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フロントガラスのウロコの原因は?・ウロコの除去方法紹介

更新日:2024年07月03日

フロントガラスに発生したウロコ汚れは、普通の洗車ではなかなか落とすことができません。しかし、ウロコ汚れを落とすことは簡単にできるもので、家にある道具を使用して落とすことも可能です。そこで今回はフロントガラスのウロコ汚れについてご紹介します。

フロントガラスのウロコの原因は?・ウロコの除去方法紹介

フロントガラスのウロコはどうやって取るの?

車を使っていると色々な汚れが付きますが、汚れの中にはウロコ状の汚れが付いてしまう場合があります。フロントガラスにウロコ状の汚れが発生してしまうと、前方の視界が悪くなってしまい、運転に集中することができません。

発生してしまったウロコ状の汚れはシャンプーでも落ちない汚れになってしまっているものもあるため、フロントガラスのウロコ汚れが落ちないと苦労している方もいるでしょう。しかし、ウロコ汚れを落とすことは簡単に行うことができ、家にあるものを使って落とすことも可能です。

そこで今回は、フロントガラスに付いてしまったウロコ状の汚れを落とす方法や汚れが発生する原因などについてご紹介します。

フロントガラスにできるウロコ汚れの正体は?

フロントガラスに発生するウロコ状の汚れは、雨で濡れた雨水に含まれた水が太陽の熱で蒸発し、雨水に含まれた油汚れや砂などがガラス面にこびりついてしまうことで発生します。

発生したウロコ汚れは度合いにもよりますが、水洗いしただけでは綺麗に落とすことができません。そのため、専用のクリーナーなどで落としたりする必要があります。

キイロビンでウロコを落とす

フロントガラスを綺麗にする道具で有名なものが、「キイロビン」になります。このキイロビンとは、車のガラスに付いた油膜や、古いコーティング膜などを取り除ことができるもので、カー用品店やホームセンターなどで販売されています。

キイロビンの効果は高く、フロントガラスに発生したウロコ状の汚れを綺麗に落とすことができるため、確実に落としたいと考えている場合は、キイロビンで汚れを落とすと良いでしょう。

家にあるものでウロコを落とす方法

フロントガラス発生したウロコ状の汚れは、カー用品でなくても落とすことが可能で、家にあるものを使用してウロコ汚れを綺麗にする方法があります。

家にあるものでフロントガラスのウロコ汚れを落とすことができるものにはどんなものがあるか、汚れを落とす時に注意する点などについて、次の項目からご紹介します。

ウロコは酢で落ちる!?

調理などに使用する「酢」は酸性のため、ウロコ汚れを分解する効果があります。酢でウロコ汚れを落とすには酢をティッシュなどに染み込ませ、フロントガラスに貼り付けたまま15分ほど放置し、水でよく洗い流します。

酢でフロントガラスのウロコ汚れを落とす時は、車体に酢が付かないように注意しましょう。車体に酢が付いてしまうと、ボディの塗装面を痛めてしまったり、錆などの原因になってしまうため、十分注意しながら作業しましょう。

クエン酸

クエン酸も酢と同様の酸性のため、フロントガラスのウロコ汚れを落とすために有効な方法です。

クエン酸でウロコ汚れを落とすには、ウロコ汚れを中和させる必要があります。そのため、雑巾などにクエン酸を染み込ませ、フロントガラスに貼り付けた状態で半日ほど放置してから水で洗い流します。

クエン酸も酢と同じく、ボディの塗装面を痛めてしまう原因や錆の原因になってしまうので、クエン酸がボディに付かないように注意しましょう。

メラミンスポンジでウロコを落とす

メラミンスポンジは汚れを削ることで綺麗にします。そのため、メラミンスポンジでガラス面を磨くと、ガラス面に付いたウロコ汚れを削り取ることにより、フロントガラスを綺麗にすることができます。

メラミンスポンジで汚れを取る時は、メラミンスポンジに水を含ませた状態でガラス面を磨いていきましょう。ガラス面の汚れは綺麗に落ちますが、メラミンスポンジでボディを磨いてしまうと、ボディに細かい傷がついてしまい、塗装がくすんでしまいます。そのため、メラミンスポンジがボディに当たらないように注意しながら磨きましょう。

車用の激落ちくんを使う

激落ちくんはメラミンスポンジと同じく、汚れた部分を削ることで綺麗にします。また、激落ちくんには、車専用のものがあります。

車専用の激落ちくんは液体状となっており、電解水で汚れを浮かして汚れを取り除きます。車用の激落ちくんはフロントガラスの表面だけでなく、ガラスの内側や内装の掃除、おもちゃなどの汚れを落とすことができるため、車の掃除用として持っておけば、フロントガラス以外の掃除でも使用することが可能です。

