静岡のスキー場3|バス/子供
更新日:2024年09月19日
静岡のスキー場3
スポーツ好きな方は、シーズン関係なくアクティブに体を動かしたいでしょう。今回は、静岡周辺のスキー場を紹介します。都内の方も、静岡県民も、静岡周辺のお住まいの方も、レジャーの参考にしてみてください。
第3位:芝生の上でスキーを楽しむ!
「スキー=冬」と連想する人は多いですが、静岡・藤枝市の「大久保グラススキー場」は、雪がなくてもスキーができる施設です。緑の芝の上をキャタピラのついた板で滑走するスキーを「グラススキー」と呼ぶのですが、全国でも珍しいグラススキーができる施設が静岡にあります。
静岡県内でもグラススキーが体験できる施設は、大久保グラススキー場だけとなっており、アルペンスキー競技者の夏場のトレーニングに使用されている他、現在ではグラススキーの大会などもあります。
スキーと言っても、いわゆる「冬の雪スキー」とは少し勝手が異なるため、ここでは3位にランクインです。しかし、コツをつかんで慣れると、楽しくて夢中になってしまうスポーツです。
大久保グラススキー場は、グラススキーの他、芝の上でのマウンテンボード、ポッカールなど、お子様からお年寄りまで気軽に遊ぶことができるレジャー施設です。キャンプ場やBBQハウスなどがあり、アウトドア好きの方に親しまれています。
冬場も営業しており「雪のないスキー場」として年中楽しめる施設です。ちなみに、グラススキーなどのスポーツ用品は、すべて貸出してくれます。足のサイズが22cm以上であれば、利用できます。手ぶらで行けるので楽チンです。
第2位:ちびっこや初心者向け!ゲレンデデビューにぴったり
冬場は、子供に雪遊びさせてあげたい、家族で遊べる施設を探している、という場合になのが「リバウェル井川スキー場」(静岡・静岡市)です。静岡市が運営している施設のため、民間施設よりも安く利用することができます。
リフト券も安く、1日乗り放題で大人1,020円、小人300円と破格です。規模は小さいのですが、小さなお子さんのいるファミリーや、スキースノボの初心者にはちょうどいい、ゆるやかなゲレンデです。
ただし、リーズナブルで利用しやすい施設ではあるのですが、上級者には物足りないため、ここでは2位となりました。上達を目的とした練習場としては、不向きでしょう。中級者以上のスキーヤーやスノーボーダーが満足できるコースではありません。
穴場として有名で、主に静岡の地元住民が多く利用する施設のため、あまり混雑しません。未就学児のお子さんを雪遊びデビューとして連れて行くにはぴったりの場所です。
また、冬場は雪のスキーが楽しめますが、夏場はスノーマットを利用して、本格的なスキー体験ができるということで、1年を通して静岡県民のアクティビティスペースとなっています。スキーに必要な道具は全てレンタルしてくれます。
第1位:オールナイト営業で思い切り滑る!
「本格的に滑りたい。スキー、スノーボードの上達を目指したい。ナイターを滑りたい。」という人になのが、静岡・裾野市にある「スノータウンイエティ」です。静岡県内外からの利用客が訪れる本格的なスキー場、ということで堂々の第1位です。
静岡県内では、唯一ナイター営業をしているスキー場で、日付指定で「オールナイト営業」もしている珍しいスキー場です。時間を気にすることなく、一晩中スキーを楽しむことができるので、ナイター好きのスキーヤー、スノーボーダーにとってはありがたいシステムです。
上級・中級向けコースも充実しているのですが、初心者やファミリー向けの施設も充実しており、室内キッズルーム(6カ月~9歳が対象)があるなど、お子様連れでも安心して利用できます。靴を脱いで入るタイプの施設で、おもちゃもたくさん用意してあります。
