【インチ別】タイヤの重さ・ホイールの重さ・比較｜大型トラック
更新日：2024年08月23日
タイヤのホイールの重さとは
みなさんタイヤの重さって、どのくらいなのか気になったことはありませんか。タイヤは車に取り付けられていて、走行するためにとても重要な役割をする部分です。
車の重量は、1トンを超えるものが多く存在しますが、それだけの重量を支えることは凄いことです。そして、この自動車を支えているタイヤの重量は、どのくらいなのかをわかりやすく解説していきます。
タイヤはゴムだけで作られているのか
主にタイヤは、ゴム製品を利用して作られており、知らない人にとっては、タイヤはゴムだけで作られていると感じている方もおられるでしょう。
しかし、タイヤの形を維持するために、ゴム以外に金属のワイヤーを利用しています。これはタイヤの内部に埋まっていますので、普段は見ることができません。タイヤの販売店などに行くと、タイヤのワイヤーを実際に再現したものが、展示されていることもあるので、ぜひ見に行ってみましょう。
インチ別のタイヤの重さについて
それでは、次にインチ別にタイヤの重さをご紹介していきます。
インチ数が増えるにつれて、タイヤも大きくなっていき、ホイールの重さも変わっていきます。タイヤとホイールの重さを比べると、ホイールの方が重い傾向にあります。
ですので、インチ別にタイヤとホイールの重さについて解説していきます。
14インチ
14インチのタイヤなどは軽自動車などに利用されていることが多く、昔は13インチが純正採用でしたが、現在は14インチが純正サイズとして流通しています。
ホイールやタイヤも製造会社によって、作り方が異なるので、多少重量も変わってきます。今回は平均的な重量についてご紹介していきます。
14インチのホイールの重さが、おおよそ6kg程度となっており、タイヤの重さはおおよそ5kgで14インチのタイヤの重さは11kg前後ということがわかります。
ホイールにもアルミや鉄・鋳造などの製造過程が違ったり性質が違うだけで、重量に変化があります。これよりも軽いタイヤもありますし、これよりも重いタイヤがあることが言えます。
16インチ
16インチのタイヤなどは、普通乗用車に採用されているサイズであり、多くの車に利用されているサイズとなっております。白ナンバーの車の多くは、このぐらいのサイズだと認識して頂ければ比較しやすいでしょう。
16インチのホイールの重さが10kg前後です。タイヤの重さが8kg前後となっております。ですので、タイヤの重さの総量が18kg前後ということです。
この数値は、タイヤ1本あたりの重さになるので、4本となるとタイヤの重さも感じた以上に重いことがわかります。
17インチ
17インチのタイヤやホイールを採用している車は、普通乗用車の中でも室内の大きなミニバンなどに利用されております。車が大きくなることに従って、タイヤホイールに負担をかけていることになります。
17インチのホイールの重さですが、12kg前後となってます。そしてタイヤの重さが10kg前後です。タイヤホイールと合わせた重さは22kg程度となっておりので、インチ数が増えれば増えるほどに重たくなっていくこともわかります。
18インチ
18インチのタイヤホイールに関しては、外車やドレスアップ車両の車に使用されており、大きなホイールが車を引き立たせ、車をかっこよく見せることができます。
しかし、18インチのネックな部分が重さの増量です。ホイールが14kg前後であり、タイヤが12kg前後ですので、今までのインチ数の中で一番重たい分類になります。
しかし、インチ数が増えることによって、車の高速安定性などが向上するので、高級スポーツカーなどに採用されていることが多いです。
大型トラックのタイヤの重さ
皆さんも一度は大型トラックのタイヤの重さについて、疑問に感じた方がおられるでしょう。普通乗用車などに採用されるタイヤよりも、大型トラックははるかに大きなタイヤを装着しております。
その大型トラックのタイヤやホイールの重さが、一体何kgほどあるのか気になったことはありませんか。その重さについて次はご紹介していきます。一体どのくらいの重量なのか見ていきましょう。
タイヤの重さ
大型トラックのタイヤの重さは、一体何kgなのか解説していきます。大型トラックは総重量が10トンを超えるものが多く、一般的な普通乗用車と比べて10倍前後の重さがあります。
