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車のリフトアップ|方法・メリット・デメリット・専門店

更新日:2024年07月03日

純正よりも車高を上げることで、気高さや迫力感を出す「リフトアップ」。今回は、「リフトアップ」のメリット・デメリットを比較しながら、リフトアップのやり方やおススメのショップ情報などを織り交ぜながら、リフトアップの魅力について紹介します。

車のリフトアップ|方法・メリット・デメリット・専門店

よりワイルドに!車の「リフトアップ」

皆様は「リフトアップ」とはご存知でしょうか。リフトアップとは、車体の足回りに特殊な加工を施し「車高を高くする」事です。そのリフトアップが可能な車とは、基本的に梯子状のフレームである「ラダーフレーム」を採用した車種ならリフトアップが可能です。

具体的な車種を上げますと、
「トヨタ」
・ハイラックサーフ、ランドクルーザー、ランドクルーザー・プラド、FJクルーザー
「レクサス」
・LX
「スズキ」
・ジムニーシリーズ(一部除く)
といった車種がリフトアップが可能です。

今回は、リフトアップのメリット・デメリットを比較しながら、車をリフトアップさせる方法やショップなどを織り交ぜながら、リフトアップの魅力を紹介します。

リフトアップ車のメリットって?

1. 見栄えがよりSUVらしくなりカッコよくなる

ここではまず、リフトアップする利点について述べます。まずリフトアップした車は何といっても、その見た目の迫力さに圧倒されます。車高が高めのSUV車をリフトアップさせることにより、より車高が高いSUVらしさが際立ち、見栄えが良くなります。

SUV車といえば、やはりその車高の高さからくる「気高さ」と「迫力」が魅力です。それらを追い求めてリフトアップを施すユーザーも少なくありません。

2. 泥道などの悪路も簡単に走破できる

一般的に車高が低い車は、地面と車両の底面との間にあるクリアランスが非常に狭いです。このため、溝の深い泥道などにおいてはまってしまうこともあります。

これに対し、リフトアップを施した車なら地面と車両の底面との間にあるクリアランスを拡大させることで、泥道などの悪路でも走破できる能力を持たせることが可能です。

リフトアップ車のデメリットは?

1. 運転・乗り心地など運転環境が「大きく」変わる

リフトアップした車は車高が上がった分だけ、運転席に座ったときのドライバーの目線の高さが純正よりも変わります。純正よりも目線が高くなるのは視界良好で何も問題はないかと思ったら大間違いです。

リフトアップすると、街中における「高さ制限のある建物」や「立体駐車場」が、純正では問題なかったのに制限がかかるといったこともあります。それを何も知らずに利用すると大変なことになってしまいます。

また当然のことながら、純正よりも足回りの構造が異なるため、乗り心地にも影響します。リフトアップの仕方によっては純正よりも乗り心地が著しく悪くなったという事も無きにしもあらずです。

このように純正状態よりも運転環境が「大きく」変わり、運転する際はさらに気を配る必要があります。

2. 車高が高いためジャッキアップ・タイヤ交換に一苦労

車体を持ち上げるのに必要な「ジャッキ」ですが、純正のままであれば備え付けのジャッキで上げるか、ホームセンターなどにて売られている「油圧式ジャッキ」を用いれば楽勝です。

しかし、車高が高いリフトアップ車はそうはいきません。備え付けのジャッキでは伸び切って届かないこともありますし、油圧式ジャッキでは簡単にできた前輪もしくは後輪の2輪を持ち上げる「2輪上げ」は、左右のバランスが崩れるため危険です。

また、タイヤ交換する際も、リフトアップに合わせて大径化したタイヤの場合、一人でタイヤ交換作業を行うのはかなりの労力を費やします。

4. 一部のリフトアップパーツは「車検非対応」

車をリフトアップするには足回りのパーツを使用すれば実現可能です。しかしいくらでも高くすればいいというわけではありません。

車検では次の規定が明記されてます。

登録を受けている自動車について、車両の長さ、幅、高さ、乗車定員、最大積載量、車体の形状、原動機の型式、燃料の種類、用途、等に変更を生ずるような改造をしたときは、使用者は使用の本拠の位置を管轄する運輸支局又は自動車検査登録事務所に自動車を提示して構造等変更検査を受けなければなりません。

出典: http://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/kensa/kns05.htm |

