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車のライトの操作方法・ヘッドライトなど紹介

更新日:2024年07月06日

ヘッドライトは何時点灯してますか?ここでは夜道に必ず使うヘッドライトの使い方やもしもの時のメンテナンス方法をご説明します。ヘッドライトが暗く感じた時は、どうすれば明るくなるか今のヘッドライトのもご紹介していきます。

車のライトの操作方法・ヘッドライトなど紹介

車のライトの操作方法

車のライトを点灯する方法は、手動でハンドル右側の方向指示器のスイッチを回すとライトが点灯します。一段目が車幅灯(スモールランプ)2段目で前照灯(ヘッドライト)が点灯します。奥に倒すと走行灯(ハービーム)手前に倒せば(すれ違い灯)ロービームです。この他にもメーター右下にダイヤルがあり回すタイプなどあります。最近はAUTOライトの普及で、スイッチをAUTOにしておけば、暗くなると勝手に点灯する車が増えてきました。一部高級外車では、ライトが完全AUTOシステムでオフにするスイッチが無い車もあります。

付け方

ライトをつけるのは、薄暮時になったら点灯する事が重要です。ライトを点灯する意味は、自分が見えないからライトを点灯するのは当たり前ですが、相手に自分の車の存在を認識してもらう事も重要になります。

ライト点灯はトンネルやアンダーパスで点灯させるのは当たり前ですが、薄暮時の点灯タイミングは、日没から日の出までは前照灯を点灯するよう以下のように法律で義務付けられています。

(車両等の灯火)
第五二条 車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下この条及び第六十三条の九第二項において同じ。)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあつても、同様とする。

2 車両等が、夜間(前項後段の場合を含む。)、他の車両等と行き違う場合又は他の車両等の直後を進行する場合において、他の車両等の交通を妨げるおそれがあるときは、車両等の運転者は、政令で定めるところにより、灯火を消し、灯火の光度を減ずる等灯火を操作しなければならない。

出典: http://www.houko.com/00/01/S35/105.HTM#s3.10 |

AUTOライトが装備されている車の場合は、点灯するタイミングを確認する必要があります。AUTOのセンサーによっては、車ごとに点灯するタイミングが異なるので、その場合は手動にてライトを点灯させる必要があります。

最近の車はメーター類が発光しているので、ついついヘッドライトの点灯が遅れがちになったり周りが街頭で明るいとライトを点灯する事を忘れている人を見受けられます。しかしそのまま走り続ければ無灯火違反で検挙されてしまいます。

ハイビーム

車のヘッドライトは、ハイビームとロービームの切り替えができますが、保安基準ではハイビームが100m先まで、ロービームは40m先までそれぞれ照らすように決められています。

ハイビームは、遠くまで光が届くので対向車や前走車がある時は光が眩しいのでロービームに切り替えて走行します。しかし通常走行はハイビームで走行するのが基本となっています。もしこれを怠ると5万円以下の罰金となります。また反対にすれ違い時や前走車がいるのにロービームに切り替えない場合もやはり5万円以下の罰金となるので、夜間を運転する場合は頻繁にハイビームとロービームの切り替えを行いましょう。

マーク

ヘッドライトを点灯させるには、車幅灯(スモールランプ)を点灯させた時点で、インパネ内に緑色で小さなライトの形をしたものが点灯します。ハイビームにすると上の写真のように青いランプが点灯します。

ヘッドライトの他にフォグランプの点灯を知らせるマークもありますが、フォグランプには縦に波線が入るので違いを見分けることができます。この他にライトの玉切れを知らせるマークなどがありますが、基本的に警告灯は黄色ないし赤で点灯してドライバーに知らせます。

車のヘッドライトの交換・修理方法

ヘッドライトのバルブ(電球)にハロゲン、HID 、LED とありますが、いずれもいつかは切れて点灯しなくなります。また、ハロゲンよりHIDやLEDのほうが明るいので、そういった明るいヘッドライトに変えることもできます。

長く使っているとレンズが黄ばんだり、ヘッドライト内部が曇ることがあるでしょう。ここではライトのトラブルの対処方法を症状別に解説していきます。

黄ばみ

最近の車のヘッドライトレンズは、ポリカーボネートと呼ばれるプラスチック素材でできています。昔はガラス製でしたがポリカーボネートなら軽く作れ、耐衝撃性、耐熱性、難燃性、形状安定性に優れています。耐衝撃性は通常のガラスの250倍以上あるといわれています。身近なところではiphone5、カメラ、双眼鏡のボディに落としても衝撃が強く壊れにくい事から使われています。

しかし欠点として薬剤や、紫外線に弱く長く使用していると黄ばんできます。特にハロゲンランプを装着していると熱を多く発しますから、雨が降ってワックスが流れてきて焼き付きを起こします。これを繰り返すうちに黄ばみを蓄積していきます。この黄ばみは磨きによって綺麗にすることができます。

曇り

ヘッドライトレンズが曇る原因はおもに水分がヘッドライト内に入ってしまった事が原因です。この原因にはいろんな原因が考えられますが、その原因は結露によるものがほとんどです。