スキー教室は、キッズから大人まで利用できるので、全くスキー・スノボ経験のない人でも安心です。スキーウェアやスキー板、靴などはレンタルを利用することができます。ただし、帽子、グローブ、ゴーグルは事前に準備して行くか、ショップで各自購入することになるのでご注意ください。
本格志向の方から、ウィンタースポーツ初心者、また初めての雪遊びをしたいお子様連れのご家族にも利用しやすいスキー場となっています。静岡県内でもスキーシーズンに先駆けて、一番早くにオープンするスキー場です。
特徴別静岡のスキー場
静岡にあるスキー場はそれぞれ特徴があり、バラエティにも富んでいるのですが「自分にとって利用しやすいスキー場は」と考えた時に、要望に応えてくれるスキー場がわかれば選びやすいです。ここでは、特徴別に静岡のスキー場を紹介します。
都心から近い!首都圏から気軽に行ける静岡のスキー場
静岡県内のスキー場で、都心から近いと言えば「スノータウンイエティ」です。静岡・御殿場インターから30分なので、日帰りも可能です。人工降雪なので、毎年いち早くオープンし、冬が待ちきれないスキーヤーやスノーボーダーが練習に訪れます。
通常のスキー場は、センターハウスからゲレンデに入って、リフトで登ってから滑って下りてくるコースが多いですが、イエティの場合、センターハウスから入ってすぐに下りのコースが広がっています。「着いたらすぐに滑りたい」という人には嬉しいゲレンデです。
平日の駐車場は無料、土日は普通車で1,000円となっています。シーズン中、何度も通う予定の方は、シーズンパスポート購入で駐車場利用が無料になる(その他にも特典がたくさんあります)のでチェックしてみましょう。
食事も楽しみたい!限定の絶品カレーがあるスキー場
スキーやスノボと言えば楽しみなのは「食事」です。スキー場で食べるラーメンやカレーは、どうしてあんなに美味しいのでしょう。そのような食事の面から、なのが「リバウェル井川スキー場」の限定「おらんどカレー」です。
静岡の地元産野菜がたくさん入っていて、ちょっぴり辛口スパイシーな逸品です。ちなみに「井川おらんど」とは、江戸時代から栽培されていると言われる在来のじゃがいものことです。つまり「おらんどカレー」は、じゃがいもカレーという意味です。
限定商品ということで、早い者勝ちです。もし、たまたま売っていたのなら、絶対食するべき一品ということで、毎回売り切れるメニューですからチェックしておきましょう。
バスで行ける!直行バスを使ってお得に滑る
「スキーやスノボを楽しみたいけど、車を持ってない」「長時間の運転は疲れる」という方のために、スキー場直行のバスを用意しているのが「スノータウンイエティ」です。
バスの乗車券の中には、スキー場1日滑走料も含まれている上、スキー用品各種のレンタル料金も割引になりますから、手ぶらで行くことができます。発着所も多く、例えば東京は「新宿駅」「品川駅」、神奈川は「横浜駅」「たまプラーザ駅」などです。静岡県内でも「静岡駅」「富士宮駅」など、お近くの最寄りの駅からバスに乗ることができます。
バスへの乗車は事前予約制ですので「バスが混んでて乗れない」なんて心配もありません。バスに乗り込んだら、後は勝手に目的地まで走ってくれるので、行きも帰りもゆっくりのんびり過ごしましょう。
疲れを癒そう!近くに温泉があるスキー場
スキーやスノボは楽しいのですが、運動不足の社会人が突然体を動かすと、筋肉痛などの不安があります。そこで、スキーを楽しんだ後に、ゆっくり温泉に浸かって疲れた体を癒すのがです。
静岡で近くに温泉施設があるスキー場と言えば「スノータウンイエティ」です。周辺施設が充実しており、「富士遊湯の郷 大野路」「ヘルシーパーク裾野 すその美人の湯」「ふじやま温泉」など、富士山を眺めながら温泉を楽しむことができます。
また、宿泊施設も多く「ホテルマウント富士」「ハイランドリゾート ホテル&スパ」など、泊りがけでゆっくりスキー&温泉を楽しみたい方にです。
ズバリ!静岡でコスパがいいスキー場はどこ?