コンパウンドでも同じ効果がある

しつこい水垢は削り取ることで綺麗にできるため、コンパウンドという研磨剤を使用して汚れを落とす方法も有効です。

コンパウンドはメラミンスポンジよりも細かい粒で磨くため、ガラス面を痛めることなく汚れを取ることができます。コンパウンドで磨く時はフロントガラスが乾いた状態で磨き、最後に水でコンパウンドを洗い流します。

磨き終えた後でも汚れが落ちていない場合でも、何度か磨くことでウロコ状の汚れは落ちるため、汚れが落ちるまで磨いてガラス面を綺麗にしましょう。

新聞紙でウロコ汚れを落とす方法も

ウロコ汚れを取るには汚れを削り取ることが重要になりますが、汚れを削り取るものとして新聞紙を使用する方法があります。

新聞紙は繊維で作られているため、ガラス表面の汚れを削り取ることができます。また、新聞紙に使われているインクも汚れを分解する力があるため、ひどく汚れが固着していない場合は、新聞紙だけで汚れを落とすことが可能です。

新聞紙で汚れを落とす時は新聞紙を持ちやすい大きさに折りたたみ、水で濡らした状態にしてから窓ガラスを拭きます。簡単に汚れ落としができるため、まずは家にある新聞紙で試してみても良いでしょう。

歯磨き粉で磨き落としてしまう

コンパウンドが家にない場合は、歯磨き粉でも代用することが可能です。歯磨き粉は研磨剤のため、コンパウンドと同じ効果があります。しかし、歯磨き粉はコンパウンドよりも粒が荒いため、歯磨き粉でボディを磨いてしまうと、ボディに傷がついてしまいます。

歯磨き粉でボディを磨く時は、ボディ面を磨いてしまわないように注意しましょう。

ガラス面とボディ面のウロコ汚れは同じもの?

ここまでガラス面に発生したウロコ汚れを落とす方法についてご紹介しましたが、ガラス面に発生したウロコ汚れとボディに発生したウロコ汚れ自体は同じものですが、汚れの落とし方は異なります。

ガラス面は表面に塗装などがなく、表面も硬く作られているため、メラミンスポンジなどを使うことができますが、ここで紹介した方法でボディを磨いてしまうと、塗装面を痛めてしまう原因になってしまいます。そのため、ボディに発生したウロコ汚れは、市販のカーシャンプーやクリーナーなどを利用して落としましょう。

フロントガラスのウロコを防ぐ方法は?

ウロコ汚れを綺麗にした後はできるだけウロコ汚れが付かないようにしたいですが、フロントガラスのウロコ汚れは防ぐことができます。

フロントガラスに発生するウロコ汚れを防ぐには、ウィンドウコーティングを施工すると良いでしょう。フロントガラスにコーティングを施工すると、ウロコ汚れの原因となる雨水がガラスに残りにくくなり、ガラスの表面にコーティングがあることで、汚れが焼き付くことを防ぐことができます。

コーティングの施工はウロコ汚れの予防になるだけでなく、油膜の発生を防いだり、雨粒で視界が悪くなることを防ぐなどのメリットがあるため、ガラス面を綺麗にした後は、ウィンドウコーティングを施工すると良いでしょう。

フロントガラスのコーティング剤はどれを買えばいい?

コーティングを施工すればウロコ汚れの発生を防ぐことができますが、フロントガラスのコーティング剤はどれを買えば良いか迷うところです。

ウィンドウコーティング剤には多くの種類があり、施工方法やコーティングの持続時間が異なります。しかし、ウロコ汚れを防ぐために重要なことは、ガラスの表面にコーティングの膜を作ることが重要であるため、自分が施工しやすいコーティング剤を選ぶと良いでしょう。

コーティングの施工が簡単なものであれば、普段の洗車と同時に行えるものもあるため、自分が施工しやすいと思うコーティング剤を選び、ガラス面のコーティングが切れたままの状態にならないよう注意しましょう。

ウロコ落としは簡単にできる!

ここまでフロントガラスのウロコ汚れについてご紹介しましたが、普段の洗車で落ちない頑固なウロコ汚れも、専用の洗剤や家にある掃除用品で簡単に落とすことができます。

また、一度ウロコ汚れを落とした後でコーティングを施工すればウロコ汚れの発生を防ぐことができ、普段の手入れが非常に楽になります。頑固な汚れだからと諦めずに、自分でできる場所から、ウロコ汚れを落としてみてはいかがでしょうか。

初回公開日:2017年12月07日

記載されている内容は2017年12月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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