ワカサギ釣りの道具|自作/通販/値段/レンタル/初心者
更新日:2024年09月20日
ワカサギ釣りの道具
冬の風物詩の一つである「ワカサギ釣り」は今や冬だけでなく、夏の終わりから秋にかけてもの釣りになりました。そんなワカサギ釣りに欠かせないのは「釣れる湖」ももちろんですが「道具」です。場所や個人の釣りのスタイルによって道具は変わってきますが、ワカサギ釣りの基本というスタイルが存在します。
また中には竿を使わずにいわゆる「手釣り」というワイルドなスタイルでワカサギ釣りをする方もいます。今回はスポットも含め、主にワカサギ釣りの道具に重点を置いて紹介をいたします。自作の仕掛けの作り方の紹介しますので参考にしてください。
電動リールは必要?
ワカサギ釣りというのは通常の場合、湖やその湖のポイントにもよりますが、水深3〜15メートル(あくまでも平均的に)の範囲で釣りをします。水深が3メートルほどやそれ以下でしたらリールを使用せず、いわゆる「手釣り」でも十分に可能ですが、水深の深さと比例して手釣りでは難しくなってきます。
手釣りでは難しくなってくる3メートル以上の水深ではリールが必須になりますが、現在は電動リールというものが存在します。電動リールというのは自動で糸を巻き上げてくれるというもので、電池式や充電式となっていて、非常に便利な釣り道具です。
しかし電動リールにはデメリットもあります。機種にもよりますが、電動リールの場合、巻き上げている最中の止めたり巻いたりの微調整が手巻きのものよりも難しく、アタリがわかりづらいという部分です。メリットはもちろん手で巻かなくても良いという部分になります。
竿はどんなものが良い?
ワカサギ釣りの道具に「竿」は決して必須ではありませんが、ほとんどの方は竿を使用しています。またカワサギ釣りの竿にも色々なタイプのものがあり、30センチくらいの長さのものから、鉛筆のような10センチ程度のものもあります。さらに、リールを装着できるものとそうでないものがありますので注意が必要です。
現在では釣り道具を買う際にネット通販を利用することが多くなっていますが、釣竿というのは実際に手にとってみないとなかなか感覚が伝わりません。ワカサギ釣りの場合、「誘い」というテクニックも必要になり、竿の「調子(竿がしなる位置や硬さなど)」非常に大事ですので、できる限り実際にご自身で手にとって試してみることをお勧めいたします。
ワカサギ釣りの道具を自作・手作りする方法
ワカサギ釣りの道具に限らず、ご自身で釣り道具を作るという方も多くいます。特に多いのは「ヘラブナ」釣りの竿を長い時間をかけて作り方です。ワカサギの竿の場合は竿自体の長さも短くても問題ありませんので自作するのはさほど難しくありません。
竿を作る方法
ワカサギ釣りの竿を作るには色々な方法がありますが、質や素材などどんなものを選ぶかは自分次第とも言えます。自然のものを利用してつくるには、「竹」が最も適しており手軽に手に入る素材と言えます。小ぶりの竹の先っぽの方を切断し、枝を綺麗に切り、一本の20センチくらいのものにします。そしてその竿先を時間をかけてゆっくりとしならせ慣らしていきます。
この「しなり」を馴らす作業は数日から数年かける人もいますので自分が納得のいく状態まで仕上げてください。もちろん無理にしならせてしまい、折れてしまえば台無しですのでご周囲ください。
その後、竿先に糸を結ぶ「菅」を接着剤やテープで取り付け、手で持つ位置にも持ちやすいように布を巻き付けたりするのもです。リール仕様の竿を自作するのは素人では難しいですが、部品単位でも売っていますのでチャレンジするのも楽しいです。
仕掛けを自作する方法
ワカサギ釣りの道具で竿以上に大事なのが「仕掛け」になります。いくら上等な竿を使っていてもこの仕掛けが適切でなければ絶対にワカサギを釣ることはできません。ワカサギ釣りの基本的な仕掛けは、まずは「道糸」というメインになる釣り糸の一番先に重りをつけます。この重りの重さですが、底釣りか否かで変わってきます。
その道糸に約7本(これは多すぎると絡まる可能性が増えますし、少なすぎると釣れる可能性が下がります)の針を均等な間隔を保ってつけていきます。この間隔ですが、約10センチ程度がスタンダードになっています。
また仕掛けを自作する際に最も難関なのが、この針をつけるという作業になります。素人では道糸になかなか結ぶことができず、結んでも絡まってしまったり、外れてしまうことも多々あります。仕掛けを自作するもの楽しいものですが、既製品を買うもの選択肢に入れておきましょう。
ワカサギ釣り道具が購入できる通販
ワカサギ釣りの道具を購入する際、なかなか近郊にワカサギ釣りのポイントが無い地域の場合、釣具店も近所に無いということもあります。そんな時に心強いのが通販です。大手の総合通販サイトでの購入もですが、やはり釣り道具は専門の釣具屋さん通販で買うのが一番です。ここでは2箇所の通販流通もやっている大手釣具店を紹介いたします。
釣具の上州屋さんのサイト
日本中に支店を持つ、国内最大の釣り道具店です。上州屋のサイトでは各店舗のセール情報はもちろん、釣りのプロをお呼びするイベントの情報、またシーズンにはワカサギ釣り応援セールなどのイベントも行なっています。とにかく多くの支店を持つ釣具店ですので、お出かけ前に近くにお店があるかを調べてお出かけすることをいたします。
