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スマートキーの仕組みと使い方!ケース5選!

更新日:2023年12月31日

スマートキーは、現代の車のほとんどに採用されているシステムとなっています。若い世代は、スマートキーしか知らない人もいますが、スマートキーには知られざる仕組みが隠されています。そこで、スマートキーの仕組みについて、詳しく解説していきます。

スマートキーの仕組みと使い方!ケース5選!

スマートキーの歴史

スマートキーとは、車の施錠やエンジンのオンオフをカギに触れなくてもできる、現在では主流となったシステムです。

スマートキーを最初に取り入れたのは、1993年に登場したシボレーコルベットで、それに続いて4代目メルセデスベンツSクラスに採用されましたが、電波法の関係で日本に上陸できない期間がありました。

その後日本でもスマートキーが登場することになりその初代は3代目セルシオでした。

日本初のスマートキー搭載車トヨタ・セルシオ

日本で初めてスマートキーを搭載したのは2000年に登場した3代目セルシオでしたが、発売当初はオプション設定でした。

当時のセルシオのスマートキーは、現在のスマートキーより少し大きめで、現在の四角い形ではなく先細りの形をしていました。

ドアを開場するには、ドアハンドルについている四角い小さなボタンにタッチするとドアが開場され、エンジンを始動する時には、キーシリンダーのガスコンロのスイッチを小さくしたようなノブを回しました。

スマートキーの使い方

スマートキーの使い方は特別難しいことはありません。スマートキーをポケットなどに忍ばせておくだけで車のロックとアンロックができ、そしてエンジンのオンオフができます。

アンロックの方法は、ドアノブを握るだけでアンロックできます。ただし、車種により全ドアのドアノブにセンサーが付いている車種と、フロントドアのみセンサーが付いている車種があります。ドアロックは、ドアノブのセンサーにタッチするだけでロックができます。

エンジンの始動方法は、必ずブレーキペダルを踏みながらpowerを押します。もしブレーキを踏まずにpowerを押すとエンジンは始動せずアクセサリー電源の供給のみとなります。

エンジンを止めるにはシフトレバーをPに入れてpowerボタンを押すだけで止まります。

スマートキーの仕組みは?

スマートキーの仕組みは、スマートキーと車両側で電波を送受信し、高度に暗号化された情報を車両とスマートキーで照合して、一致した時にドアのアンロックができたりエンジンが始動できる仕組みです。

今までの物理的な車のカギや家のカギと同じように、スマートキーの固有情報はただ一つだけなので、他の車をアンロックさせることはありません。

スマートキーの周波数

スマートキーの車両側の受信機と、持ち歩くスマート―キ―の送信機とでは、周波数帯が異なります。

車両側の受信機は、スマートキーが車内にあるのか、車外にあるのかを判別するために、車両側の受信機には電界強度を細かく設定できる長波のLH帯を採用されており、125kHz前後となっています。

スマートキーの送信機は、無線LANでも使用されている極超短波のUHF帯を使用し、周波数は312.125MHzなどが使用されています。

スマートキーにはイモビライザー

イモビライザーとは、別名電子キーと呼ばれ、トランスポンダーと呼ばれるICチップが埋め込まれています。そのため、車のECU(コンピューター)の暗号コードとキーの暗号コードが一致しないとエンジンがかからないシステムです。

スマートキーとは、キーのIDと車両側のIDが一致しないとドアロックもアンロックできないほか、当然ながらエンジンもかかりません。それは、現行のスマートキーにはトランスポンダーが埋め込まれており、イモビライザーの機能を兼ね備えているからです。

スマートキーとキーレスエントリーの違い

昔の車は、ドアのカギ穴にカギを差し込み回してロックやアンロックを行っていました。そして1985年に、日本初となるキーレスエントリー(リモコンキー)がホンダ・アコードに搭載されて、各メーカーからキーレスエントリー搭載車が続々と販売されるようになりました。

キーレスエントリーは、現在主流のスマートキーと違い、ドアのロックとアンロックを無線で行うだけのキーでしたから、当然ながらキーを持っているだけでエンジンをかけることはできません。これがスマートキーと根本的に異なる点です。

スマートキーケース5選

スマートキーは、そのまま持ち歩いている人も多いでしょう。しかし、スマートキー本体に傷がついてしまったり、汚れてしまうので、できればキーケースに入れたいと考える人も多くいます。

メーカー純正として、ディーラーに行けばスマートキー用のキーケースも売られていますが、人と違った個性的なキーケースも魅力的です。そこでキーケースを5つご紹介していきます。

1:スマートキーケース VISOUL

このスマートキー専用のキーケースは汎用品なので、幅が約5cm、長さが8.5cm以内の大きさのスマートキーでしたら収納することができます。

イタリア革を使い、職人たちのハンドメイドにより仕上げられた高級感のあるスマートキーケースです。

文句の付けようがありません
大変満足しております
スマホケースでも此方のメーカーを使っておりますが安心です
今まで使用していたのはチャックが自然に開いてしまいやだったので試しに購入してみたのですがグッドジョブです

