Search

検索したいワードを入力してください

セルモーターの交換方法・修理方法と時期・費用・構造

初回公開日:2018年05月08日

更新日:2020年02月16日

記載されている内容は2018年05月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

クルマに乗れば、セルモーター・スターターモーターを交換しなければならないときもあるでしょう。セルモーター・スターターモーター交換にもなかなか難しい問題があります。まず、肝心なのはしっかり状況を把握することではないでしょうか。

セルモーターの交換方法・修理方法と時期・費用・構造

セルモーターの交換方法

クルマのセルモーターとは、正確には、「セルフスターターモーター(self starter motor)」という言い方をします。セルモーターは、何もエネルギーがないところから動力を起こし、エンジンを動かしていくことになります。

スターターモーターと言う言い方もしますが、そこに何も違いがある訳ではありません。スターターモーターもセルモーターも同じです。

クルマのセルモーターは、エンジン始動のために、使用させるモーターのことです。セルモーターは、スターターモーターという言い方もします。まず、みなさんがクルマのエンジンをかけたとき、セルモーター及びスターターモーターが作動しキュルキュルキュルという音を聞いているでしょう。

セルモーター・スターターモーターの登場

実際に、いままでセルモーターがないクルマがなかった訳ではありませんが、いまでは、セルモーターのないクルマを探すのもなかなか困難な時代になろうとしています。

セルモーター・スターターモーター以前では、クランク棒を、自分自身で回転させることで、エンジンを作動させなければならないという面倒くさい問題がありました。しかし、そのような問題は、セルモーターの登場で解決することができるようになりました。

実際にセルモーター・スターターモーターについて全く無関心という人たちもいるのではないでしょうか。クルマに乗る人たちは、最低レベルで、交換方法・ノウハウ・知識を知っておく必要があります。

セルモーターの修理方法と時期

セルモーターが不調というときもあるのではないでしょうか。セルモーター・スターターモーターについて、いろいろな問題を抱えて悩んでいる人たちも多くいます。

クルマのエンジンをかけたとき、キュルキュルという音がしないで、カッと固いものに何かあたったような乾いた感じの音がして、そのまま止まってしまうというケースもあります。

異変に気付きもう一度キーを回してみれば、カッ、カッと何度か詰まった感じがあり、エンジンがかかってくれたりします。それは、セルモーター・スターターの中にあるピニオンギアが消耗ですり減ってしまい、フライホイールにうまく届いていないことが考えられます。

モーターを回転させることができないから、このような不本意な音がしてしまうことになります。

エンジン

実際に、一度で、エンジンがかからないという症状はいろいろなシーンであるでしょう。冬場など、なかなかエンジンがかからないこともあります。

別の部品バッテリーやセルモーターなどが不調で、クルマのエンジンがかからない場合もあります。セルモーター・スターターモーターの不調は、エンジン始動において起こる問題ですが、他にもいろいろ原因があるので、なかなかセルモーターやスターターモーターが悪いと決めつけるのも難しい問題があります。

自分では大体セルモーター・スターターモーターの寿命はどの程度と判断しなければならないのでしょうか。実際に、クルマに乗って、特に女性達は、セルモーター・スターターモーターが何かということもわかっていないでしょう。

セルモーター・スターターモーターがいちいち頻繁に壊れて、エンジンがかからない状態は非常に迷惑で、女性たちはクルマになんて乗りたくないとも考えるでしょう。

セルモーター・スターターモーターは、実際に、クルマの要である走行という問題と関わっている部品ではありませんので、意外と長くはもつと考えていいでしょう。セルモーター・スターターモーターは、クルマの走行距離で、20万キロ行ってしまっても、まだまだ大丈夫とも言われています。

とにかく、セルモーター・スターターモーターを長持ちさせたいと思えば、肝心なのは、キーをかけるときなので、長く鍵をひねっているような動作には注意をする必要があります。そのような慢性的動作によって、セルモーター・スターターモーターはかなりいかれてしまうリスクを背負うことになります。

クルマ自体が古い場合、他の部品が老朽化してしまい、エンジンがかかりにくい状態のとき、セルモーター・スターターモーターをやむなく、長く回し続ける必要が出てきてしまい、よりセルモーター・スターターモーターにもダメージを与えてしまうことになります。

回らない

それでも、時として、セルモーター・スターターモーターを交換しなければならない状態に追いやられることもあります。実際に、セルモーター・スターターモーターは、いちいち点検してクルマに乗らなければならないパーツではありません。

しかし、セルモーター・スターターモーターは、エンジンをかけるために大事にパーツだということは間違いありません。

種類

セルモーターやスターターモーターには、2種類の方式があるということもここで知っておいてください。「ピニオン摺動式(直結式)」は、トルクの小さいクルマや、オートバイ用に使用される方法です。

