ターボタイマーは必要か・ターボタイマーとハーネス
更新日:2024年10月24日
ターボタイマーとは
ターボタイマーという言葉は一度は聞いた事があるのではないでしょうか。ターボタイマーはターボ全盛期の1980年代に生まれました。タイマーによってエンジンキーを抜いてもアイドリングを続けさせる装置です。
なぜそのようなことが必要なのかというと、ターボ車のターボチャージャーが走行によって高温になっていますから、走ってすぐにエンジンを切るとターボチャージャーに悪影響を与えるからです。
当時のターボエンジン搭載車の説明書には、アフターアイドリングをするよう記載がありました。そこで車を止める前にアフターアイドリングを自動で行う商品としてターボタイマーが生まれました。
しかし現在に至るまで、メーカーではターボタイマーの装着は行われていません。それは道路交通法に停止装置義務違反があるからです。車を離れる時にはエンジンを止めてブレーキをかけ車が動かないようにしなければなりません。
ターボとは
ターボとはターボチャージャーの略語のことで、日本語にすると過給機です。エンジンの中により多くの空気を送り込む装置で、排気ガスを利用しています。
ターボチャージャーは排気ガスの流れを受けて回転するタービンと吸気側のコンプレッサーがシャフトで繋がっており、排気ガスの力で回る力で吸気側のコンプレッサーが回り空気を加圧する装置です。
非常に高温の排気ガスを利用しますからタービンは高温になり、熱はタービンからシャフトに伝わり、回転部分は高温のストレスにさらされます。回転する部分なのでエンジンオイルが回っており、オイルは潤滑の他に冷却の役目もしています。
そこで高速運転したエンジンをすぐに止めると、ターボチャージャーに回っているオイルが止まるのでターボチャージャーが焼き付いてしまいます。そこでアフターアイドリングさせて冷却するためにターボタイマーが有効になります。
ターボタイマーの仕組み
ターボタイマーはエンジンキーをオフにしてもタイマーによってアイドリングを続けるように制御している装置です。
配線はキーシリンダーにハーネスを使って取り付けをしますが、安全装置としてサイドブレーキを引いていないと作動しないように配線をするようになっています。
使い方は、オート設定とマニュアル操作の2種類がほとんどで、オートタイマーは走行状況に合わせてターボタイマーのコンピューターが最適のアフターアイドリング時間を設定します。マニュアルモードは人為的にターボタイマーの作動時間を設定できる仕組みとなっています。
車速信号や回転信号を取り込むことにより、より正確なオート機能を実行できるようになっています。
ターボタイマーは必要か
ターボタイマーが必要かと聞かれた場合、現在のターボ車にはターボタイマーは必要ありません。1980年代に量産車にターボが装着され、1分間に20万回も回転するターボチャージャーには、アフターアイドリングをする必要がある事をメーカーでもサンバイザーや取扱説明書に注意書きがありました。
当時のターボと現在のターボでは作りが違います。昔のターボはフルフロートベアリングの軸受けを使用していました。しかし現在はタービンシャフトにボールベアリングを使用していますから、エンジンをすぐ止めてもシャフトが焼き付くことはほとんどありません。
フルフロートベアリングとは
フルフロートベアリングはオイルの中に浮いている状態のベアリングです。高速で回転するシャフトをフロートベアリングで支えていますが、オイルはシャフトのわずかなアンバランスを吸収しながら潤滑と冷却を行っています。
ターボチャージャーの軸受け部分は800℃にもなるため、高温に対する耐久性に強いフルフロートベアリングのオイル潤滑ベアリングを長年使用してきました。しかし短所として加減速時の摩擦抵抗が大きく、速度追従性がボールベアリングに比べて劣ります。
特にアクセルを踏み込んでからターボの過給圧の上昇までにタイムラグが生じ、加速の鈍さを感じたドライバーは必要以上にアクセルを踏んでしまい、燃費効率の低下を招いていました。
このようなことから、当時のターボ車は高温のままエンジンを止めるとフロート部分の軸受けが焼き付く恐れがあり、ターボタイマーの取り付けをする車が非常に多く存在しました。
ボールベアリング
ボールベアリングターボの開発によって、現在のダウンサイジングターボの開発が進むことになりました。小型で耐久性と耐熱性に優れたボールベアリングは、内輪と外輪に航空機のジェットエンジンの主軸部分にも使われている素材を使用し、ボール部分にはセラミック素材を使っています。
このことから、以前のハイフロートターボより耐熱性と効率がアップされたことにより、通常の走行ではターボタイマーによるアフターアイドリングは必要なくなりました。
しかしサーキットで全開走行される方は、熱によりタービンが真っ赤になるほど高温になるので、各部が熱により膨張します。そのためクールーダウンして膨張を縮めてあげる必要がありますから、アフターアイドリングをするためにターボタイマーを使うとよいでしょう。
