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クルーズコントロールとは?|クルーズコントロール機能の搭載車5選

更新日:2024年01月04日

クルーズコントロールは車に備わっている快適装備の一つです。任意に設定した速度にすれば、一定の速度で走り続けてくれます。高速道路や自動車専用道路などで使える機能で、上り坂や下り坂でも自動で速度調整をしてくれます。そんなクルーズコントロールを掘り下げてみましょう。

クルーズコントロールとは?|クルーズコントロール機能の搭載車5選

クルーズコントロールとは?

クルーズコントロールとは車に付いている機能で、主に高速道路や自動車専用道路で使う機能です。クルーズコントロールを使うことでアクセルを踏まなくても設定した速度で走る続けてくれます。

一般道でも使えますが、一般道は信号などで頻繁に停まったりするのでできません。

例えば100km/hに設定をすれば、解除するまでその速度走り続けます。なので使う場面は長距離ドライブの時に長い道のりを走り続ける時に非常に役に立つ機能です。

クルーズコントロールの仕組み

クルーズコントロールの仕組みはコンピューターそのものが管理していますが、例えば規定速度が80km/hの場合で走り続けなくてはいけない時に、ドライバーが任意でスピードを設定することでクルーズコントロールが働き始めます。

もちろん上り坂の場合は自動で加速しますし、下り坂の場合は自動で速度調整を行ってくれます。

またクルーズコントロールキャンセルボタンか、ブレーキを踏めばクルーズコントロールは解除されます。

クルーズコントロールの歴史

クルーズコントロールが初めて採用された車はアメリカのクライスラーの高級車を中心したインペリアルというメーカーです。わかりやすい例えで言いますと、トヨタの高級車ブランドをメインにしたメーカー、レクサスのようなものです。

アメリカは広大な土地ですから、同じ速度で走り続けるには意外にも大変です。

そこで開発されたのがこのクルーズコントロールです。

主に高級車メインに装備されていた

今では上級な車でなくても装備されていることが多いですが、昔は高級車のみにクルーズコントロールが装備されていました。

クルーズコントロールのコンセプトが長距離の運転の疲労の低減なので、長距離の運転が楽な車となると、どうしても高級車になってしまいます。またクルーズコントロールの搭載にはどうしても費用が掛るのも一つの要因です。

現在は技術の発展により安価に搭載することができますので、全ての車に搭載されているわけではありませんが、昔に比べて普及しています。

クルーズコントロール機能の搭載車5選

ここではクルーズコントロール搭載されている車をご紹介していきます。車で遠出することが多い方や、高速道路での運転の疲れを少しでも低減したい方などに車紹介していきます。

1:ホンダ フィット

グレードにもよりますが、ホンダのフィットにはクルーズコントロールが搭載されております。

実はクルーズコントロールを通常の車にも普及させたのがホンダの車です。なのでその意志を継いでいるので、コンパクトカーでも搭載されています。

2:スズキ クロスビー

この車もコンパクトカーの代表的なメーカーから出ているスズキのクロスビーです。

快適機能としてクルーズコントロールが搭載されております。クルーズコントロールに各メーカー大きな差はないので、スズキ車でクルーズコントロールが搭載されている車種をお探しの人にです。

3:三菱 ekスペース

こちらは軽自動車になります。三菱のekスペースという車で、クルーズコントロールが搭載されております。

カラーリングやデザインが女性向けの車なので、フェミニンな雰囲気のある車でクルーズコントロールを使いたい人に車種です。

4:スズキ ワゴンR スティングレー

こちらも軽自動車で、スズキのスティングレーになります。

スタイリッシなデザインなので若い男性にの車種なので、スタイリングを求めながらもしっかりと快適装備もつけたいという方に車種です。

スズキの車種であるワゴンRにもクルーズコントロールが搭載されています。

5:日産 デイズルークス

日産の軽自動車にもクルーズコントロールが搭載されています。

デイズルークスは背の高さが売りで室内空間は非常に解放的な車です。大人四人でも問題なく乗れる軽自動車なので、旅行などに行く際にクルーズコントロールを使いたい人に車です。