ピニオン摺動式(直結式)は、モーターの回転数をピニオンギヤを用い、そのまま動力とし伝えて行きます。 ピニオン摺動式(直結式)はシンプルなメカニズムなので、製造も安価です。

もう一方で「レブリダクション式」があります。レブリダクション式は、トラックやディーゼルエンジンのような高いトルクを必要とするエンジンなどに使用され、回転抵抗の大きいトルクコンバーターが使われるAT車にもこの方法が採用されています。

方式

モーターの回転を直接ピニオンに伝えるという形式ではなく、アイドルギヤ・減速ギヤや、プラネタリギヤ・遊星ギヤが介在し、モーターの回転数を落とし、トルクを増大させてから動力とし、伝えるメカニズムです。

モーターを小型化できるなどメリットがありますが、価格は高い傾向があります。アイドルギヤを用いる場合、「リダクション式」という言い方をし、プラネタリギヤを用いる場合には「プラネタリ方式」と呼びます。

AT車の普及がより進んでいる現在、レブリダクション式が主流と考えていいでしょう。

構造

リダクション式の場合、モーターに直結したドライブギヤ・連結したアイドルギヤが、そして、プラネタリ式はモーターに連結する遊星ギヤが組み込んであります。どちらもモーターの回転比率を調整するために、オーバーランニング・クラッチの手前部分にあります。

ギヤの接続と切断の切り替えには、マグネットスイッチでおこなわれ、イグニッションスイッチを入れれば、電流がモーターのコイル部に流れていき、ピニオンが飛び出して来ます。

そして、ピニオンとフライホイールが噛み合って、ギヤの回転で、フライホイールの回転がクランクシャフトに伝わることになり、エンジンが始動されることになります。

異音

しかし、セルモーター・スターターモーターが正常でないと、エンジンという一番最初のステップがなにもできなくなります。セルモーター・スターターモーターが正常でなく、異音を発するということもあるでしょう。

単に、セルモーター・スターターモーターの故障ではなく、バッテリー上がりと言う問題も充分考えることができます。まずは、バッテリーがどうかということをチェックするのがいいでしょう。

セルモーター・スターターモーターは、想像している以上に壊れにくいパーツとして考えていていいです。

セルモーター・スターターモーターでは、「ギギギ」や「ガリガリ」といった音が聞こえることがあります。そのような症状の原因は、ピニオンの歯の摩耗も考えることができます。

ピニオンが空回り

しかし、もう一点、フライホイールのリングギヤが問題を抱えていることがあります。フライホイールのリングギヤが、摩耗してしまうことで、ピニオンが空回りするように回転してしまい、いろいろな異音を発することがあります。

ピニオンの引っ込む動作に不良がある場合も考えることができます。「キュイーン」という異音の場合、中途半端にフライホイールと噛み合ってしまっている状態ではないでしょうか。

ヒューズ

セルモーター・スターターモーターが動作しない原因のひとつとして、メインのヒューズが断線している可能性も考えることができます。

メインヒューズの断線の原因としては、バッテリー交換などしている最中にミスをしてショートなど過電流を起こしてしまった場合などがあります。

ヒューズが原因という場合は、交換の際、備え付けのヒューズプラー、ピンセットを使用し取り外し、規定容量のヒューズに交換することになります。ここで規定容量以外のモノを使用してしまえば、配線コードを焼損させてしまう原因となりますので、くれぐれも注意するようにしてください。

もしもヒューズを交換しても、すぐに切れてしまうケースがあれば、他の電気系統の異常も考える必要があります。まずは、しっかり整備工場にお願いして見てもらうのがいいでしょう。

オルタネーター

オルタネーターは、電気を作る発電機のことであり、クルマはエンジンが始動するとバッテリーではなくこのオルタネーターが発電します。

クルマが動作しているとき、ライトの点灯やカーエアコンといったものを作動させているのは、オルタネーターです。

オルタネーターが故障していることも原因として考えることができます。オルタネーターも、クルマを動作させるのになくてはならない部品です。オルタネーターの故障によって、クルマが走行している最中でも、エンジンが停止してしまう可能性があるので、とても注意をしなければなりません。

余っている電力をバッテリーに充電する役目もオルタネーターが担い、故障によっていろいろな症状が出てきてしまうことになります。

事故が起こらないため、オルタネーターにも充分配慮する必要があります。

シフトレバーをPシフト

レバーをPにしていないからセルモーター・スターターモーターが回らないということもあります。そのときは、シフトレバーをPにしてから再度エンジンをかけてください。

ハンドルロック機能が働いているためにエンジンがかからないということもあるでしょう。

セルモーターの構造・仕組み

いまさら、クルマのセルモーターがなにか人に聞けないということもあるのではないでしょうか。もちろんセルモーターも、クルマになくてはないないモノです。果たして、セルモーターとはどのような装置なのでしょうか。