ハロゲンヘッドライトは高温になるので、完全密閉してしまうと熱による空気の膨張で内部のバルブが破損する可能性があります。そこで空気穴が設けられています。そこからどうしても湿気を帯びた空気が侵入する可能性が高くなります。すると侵入した空気が気温差によりレンズ内に曇りを発生させます。メーカーも対策としてヘッドライト内部に防水対策をし、もし結露した場合はすぐ乾くような構造としています。

新車購入から3年以内で曇りが発生したなら、初期不良で新品と交換してもらえるでしょう。しかし社外品のヘッドライトは自分で直すしかありません。

切れた

夜間ヘッドライトが切れると運転が大変になります。しかし左右同時に切れることはごくまれですから、夜間いつもよりライトが暗く感じたらすぐにライトの点灯チェックをして切れていたら交換しましょう。

磨き

ヘッドライが黄ばんできたらライトが暗くなってしまうでしょう。それでは夜間の安全なドライブはできませんので、対策としてはヘッドライトレンズを磨くと良いでしょう。

磨く方法は幾つかありますが、ホームセンターで手に入りやすいピカールや車のボディーコンパウンドで磨くと良いでしょう。ヘッドライト専用の磨き剤も売られていますが、容量が少なく値段が高い事が多いです。

磨きは粗目から使用して、中目、細目、極細目と段階的に使用しましょう。コツとしては粗目で黄ばみを取ったのちに、順々にコンパウンドの目を細かくしてコンパウンドの傷を消していくことです。

暗い

ヘッドライトが暗く感じたら、迷わずヘッドライトのバルブを明るくなるものに交換すると良いでしょう。ハロゲンでしたらLEDやHIDに交換すれば見違えるような明るさを手に入れられます。
後付けの場合は、ハロゲン<LED<HIDの順で明るくなります。HIDは取り付けが専門的知識が必要になる事もありますが、LEDでしたらハロゲンバルブ交換と同じ要領でできるので、女性でも簡単にできるでしょう。

車のヘッドライト

第10位 Autofeel 車用LEDヘッドライトバルブ hb3 9005 8000LM 72W IP65 6500K COB 2本セット

後付けLEDは一昔前よりただ明るいだけでなく夜間の視認性が向上しました。このAutofeelは、ファンが内蔵ですが静穏性に優れているので音が気になりません。この価格帯で明るさも申し分なく、簡単に取り付けができます。ただし取り付けに加工が必要になる場合があり、DIYに自信が無ければ手を出さないほうが良よいでしょう。

コストパフォーマンスに優れている商品ですが、加工が必要な場合があるので10位となりました。

第9位 IPF ヘッドライト LED H4 バルブ 6500K コンパクトモデル 141HLB

LEDの格安の商品の中には中国製の粗悪品もあり、明るさもカットラインもバラバラで、非常に残念な気持ちになります。しかしこの商品はメーカー品なのでその点は安心です。

第9位にランクインしたこの製品は、ドライバーユニットを別体にしてセパレート化することで、ヘッドライトの後ろ側が狭い車種でも取り付けを可能としています。LEDにしては金額が16,600円と高価ですが明るさが他のLEDより優れている訳ではなさそうです。

第8位 Diesel H4 Hi/Lo Led ヘッドライト 車検対応 超高輝度 CSPチップ搭載 6500K 50W 8000LM 2本セット 3年保証

純正ハロゲンからLEDに交換すると防水対策をしないと使えない物もあります。この商品は防水対策がしっかりされていて、雨の日でも心配ありません。Amazonで3,080円と低価格でありながら、ただ眩しいだけのLEDと違い明るさもあるのが素晴らしいでしょう。色温度が6,500Kより下であればもっと明るくなり上位にランクインできたでしょう。LEDの白さを追求したファッション性の高い商品なので8位です。

第7位 Autofeel 車用LEDヘッドライトバルブ S7 H4 84W(2*42W) 6500K白光 Lumileds 車検対応

LEDライトはどうしても対向車に眩しい影響を与えてしまいます。しかしこの商品はしっかりカットラインが出せて対向車に眩しさを与えません。

冷却ファンを持たないので、放熱フィンが高温になります。取り付けの際は燃えやすい物が放熱フィンに当たらない対処が必要になります。明るさはハロゲンよりは明るい程度。3,299円という値段から考えれば健闘している商品でしょう。

レンズとの相性もあるようで相性が合わないと綺麗なカットラインが出ないようなので第7位です。

第6位 PHILIPS(フィリップス) ヘッドライト HID バルブ D2S/D2R共用 6200K 3300lm 85V 35W エクストリームアルティノン X-treme Ultinon 純正交換用 車検対応 3年保証 85222XGX2 HIDバルブ

純正のHIDと交換可能な安心のフィリップス製の商品です。色味も純正より白く明るくなります。HIDの交換時期が近つくと点灯時に赤っぽくなります。どうせ交換するなら純正より明るいHIDにすれば視認性も上がります。