クルーズコントロールのメリット

クルーズコントロールのメリットはやはり長距離ドライブのシーンで非常に役に立ちます。

意外にもアクセルペダルに足を置き続けて、速度を調整するのは大変なものですが、クルーズコントロールであれば、上り坂でも下り坂でも自動で速度の調整を行ってくれます。

また車は一定の速度で走り続ける方が燃費がいいです。アクセルを緩めたり、踏み込んだりするするだけでも燃料の噴射にばらつきが出るため、クルーズコントロールは燃費の向上にも繋がります。

クルーズコントロールのデメリット

クルーズコントロールそのものにデメリットはありませんが、一定の速度で走り続けるので、前車の車がゆっくりだとどんどん近づいていきますので、車間距離の調整がしづらい面があります。

またドライバーにもよりますが、クルーズコントロールの操作に慣れるまでに時間がかかるというデメリットもあります。運転中にわからなくて混乱してしまうこともありますので、事前に調べておく必要があります。

クルーズコントロールはブレーキを踏むか、キャンセルボタンを押せば解除されますが、クルーズコントロールを使う前に必ずどのように機能をするかを確認しておきましょう。

クルーズコントロールの未来

クルーズコントロールは50年以上も前からある機能で、一部の高級車などにしか付かなかった機能ですが、今では軽自動車などにも標準で付くようになりました。

そしてクルーズコントロールは後述していきますが、これからの未来を担う機能としても発展しています。そのことを次の項から説明していきます。

クルーズコントロールの次はACC

クルーズコントロールを英語にするとCruise ControlでCCと略されますが、その次に出てきたのがACCというものでAdaptive Cruise Control(アダプティブクルーズコントロール)というものです。Adaptiveの意味は適応力という意味なので、Adaptive Cruise Controlは「環境に適応できるクルーズコントロール」という意味です。

どのような意味かと言えば、クルーズコントロールでは前に車が居ても速度を変えずに進んでいきますが、ACCであれば前車のスピードに合わせて自動で自車の速度調整を行ってくれます。

その仕組みはカメラやレーダーで前の車を検知しているのでこのようなことが可能になってます。

なので、任意で車間距離も設定できるので、前の車と一定の車間距離を保ちつつ、自動で速度調整もしてくれるのがACCです。

自動ブレーキ

ACCの機能で発展させたのが自動ブレーキです。近年ではこの自動ブレーキが非常に重要な装備として車を購入する際に見ている人も大勢います。

ACCを使っているときに前の車が渋滞などで止まった際には、ACCは止まる事なく前の車に突っ込んでしまいます。あくまでもクルーズコントロール(巡行の制御)なので、止まる事はプログラミングされていないので、止まっている車があれば追突してしまいます。

そこでACCに追加されたのがこの自動ブレーキで渋滞の際でも前の車をしっかりと感知し、止まる事ができるようになりました。

またACCを使っていないときでも、カメラやレーダーは機能していますので、人や障害物を感知して自動で止まるようにも発展しました。

自動運転

そして今は自動運転というものが話題になっています。人が運転しなくても車自身が人や自動車や車線を検知して道に沿って走るという仕組みです。

実はこの技術はACCなどの装備と似ており、ACCはミリ波レーダーやカメラを使って車などを検知していますので、自動運転も一緒で全方位にカメラがついており、常に道路状況を検知しながら走りますので仕組みは似ています。

また最近は同一車線であれば自動でハンドルを切ったりするのもこのクルーズコントロールから始まり、ACCの発展です。

クルーズコントロールは必須の機能

クルーズコントロールを使う事で、アクセルワークから解放されるので、高速運転時の疲労低減に繋がります。無意識でアクセルやブレーキの操作をしていますが、意外にもこの操作は疲労が溜まりやすいのです。疲れが出ますと、事故の原因にもなりかねないので、クルーズコントロールをしっかりと理解してから使うようにすれば、運転のアシストをしてくれます。

そしてクルーズコントロールは今や自分の車以外の環境を検知しながら走行する機能として進化しました。

なので、クルーズコントロールが搭載されている車にも今後改良が重ねられ、ACCなどの機能も搭載されるようになる可能性もありますから是非チェックしてみください。

初回公開日:2018年11月20日

記載されている内容は2018年11月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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