大型トラックのタイヤの重さを解説して行くと、1本あたり50kgから60kgあります。おおよそ一般的なタイヤの3倍ほどの重さだということです。
大型トラックの重さを支えるためには、タイヤの頑丈さも必要となり、タイヤ内部の作りも、ワイヤーなどの太さが違ったりしますので、普通のタイヤとは違った形で作られているタイヤとも言えます。
アルミホイールの重さ
大型トラックに利用されているホイールは、アルミとスチールなどが一般的ですが、その中でもアルミホイールの重さについて解説していきます。アルミとスチールは、ホイールを作る際に使用している物質の違いでありますので、その物質が軽い方が軽量化が可能とも言えます。
そして、大型トラックに利用されているアルミホイールの重さですが、おおよそ25kg前後となっており、思った以上に軽いことがわかります。しかし、重たいことに変わりはありませんが、1本あたりの重さになりますので、大型トラックに取り付けられているタイヤなどの総重量はすごいことがわかります。
スチールホイールの重さ
次に大型トラックに利用されているホイールの中でも、先ほどのアルミとは違い、スチールホイールの重さについて解説していきます。スチールホイールとは、主に鉄を利用したホイールであり、丈夫な点が一番のメリット言われております。
大型トラックに利用されているスチールホイールの重さは、おおよそ40kgです。先ほどのアルミと比べて、重さがあることがわかりますが、現在でもスチールホイールを採用した大型トラックが走っています。
理由は、アルミに比べて重さはありますが、ホイール自体がとても頑丈なために、長期間利用できるメリットがあるからです。重さがネックな部分ではありますが、大型トラックなどの重量の重たい車には、適切なホイールと言えます。
タイヤの重さの比較
最後にタイヤの重さの比較をしていき、自動車のカテゴリーによって、どのくらい重さに違いがあるのか比較していきます。
一般的に、自動車の重さが増えるに従って、タイヤにかかる負担が増えるために、タイヤを大きくする必要があります。もし、自動車にあったタイヤを選択しなければ走行中にバーストすることがあったり、停車中であってもタイヤが重量に耐えることができずに、爆発する危険性もあります。
軽自動車
軽自動車に利用されるタイヤの重さについて解説していきます。
軽自動車は、車の中でも軽い分類に入りますので、自ずとタイヤの重さも軽くなっていきます。その重さが一般的に5kg前後となっておりますので、車の中でも比較的にタイヤが軽い傾向にあります。
タイヤが軽いことで、信号からの加速やブレーキを行う際に、俊敏な動きをしてくれるようになっていきます。軽自動車のタイヤは、持ち運びも手軽にできるので、利便性も良い点が挙げられます。
普通乗用車
次に普通乗用車のタイヤの重さを比較していきます。普通乗用車のタイヤの重さが一般的に、10kg前後となっており、軽自動車のタイヤよりも重たいことがわかります。
しかし、大型トラックのタイヤに比べれば、とても軽いこともわかります。このように車が大きくなるに連れて、タイヤの重さも増して行くことが挙げられます。
大型トラック
大型トラックのタイヤの重さは、おおよそ55kgほどであり、軽自動車や普通乗用車と比べて、全く重さが違うことがわかります。
車体の大きさにも大きな差があるので、当然なこととも言えますが、大型トラックのタイヤを一人で持ち運んだりするのは、とても大変だということもわかります。
タイヤの重さは車が大きくなるに従って、増して行くことがわかります。
比較してみると面白い
今回は、自動車に利用されているタイヤの重さについて解説してきましたが、自動車の重量が増して行くに従って、タイヤの重さも増して行くことが一番に挙げられます。
しかし、タイヤが重たくなってしまうと、車の動きも鈍くなってしまうので、デメリットもありますが、車体の重さを支える重要な部分でもあるので、仕方がないとも言えます。
一般的な車両に少しタイヤを太くしたり、インチアップすることによって、車の高速安定性能を向上させることもできるので、ぜひタイヤ選びの際に参考としてみましょう。
初回公開日：2018年02月25日
記載されている内容は2018年02月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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