おおすすめのタイヤの保管カバー|野外/保管ラック/1本
更新日:2024年08月10日
タイヤの保管カバーは必要か
冬しか利用しないスタッドレスタイヤなど、タイヤを自宅で保管されている方は大勢おられます。よくガソリンスタンドなどでタイヤ交換をやってもらうと、外したタイヤをビニール袋に入れてくれます。その袋に入れて保管されている方もおられるでしょう。
交換したばかりのタイヤはかなり汚れています。また、タイヤのゴムは黒いカーボンを含んでいるので、袋にれずに車のトランクに積むと、黒く汚れてしまうこともあります。ガソリンスタンドで入れてくれるビニールの袋は、運ぶ際に車内が汚れないための配慮です。
とはいえ、カー用品店やホームセンターに行くと、タイヤ保管カバーが販売されています。ビニールの袋とこういったタイヤ保管カバーの違いをご存知でしょうか。
タイヤのゴムは変質する
タイヤのゴムは、時間が経つと徐々に変質してボロボロになっていきます。最後には、ひび割れしてバーストすることもあります。常に使われているタイヤは、道路との摩擦ですり減って使えなくなります。
そのため、変質して使えなくなるタイヤは多くはありませんが、保管する期間の長いスタッドレスタイヤでは、タイヤの変質をチェックする必要があります。
そして、タイヤのゴムは、太陽の光に含まれる紫外線や熱によっても変質します。そのため、タイヤを長く保管する場合は、日陰の涼しい場所にしまってください。また、屋外に保管する場合も、紫外線を防ぐカバーで覆ったり、シートをかけておくことをおすすめします。
タイヤの保管カバーの種類
カー用品店やホームセンターで販売されているタイヤの保管カバーは、タイヤ1本ずつ個別に覆うタイプの他に幾つかあります。
例えば、タイヤを横にして4本積んで保管される方のために、4本まとめて覆うサイズのタイプがあります。また、タイヤラックを利用されている方は、そのタイヤラックの大きさに合わせたサイズのタイプもあります。
さらに、タイヤ専用のカバーに限らず、ホームセンターには紫外線を通さない汎用シートが販売されているのでこれを利用される方もいます。
自宅の軒下などに複数台のタイヤを保管される場合は、いちいち個別にカバーをかけるよりも、大きなシートでまとめて覆うことで手間が省けます。
1本のタイヤの保管カバー
タイヤ1本毎に保管カバーに入れるのは面倒ですが、狭い場所にも収納できたり、そのままタイヤ交換に持ち出せるといったメリットがあります。
なお、1本のタイヤの保管カバーには、タイヤの形に合わせた平たい円形の袋状のタイプと、ゴムの部分だけを覆うタイプがあります。どちらも、ひもを引くことでタイヤの形にフィットするので、スマートに収納できます。
さらに、取ってが付いていて、楽に運べるタイプもあります。このタイプなら、タイヤ交換の際に持ち出す際に便利です。
ただし、安価なタイプでは耐久性が無かったり、破れやすい素材だったりします。取り扱いには注意が必要です。特に、袋に入れたままで地面で転がしてしまったりすると、小石で簡単に穴が開いてしまいます。
もちろん、丈夫な素材のものでも扱いを誤れば穴が開いてしまいます。そのため、出し入れする際は何かを敷いた状態で行ってください。
おすすめのタイヤの保管カバー
タイヤの保管カバーは、どこにタイヤを保管するかによってもおすすめのタイプが違います。例えば、たまにしか開けない物置に保管する場合は、紫外線に気を配る必要はありません。そのため、汚れ防止のビニールカバーに入れて保管しても問題ありません。
とはいえ、軒下など屋外に保管する場合はしっかり紫外線を防ぎ、汚れを防いでくれるタイヤカバーの利用をおすすめします。
オートバックス
カー用品店として全国展開しているオートバックスでは、プライベートブランドのカー用品を製造販売しています。よくオートバックスを利用される方なら、一度は使ったことがあるのではないでしょうか。
このオートバックスのプライベートブランド「AQ」の商品の中では、タイヤカバーもあります。そしてこの「AQ. タイヤラックカバー」は、紫外線に強く、さらに撥水加工された素材を使っているので、屋外で使ってもタイヤをしっかり守ってくれます。
また、ワンタッチのひもで縛っておけば、強い風の中でも飛ばされる心配はありません。なお、ラックに積んだ状態で使われる商品です。使えるサイズのサイズをチェックしてから購入してください。
イエローハット
全国展開しているカー用品専門店のイエローハットでも、プライベートブランドのカー用品を製造販売しています。特に、イエローハットは、タイヤのプライベートブランドでも有名です。
そして、イエローハットのプライベートブランド商品の中には、タイヤラックとその専用カバーも含まれています。なお、この専用カバーは、紫外線を通さず、耐久性も優れていることから、屋外でも安心して利用できます。
もし、イエローハット製のタイヤラックを利用される場合は、ぜひ、専用カバーも使ってください。