この商品は純正交換タイプなので、残念ながらハロゲンからの取り換えはできません。HIDキットではないので、残念ながら5入りできませんでした。

第5位 PHILIPS(フィリップス) ヘッドライト ハロゲン バルブ H4 3350K 12V 60/55W エクストリームヴィジョン X-tremeVision 輸入車対応 2個入り XV-H4-1

明るさと白さは欲しいけど、HIDは取り付けが大変だしLEDは白いけど明るさが心配という方にはこのPHILIPS製がお勧めです。明るさ白さ共に純正品を上回ります。見た目より安全性を重視したいなら間違いなくこの商品です。ハロゲンで唯一のテン入りを果たす健闘ぶりですが、ハロゲンでは第5位までが精いっぱいでしょう。

第4位 zodoo LEDヘッドライト H4 Hi/Lo 車検対応 ワンタッチ取付 切替タイプ 高品質COBチップ搭載 6000Lm 40W ホワイト 6500K DC12-24V 保証2年 2個セット Z7PH4

日本製の高速冷却ファンを搭載し、放熱性に優れています。LEDは熱を持ちますから放熱性が悪いと故障の原因にもなりますので、この商品はその点安心でしょう。純正ハロゲンより光度と照射距離が2倍となっています。カットラインも出ているので安心です。ただしハイビームにすると、上を照らし過ぎるのと後ろが大きすぎるのが難点で取り付けられる車が限られるので第4位としました。

第3位 Autofeel Ledヘッドライトバルブ H4 9003 6500K 8000LM (H4)

LEDも5,000円近く出せば明るさも白さも十分な製品が購入できます。この商品はシェードの角度調整ができるので、照らす方向を変えられるので上を照らすことありません。HIDに近い明るさとのうたい文句ですが、やはり明るさはまだまだHIDには及ばないので第3位です。

第2位「SUPAREE」H4 Hi/Lo LED ヘッドライト 車検対応 Lumileds LUXEON ZES CHIP 採用 8000Lm 6500k ファンレス 一体型 角度調整機能付き 日本語マニュアル付き 保証書付き

高級LEDのCREE製チップはあくまでも懐中電灯用で車用ではありません。この製品はアウディなどの純正ヘッドライト用LEDを生産しているLumileds社のチップを搭載しています。

ハロゲンバルブに近い配光を実現し、車検新基準のすれ違い光軸にも対応しています。せいのは素晴らしく明るさ白さ共にLEDではでしょう。しかし明るさを求めるにはやはりHIDにはかなわないので残念ながら第2位です。

第1位 fcl 55W H4 Hi/Loリレーレス 6000K HIDコンバージョンキットFHID-555206S

明るさを求めるならまだまだHIDより明るい物はありません。このfcl製のHIDキットは55wと非常に明るくなります。通常のHIDは35wなのでその明るさは比ではありません。

取り付け方法は非常に分かりやすい取扱説明書があるので、DIYに自信がある方ならすぐにできるでしょう。Amazonなどのパーツレビューにすぐに壊れてしまったという書き込みがありますが、1年保証があるので安心です。また取り付けてすぐに壊れるのは、バラストの取り付けが固定不良であることが非常に多いです。特にタイラップでのバラスト固定は振動で壊れる確率が高いです。ステーをビスなどで必ずボディーに取り付けましょう。

明るさを求めているなら間違いなくHIDですが、そのなかでもfcl製は信頼度も高いので評判も良いです。文句なく第1位でしょう。

LED

車の純正ヘッドライトのLED化が進んできました。消費電力も少なく、何よりも純白に近い白さが魅力です。しかし明るさではHIDのほうが明るいのが現状です。現在HIDを取り付けていれば、LEDに交換すると暗く感じてしまうでしょう。しかしLEDはその立ち上がりの速さが素晴らしく、切れの良いパッシングができます。

LEDは、HIDより取り付けも簡単でしっかりした製品であれば故障も少ないです。しかも寿命も長いのでLEDが明るくなれば今の最高のライトになります。これから技術進歩でHIDより明るくなる時が来るでしょう。

値段

ヘッドライトを交換する場合、LEDは数千円で購入できてしかも簡単に取り付けられるので、数百円の工賃で交換可能な車種もあります。しかしHIDに交換するとなれば、HIDキットも値段にバラツキがあるとはいえ安い物はすぐに壊れてしまいますから、1万円近く出さないと安心できないでしょう。そこに取り付け工賃が数万円かかりますから、車種によっては5万円以上かかる事もあります。

ハロゲンランプから交換するのであれば、LEDでも明るくなる商品もあります。予算を考慮して自分の好みのものに変えると良いでしょう。

夜のドライブは快適に

ヘッドライトは夜間の走行には欠かせないパーツです。ヘッドライトを点灯させるタイミングも相手の車に自分の存在を示すうえでも非常に重要です。またロービームとハイビームの使い方をここで紹介したようにうまく使い分けましょう。

暗い夜道で暗いヘッドライトでは非常に危険ですから、ライトのレンズのメンテナンスも忘れないようにしてください。そしてより明るいヘッドライトランプも数多く販売されていますから、車のライトを明るくして安全なドライブをしましょう。

初回公開日:2017年11月29日

記載されている内容は2017年11月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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