【車種別】車のデイライトの取り付け方法・工賃|ノア/ハリアー
更新日:2024年09月02日
車のデイライトの取り付け方
デイライトの取り付け方には、大きく分けて2つあります。一つ目は、LEDの側面発光テープを保安基準に適合するサイズに加工して取り付ける、または、市販で売っているものを取り付ける方法です。この方法はDIY度が高い方法ですが、比較的に安く、簡単に取り付け可能です。
二つ目は、ポジションランプにデイライト機能を持たせたものに交換する方法があります。この方法は「純正対応タイプ」と呼ばれております。この方法ならデイライトとして点灯しているときは、計器盤証明やテールランプが点灯することもないですし、保安基準にある「自動消灯機能」も保証することができます。
車の配線の取り付け方
一つ目のLED側面発行テープを取り付ける方法の配線に関しては、エンジンのオン/オフに対応してLEDも自動的にオン/オフとなる専用ハーネスが市販されていますので、簡単に作業を行うことができます。取り付けにかかる費用はかなり抑えることができますが、この場合フォグランプやヘッドランプ点灯時に自動消灯する機能はないので、車検に通るかはグレーゾーンです。
二つ目のデイライト機能を持ってるものに交換する方法では、交換するだけなので配線は必要ありません。ただ、一つ目の方法に比べ、ヘッドランプやフォグランプ自体を購入しないといけないので、値段は高くなります。
車のデイライトの保安基準
2016年の10月の保安基準の改定で、新たに「昼間走行」としての要件が明らかになりました。第124 条の2、昼間走行灯の灯光の色、明るさなどに関し、保安基準第 34 条の3第2項の告示で定める基準は、次の各号に掲げる基準となっていますのでそちらを参考にしてください。
一 昼間走行灯の光度は、1,440cd 以下であること。
出典: http://www.mlit.go.jp/common/001154266.pdf |
二 昼間走行灯の照射光線は、他の交通を妨げないものであること。
三 昼間走行灯の灯光の色は、白色であること。
四 昼間走行灯は、灯器が損傷し、又はレンズ面が著しく汚損していないこと。
五 昼間走行灯は、レンズ取付部に緩み、がた等がないこと。
六 昼間走行灯の照明部の大きさは、25 ㎠以上 200 ㎠以下であること。
車のデイライトの取り付けにかかる工賃
イエローハットでは部品の持ち込みの場合、取り付け工賃が7500円(税別)と表記されておりました。
ディーラーでは、純正品以外は保証の対象外となるため、純正品以外は取り付け不可としているところが多いです。純正品のデイライトの取り付け工賃は、パーツとセットになっており、メーカーや車種によって違うため、取り付けをお考えの際は一度メーカーのHPをご確認下さい。
車種別の車のデイライトのDIYでの取り付け方法
市販やネットで売っている車のデイライトの取り付け方法を車種別で紹介していきます。DIYで簡単にできるものを集めてみましたので、ぜひ参考にしてください。
ヴォクシー80
ヴォクシー80系のデイライトキットの取り付け方法です。まず、フォグランプの上の辺りのフォグカバーに、固定用ボルトと配線を通せる穴を、電動ドライバーなどを使い開けます。グローブボックスを外し、ヒューズボックスから電源を取ります。アースは、エンジンルーム尾端っこにあるボルトからとれば簡単です。
後は動作確認ごデイライトを、フォグカバーに両面テープで固定し、ボンネットからてを伸ばせば固定用ボルトを締めれるので、締めれば完成です。
ハリアー
ハリアー60系ポジションデイライトキットの車検対応の取り付け方法です。適合車種は平成25年12月からの全グレード対応です。
ハリアーでのデイライト取り付け方法も難しいものではなく初期から搭載されているヘッドライトの電源カプラーと純正LEDポジションランプを接続させて固定させればokです。キーをオンにすると自動的にポジションランプが点灯します。テールランプやライセンスランプは点灯せず、ナビもナイトモードになりません。
常時ポジションランプが点灯しますので、朝夕の薄暗い時や、悪天候の時でも視認性が良く事故防止にも効果的です。本体のスイッチをオフにすればすべての機能が純正状態の戻るので、車検時に取り外す必要がありません。
エクストレイル
エクストレイルT32ポジションデイライト車検対応向けキット取り付け方法です。平成25年12月~のT32系、20x/20xハイブリッド、ハロゲン/LEDヘッドライト両方とも対応車種です。
取り付け方法はカプラーオンのみでとても簡単です。ACCオンでポジションランプが点灯します。また、ライト点灯でポジションランプが減光する機能も搭載しています。車検の際に便利なオン/オフスイッチ付きで、いつでも純正状態に戻せます。
