BMWのオイル交換の費用・方法|オートバックス/ディーラー
更新日:2024年08月17日
BMWのオイル交換の費用は?高いの?
BMWは高級車です。なので、当然ながら車体価格は高額です。また、維持費についても高額なイメージがあります。高性能なエンジンを積んでいるので、燃料代はかかります。では、オイル交換はどうなのでしょうか?
BMWのオイル交換方法はどうやるの?
BMWのオイル交換は一般的にBMWを所有する人のほとんどがディーラーかオートバックスなどの自動車関係の量販店で行っています。
また、BMWが外車なので自分ではオイル交換ができないと思っている人もいます。しかし、そのようなことはありません。時代の流れでオイルゲージのない車種も増えてきていますが、その全てがディーラーや量販店でしかできないように作られているわけではありません。
オートバックスでBMWのオイル交換をする場合は?
オートバックスでBMWのオイル交換をしてもらうという人もいます。まずオイル交換にかかる費用は「オイル代」と「オイル交換工賃」です。基本的にかかる費用はこの2つです。しかし、交換時期などの状況によっては、「オイルフィルター」、「オイルフィルター交換工賃」も必要となります。
オイルのグレード
オイルにはグレードがさまざまあり、その中でも、さらに各メーカーが細かくランクに分けて特色を持たせたオイルを販売しています。どのオイルを選択するかにもよって経済的負担は大きく変わります。オイルのみの交換で済む場合、オートバックスでの交換費用は交換工賃がおおよそ500円からです。
欧州車のオイルは規格が厳しい
オイルについてスタッフの方に相談すれば、国産車と比べると割高なオイルをお勧めされるでしょう。その理由は欧州車のオイル規格は厳しいものが多く、国産はこの種類、欧州車はこの種類とお勧めするオイルが決まっている傾向が高いです。
おそらく1リットルあたり1600円〜2500円くらいのオイルを入れることになるでしょう。これが2000㏄クラスの車で4リットルほど必要になるので、6400円〜10000円ほどになります。この金額に工賃を足した金額がオイル交換費用となります。
オイルフィルターも同時に交換しなくてはならない場合は、フィルター代が2000円ほど必要になります。なので、交換工賃が500円とすると、トータルで8400円〜12000円ほどになります。
BMWディーラーで交換した場合は?
BMWディーラーでオイル交換をする場合、自動車量販店と決定的に違う点があります。BMWに限らず、欧州車は環境負荷低減やリサイクルへの取り組みが日本を遥かに上回っており、そのスタイルはオイルにも表れています。
現在ではBMW純正ロングライフ01と呼ばれるオイルで、最長2万キロから3万キロまで無交換で走行可能なオイルが推奨されています。また、自動車にはさまざなセンサーが搭載されています。これらのセンサーはエンジンの負荷を検出し、先に述べた距離より早い段階でオイル交換時期をお知らせする場合もあります。
このロングライフ01の1リットルあたりの単価は約2500円です。なので、4リットルで約10000円ほどになります。こちらにオイルフィルターが約2500円、オイルフィルター交換工賃が1000円ほどです。ディーラーでも2Lクラスであれば13500円程度で交換が可能です。
BMWのオイル交換の際のメーターリセット方法は?
BMWのような輸入車はオイルの消費量が多いことがあります。そろそろオイルに注意しないといけない、となってくると警告灯が点灯します。このとき、BMWのオイル交換を自分で行う場合は、オイル交換後にオイルメーターをリセットする必要があります。
メーターリセットの手順
種類によって多少の違いはありますが、だいたいは同じようにできます。まずはキーOFFの状態にしておきます。メーターの左の方にスイッチがあるので、これを押したままキーACCの状態にします。
スイッチを押したままにしていると、メーターにResetと表示されます。Resetの表示が出たら一旦、スイッチから手を離します。再び、スイッチを何度が押して、OIL Service Resetを表示がさせます。OIL Service Resetという表示が出たら、Resetが点滅するまで、スイッチを長押しします。もう一度、スイッチを押し、ENDと表示されればキーOFFにしてリセットは完了です。
車を自分でメンテナンスする場合は、何があっても全て自己責任となるので、不安な場合や、よくわからない場合などは無理せずにディーラーなどに頼みましょう。
オイルの交換方法
暖機をして、オイルの粘度を低くします。サイドブレーキをしっかり締めて、ジャッキアップします。車体下にあるドレンボルトを外してオイルを抜きます。暖機によってオイルが熱くなっているので、火傷には注意しましょう。また、ドレンボルトもクリーナーで綺麗にして、パッキンも交換しましょう。
オイルが完全に抜けたらドレンボルトを締め直します。外れないように強く締めましょう。ドレンボルトを締めたら、新しいオイルを入れます。オイル交換はこれで完了です。
あとはエンジンを数分かけて、エンジンにオイルが行き渡るようにしましょう。また、オイルレベルゲージでオイルの量も確認しておきましょう。
注意点
クリーンディーゼルを搭載している場合はオイル交換には注意が必要です。それはガソリンエンジンと同じオイルではいけないということです。クリーンディーゼル搭載車にガソリンエンジンと同じオイルでオイル交換してしまうと、場合によっては故障の原因となってしまいます。
クリーンディーゼル搭載車にはディーゼルエンジン専用のオイルがあるので、そちらを使うようにしましょう。
BMWバイクのオイル交換方法
BMWは丈夫で壊れにくいというイメージがあります。これはバイクでも同様です。しかし、これはしっかりとメンテナンスを行われている場合です。オイル交換もそのメンテナンスのうちの1つです。
交換頻度
BMWのバイクのエンジンオイルは3000kmの走行か、半年に一度の交換が推奨されています。また、オイル交換の2回に1回はフィルターも交換しましょう。
交換方法
BMWのバイクのオイル交換方法は、まずアンダーガードを外します。そして、車と同様に、ドレンボルトを外して、オイルを抜き取ります。オイルは抜き取りやすいように暖機しておきましょう。ドレンボルトはエンジンの右下辺りにあります。また、これも車と同様で、暖機によってオイルが熱くなっているので火傷には十分に注意しましょう。
オイルを抜いている間にドレンボルトは綺麗にしておきましょう。砂などが付いていると、しっかり締めることができなかったり、緩んでしまう原因となります。オイルが抜けたら、ドレンボルトをしっかり締め直しましょう。ドレンボルトを締めたら、アンダーガードも付け直しましょう。
あとはオイルを注入口から注いで、オイル交換は完了です。オイルはある程度入れたら、エンジンをかけて、オイルを暖めましょう。5分ほどすればエンジンオイルが下がってくるので、確認窓から量をチェックすることができます。
不安な場合は任せる
BMWは安い車ではありません。なので、BMWを購入した人は、きっと大切に扱っているはずです。大切にしていれば、メンテナンスもしっかりしています。中には、自分でできることは自分でやっているという人もいます。
そのメンテナンスの中で、自分で行える比較的なものがオイル交換です。オイル交換は自分で行った方が費用を安く抑えることができます。しかし、方法を間違って、大事なBMWを故障させては意味がありません。自分でメンテナンスをする場合、何が起こっても自己責任となります。
なので、不安な部分や、わからないことなどがある場合は、詳しい人に聞いたり、無理をせずにディーラーなどに頼みましょう。大切なBMWを長く使うために正しいメンテナンスをするようにしましょう。
初回公開日:2017年12月13日
記載されている内容は2017年12月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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