいらっしゃいます。頭金は絶対に必要なのでしょうか。

頭金が絶対にいる場合は?

車のローンの審査の流れ・金利・何年で組むべきか・デメリット

まずディーラーローンでは前述したように、ローンを組むことが出来るのは『車の本体代金とオプション品』だけですので諸経費分は頭金として用意する必要があります。諸経費とは自動車税やリサイクル税、車庫証明費用などで、総額すると車の本体価格の10%程度の費用がかかります。

次に銀行ローンですが、銀行ローンは諸経費もローンに組み込むことが出来るので、頭金を支払わないことが可能です。しかし年収以上のローンを組む場合や、年間の返済額が年収の40%を超えてしまう場合は頭金が必要になります。この年間の返済額には車のローンの金額だけでなく、銀行や消費者金融へのあらゆるローンの返済額や、キャッシングやクレジットカードの返済額、奨学金、さらには携帯電話の本体代金の割賦払い金も含まれます。

他にも審査により融資可能額が車の代金を下回ってしまうと、必然的に不足分を補うための頭金が必要になります。

頭金を用意するならどれぐらい必要?

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では頭金は具体的にいくら用意するのが望ましいのでしょうか?これには明確な基準はありませんが、最低でもディーラーローンの場合は諸経費分として車の10%程度、銀行ローンの場合も銀行によっては必要額の10%以上ないと頭金として認められない場合がありますので、まずは組みたいローンの10%を最低限の目安にすると良いでしょう。

結局のところ頭金は用意した方がいいの?

車のローンの審査の流れ・金利・何年で組むべきか・デメリット

頭金を用意した方が良いかどうかと聞かれると、答えは「YES」です。用意出来るならばそれに越したことはありません。頭金を用意すると返済期間を短くして利息の支払いを減らせるだけではなく、借入先の金融機関によっては金利を優遇してくれる場合もあるからです。先ほど金利は「○○%~○○%」と幅を持たせてあるとお伝えしましたが、頭金を入れることでこの下限額に近づく可能性があるのです。

さらには頭金を入れることでローンに通りやすくなるというメリットもありますので、やはり車の購入を検討されている方は、いくらかの自己資金を用意するのが望ましいでしょう。

車のローンが通らないケースは?

車のローンの審査の流れ・金利・何年で組むべきか・デメリット

ローンについて金利や支払い方法、ディーラーと銀行の違いなど色々お伝えしましたが、「そもそも自分はローンに通るのだろうか?」「審査ってどんなものなの?」と不安を抱えている方も多くいらっしゃいます。ではローンを組む際はどんな審査がされ、どんなときにローンに通らないのでしょうか。

ローンの審査は何を見ているの?

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ローンの申請があると、ローン会社や銀行は「この人はきちんとローンを返してくれるのだろうか。この人にお金を貸しても大丈夫だろうか?」という観点で申請者のことを審査します。それぞれのローン会社や銀行で審査の基準は様々ですので一概には言えませんが、一般的な基準をお伝えします。

①年収
②雇用形態(正社員かアルバイトか、など)
③勤続年数
④持ち家か賃貸か
⑤他からの借り入れはあるか
⑥過去に金融事故はないか

ではそれぞれの基準を詳しく見ていきましょう。

年収はどれぐらい必要?

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まず年収ですが、ローンの金額が年収を上回ってしまう場合(例えば年収300万円で500万円の車をローンで買う場合)や年収が200万円に満たない場合は、審査に通るのが難しくなります。

また、年収に対して月々の返済額が高すぎる場合も審査に通らない可能性があります。一般的に年収の40%以上をローンの返済に充てている方(例えば年収300万円ならば300万円×40%で120万円。つまり月々10万円)は今以上のローンは組めないと考えた方が良いです。また40%まで達していなくても、40%に近ければ近いほど、審査は通りづらくなります。

【頭金が絶対いる場合】でもお伝えしましたが、この『月々の返済額』にはローンの金額だけでなく、銀行や消費者金融へのあらゆるローンの返済額や、キャッシングやクレジットカードの返済額、奨学金、さらには携帯電話の本体代金の割賦払い金も含まれます。

特に携帯電話はローンを組んでいる意識のない方も多いですが、近頃は基本的に割賦契約としてローンを組んで購入する買い方が主流になっていますので、確認してみて下さい。

正社員じゃないとだめ?

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次に雇用形態ですが、車のローンだけに限らず全てのローンにおいて、公務員→上場企業の正社員→中小企業の正社員→契約社員・派遣社員→パート・アルバイト→学生という順に審査が通りにくくなります。

先ほど年収が200万円以下はローンに通りにくいとお伝えしましたが、パート・アルバイトの方はここも通過出来ない方が多いので、より審査通過が難しくなります。

就職したばかりだけれどローンに通る?