ターボタイマーのハーネス
ターボタイマーを付ける時には車種専用のハーネスが必要になります。ハーネスはターボタイマーを販売しているメーカーによってターボタイマー側のコネクターの形が違うので、ターボタイマーを販売しているメーカーのハーネスを使用します。
車種別ハーネス
ターボタイマーのメーカーでは、専用の車種別ハーネスを用意しています。しかしターボタイマーメーカーでは他の電装品も販売しているので、ターボタイマー専用の車種別ハーネスを購入しなければ取り付けできません。
ターボタイマーのハーネスを取り付ける場所は、キーシリンダーのコネクターに割り込ませるのが通常の方法となります。そこで購入前に自分の車のキーシリンダーのコネクターの形とピン数を確認して購入すれば間違いないでしょう。
カー用品店に行けば車種別適合表がありますので、それに照らし合わせて購入する事ができます。店舗で店員さんに選んでもらえば、もし違っていてもすぐに交換してもらえるメリットもあります。
同一車種でも年式や型式でコネクターの形やピン数が異なる事が良くありますから、ハーネスを選ぶ時に自信がなければ詳しい人に見てもらうのが良いでしょう。
ハーネスが無い場合
ハーネスが無い車もよくあります。特に古い車でハーネスが廃番になっていたり、外車などはハーネスが対応していないことが多いでしょう。
そこでハーネスが無い場合は、キーシリンダーのコネクターから出ている配線に割り込ませる必要があります。そこでキーシリンダーのハーネスをまずは探してみます。
ターボタイマー側の配線は、常時電源、ACC、IG、アース、サイドブレーキ感知の5本が通常です。これらの線を車両側のキーシリンダーのコネクターから配線をテスターで調べ、割り込ませれば作動します。サイドブレーキ感知は、サイドブレーキの根元にある線に割り込ませます。
この他に車速信号線や回転信号線を配線する必要がある機種もありますが、これらはECUの配線に車種別配線図を見ながら配線します。
ターボタイマー
ターボタイマーの機能には、オートで時間設定やマニュアルで時間設定をする機種がほとんどです。そのほかに電圧表示機能があったり、イルミネーションの色を変える事ができる機種もあります。
エンジンスターターの中にはターボタイマーの機能が付いている機種もありますから、エンジンスターターを購入する予定があるならターボタイマー付きを選ぶのも良いでしょう。
HKS
チューニングメーカーの老舗のHKSからもターボタイマーが販売されています。HKSのターボタイマーの特徴は本体とディスプレイがセパレートなので、取り付け位置の自由度が広がるメリットがあります。
HKSの専用の車種別ハーネスを使用する事で、簡単に取り付けすることができます。HKSのターボタイマーにはType0とType1の2機種の設定があります。
Type0はターボタイマー機能と電圧表示の機能があり、表示部は赤く点灯します。Type1はより多機能になっており、ターボタイマー機能、電圧表示、スピード表示、回転数表示、タイム計測、ストップウォッチラップタイム計測の機能があります、こちらの表示部は白く表示されます。
永井電子機器 ( ULTRA )
永井電子機器(ウルトラ)のターボタイマーは古くからモデルチェンジを繰り返しながら販売されています。このウルトラのターボタイマーは、独自のヘッド部分に首振り機能があり、視認性と操作性が良くなっています。
機能としてはオートタイマー機能、マニュアルタイマー、バッテリー電圧表示に加え、赤いLEDを備えてキーオフで点滅をする簡易威嚇機能と、イグニッションオフからオンにしたときに一定の条件をクリアしないとブザーが鳴り続けて威嚇する簡易盗難威嚇機能が付いています。
取り付けは専用の車種別ハーネスを使って簡単に取り付けができます。ただしプッシュスタート式でキイグニッションキーコネクターが廃止されている車両は取り付けができません。
Pivot
Pivotのターボタイマーはセキュリティーシステム付きターボタイマーです。Pivotは数多くの電子機器を販売している定評のあるメーカーです。
ターボタイマーの機能は、走行時間に応じてアフターアイドリング時間を自動設定するオートモードと、お好みのアイドリング時間を設定できるマニュアルモードがあります。その他にはエンジン停止後に青いLEDが威嚇点滅が開始され、窓や車体に衝撃を感知すると強力発光と高速点滅を一定時間切り替わりながら威嚇する盗難防止機能も付いています。
ターボタイマーの使い方
ターボタイマーを使う場合はおもにオート機能で使用する事が多いでしょう。ターボタイマーの機能の使い方で、オート設定のやり方などは、取扱説明書を見なければ使いこなすのは難しいでしょう。取扱説明書を熟読して使用することで全ての機能をフルに活用できます。
そこで、車の走るステージごとにターボタイマーをどうしようすれば良いのかを解説していきます。
高速道路走行後
高速道路は一般道路よりハイスピードで走る道になりますから、エンジンにも一般道路より負荷がかかります。