ノア
ノア80系専用デイライトユニット取り付け方法です。まずボンネット開けます。助手席側のタイヤハウスのビスを取り、バンパーを引きめくります。純正のコネクターを抜き、付属のコネクターを純正のコネクターとの間に接続します。同様に運転席側も行います。
次に、ヘッドライト裏のコネクターに付属のコネクターを接続し、各配線を繋いでいきます。配線は、同じ色をつなぎ合わします。最後に付属のユニットを接続し、両面テープで固定すれば完成です。
CX-5
2017年新型CX-5後期型のウインカー機能付きのデイライトキットの取り付け方法です。対応車種 KF系 平成29年7月からの25S L packege /XD L packegeまたは純正フォグランプ装着車です。フォグカバーを取り外し、はめ込んで必要な配線を接続するだけです。
ポジションランプに接続すればライト点灯と同時にデイライトが点灯します。ACCに接続すれば、エンジンをかければ点灯します。さらにウインカー動作で進行方向のデイライトがウインカーになります。
オデッセイ
市販で売っているデイライトキットの取り付け方法です。まず内張りを剥が酢必要があるので、キックパネルを外しましょう。キックパネルを外すためにはサイドステップを外す必要がありますので、そちらから取りかかってください。その後にウェザーパネルを外します。
ここまでくればヒューズボックスから配線作業に移れますが、パネルを浮かさないとやりにくいので浮かすようにしましょう。ここでの作業は主に説明書どおりになりますのでしっかりと確認しつつ配線していきます。配線完了後、動作チェックを行い点灯すれば、コントロールボックスを両面テープで固定し、内張を戻せば完成です。
フィット
アマゾンなどで格安で売っているデイライトの取り付け方法です。格安のため、キットなどはなく、デイライトと配線のみです。なので、まずフィットのフォグランプのガーニシュを外し、デイライトを取り付けたい所をカットしていきます。次に、カットしてくり抜いたところに、購入したデイライトをはめ込み、後ろからボンドなどで固定します。
後はイグニッション線から+を、バッテリーなどから-を接続すれば完成です。オン/オフできるスイッチを付ければ、車検の時も安心です。
シエンタ 170系
シエンタ専用スーパーウェルカムデイライトの取り付け方法です。助手席のグローブボックスを外し、作業しやすいようにヒューズボックスのねじを緩めます。助手席側のAピラーのウェザーストリッパーを外し、パネルを外します。Aピラーの根元にコネクターがあるので、抜いて配線していきます。動作確認後、戻せば完成です。
マークx
フォグランプをデイライトにするキットの取り付け方法です。まずフォグカバーを外します。傷がつかないように、マスキングテープを張ります。取り外せたら、フォグランプを交換します。
配線は各フォグランプを純正カプラーに接続し、キットに付属されている延長戦を、ヒューズボックス内のACCに接続するだけです。動作確認完了後、フォグカバーを戻せば完成です。
フォグカバーを外すとき、爪が割れるのに注意してください。もし割れるのが怖ければ、タイヤハウスからバンパーを外し、パンパーの内側から取れば、爪を割ることもなく取り外せます。
フォレスター
フォレスタSJ系後期ポジションデイライト車検対応キットの取り付け方法です。平成27年10~のSJ系 2.0i-L/2.0i-EyeSight/X-BREAK/S-Limited/2.0XT EyeSightのLEDヘッドライト車が対応車種です。
取り付け方法は、カプラーオンするだけの簡単取り付けです。ACCオンでポジションランプが点灯します。車検の際には便利な機能のオン/オフスイッチ付きです。オフにすると、いつでも純正状態に戻すことが可能です。
今後デイライトを付けるにあたり
デイライトの取り付け方は先ほど車種別でも説明させていただいたように、DIYでも簡単に付けれます。しかしデイライトの取りつけを今後お考えの方は、保安基準をしっかりと守ってください。もし取り付け方や保安基準がわからなければ、一度ディーラーの方や、取り付けを行っているスタッフに尋ねてみて下さい。
デイライトを取り付けることはできたが、車検が通らないとなると、取り外さないといけなくなってしまします。保安基準を守り、かっこいいデザインの車に仕上げましょう。
初回公開日:2018年06月08日
記載されている内容は2018年06月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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