ハイエース用おすすめタイヤ・ホイール・価格・サイズの種類
更新日:2024年08月10日
ハイエースとは?
ハイエースは、トヨタから発売されているワンボックスカーです。バンを中心に社用車などの業務用として、キャンピングカーのベース車やドレスアップ用、趣味の機材・人員運搬用などの個人用として、さらには、救急車のベースとして多方面からの需要のある車です。
ハイエースの種類は、現在バンとワゴン、コミューターの3タイプがあります。「5人+軽トラ以上の荷室空間」という積載能力を持ち耐久性も高いです。
1967年の発売以来モデルチェンジを重ね、現行のモデルは、200系ですが100系もまだ見かけます。
ハイエース用おすすめタイヤ
ハイエースの純正のタイヤのサイズは、195/80R15 107/105L LTか185/75R15 106/104L LTとなっています。
195/80R15 107/105L LTについて説明しますと「195」は、タイヤの横幅で195mmということです。「80」は、扁平率で数字の大きい車ほど厚みがあるタイヤになります。「R15」は、15インチのラジアルタイヤを表します。
「107/105」は、107がフロントタイヤ105がリアタイヤのロードインデックスです。107は1本のタイヤで975kgの重量を支えられ、105は925kgの重量を支えることができます。「L」は、速度記号といい、自足125kmの最高速度が可能です。「LT」は、ライトトラックの略で小型貨物車に使用できるタイヤの意味です。
100系では?
100系は、ハイエースの4代目で平成元年の8月から発売されています。ハイエースは、ワゴンのイメージですが100系には、ワゴンも存在しています。ワゴンの場合は、ワゴン特有のふらつきや偏摩耗を考慮しEX20RVなどを選びます。
200系では?
ハイエースは、貨物自動車に分類されるので耐荷重規格(LT規格、C規格)を満たす必要があります。タイヤサイズ15インチを中心に選べるサイズは、増えています。
ハイエースのおすすめのタイヤとして「ブリジストンのV600 」「TOYOタイヤのTOYO V-02e」「ダンロップのエナセーブ VAN01」「ブリジストンの610V DESERT DUELER 610」「グッドイヤーの CARGO PRO」「ミシュランのAGILIS」などがあります。
ハイエース用タイヤにおすすめのホイールは?
ハイエースのバンのホイールは、貨物車の強度として必要なJWL-Tの強度規格が必須です。アルミホイールを選ぶ際には、アルミホイールにJWL-Tが刻印されていることを確認します。
ホイールを選ぶ場合に、ホイールサイズが合っていてもボルトの数やP.C.Dと呼ばれる取り付け穴のサイズによっては、適合しないホイールがあります。ハイエースの場合は、取り付けボルトの本数は6本でP.C.D139.7のホイールが適合します。
ホイールセットは?
ホイールセットだとホイールとタイヤがセットになっているのでホイールとタイヤが適合しないという心配がなくなります。
ハイエースにおすすめのホイールセットは、最安値は、7万円を切るくらいからあります。具体的なおすすめのホイールセットは「BREAKフレーダーマウスクエルボ8」「GコーポレーションラウンジリザードLZ-1」「BADXロクサーニバトルシップ」などです。
ハイエース用タイヤの相場価格や値段は?
ハイエース用タイヤの相場価格・値段は、サイズやそのほかの条件によっても変わってきますが1本あたり8千円〜2万円くらいです。それに脱着作業などの工賃がプラスされます。ハイエースのタイヤの購入には、タイヤ4本分と工賃を合わせた4万円~10万円くらいかかります。
実際の価格については、販売店で必ず工賃も含めた総額で確認してください。タイヤの金額だけで計算してると精算時に予算が足りないということになりかねません。
ハイエース用タイヤのサイズの種類は?
ハイエース用タイヤのサイズの種類としては主に「15インチ」「16インチ」「17インチ」の3種類があります。
15インチでは?
15インチは、ハイエースの純正のタイヤと同じなのでサマータイヤ、スタッドレスタイヤ共に種類も豊富です。
ダンロップのENASAVE VAN01、ブリジストンのV600、YOKOHAMAのRY52、ダンロップのRV503などがあります。
16インチでは?
ハイエース用の16インチのタイヤもサマータイム、スタッドレスタイヤ共に種類も豊富です。価格は15インチに比べてUPします。手軽なドレスアップが楽しめます。
YOKOHAMA PARADAPA03、TOYO H20、グッドイヤーEAGLE #1 NASCARなどがあります。
17インチでは?
ハイエース用の17インチのタイヤは、15インチや16インチに比べると少ないですがサマータイム、スタッドレスタイヤ共に種類も増えています。価格は15インチや16インチに比べてUPします。また、タイヤの重量はかなり重くなるので事前に注意が必要です。
16インチと同様に、YOKOHAMA PARADAPA03、TOYO H20、グッドイヤーEAGLE #1 NASCARなどがあります。
乗り心地改善におすすめのハイエース用タイヤは?
ハイエースは、一般自動車と比べて乗り心地が悪いといわれてました。現在は、2013年の大幅な改良で乗り心地はぐっとアップしました。
ただし、あくまで従来と比較してのことであり小型トラック用の「LT規格」のタイヤなので荷物の負荷に対応するため空気圧が高く設定され、ロードノイズが増加するので一般の乗用車と比較すると快適な運転とはいいがたくなります。
ハイエースの乗り心地をよくする方法のひとつにタイヤ交換があります。タイヤが古くなったら新しいタイヤに変えると乗り心地はよくなります。傾向としては、インチアップしたほうが乗り心地はよくなります。乗り心地改善にこだわりすぎて車検に通らなくなってしまう場合がありますので注意が必要です。
乗り心地改善におすすめのタイヤとしては、TOYOタイヤのH20などがあります。15インチ、16インチ、17インチとインチサイズが豊富で車検に対応のLT規格です。
ハイエース用タイヤの適正の空気圧は?
ハイエースの乗り心地や正しい走行性能を発揮させるためには適正な空気圧にする必要があります。空気圧は、タイヤがゴムであるために自然と低下していきます。一カ月に一度は、点検して最適な空気圧に調整してもらうようにしましょう。
空気圧が高すぎたり低すぎたりするとタイヤを早く劣化させ、偏摩耗や傷つきやすくなり燃費も悪くなります。また、運転中にハンドルを取られたりバーストしたりなど、事故を起こしてしまう危険もあります。
同じハイエースでも、車によって最適な空気圧は異なります。車ごとの最適な空気圧は、運転席のドア開口部などの目立つ場所に記載されています。
ハイエースのタイヤ交換時に同じサイズに交換する場合は、運転席ドア開口部に記載されている空気圧に調整してもらいましょう。オプション設定サイズ以外にインチアップする場合は、タイヤ販売店に相談して最適な空気圧に調整してもらいましょう。
ハイエースをドレスアップしてでかけよう
ハイエース用のおすすめタイヤ・ホイール・価格・サイズの種類について述べて来ましたが、早速、純正のタイヤとホイールからタイヤとホイールを交換してドレスアップしてドライブしてみましょう。これまでと違う体験ができることうけあいです。
実際のお店で購入する場合は、販売店ともよく相談して購入しましょう。インターネット通販で購入する場合は、インターネット通販での交換取り付けのサービスがどうなっているかをよく確認します。インターネット通販で購入して持ち込みで取り付ける場合も事前によく確認してスムーズに問題なく取り付けができるようにします。
初回公開日:2018年04月26日
記載されている内容は2018年04月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。