高速道路もほとんどが80Km/hか100Km/hですから、エンジン回転も普通車で2000回転から3000回転も回せばその速度域まで達するでしょう。そのような低回転域で走行してもほとんどターボチャージャーに負荷はかからず、一定の速度で走る分にはターボチャージャーはそれほど高温にもなりません。
軽自動車の場合は、特に上り坂では常にターボチャージャーのブーストがかかった状態で走行する事になるでしょう。ターボチャージャーは高温にさらされることは間違いないので、ストレスは大きくなります。
しかしサービスエリアに入る場合、本線から離脱して駐車スペースに車を止める頃にはターボチャージャーは冷えていることでしょう。このことから、ターボタイマーを使うまでもないでしょう。
一般道路走行後
一般道路を走行する場合、市街地走行ではターボタイマーは必要ないでしょう。ストップアンドゴーの繰り返しでは、ターボが過熱してもすぐに冷えるのでタービンシャフトに支障をきたすような高温にはなりにくいからです。
峠道の上り坂を走行する場合、常にターボが回り高温になるでしょう。特にだらだらと長い上り坂の場合、頂上付近で車を止める時にはアフターアイドリングとしてターボタイマーの使用をするとよいでしょう。しかし止まらずにそのまま峠道を下るのであれば、下り道でターボはクールダウンされるので、ターボタイマーは必要なくなります。
サーキットなど走行後
サーキットでスポーツ走行される方は、常にフルブーストをかけて走ります。するとターボチャージャーはかなりの高温となりますから、ピットロードを走って来てすぐにエンジンを止める事はターボチャージャーに良くありません。ターボタイマーでアフターアイドリングをするとよいでしょう。
特に古いタイプのターボチャージャーだとオイルの中にシャフトが浮いているフルフロートタイプなのでサーキットのようにクローズドコースでターボをフルに効かせて走る場合は、いきなりエンジンを止めると焼き付きを起こす恐れが非常に高いです。
最近のターボチャージャーでも熱に強く強度があるベアリングをシャフトに使っていますが、熱による膨張が大きいので、サーキットを走ったら最新のターボでもターボタイマーでアフターアイドリングをした方がよいでしょう。
ターボタイマーの時間
ターボタイマーにはオート機能が設定されている機種がほとんどです。そのオート機能は走行状況によって自動算出されます。例えばHKSのターボタイマーだと、走行する回転数が1,500回転以下であった場合は、0秒と算出されてアフターアイドリングしません。
手動の場合は、ほとんどのメーカーは30秒ごとに最高9分ないし10分まで設定ができます。アフターアイドリングで10分は必要ないですが、暖機運転に使うと便利な機能でしょう。
オートタイマー
ターボタイマーには非常に便利なオートタイマー機能があります。オートタイマーの機能を使えば、その都度任意にタイマー時間の設定をしなくても、走行状況に合わせてアフターアイドリングを時間のカウントダウン形式で設定します。
オートタイマーは、ターボタイマーのメーカーにより設定方法が異なります。フルオートで使用する場合は、各メーカーの取扱説明書を熟読してから設定をしてしようしましょう。
このように、フルオート機能を使えば、その都度ターボタイマーの時間をセットしなくて済むので非常に便利です。
時間手動設定
手動にてターボタイマーを使用する場合は、街中ではターボタイマーを使用しなくてよいのでオフにすればよいでしょう。高速や峠道では、30秒から1分ほどに設定してあげるとよいです。サーキットで全開走行を行った場合は、5分ほどの設定をすれば十分でしょう。
手動式しかないタイプはその都度スイッチを入れる必要があるので、高速走行した後に忘れないようにスイッチを入れる必要があるため面倒と感じるでしょう。
ターボタイマーの配線
最近の車は、車種別ハーネスで配線するほかにも対処しなければターボタイマーが作動しなかったりキーが抜けなかったりと不具合が出る事があります。
日産車の一部のAT車には、キーロック機能が付いています。これはエンジンが作動しているとシリンダーからキーが抜けなくなる機能です。これを回避するには、キーロックリリースアダプタを取り付けする必要があります。
ターボタイマーが作動しない原因にはサイドブレーキ線に未配線の事が多く見られます。サイドブレーキをかけていないとタイマーが作動しないようにする機能で、安全のために配線をするようになっています。
オートドアロック機能は、車速が20Km/hを超えるとドアのロックが締まり、シフトレバーをPレンジにするとロックが解除されますが、この機能がある車種はターボタイマーが付かないことがありますから、車種別対応リストで確認する必要があります。
サイドブレーキ
現在販売されているターボタイマーは、サイドブレーキに配線しなければ作動しないようになっています。サイドブレーキに配線する理由は、何かの拍子で車が動き出す時にサイドブレーキが引かれていれば車が動くことがないので、安全対策としてサイドブレーキ信号をターボタイマーに入力させるようになっています。
