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【種類別】タイヤの保管方法・保管場所|スタッドレス

更新日:2024年01月03日

車のスタッドレスタイヤをどのように保管していますか。無駄な劣化を招いていませんか。タイヤは適切な保管方法で安全に使うことができます。お店で預かってくれる所もありますが、費用もかかります。シーズンオフのタイヤの保管方法を見直して劣化を防ぎましょう。

【種類別】タイヤの保管方法・保管場所|スタッドレス

種類別タイヤの保管方法

スタッドレスタイヤから通常タイヤへの交換時期です。今年は3月に入って通常のタイヤに交換した人も多いでしょう。この場合、スタッドレスタイヤに変えたのは11月末だったので約4ヶ月使用したことになります。というとは、8ヶ月は保管をすることになります。反対に通常のタイヤ、ロードバイクタイヤは4ヶ月保管して8ヶ月使うことになります。

最近はお店で使わない時期タイヤを預かってくれるサービスをしてくれる所もあります。しかし、自分で保管する場合もあるでしょう。その時の保管方法はどうすればいいのでしょうか。

履き替えた後、使っていないタイヤを保管方法で無駄に劣化させることはないので、保管方法に気をつけていきましょう。

スタッドレスタイヤ

保管方法の大切な部分ですが、取り外して貰ったタイヤとホイールはきちんと洗って乾かし、タイヤワックスをかけてから保管します。

さらにマイナスドライバーを使ってタイヤの溝にはまり込んでいる大きめの石だけでも取り除いておけばゴムの劣化を減らせます。スタッドレスタイヤは通常のタイヤよりやわからいので石による変形も気になりますが、マイナスドライバーで傷をつけないようにしてください。

もっと大切なことは軍手をして作業をして怪我をしないようにしてください。

ロードバイクタイヤなど

通常のタイヤも保管前に洗ってきちんと乾かし、タイヤワックをかけます。ワックスはゴムの乾燥を防いでくれますし次に使うときに綺麗に見えます。車に取り付けられていると裏側までは洗えませんから取り外している時がチャンスです。

ホイールをスタッドレスタイヤと共有される人は保管時にはタイヤのみとなりますが、ホイールに接する面、中心部とタイヤの中身は触れないようにしましょう。接する面にはホイールを取り付けるときにきちんと薬剤を塗ってくれますのでワックスは邪魔になってしまいます。

タイヤの保管方法に場所

保管方法で気になるポイントに保管する場所があります。

タイヤの敵は紫外線です普段使っている車のタイヤはガレージでもなければ紫外線を防ぐことは無理でも、保管中のタイヤは紫外線を防ぐことができます。

保管場所はやはり直射日光の当たらない場所、ゴムですから多湿も乾燥も敵です。そういう場所を探して保管しましょう。

ベランダ

ベランダの場合、エアコン室外機の風が当たらない、かつ日光ができるだけ当たらない場所、
欲を言えば雨が当たらない、もしくは雨水が通らない場所に保管してください。タイヤカバーを使って日光を防ぎ、パイプやブロックを使って床面から少し距離をとって置くと余分な湿気も防げます。

ベランダへの出入り口付近に置いてしまうと洗濯物を干しに出た奥様に怒られます。出入りに邪魔にならず、マンションであれば隣への非常脱出口も塞がないように気をつけましょう。これも保管方法の大切なポイントです。

屋内

大きな家だと玄関が空気がよく動きますので保管場所で、最近は自転車を玄関横に入れれる家もありますのでそういう場所があればそこに保管してください。床から少し距離をとって湿気がたまらないようにしてください。

保管方法の一つ、カバーを取り付けて紫外線を防ぐことも容易にできます。

室内

部屋の中に自転車を保管している方もいます。

タイヤは思ったよりも重たく、ホイールがついていれば1本片手で持つことが難しい位の重量になります。このため、フローリングでしっかした作りならば床が汚れないように置いておけば大丈夫ですが、押入れは湿気が気になりますし、床が抜けてもいけません。

ただ、窓際や直射日光が当たる場所は避けましょう。保管方法のポイントの一つ、紫外線防止です。

物置

物置に保管する場合、物置のできるだけ上側に保管しましょう。重量があるので一番下に置きたいところですが、湿気対策として一段上がった棚に置けば大丈夫です。マンション等で備え付けの物置の場合、湿気が溜まりやすい物置がありますのでその場合は避けましょう。

また横置きか縦置きか悩みますがタイヤも大きなものですから横に置いて2個を1セットとして2箇所に置くのが占有面積も小さくなりますし取り出しも便利になります。

保管方法のポイント、紫外線防止と湿気防止をクリアできます。

マンション

マンションに住んでいる場合、備え付けの倉庫がなければおのずとベランダに置くようになってしまいます。ベランダのスペースを見ながら市販のタイヤラックを設置して保管するようにすれば占有面積もできるだけ小さくできてタイヤにも安心です。

