スノーボードのカービングをするのに板・方法・コツ
更新日:2024年10月04日
スノーボードのカービングするのにな板
スノーボード初心者の方にとって、一番重要なのに一番忘れられているのがカービングです。あまり聞かないカービングとはなんなのでしょうか。カービングは雪をしっかりと切ってエッジを立てて滑ることです。スノーボードをするときに、カービングの時に板はどんなのでしょうか。
カービングのときの板を選ぶには、スノーボードの板だけでなくビンディングやブーツがご自身に合っているのか確認することが必要になります。もちろん初めての方であれば、カービングの意味を理解してなければ危険を伴います。そのため、カービング用のスノーボード板を選ぶときは、カービング経験者に板をどのように選べば良いのか相談する事をします。
スノーボードの板
カービングのするスノーボードを選ぶ前に、まずスノーボードは自分のプレイスタイルにあった板が用意されています。初心者でも、レンタルで何回か滑ったことがある人というのがほとんどです。最終的に、どういう滑り方をしていきたいのかというのが大事になります。現在、練習中のプレイスタイルにあった板を選びましょう。
カービング用というのは、とにかく急傾斜を高速で滑走することに特化した板になっています。硬くて細い板が主流になっていて、スノーボードはこのカービング用の究極系です。速さを追求している人にはです。カービングに合う板を紹介します。
スノーボードの種類
スノーボードは2種類あります。大きくわけて、二種類に分かれます。まず、フリースタイルといって滑るだけでなく、飛んだり当て込んだりなんでもアリのジャンルです。一般的にスノーボードはこれをイメージする人が多いです。アルペンは、スキーのような固いブーツで滑るスノーボードです。基本的には一方向にしか滑れないようにできて、一方向に滑るジャンルです。
スノーボードの遊びは、基本的には自由に好きなように滑ることです。ワンメイクというジャンプ台を飛ぶ遊びで、ストレートジャンプと呼ばれるときもあります。ハーフパイプはオリンピックの種目になります。遊び方は、左右の壁で交互にスノーボードで飛んで遊びます。
カービングのはbreakoutのスノーボード
カービングで板はbreakoutのスノーボード板になります。理由は、最高の安定感とコントロールのしやすさを持っていて、正確なレスポンスと安定感にレースシーンで使われる振動吸収の技術を持っているスノーボード板です。パークや地形とバックカントリーなど、どんなライディングに対してもパーフェクトなバランスがとれたスノーボードです。
スノーボードの種目
スノーボードの大会は何種類かあります。ハーフパイプはオリンピックの種目です。一番有名な種目になっていて、ジャンプの高さやトリックの難易度・完成度などで競います。スノーボードクロスといって、障害物競争のように、地形を人工的に作った専用のコースがあります。そのコースを複数人で競争します。これもオリンピック競技になってます。
テクニカルという基礎系もあります。これはターンの技術を競う大会です。数種類の種目の合計点で競います。しかも、ストレートジャンプなど、ターン以外の種目が入ってることもあります。スラノームという決められたコースを滑って、そのタイムを競います。デュアルスラロームもあります。
カービングターンのやり方
スノーボードのカービングターンはほかのターンとは違います。カービングターンは板をずらさず、雪を切って進むターンになっています。スノーボードの板を浮かさずに節面と並行にすることがポイントです。
スノーボードのエッジを立てない状態でターンをするため、カービングターンはとてもスピード感が出ます。カービング初心者の方は、スピード感に圧倒されてエッジを立ててしまうため、最初は一番ゆるい斜面で試します。
コツ
スノーボードのカービングターンのコツはなんなのでしょうか。カービングができない一番大きな原因は、カービングの感覚が原因でエッジに乗る感覚がわからないことです。しかし、スノーボードをやっていく中で、最も大切なテクニックの一つがカービングターンになっています。なので、カービングをマスターすることが上達のへの近道です。
