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ブレーキホースの交換方法・時期・自作方法・工賃・メーカー

更新日:2024年10月21日

ブレーキホースは、車を止めるための重要な部品であり使い続けることによって劣化していきます。劣化してしまう前に交換して安心して運転するために必要な交換方法や交換時期の目安、工賃費用などを紹介しているのでブレーキホースの交換する際に参考にしてみてください。

ブレーキホースの交換方法・時期・自作方法・工賃・メーカー

ブレーキホースとは?

ブレーキホースとは、車やバイクを止めるために必要な部品であり、安全に車やバイクに乗るためには不具合があれば交換をする必要があります。ブレーキホースは、消耗品になっているので使い続けることによって劣化していくため必ず交換をしましょう。

ブレーキホースには、種類がありゴム製のものや金属製ものもありそれぞれデメリットやメリットがあります。ここでは、車やバイクに必要なブレーキホースの種類や交換方法、自作方法などを紹介していきます。

ブレーキホースの種類

ブレーキホースは、ゴム製のゴムホースと金属製のメッシュホースの2種類があります。どちらにもメリットとデメリットがあるので両方のメリットとデメリットを知って自分に合ったブレーキホースの種類を選びましょう。

ゴムホース

ゴムホースは、伸縮性がありメッシュホースと比べると破損する可能性は低いため純正で使用されています。価格も比較するとメッシュホースに比べると安価になっているので普通に運転をする人にはゴムホースがでしょう。

メッシュホースに比べるとブレーキの利きはそこまで良くはなく、踏み心地はメッシュホースより落ちます。メッシュホースからゴムホースに交換してしまうとブレーキの利きが悪く感じてしまうでしょう。

メッシュホース

メッシュホースは、金属製なのでゴムホースより耐久性は強くなっており、ブレーキの利きも良くなっています。踏み心地も良いのでゴムホースからメッシュホースに交換するとブレーキの利きに驚くでしょう。

ですが、ゴムホースに比べると価格は高価になっており、伸縮性もないので破損しやすくなっています。遊びも少ないのでマスターシリンダーの負担も大きくなってしまうデメリットもあります。

ブレーキホースの交換方法

ブレーキホースは、消耗品であるので交換時期が来たり、破損してしまった場合には交換を必要とします。ここでは、ブレーキホースの交換を車やバイク別に紹介していきます。ですが、ブレーキホースは止めるために重要な部分なので初めて行う方や自信のない方は無理に行わずに整備工場などに任せることをします。

車のブレーキホースの交換の仕方は、まず車のタイヤを外してフレアナットレンチでブレーキホースを取り外します。パイプからブレーキホースを切り離し、ブレーキキャリパー側からも同じように切り離します。そして、ブレーキホースを取り外して、新しいブレーキホースを取り付けます。ブレーキキャリパー側は、ワッシャーを交換します。

交換が終われば、ブレーキオイルのエア抜きを行いましょう。この行程を行わないとブレーキの利きに影響を与えてしまうのでしっかり行いましょう。その後にブレーキオイルのタンクの油面を合わせます。その後にブレーキが利くか、ブレーキフルードが漏れないかなど確認をしておきましょう。

バイク

バイクのブレーキホースの交換方法は、まずブレーキフルードのオイル抜きを慎重に行います。キャップを外してニップルを出し、耐油のホースをとりつけてレンチでニップルを緩めてブレーキフルードを出します。出てこなくなれば、ニップルを締めます。

そして、マスターシリンダーの蓋を外して、残ったブレーキフルードを抜くためにニップルに繋いであったホースに注射器を取り付けてブレーキフルードを抜き、全て抜き終わればホースを取り外します。

新しいブレーキホースを取り付けて、マスターシリンダー側からブレーキフルードを入れて、なくなれば足す作業を繰り返します。ブレーキレバーを握るとマスターシリンダーの中に気泡が出るのでなくなるまでブレーキレバーをゆっくり握るを繰り返しましょう。ある程度気泡が出てくればキャリパーゴムのキャップを締めて補充と握るを何度も繰り返して気泡がなくなるまで行いましょう。