お子様連れのファミリー層にとっては「とにかく安く遊べる場所」というのは重要なテーマです。静岡県内で、なるべく安く遊べるスキー場と言えば「リバウェル井川スキー場」です。
安く利用できる理由は、ずばり「静岡市が運営している施設だから」です。リフト券も他のスキー場と比べると格安です。「ちょっとだけ雪遊びしたい」という人は、ソリを持ち込んでソリ専用コースで滑るだけで大満足するでしょう。
ただし、初心者向けのなだらかなコースしかないので、本気で滑りたいスキーヤー、スノーボーダーには不向きでしょう。コスパの面だけで言えば、静岡県内では最強のスキー場です。
景観抜群!富士山が見えるスキー場
静岡と言えば、富士山です。晴れた空に富士山を望みながらの滑走は気持ちがいいです。富士山をすぐ近くに見ながら滑走できるスキー場と言えば「スノータウンイエティ」でしょう。富士山南麓二合目にあるスキー場ということもあり、景観は抜群です。近くで見る富士山は、まさに圧巻です。リフトに乗りながら、ゆったり富士山を眺める時間は贅沢です。
また「リバウェル井川スキー場」は、富士山や南アルプスなど、360度美しい景色を見渡せるスキー場で、ゆるやかな斜面を景色を楽しみながらゆったり滑りたい人にです。
ロマンチックな夜を!ナイター営業のあるスキー場
「スキーと言えばナイター」というスキーヤーも多いですが、静岡県内でナイター営業があるのは「スノータウンイエティ」です。ナイターは、毎日15時半から21時で営業しています。
ナイター券は、日中よりお得になっており、通常日中の滑走料が大人4,000円のところ、2,500円で滑走できます(メルマガ会員になるとさらに500円OFF)。ナイター目的の人は、15時半以降に入場するとお得です。レストランも21時まで営業しています。
また、日付指定となるのですが、決められた日程で「オールナイト滑走」ができるのもイエティの魅力です。15時半から翌朝8時まで、時間を気にすることなく思う存分滑ることができます。富士山と朝焼けを眺めながら滑走するのは、とても神秘的な体験です。
中級から上級を目指す人は、ゲレンデを独り占めできるオールナイト営業を利用して、一人こっそり練習し、ワンランクアップを目指しましょう。
子供に静岡のスキー場
子連れのファミリーにとっての課題は「子供を飽きさせない」「子供が楽しめる」ということですが、静岡県内のスキー場で子連れファミリーにスキー場はどこなのでしょうか。
小さな子でも安心!キッズパークで遊ぼう
3~7歳くらいの子供は、とにかく体を動かして遊びたがります。パワーがあり余っているので、屋外で動き回りたい子が多いです。「スノータウンイエティ」には、子供専用エリアがあり、本格的なスキーヤーの邪魔になることもなく、安心して雪遊びを楽しむことができます。
キッズエリアとソリ専用ゲレンデが別になっているので、ぶつかって事故になる心配もありません。ソリで遊びたい子はソリ専用ゲレンデへ、雪遊びしたい子はキッズエリアで、思い切り遊ぶことができます。疲れたらキッズルームで休憩も可能です。
小学生からは、親子で一緒にスキーやスノーボードを楽しみたいですが、上級者のコースを滑るのは不安、という人は、ファミリー専用ゲレンデを利用しましょう。ムービングベルト(リフトを使わず上まで行ける)もあり、初心者に優しいゲレンデとなっています。
はじめての雪遊びデビュー!ママ友と一緒に
「雪を見たことがない。触ったこともない。」という子には、じめての雪遊び体験をさせてあげたい親御さんも多いでしょう。そのような、小さな子になのが「リバウェル井川スキー場」です。
特に平日は、混雑なく利用できて、ママ友同士でランチをしながら子供を雪で遊ばせる、という感じで利用できるスキー場です。コンパクトなスキー場ですし、ゆるやかなコースなので、雪遊び場として利用している人も多いです。
視界が広くて景色も良く、公園で遊ぶ感覚で利用できるのが嬉しいです。家族ででかけるのもいいですが、静岡周辺にお住まいのママは、平日のドライブがてらママ友と声をかけあって、子供たちを遊びに連れて行くのもいいでしょう。
雪遊びは正直苦手!でも体を動かしたい
雪に馴染みのない子供にとって、いきなりゲレンデデビューは敷居が高いこともあるでしょう。そのような時に、まずは雪のない場所でスキー体験をしてみるのも、ひとつの方法ではないでしょうか。
静岡の「大久保グラススキー場」は、全国的にも珍しい草の上でのスキーを楽しめる施設ですが、雪に馴染みがない子は、まずは草の上で練習してから雪に挑むのもいいでしょう。ウィンターシーズン以外でも練習できるので、自分のペースで上達可能です。
静岡の美味しい空気を吸ってスキーを楽しもう!
静岡県のスキー場は、主に人口雪を使用していてゲレンデの質が安定している上、景色の中に富士山があることが最大の魅力です。静岡側からの富士山を満喫しながら滑るスキーは、また格別です。きれいな空気を吸ってリフレッシュできるので、子供を遊ばせてあげたい家族連れの方も、ひとりで気兼ねなく滑りたい方も、休日を上手に利用して楽しみましょう。
初回公開日:2017年11月28日
記載されている内容は2017年11月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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