タイヤラックを使う場合、変形を防ぐため1ヶ月に1回程度タイヤの向きを変えたりしてラックに設置してる部分が同じにならないようにしてください。

保管方法のポイントの紫外線防止と湿気防止をカバーを取り付けたりして守ってください。

大手店舗でタイヤを交換した場合半透明のビニール袋にタイヤを入れて渡してくれますが、そのまま保管しないようにしてください。

タイヤを洗えるなら洗って、洗えなくても袋からだしてきちんと乾かしてからにしましょう。袋の中もきちんと乾燥できればもう一度袋に入れて保管して大丈夫です。

保管方法としては一番簡単な個別袋ですが、お店でいただいた袋だと紫外線を防げませんので市販のカバーもしくは個別袋をします。

タイヤの保管方法に置き方

保管方法の一つにタイヤを横に置くか縦に置くか。保管に使えるスペースによりますが、それぞれに一長一短があります。

タイヤというのは想像以上に重たい重量のあるものですから、数ヶ月も同じ状態で保管して置くと、一番下の設置面のみ荷重がかかった状態となってしまい、その部分だけ平らに変形をしたり周りのゴムが硬化したりしてしまいますので、定期的に向きを変えたり動かしたりできるように考えながら保管しましょう。

タイヤを縦に並べて保管する場合、メリットは手軽にタイヤの向きを変えて変形を防げることです。最低でも1ヶ月に1回はタイヤをくるくる回してあげてください。

デメリットは占有面積が大きくなることです。転がらないような支えも必要になります。横に4個並べて保管できるラックも市販されていますのでそれを購入して設置すればタイヤが転がることもありませんし、変形防止の為に向きを変えたり動かしたりすることが簡単になります。

占有面積が気になるのであれば、横に2個を上下2段で合計4段のラックも市販されています。

タイヤを横にして重ねて保管する場合、メリットは占有面積が小さいことです。上に積むだけですから、床面はタイヤ1個の大きさだけです。またタイヤの変形も少なくあまり動かさなくていいです。

デメリットは、床面との距離が必要になることです。一番下の設置面にかかる重量は大きく湿気も逃げなくなってしまい床面が傷んでしまいます。ホイール付きで保管する場合だとなおさら床面に傷がつかないようにしないといけませんし、ホイール同士ぶつかって傷がつかないように気を使います。

横向きに重ねて保管するのですが、そのタイヤラックは中々市販されておりません。コンクリートブロックを台座にすれば簡単なのですがホイールに傷がつかないように気をつけて設置していください。

タイヤの保管方法に空気圧

保管方法で気になるのは保管中のタイヤ空気圧です。タイヤだけの保管だと関係ありませんが、ホイール付きで保管する場合、空気を無理に抜く必要はありません。タイヤを交換したお店で聞いて見てください。無理に抜くことも足すこともしなくていいですよと答えてくれます。

ただ保管中に抜けて空気圧が下がることはありますので、ご自分で取り付ける場合、取り付ける前にガソリンスタンドに持って行き、空気圧をきちんと確かめておいてください。取り付けてから自走して行くことは危険ですのでしないでください。

カバーを使用したタイヤの正しい保管方法

保管方法でタイヤをそのまま置いて置くのか、それとも何かカバーを取り付けるのか。紫外線がタイヤの敵ですからカバーを取り付けることをします。

市販のタイヤカバーを取り付けて保管す場合、タイヤラック全てを覆うタイプと、タイヤだけを覆うタイプ、タイヤを個別に覆うタイプとあります。

どれも紫外線と湿気を防いでくれますが、反対に中に湿気がたまり水になって溜まってしまうことがあります。これは保管場所の下から湿気が上がってきたり、雨が染み込んだりするのが原因です。

タイヤ劣化の原因になりますので、カバーをしているから何もしなくていいのではなく、カバーも時々外して裏返して乾かしてからもう一度取り付けてあげてください。

タイヤを大切に使いましょう

保管方法も色々あります。タイヤの寿命はノーマルタイヤで3万キロから4万キロ、スタッドレスだと3シーズンがから4シーズンとなっています。保管方法でそれらを伸ばすことは難しいですが、無駄な劣化を防いで安全に使うことができます。

全て記事と同じ保管方法を取ることは無理ですが、自分にあったタイヤの保管方法を見直して見てはいかかがでしょうか。

初回公開日:2018年04月04日

記載されている内容は2018年04月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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