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次に勤続年数です。一般的に3年以上同じ会社に勤めている方は審査に通りやすいです。転職したばかりの方は、転職先と前就職先の仕事内容がほぼ同じで、ヘッドハンティングやスキルアップの為の転職など、キャリアに一貫性がある場合は審査に影響しないこともあります。

しかし新入社員で就職したばかりの方や、全く違う職種に転職された方は審査に通らない可能性が高くなります。最低でも1年以上の勤続年数は必要でしょう。

持ち家か賃貸かどちらが良いの?

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次に持ち家か賃貸かどちらが審査に有利か、ですがこれは一概には言えません。もちろん持ち家があり、住宅ローンの支払いが終わっている場合は、月々の住居に対する支払いもなく、家も担保になりますので審査には有利になります。しかし持ち家の場合、住宅ローンの支払いをしている方が多いのではないでしょうか。

ここで重要なのは、持ち家でも賃貸でも、住宅ローンや家賃の支払いを滞らせたことがないかどうかです。現在支払いに滞りがある場合はもちろんですが、過去に滞りがあった場合も審査に通らない可能性があります。

他からの借り入れって?

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次に他からの借り入れがあるかどうか、ですが、これは【年収はどれぐらい必要?】でもお伝えしたように、年間のローンの返済額が年収の40%を占めている場合はローンに通らない可能性が高い為、現在のローンの返済状況について審査されます。

現在の支払額に車のローンの支払いが新たに追加された場合でも、総支払額が年収の40%に満たない場合はローンに通る可能性があります。しかし、40%に近ければ近いほど審査が厳しくなりますので、車のローンをプラスした総支払額が30%を超える方は注意が必要です。

さらに実際には借り入れをしていなくても、クレジットカードにキャッシング枠がついているだけで、借り入れとして計算する金融機関もあります。最近のクレジットカードにはキャッシング枠が付加されているものも多いので、確認後必要があればキャッシング枠をゼロにする手続きを取りましょう。

金融事故って?

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最後に金融事故があるかどうか、ですが、金融事故とは簡単に言うと他社からの借り入れを踏み倒していないか、です。もちろん他社での借り入れを滞らせている場合や、債務整理や任意整理、自己破産をした場合はローンに通るのは難しくなります。ただし金融事故から7年以上経過していて、年収など他に問題がない場合、自動車ローンを組める可能性もあります。

しかし注意して頂きたいのが、他社のローンを滞らせたり、債務整理や任意整理、自己破産をした覚えがなくても金融事故を起こした履歴がついてしまっている方がいるのです。この原因の多くは携帯電話の支払いが遅れたことにあります。もちろん携帯電話の料金を滞納し続けて解約にまでなってしまった方は、踏み倒しですので金融事故になります。

しかし、支払いが遅れただけで金融事故の履歴が残る場合があるのです。

嘘をつくとバレるの?

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では過去に金融事故があることや現在借り入れがあることは黙っておけばバレないのでしょうか。もちろんそんなことはありせん。ローンを組んだらクレジットカードを利用した履歴は、全て信用情報機関という第三者機関に登録されます。金融機関はローンの審査の際この期間に問い合わせをしますので、嘘をついても簡単にバレてしまいます。

それどころか嘘をついたということで信用が失われ、ローンに通らないケースもありますので、申し込み用紙に嘘の記載をすることはご法度です。

携帯電話が金融事故の原因に!?

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携帯電話の支払いが遅れたことで、先ほどお伝えした信用情報機関に金融事故の履歴が残るのはどのような場合でしょうか。一般的に携帯電話の支払いが多少遅れてしまっても、きちんと支払いし契約が続いている場合は、金融事故となりません。

しかし、携帯電話の本体代金を分割で契約し、月々の携帯電話の利用料金と合算で支払いしている場合は、『携帯電話の支払いが遅れた=ローンの支払いが滞った』と認識され、金融事故扱いになるのです。

最近の携帯電話は月々の料金に本体代金の分割金が含まれているのが一般的です。『本体代金実質無料』と記載しているお店をよく見かけますが、これは本当に本体代金が無料なのではありません。例えば本体代金の分割金が月々2,000円かかる場合、携帯電話の利用料金を月々2,000円値引きします。そうすると月々の支払い額は増えないので、実質的に本体代金が無料なのと同じということです。

支払額が今までと変わらないので、一見デメリットもなくお得に購入できているように見えますが、実際は携帯電話をローンで購入していることになるので、支払いが遅れるだけで信用情報機関に金融事故の履歴が残る、つまり信用情報に傷がつく可能性があるのです。

信用情報を確認するには?