AQ.タイヤラックカバー 普通車用
オートバックス クオリティ タイヤラックカバーは、オートバックのお店はもちろん、ネットでも購入できます。
100均
以外に感じられるかもしれませんが、100円ショップでもタイヤカバーが販売されています。しかし、素材に耐久性が無いことから、もし、屋外で使った場合は、1シーズンで生地がボロボロになります。また、何かがぶつかっただけで簡単に破れたりします。
毎回、タイヤ交換した際に新しいタイヤカバーを購入する、割り切って使う方は、このような安価なタイプでもいいでしょう。とはいえ、タイヤに被せたとたんに破れてしまうこともあります。特に、車を購入したばかりの方には、おすすめできません。
野外でタイヤを保管する時のおすすめのカバー
野外でタイヤを保管する場合、直射日光を避けて、できるだけ涼しい場所に置いておくことをおすすめします。そして、汚れないようにカバーをかけておきましょう。
タイヤのゴムは、紫外線を受けると変質して固くなり、割れてタイヤがバーストする原因になります。また、屋外で使えるカバー自体が変質しにくい丈夫な素材でなければなりません。
そのため、タイヤを屋外で保管する場合のカバーは、紫外線を通さない、丈夫な素材のタイヤカバーを選んでください。さらに、強い風に飛ばされないように、しっかりとタイヤに固定できる構造のものがおすすめです。
タイヤ カバー TE-700E シルバー
こちらは、エクステリア商品を多数製造販売しているアイリスオーヤマ製のタイヤカバーです。タイヤを横に4本積んだサイズに合わせて作られており、ひもでしっかり固定できるので、屋外で保管する際にも使えます。
冬用タイヤの保管に使っています。
出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R320SS1D6ARK... |
長期間野ざらしになるので心配していましたが、半年以上経ちましたが
問題はまったくありません。
おすすめのタイヤの保管ラックのカバー
タイヤを保管する際、横にタイヤを積んでしまうと、タイヤの重みで空気が抜けたり、ホイールが傷んだりする心配があります。その点ラックに縦に収納してけば、そのような心配はありません。
そして、ラックに積むとしたら、ラックの形に合わせたカバーをかけて、汚れや紫外線を防いでください。特に屋外にラックを設置する場合は、カバーは必需品です。
なお、タイヤ収納ラックには、いくつかタイプがありますが、下に2本、上に2本を並べて合計4本を収納するタイプが一般的です。そして、この形に合わせたカバーも販売されているので、合わせて利用してください。
タイヤラック カバー CVP-590 シルバー
こちらもアイリスオーヤマ製のカバーです。アイリスオーヤマは、タイヤラックも製造販売しているので、それと合わせて利用してください。
これまでタイヤラックカバーは1年でダメになる消耗品だと思っていました。
出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1WPPF0YA6BO... |
たいてい日光でやられるのかボロボロになってしまっていたからです。
しかし耐光ということでこの商品を購入してみて今まで買っていたものとの違いにびっくりです。
まず厚さが全然違います、これまでの物が1だとしたら5くらいの厚さです。
タイヤラック カバー CVP-590 シルバー
こちらは上で紹介したカバーで使用するタイヤラックです。もし、タイヤ保存用のラックをお持ちでなければセットでの商品もあるので、その商品の購入を検討してください。
値段的に手ごろで収納場所が狭い我が家には重宝しています。一家に一台あると便利でしょう。ついでにラックカバーも購入し、これで冬季は万全。
出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1FBUI6BVC51... |
タイヤカバーの耐久性は高くない
残念ながらタイヤを屋外で保管する場合、有名メーカー製のタイヤカバーを利用したとしても、2年から3年でボロボロになってしまいます。屋外で保管するとは、それほど厳しい環境に置かれるということです。
タイヤをカバーなしで保管すると、それだけ劣化が早まります。劣化したタイヤは、走行中に突然バーストする危険があります。そのタイヤを使っていたのでは、大事故にもなりかねません。
屋外で保管するタイヤを長持ちさせるためには、丈夫なタイヤカバーを使いましょう。また、タイヤ交換の際は、タイヤの状態を点検して不具合があれば、必ずプロにチェックしてもらってください。
初回公開日:2018年04月17日
記載されている内容は2018年04月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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