シマノ釣り具のサイト
最新のお洒落な釣り道具を多く扱っているシマノのサイトでは、釣竿やリールの商品情報はもちろん、有名人を起用したコラムやスペシャルコンテンツも多く掲載され釣りファンに親しまれています。また全国の釣り場情報、海面水温分布図のリンク集など、マニアックですが釣りファンにはたまらないサイトとなっています。
ワカサギ釣りの道具の値段
ワカサギ釣りの道具は、すべての釣り道具の中でも比較的安価で揃えることができます。まず、竿の値段は1000円以下から5000円程度で幅広く選択肢があり、振り出し竿(短く収納されていて、中から順に引っ張り出すことで長くなるもの)、もともと変わらない長さのもの、そして、竿先だけ追加するものなどがあります。
道具の中で最も高価なのが「リール」です。リールに関しては1000円台から3万円を超えるものまであります。高いものには魚群探知機がついていたりするタイプもありますが、ご自身の判断とワカサギ釣りのスタイルで選ぶようにしましょう。また仕掛けに関しては自分で作ると逆に高く付く場合がありますし、数百円で購入が可能ですので基本的にはそちらをいたします。
ワカサギ釣りの道具がレンタルできる場所
基本的にワカサギ釣りのシーズンである、主に秋〜冬にかけてはポイントであるそれぞれの湖の周辺の店舗やレストハウスで道具をレンタルすることが可能です。しかし繁盛記にはすでにすべて借りられてしまっている可能性もありますし、もし破損してしまったら弁償になる可能、さらには道具のレンタルの料金も約2000円と安くはないので(場所によります)、ご自身で買って持っていく方が結果的に特な場合もあります。
長野県 松原湖
長野県の松原湖はカワサギ釣りのポイントとして屈指の難易度を誇る湖と呼ばれています。その難易度のレベルですが、上級者でも1日に数匹という難しさで、逆にその難易度が本格的なワカサギ釣りができる湖としてです。松原湖の湖畔には数カ所のレストハウスや宿泊施設があり、ワカサギ釣りの道具はこちらでレンタルすることができます。
またそれぞれのお店の方はもちろんですがカワサギ釣りに非常に詳しいので、道具レンタルをする際に松原湖でのワカサギ釣りのコツや、餌の付け方、釣れるポイント(エリア)も教えてくれますので参考になります。
長野県 諏訪湖
都心からの交通の便も非常によく、基本的に湖面は凍らないため気楽にできるワカサギ釣りのできる湖です。諏訪湖ではボートでの釣りの他、ドーム船という半室内の暖かい環境でお子様でも家族連れでも楽しむことができます。非常に有名なワカサギ釣りのスポットですので湖畔で道具をレンタルできるのはもちろん、ドーム船でも簡単な道具をレンタルすることができます。
また諏訪湖ではワカサギ釣りで釣ったワカサギを戻ったレストハウスで料理もしてくれます。氷上の醍醐味は味わえない湖ですが、初心者には非常に嬉しいワカサギ釣り場と言えます。
他に必要になってくる道具
ワカサギ釣りには事前に用意していくのがものと、現地でレンタルするのがものとがあります。事前に用意するのがなのは、竿や仕掛け(針や重り)です。これらは現地でレンタルをすると2000円程度の料金がかかりますので、今後を長い目で考えれば数千円で購入してしまう方が特だとも言えます。
しかし氷上のワカサギ釣りの場合、約30センチの厚い氷にドリルで穴を開ける必要があります。そのドリルですが、決してコンパクトではなく重さも結構あるものですので現地でレンタルすることをいたします。事前に購入することもできますが、平均数万円と高価です。
他、現地でレンタルをする道具が氷上の防寒テントやヒーターです。必須ではありませんが、氷上でのワカサギ釣りは寒さとの戦いにもなりますので、こういったもののレンタルも視野にいれておきましょう。
初心者向けのワカサギ釣りの道具
初心者にとって釣り道具を選ぶというのはなかなか難しくなっています。竿はどんなものが良いのか、仕掛けってどうすれば、さらにはそれをどう組み合わせたらよいのかも初心者には分かりません。そんな時、初心者に道具なのは「ワカサギ釣りセット」という、竿もリールも仕掛けも付属しているセット商品です。
しかし注意点として竿はずっと使えますが、仕掛けに関しましては絡まったり、数回で針が無くなってしまうことも多々ありますので予備を数個用意しておくようにしましょう。
自分に合ったものが一番です
釣り道具というのは当たり前ですが自分が使うモノです。そして竿やリールに関しては使い方によって寿命はあるものの、ある意味で一生物とも言える買い物です。もちろん魚を釣るために存在するものですので誰もが「釣れるもの」「釣れる可能性が少しでも高いもの」を望みます。しかし場所や環境、さらにはご自身の体系や竿のグリップの感覚も非常に大事です。
通販で気軽に購入するのも便利でよいですが、実際に釣具店に出向き手に持って感覚を知ることがワカサギだけでなく釣り道具を選ぶのに最も大事な要素と言えます。
初回公開日:2018年03月23日
記載されている内容は2018年03月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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