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%8... |

2:ヤック カーボン調シリコ-ン

スマートキーを持ち歩くのに、キーケースを大きくしたくない方には、シリコンカバーをかぶせるだけのキーケースがです。

車種専用でヤックから販売されているので、お乗りの車のキーケースを見つけることができるでしょう。

鍵についてしまう傷、鍵がぶつかって周囲につけてしまう傷。
シリコンカバーならどちらもガードしてくれるので安心です。
ボタン類の場所、電池交換ランプの穴等の位置もばっちり合っています。
全体サイズもピッタリで大きすぎたり小さすぎたりはしません。
個人的には、シリコン製なので滑り止め効果もあるのもGOOD

出典: https://www.amazon.co.jp/%E6%A7%8C%E5%B1%8B%E3%83%A4%E3%8... |

3:BARONS キーケース

スマートキーを、家のカギなどと一緒にキーホルダーに取り付けているとスマートキーに傷がついてしまうので、別々に持っている人も多いのではないでしょうか。

とにかくたくさんのカギをひとまとめにして、スマートキーも一緒に収納したい方には、キーケースです。ポケットにも入りやすい大きさで、しかもカラビナが付いていますからベルトにかけることもできます。

4:ダブルスマートキーケース

このキーケースは、ダブルで収納できますが、仕切りがしっかりしているので、片側にスマートキー、そしてもう片方は家のカギなどをしまうことができます。

もちろんスマートキーと小銭入れとして使うことができるので、アイディア次第でとても便利に使えるキーケースといえます。

質感も良く金具もしっかりしています。
若干クリア部分が曇った感じですが、操作感に問題なく使えてます。
見た目もおっしゃれ〜なので、気に入っています。
ジャラジャラ鍵を持つのが嫌いな人にオススメです。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%83%8F%E3%83%8A%E3%83%8E-%E3%... |

5: 日本製 新構造採用 キーホルダー

とにかくシンプルなキーケースが欲しい方には、このキーを回してしまうことができるキーホルダーなどいかがでしょう。

ネジ部は日本製を使用しているので耐久性は抜群です。他の中国製の粗悪品のようにネジ部が破損してスマートキーが脱落する危険もありません。

車のスマートキーは身に着けていればドアの開閉エンジンスタートストップが可能です。
私もポケットに入れたまま操作をしていました。やはり鍵とはいえポケットにいれるにはかさばるしスマートではないのでこちらを購入しました。反転させて遠隔ボタンも押せるのが良いかなの思ったのですがこれはあまり使わないですね。
写真のとおりシンプルなつくりで、しっくりとした服装でも綺麗に魅せてくれるアクセサリーとしてもよいと思いました。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%83%8F%E3%83%8A%E3%83%8E-%E3%... |

スマートキーの電池切れ

スマートキーは電池で作動してるので、電池切れとなれば車のドアはそのままでは開きません。そこで、緊急時のためにスマートキーには物理的なエマージェンシーキーが内蔵されています。

エマージェンシーキーで車を開ける方法は、スマートキーからエマージェンシーキーを取り出して、車のドアにある鍵穴に入れて解錠するだけです。ただし、すぐに次のステップに進まないとアラームが鳴る車種もあります。

アラームが鳴っても慌てずに、エマージェンシーキーを使いエンジンを始動します。キーシリンダーがない車種は、powerボタン近くにスマートキーを近づけるとエンジンが始動します。

エマージェンシーキーを使った対応方法は、各メーカーごとで少し違うので、細かい部分は取扱説明書をご覧いただくのが良いでしょう。

スマートキーのスペアは必須!

物理的な車のカギを紛失した場合もスペアキーがあれば、問題なく車を動かすことができます。それと同じようにスマートキーも紛失してしまったときなどにスペアがあれば、車を動かすことができるでしょう。

しかし、物理的なキーと根本的に違うのは、出先でスマートキーを無くすとお手上げとなることです。物理的なキーであればその場でカギ職人がスペアを作成することも可能ですが、スマートキーでは作成に3日から1週間かかってしまうからです。

スマートキーの仕組みを理解して使用しよう!

スマートキーは、持っているだけで車のドアを施錠や解錠、そしてエンジンをスタートさせることができる便利なアイテムです。よくあるうっかりとして、カバンにスマートキーを入れている人が、いつもと違うカバンで出かけようとしたときに車のドアが開かないといった事例があります。

便利なので起こりうるミスですが、カバンや上着にしまい込んでおかずに、いつも自宅で同じ場所にスマートキーを置く習慣をつければ、うっかりミスを減らすことができます。

スマートキーを過信しないように

スマートキーは便利なアイテムですが、スマートキーの犯罪も発生しているのも事実です。電波を使い車と接続させるので、ハッキングされると車を盗まれる危険があります。

車を離れる時には、ハンドルロックをかける習慣をつけることで、スマートキーのハッキングから愛車を守ることができますから、取扱説明書をもう一度読み返し手安全で安心なカーライフを送りましょう。

初回公開日:2018年11月21日

記載されている内容は2018年11月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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