カービングは、スノーボードの滑走テクニックの中で基本となるテクニックです。しかし、エッジを立てないカービングターンは、基礎から段階的にマスターするため時間を要します。ですが、カービングターンはフリースタイル種目やレース種目に必須テクニックのため、こちらを目指す方々は基礎から段階的にマスターすることをします。
コツの内容
ターンの前半はノーズ側のエッジを使います。カービングは一瞬なのでターンの前半は、フロントサイドターンで前足のつま先より前にします。バックサイドターンだと、前足のかかとよりちょっと前のエッジを意識してターンをします。
ターンをする姿勢になったら板のエッジを使ってターンをすることを意識します。姿勢を崩すと体重移動ができなくなるので慎重に行いましょう。
カービングターンは、つま先のエッジを意識して行いますが、バックサイドターンのときは、かかとの間あたりのエッジを意識します。フロントサイドターンとは異なりますので注意しましょう。また、スノーボードには有効エッジというものがあります。雪面に接しているエッジのことです。カービングターンおいて重要になってきます。
姿勢
カービング中は、遠心力に対応するためと角付けするために、体全体をターン内側に倒す必要があります。なのでカービングターンをするために、倒す感覚と倒した時の姿勢を覚えましょう。カービングは家でも練習できます。カービングターンをするためには、両足均や荷重以外の姿勢を覚える必要があります。しかし、滑りながら練習するのは難しいです。
なので、止まった状態で練習して何度も確認してください。まず、斜度のないフラットの場所で、両足バインディングをはめます。スノーボードを着けずに練習する場合は、スタンス幅とアングルが、バインディングのセッティングと同じで意識して練習してください。
姿勢のコツ
まず、骨盤の向きを左足の爪先が向いている方向と同じ方向にむけます。骨盤の向きが分かりづらい人は、お尻を左足の爪先とは反対方向にむけるように意識しましょう。上体を、骨盤と胸が向いている方向に少し倒します。コツは両足に体重が乗るようにします。 左つま先が向いている方向と合わせて、左つま先の向きと平行な向きに倒します。 股関節を折るようにして倒します。
このとき、おなかの左側を左太ももに近づけるようにするとやりやすいです。左手を左膝の横や、右手を右膝の前辺りにおきます。コツは、ノーズ方向にある木や建物を目標にして見るとやりやすいです。コツは目線を遠くにするのと、顔を立てて胸と骨盤の向きです。
練習方法
スノーボードのカービングは、板を立てるように滑ります。板を立てることによって、スノーボードのくびれを使います。そうすると曲がることができるようになります。カービング初心者でもできるようになります。その方法がグラブターンです。グラブターンはターンする時に板を掴みながら滑ることです。ターンする時に板を掴むときには、板を立てなければいけません。
しかし、それがカービングの本質になります。グラブターンが良い理由は、練習のときに最初は自分が本当にカービングできているかわかりません。なので、「板が立ってる=刻むができてる」という証明になります。これができると、カービングの基本はバッチリになります。
まず、バックサイドターンから練習します。背中側にカービングするときは、両足の間のつま先側のエッジを右手で掴むようなイメージでターンします。そうしたら板が立ち、正しい姿勢でカービングできるようになります。次に、胸側にカービングする場合がありますが、両足の間のかかと側のエッジを左手で掴むイメージでターンしましょう。
こうすることで、姿勢やエッジングを意識しなくいいです。理由は、自然にカービングができるようになるからです。スノーボードのカービングはスピードが大事になります。ある程度スピードを出さないと体を倒すことができないからです。自分のタイミングでターンしてください。
スノーボードのカービングするときのブーツ
スノーボードのカービングするときのブーツがあります。まず、ブーツ選びで重要なポイントはサイズ選びとフィッティングになります。すぐ買って帰らずに、絶対お店で試着することをします。試着せずに買うとブーツが合わない場合があるので最悪です。ですので、店で店員に聞きながら自分に合ったブーツを買いましょう。バインとの相性も大事です。