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先ほどお伝えした信用情報機関に自分がどのように登録されているのか心配な方は、情報開示の手続きを行うことで確認することが出来ます。インターネットや郵送、窓口で500円~1,000円程度の手数料を支払えば簡単に行えますので、心配なことがある方は手続きをしてみましょう。

車のローンに通りやすくするには?

車のローンの審査の流れ・金利・何年で組むべきか・デメリット

では少しでもローンに通りやすくするにはどうすれば良いのでしょうか。まず年収や雇用形態に不安がある方は、万一に備えて保証人を用意しておきましょう。保証人は親や配偶者など親族が一般的で、もちろん勤続年数や収入がきちんとある方が好ましいです。そしてクレジットカードでリボ払いをしている場合は、出来れば全額返済し、クレジットカードのキャッシング枠もゼロにしておきましょう。

さらにいくらかの頭金を用意しておくことが出来れば、借入金額を減らせるだけでなく、計画性のある人物だという良い心象を与えることが出来ますので、審査に通りやすくなります。

実はローンに通らない意外な人とは?

車のローンの審査の流れ・金利・何年で組むべきか・デメリット

実は今まで一度もローンを組んだことがなく、クレジットカードも利用したことのない方が審査に落ちる場合があります。もちろん年収や雇用形態に問題がないのに、です。これはあまりにも信用情報機関に何の履歴もない為、実は履歴にも残っていない昔に金融事故を起こし、長期間クレジットカードが作れなかったり、ローンが組めなかったからではないか、と怪しまれてしまうからです。

そうならない為に、今まで一度もローンやクレジットカードを利用したことのない、概ね30歳以上の方は、事前にクレジットカードを作り、少しでもカード払いをして信用情報機関に履歴を残しておくと良いかもしれません。

自分に問題がなくても通らない場合も?

車のローンの審査の流れ・金利・何年で組むべきか・デメリット

自分には金融事故の覚えもなく、クレジットカードも滞りなく支払いをし、しっかり信用を積み重ねてきた方がローンに通らない場合があります。考えられる可能性は、同居している家族の中に、金融事故を起こし信用情報に傷がついている方がいらっしゃる場合です。

この場合でも、保証人をつけたり頭金を支払うなど、きちんと返済計画を提示できれば審査に通る可能性はありますので、金融機関に相談してみましょう。

借り換えの方法は?メリット・デメリットはあるの?

車のローンの審査の流れ・金利・何年で組むべきか・デメリット

現在車のローンを既に組んでいる方の中には、金利や銀行ローンとディーラーローンのことなど、あまり詳しく知らずに申し込んだ方も多いのではないでしょうか。この記事を読んで、「だったら他の金融機関でローンを組めば良かった!」「こっちの支払い方法にすれば良かった!」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなとき、車のローンは借り換えをすることが出来るのでしょうか。

借り換え出来るの?

車のローンの審査の流れ・金利・何年で組むべきか・デメリット

まず借り換えが出来るかどうかは、今現在契約している金融機関と新しく契約したい金融機関により異なります。ディーラーでローンを組んでいる場合、車の所有者がディーラーやローン会社になっているので、新しい金融機関で金利の安い自動車ローンとしての借り換えが難しい場合があります。しかし借り換えが出来る場合ももちろんありますので、ディーラーローンの場合も金融機関に相談してみましょう。

メリットとデメリットは?

借り換えのメリットはなんと言っても金利が安くなることです。これにより支払いの期間を短縮出来たり、同じ期間でも月々の支払いを安くすることが可能です。反対にデメリットは、もう一度ローンの審査を受けることになり、手間がかかることです。そして借り換えることで、新しい金融機関に手数料を支払わなければならない可能性もあります。

また、現在借りている金融機関によっては、一括返済をしても残額分の金利が優遇されない場合や、手数料が発生する場合もあり、借り換えの恩恵を受けられない可能性があります。借り換えを検討されている方は事前にそれぞれの金融機関にしっかりリサーチし、金利だけでなく手数料等も加味したシュミレーションを行うことが重要です。

車を選ぶときは買い方も選ぼう

車のローンの審査の流れ・金利・何年で組むべきか・デメリット

車を購入するときは、「どんな車にしようか」「色はどうしようか」などと車のことに目が行きがちで、支払方法についてあまり詳しく下調べをしない方も多いですが、購入した後も快適なマイカーライフを送れるよう、買い方についてもしっかり検討しましょう。

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