ブレーキホースの交換目安

ブレーキホースは、使い続けることによって劣化していくので点検しておくことも必要です。ブレーキホースの劣化に気づかずにそのままにしておくと重大な事故に繋がってしまう可能性もあるので、特にブレーキホースにひび割れなど目で確認できるほどの異常があれば早めに交換しておきましょう。

ブレーキホースの交換時期

ブレーキホースは、消耗品のため寿命があり、寿命が来る前に交換しておくことが必要でしょう。ブレーキホースの交換時期の目安は、走行距離が5万Kmか乗ってから、または4年経過したあたりになっているのでご自身の乗っている車が該当すれば点検や交換をしておきましょう。

一般的な目安にはなっているので全ての人が当てはまるわけではないので、車の使用頻度が高い方は目安よりも早めに点検や交換を行い、あまり乗っていない人や適度に乗っている方は、交換目安で行ってみるのが良いでしょう。

ブレーキホースの自作方法

ブレーキホースを交換する際に市販のブレーキホースを購入しても乗っている車やバイクに長さが合わないものなどがあります。乗っている車やバイクに合わせるためにブレーキホースを自作する方法があります。ですが、ブレーキホースは重要な部品なので初めての方や自信のない方などにはしないので市販のものや整備工場にお願いしましょう。

交換するホースを切断して被覆を剥いでナットを取り付けます。オリーブをホースのメッシュの間に隙間ができないように入れてからバンジョーアダプターを差し込んでナットを締めて完成です。切断するときに破片が目に入ったりする場合があるので気をつけて行いましょう。

ブレーキホースの交換にかかる工賃費

ブレーキホースの交換を整備工場に依頼する場合にかかる費用の相場は、どうなるのでしょうか。工賃費の相場は、整備工場によってさまざまになっていますが、18000円~25000円ほどになっています。

ブレーキホース交換費用が4本交換で8000円~10000円ほどでブレーキオイルが2000円~3000円ほど、作業工賃費に8000円~12000円ほど費用がかかってくるようになっています。自分で交換するより工賃費などがかかってくるので費用は高めになっていますが、重要な部分であるため安心して乗るためにはお願いするのがです。

ブレーキホースの製作メーカー

ブレーキホースを製造しているメーカーもさまざまあり、特徴もそれぞれ違っています。ここでは、ブレーキホースを販売しているメーカーを紹介していきます。

スウェッジライン

スウェッジラインの製造しているブレーキホースは、高い安全性能があり、テフロンホースをステンレスメッシュで包み込んでいるので油圧による膨張を抑制してくる特徴を持っています。車種専用キットもあるので取り付けるときも安心して行えて、車種に合わせたブレーキホースの長さに注文すれば長さを変更することも可能になっているのでです。

ブレーキホースの交換に必要な部品

ブレーキホースを交換する際には、必要な部品があり、それらを用意してブレーキホースの交換を行いましょう。ここでは、交換に必要な部品を紹介していくので、交換をする際の参考にしてください。

フィッティング

ブレーキホースに取り付ける部品のフィッティングは、ブレーキホースと一緒に販売されていることが多いので別で用意する必要はあまりありませんが、こだわって選びたい人は、別で購入する方が良いでしょう。

クリップ

ブレーキホースを固定するためにクリップも使い続けることによって破損や劣化してしまうので固定が弱くなったと感じたらクリップの交換も同じように行いましょう。

ブレーキホースを交換しよう

車やバイクを乗っていてもブレーキホースの交換が必要になることを知らない方もたくさんいらっしゃるでしょう。ブレーキホースは、車やバイクを止めるためには必要な部品であり、破損や劣化して気づかないままでいると重大な事故を起こしてしまう可能性もあります。ブレーキホースが破損や劣化してしまう前に交換を行いましょう。

ここまでブレーキホースの交換方法や交換時期の目安など紹介してきましたが、ブレーキホースは重要な部品であり、間違った交換をすると思わぬ故障や事故を招いてしまうので整備工場に任せるか、しっかりとした交換知識を身につけた上で行うようにしましょう。ブレーキホースを交換して愛車を長く大切に乗り続けましょう。

初回公開日:2018年05月02日

記載されている内容は2018年05月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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