仕組み

セルモーターの仕組みは、みなさんがクルマのキーをまわし、セルモーターへと電力が供給されることになります。そして、マグネットスイッチと呼ばれるスイッチが入り、セルモーター内にあるピニオンギアが飛びだして来て、モーターの力でフライホイールを回すことになります。

フライホイールが回われば、すぐにエンジンが始動します。セルモーターは50rpm~200rpm程で回転することができます。エンジンが始動して、キーを戻せば、ピニオンギアはセルモーター内部へと戻ります。

もしもクルマのエンジンが始動しているというのに、キーを回し続けてしまうことで、セルモーターは故障してしまうこともありますので、注意する必要があります。

バッテリー

セルモーターをしっかり作動させるために、バッテリーからの電力供給が必要条件です。しかし、このときバッテリーがあがってしまえば、マグネットスイッチの音だけ、かつんと聞こえて、エンジン始動の力を得ることができません。

このようなシーンにおいて、クルマのセルモーターが故障してしまったという判断をする人たちもいますが、実際には、バッテリーが弱っているだけというケースも結構あります。ただし、クルマのセルモーターが故障というケースも実際にはありますが。

セルモーターの値段

果たして、セルモーター・スターターモーターを交換するのにどの程度費用を意識しなければならないのでしょうか。セルモーター・スターターモーターが故障したら、ほとんどのケースは部品交換で対処することができます。

リビルド品と交換して貰う場合は、安いもので済ますこともできますが、しかし、クルマにとって、大事な部品なので、できる限り新品と言う意識がいいでしょう。

セルモーターの修理依頼

セルモーター・スターターモーターを交換を依頼する場合、修理工場へ依頼するよりも、電装系の整備工場に依頼するのがいいでしょう。

セルモーターの点検方法

時には、セルモーター・スターターモーターを点検しなければならないことがあるでしょう。そのためにも、セルモーター・スターターモーターの正しい理解をしておく必要があります。

スターターモーターがスムーズに回らないとき、すぐに、セルモーター・スターターモーターの不良と考えてしまう恐れがありますが、もう一歩深く考える必要があります。

まずスターターが平気かどうかチェックすることからはじめてください。わに口クリップの付いているコードを使用します。ソレノイドスイッチの後ろにある、ファストンタブを抜いてください。わに口クリップを挟んで、もう一端をそばのネジのバッテリーのプラスからコードでつながるネジに接触させてください。

カチン

カチンと大きな音がしてセルモーターが回れば、セルモーターユニットは正常に起動しています。IGスイッチを回しても何も反応がない場合では、車内配線もしくはIGスイッチ周りの不良が考えることができます。

何も反応がなくて、セルモーター・スターターモーターも回らないときには、ソレノイドスイッチのコイルの断線等の不具合など考えることができます。

ネジに接触させるたびに大きな火花が起こる場合は、ソレノイドスイッチの配線のショートなどが原因ではないでしょうか。カチンと大きな音がするけどセルモーター・スターターモーターが回らないとき、モーター部の故障、ソレノイドスイッチのスイッチ部の焼損、そしてピニオン飛び出し機構の不具合など原因として考えることができます。

音はしないけど

カチンと音はしなかったけど、セルモーターは回ったという場合はソレノイドスイッチの機械的な動作不良などでしょう。ピニオン飛び出し動作の不具合も考えることができます。

カチンと小さな音がし、セルモーターは回ったという場合では、ソレノイドスイッチの機械的な動作不良など考えることができます。ピニオン飛び出し動作の不具合も原因として考えることができます。

セルモーターの応急処置の仕方

突然、セルモーター・スターターモーターが回らなくなってしまったとき、私達はどのような応急処置を取ればいいのでしょうか。実際に慌ててもしょうがないのでじっくり車をみていきましょう。

そのときしっかりチェックしなければならないのは、うっかりミスはないかです。ギアがP(パーキング)に入っているか、MT車で、ブレーキとクラッチをしっかりと踏み込んでいるか、ハンドルロックがされたままではないかなどをチェックをしてください。

押し掛けや、牽引スタートという方法もありますが、クルマの知識がそれほど詳しくないという人たちは、おとなしくJAFを呼んだり、任意保険のロードサービスを利用するというのがいいでしょう。

しっかり状況を見極めよう

いかがでしょうか。セルモーター・スターターモーター交換にもなかなか難しい問題があります。まず、肝心なのはしっかり状況を把握することではないでしょうか。セルモーター・スターターモーターもクルマにとって大きな役割を持っています。

Related