この表記されている「車両の長さ、幅、高さ」に注意しながらリフトアップしなければなりません。しかしリフトアップすべてが変更検査を受けるということではありません。

それは次の「検査不要の条件」に明記されています。

1. 自動車部品を装着したときに寸法(長さ、幅及び高さ)及び車両重量が一定範囲内である 場合。

2. 指定する自動車部品(以下「指定部品」という。)を溶接またはリベット以外の取り付け 方法により装着した場合

出典: http://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/kensa/kns05.htm |

①の範囲内ですと、純正状態から±4cm以内ですと、検査手続きの必要がなく、車検に問題なく通せます。しかしながら、4cm以上のリフトアップを構造変更の届出をせず行ってしまうと、車検が通らず公道で走行できなくなります。

そのため、一部のリフトアップパーツでは「車検非対応」と書かれているものもあるので、リフトアップする際には注意が必要です。

車をリフトアップさせる方法とは?

1. 車高調キット

では具体的に、手持ちの車をリフトアップさせる方法とはどういうものがあるか紹介します。

一番オーソドックスなのは車高調キット(サスペンションキット)です。専用設計された車高調に加え、リフトアップするのに必要なパーツが揃ったお得なキットです。

車種に合わせた設計・開発を行っているため、見栄えが良くなるだけでなく乗り心地にも徹底しており、リフトアップした後でも快適な運転を楽しめる特徴があります。

2. スプリングキット

続いては「スプリングキット」です。車高調キットとは異なり、純正状態のスプリングよりもバネレートや巻き数が異なったスプリングを履かせることもリフトアップの手段のひとつです。

車高調キットとは異なり、比較的安価で手軽にリフトアップが可能なのが強みです。しかし、一部のスプリングは純正状態と相性が悪く、乗り心地が悪くなるデメリットも兼ね備えています。

この他にも、車体と純正サスペンションの間にスペーサーを導入したりなど色々ありますが、上記2つの案が構造変更の届出をする必要がない代表的なお手軽リフトアップ方法です。

ちなみにリフトアップにかかる費用は?

さて肝心のリフトアップにかかる費用ですが、一番手軽な
・スペーサー
・スプリングキット
でさえも、20,000~40,000円ほどかかってしまいます。

リフトアップに必要な一式が揃った車高調キットですと、工費込みで10万円近くかかります。車種や車高調キットの種類によってはそれ以上かかってしまう場合もあるので、予算や用途を考えながらリフトアップしましょう。

リフトアップの専門店ってどういうものがあるの?

リフトアップについて大筋分かったところで次は、どこにリフトアップを頼めばいいのか迷ってしまいます。

ディーラーやカー用品店でもある程度教えてくれますが、リフトアップだけにとどまらないカスタムについて教えてくれる「リフトアップ専門店」がです。

下記にリンクと地図を掲載しておりますが、これはあくまでほんの一例です。この他にも他地域や特定の車種におけるリフトアップに長けた専門店もあるので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

RV&SUV車カスタマイズショップ 『ROADHOUSE ロードハウス』

ここでは当サイトが厳選したリフトアップ専門店を紹介します。

埼玉県越谷市にある「ROADHOUSE ロードハウス」は、SUVのリフトアップに詳しい専門店です。国産SUV車のリフトアップの他にも、リフトアップに合わせてタイヤ・ホイール・オーバーフェンダー・マフラーなどの販売・取付けを行っています。

さらにリフトアップの本場・アメリカからの輸入パーツ販売やアメ車のカスタムまで幅広く対応してくれます。

CAR HOUSE ATHLETE カーハウス アスリート 横浜 軽カー・ミニバンカスタムショップ

ジムニーや軽トラなどの軽自動車のリフトアップなら、こちらのお店はいかがでしょうか。

神奈川県横浜市にある「CAR HOUSE ATHLETE カーハウス アスリート」は、車種ごとのリフトアップキットのセット販売をはじめ、軽自動車のリフトアップで分からないことやアドバイスなども教えてくれるショップです。

また、持ち込み車両でカスタムしてくれるほかに、リフトアップのベースとなる車も探してくれるので、車を持っていなくても安心です。

SUVにはよりSUVらしさを!

いかがでしたでしょうか。リフトアップについてその魅力や知らなかったことなど、色々紹介させていただきました。

車でお出かけする毎日はきっと、ワイルドで真新しい日々に変えてくれるでしょう。ありとあらゆる悪路を走破する能力やSUVらしい迫力、そして運転やカーライフに新たな刺激が欲しければ、ぜひともリフトアップを検討してみてはいかがでしょうか。

初回公開日:2018年01月15日

記載されている内容は2018年01月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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