サイズの選び方は普段履きの靴と同じサイズを基準でも大丈夫です。デメリットは長く使っていると、クッションがつぶれて隙間ができてしまいます。あらかじめ普段履きより小さいサイズを選ぶのもです。しかし、注意するのが普段履きより大きくすることはだめです。
バートン
カービングするときのブーツは、バートンがです。初心者の方でも履きやすいブーツなので、初めてカービングする方はです。ブーツの柔らかいものから硬いものまであります。どちらがいいのでしょうか。柔らかいブーツは体から板に力を伝える場合に、力を吸収してしまいます。硬いブーツは板にダイレクトに力が伝わります。
逆エッジや大きい反発、ギャップなど吸収してくれるものはたくさんあります。素材の分、柔らかい方がスノーボードのカービングがしやすいと言われています。なので、初心者の方が使用するには、まず柔らかいものから使用するのがです。
セッティング方法
セッティングは、後ろのアングルが-12°以上あったらカービングは厳しくなります。理由は関節の限界があるからです。ひざ関節の柔らかい人なら大丈夫ですが、極端なダックスタンスはひざに悪いです。一日滑った後に、膝が痛くなったら度合いを見直してください。具体的には後脚のアングルを少し進行方向に向けるようにします。
極端なセッティング方法でもカービングターンができる事があります。例えば、ダックスタンスという方法の場合は、横向きで滑りながらカービングターンを行います。この横向きでカービングする方法は違いますので、注意してください。スノーボードの滑りの理論はセッティングによって変わると言っても過言ではないです。
セッティングするためには
両足プラスアングルだとカービングできるのに、ダックスタンスになるとできなくなる場合もあります。カービングができなくなる理由が二つあります。前を向くと勝手に板がローテーションしてしまうのと、しゃがんだ時にお尻がターン内側にはみ出しやすいです。一つ目はカービングターンでは「顔ごと進行方向に向ける」必要があります。その一番の理由は、視界の確保です。
単純に視界が広いと安定度は高くなります。平均台で極端に視界が狭くなる眼鏡をしたら、とてもバランスはとりにくくなります。後ろひざにねじれたら、それが無くなるようにあらかじめひざをターン内側にひねっておきます。これがカービングのセッティング方法です。
カービングするときのスタンス幅
スタンス幅は右足から左足までの距離になります。センターディスクの真ん中から真ん中までの距離です。バインディングをつける位置で調整します。よくある間違いがスイッチで滑れないのは、スタンスのせいという人がいますが、残念ながら違います。実は、どんなアングルでもスイッチで滑れます。あくまでも、滑りづらいだけです。
スタンス幅の性質は、狭いと膝のクッションが大きく使えるので、荒れた場所でも滑りやすくなります。なので、スノーボードを全体的にしならせることが簡単になります。逆に広いとスノーボードが軽く感じて、取り回しやすくなります。また、踏ん張りやすいのでノーズやテールに体重をかけやすくなります。
カービングのスタンス幅
カービングのスタンス幅は、人それぞれで異なります。ビンディングを外した状態でスノーボードの板に乗り、足を0の角度に乗せます。つま先側をノーズ側に合わせたり、つま先をテール側に縮めて自分のスタンスを決めていきます。
スノーボードを始めたばかりの方は、両足のアングルをノーズ側に振ったほうが滑りやすいとのも正解です。しかし、全員がそのようなわけではありません。前足のアングルは基本的にプラス側(ノーズ側)に振ります。逆に、バックサイドのターンのときには近くなります。
スノーボードのカービングはコツをつかめば大丈夫
スノーボードをするときに、カービングという言葉を初めて聞く方もいます。カービングはコツさえつかめば簡単にできます。カービングするときのブーツやスキーもあって、スノーボードを選ぶ時に楽しみながら選べます。練習しながらスノーボードを楽しみましょう。
初回公開日:2018年02月01日
記載されている内容は2018年02月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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