サイドブレーキの根元に配線が1本線と2本線があるので、ターボタイマーの取扱説明書を確認して、サイドブレーキ線に割り込ませて配線するとターボタイマーは機能します。
ターボタイマーが不要な理由
ターボタイマーの不要論はいつからか多くなってきました。その理由には色んな話がありますが、一般的にメーカーで純正採用していないからといった意見が多いです。しかしこの大雑把な意見ではよくわからないでしょう。
実際にターボチャージャーを保護する目的のターボタイマーを必要としない理由について説明していきます。
昔と今
かつてターボが登場したころには、タービン保護というキャッチフレーズでターボタイマーが数多く販売され多くの人が取り付けていました。しかし現在のターボチャージャー付きエンジンにターボタイマーを付けている人はほとんどいません。
高速道路を含め一般道路を走っている程度では、ターボチャージャーはフル回転していません。走行速度が低く高回転まで常にエンジンを回す事もありません。他にも高速道路を走っていても一定のスピードで走るのでエンジン回転が上がりませんから、ターボチャージャーはそれほど回転していないでしょう。
この他にターボチャージャーの改良もあり、熱に強く耐久性のある構造や素材を使っているので、焼き付きによるトラブルはほとんどありません。
ターボの進化
最近の車はアイドリングストップで容赦なくスパッとエンジンを止められてしまいますが焼き付きを起こしません。これはシャフトに使われているベアリングが昔と違う事が1つの理由です。
現在のターボチャージャーは水冷化が進み冷却能力も昔に比べ格段に進化しています。またアイドリングストップでエンジンが止まってもクーリングファンが自動で作動する車両もあります。これにはターボユニットの冷却を考えての機構でもあります。
またターボチャージャーの取り付けにも工夫があり、電動ファンの空気の流れを利用した前方排気システムを採用しています。
現在のターボエンジンはメカニズムの進化もありすぐにエンジンを切っても大丈夫のように設計されています。ダウンサイジングエンジンの登場でこれからもターボチャージャー装着の車は増えてくるでしょう。
ターボタイマーを積極的に使う場合
現在のダウンサイジングターボ車にはターボタイマーは必要はありません。しかも一般道を走行するだけならなおさら必要ないでしょう。
しかし旧世代のターボチャージャーを装着している車両で、高回転まで常用した後はアフターアイドリングをした方が良いでしょう。それはターボチャージャーの軸受けがフルフロートベアリングだからです。
現在のダウンサイジングターボに装着されているベアリングターボは、焼き付きの心配はほとんどありません。しかしサーキットで高回転を常用した場合に、いきなりエンジンを止めることはよくありません。これはターボシステムだけではなくエンジン全体にも悪影響が出ます。
全開走行すればエンジンは熱を持ちます。クールダウンしないと各部に熱の膨張で歪みが起きます。そこでターボタイマーでアフターアイドリングさせてクールダウンさせる必要があります。
ターボタイマーの価格の目安
ターボタイマーは、各社から色々なタイプで販売されています。ターボタイマーとエンジンスターターがセットになった商品もあり価格もピンキリです。
ターボタイマーの機能だけで選ぶのであれば、約11,000円代から約15,000円代で購入できます。しかしこれだけでは取り付けることは難しいので、車種別ハーネスを購入する必要があります。
車種別ハーネスは、メーカーごとで適応が異なりますが、価格は3,000円前後で販売されています。この他にも車種によってはプッシュスタート用やキーロックリリース用のアダプターが必要になります。
エンジンスターターにターボタイマー機能がついてるタイプは、10,000円代から20,000円代が主流です。上位機種でセキュリティー機能があるものは50,000円を超えるでしょう。
ターボタイマーよりオイル管理
ターボタイマーは現在の車には必要がないことがご理解いただけたでしょう。特に現在のエコカーとして売られているダウンサイジングエンジンは、信号待ちで止まればエンジンはストップしますし、ターボタイマーを付けても意味がないでしょう。
このことから、高速道路を走行しても山道を走行してもアフターアイドリングとしてターボタイマーを使う必要は無いことがわかります。
ターボタイマーでアフターアイドリングをしてターボを保護するより、オイル管理をしっかりと行ったほうがターボエンジンには非常に有益です。ターボの故障は昔も今もオイル管理がなされなかったことによるトラブルがほとんどで、アフターアイドリングをしなかったことによるトラブルはほとんどありません。
ターボタイマーはサーキット走行するのであれば買っても良いでしょう。
初回公開日:2018年01月14日
記載されている内容は2018年01月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。