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スノーボードのブーツの・選び方・履き方|紐

更新日:2024年10月03日

スノーボードをするのに重要なアイテムにブーツがあります。今はレンタルも主流ですが、せっかくならマイブーツがあるとスノーボードへの意気込みもかなり変わります。ここでは、スノーボードのブーツのや選び方をご紹介してきます。

スノーボードのブーツの・選び方・履き方|紐

メンズ・レディース別スノーボードのブーツ

スノーボードをするのに必需品のブーツ。ブーツは、スノーボードをする上で一番重要なアイテムになってきます。体に一番近く、板と足を支える大切な役割になります。スノーボードのブーツにもたくさんの種類とブランドがあり、今では機能性が優れたものも多数でています。ここではメンズ・レディース別のスノーボードのブーツをご紹介していきます。

バートン

メンズ

スノーボードをする方はBURTONを聞いたことがある方は多いでしょう。スノーボーダーの中でも支持が高いスノーボードブランド『BURTON』。BURTONの中でも、最ものMOTOのシリーズです。
優れた保温性と軽量なデザインが特徴です。アジアンフィット構造で、日本人の足にも馴染みやすいフォルムで、長時間の使用でも疲れを感じさせない優れものです。

価格:19,779円

レディース

BURTONは男性だけでなく、スノーボードをする女性にものブランドです。BURTONの中でもレディースにのMintシリーズです。

軽量で保温性が高く、BOAシステムタイプなので簡単に調節ができ、女性でも力を入れずに着脱ができるのが特徴です。スノーボード初心者の方などは、ブーツの着脱に手間取ることも多いの片手でも操作できるBOAシステムタイプがです。

価格:35,640円

サロモン

メンズ

SALOMONもBURTONと並び、男女問わずのスノーボードブランドです。BOAとワイヤーで手軽に着脱でき、ホールド感の調節も自由自在です。フィット感に優れているので、緩みにくいのも特徴です。

価格:25,000円

レディース

SALOMONシリーズの中でも、保温性と耐久性に優れたKIANAシリーズです。Focus BOA Lacingシステムは、異なる2か所を締めることができ、ふくらはぎもしっかりと固定してくれます。素早い着脱が可能なので、スノーボード初心者の方や、女性にもです。

価格:20,846円

スノーボードのブーツの種類

スノーボードのブーツにはたくさんの種類があります。紐で締めるオーソドックスなタイプから、最近では女性や力が弱い方でも簡単に締めることができるBOAタイプもあります。

スノーボードのブーツは、自分の足の形にしっかりとフィットし、取り扱いがしやすいものがです。ここでは、スノーボードのブーツの種類をご紹介していきます。

BOAシステム

BOAタイプは、ワイヤーをタン上部に付けられたダイヤルで巻くことで、少ない力で均等にブーツを締めることができるのが特徴です。履く時はダイヤルを回しワイヤーを締め上げ、脱ぐ時はダイヤルを手前に引っ張るだけで簡単にワイヤーが緩みます。

シューレースタイプと違い、締め具合の調節ができませんが、ブーツの着脱とても楽なので、スノーボード初心者の方や女性など力が弱い方にです。

デメリットとしては、締め具合の調節ができないという部分です。足首の部分がゆるく感じた時にピンポイントで締めることができないという点があります。
またボアシステムが壊れてしまうと、ブーツを締めることができなくなってしまうので、壊れやすいのもデメリットのひとつです。

クイックレーシングシステム

BOAシステムの他に、ブーツをより簡単に強く締めれるタイプで、クイックレーシングシステムがあります。クイックレーシングシステムは、シューレースを引っ張り上げることでブーツを締め、最後は結ばずにロックするシステムです。

BOAが全体を均等に締めるのに対して、クイックシステムでは、甲の部分とスネ部分が分離していて締め具合を調節できるもの多いのが特徴です。各メーカーごとに違いもあるので、ショップでいくつか試してみるのがです。

紐タイプ

このタイプのスノーボードブーツは、BOAシステムブーツやクイックレースタイプなどの技術が開発される前からずっとある、通常のモデルになります。

スノーボードを長くやっている人は、BOAシステムブーツやクイックレースタイプではなく、この紐タイプを愛用している方が多いです。BOAシステムやクイックレーシングシステムに比べて、部分部分の締め具合などを調節することができるので、足の形に合わせて調整ができます。

デメリットとしては、ある程度の力がないとしっかりブーツを締めることができないことと、着脱の際に紐を毎回結びなおす必要があることです。女性の場合、力があまりないので紐タイプのブーツは少し大変です。

スノーボードのブーツの選び方

スノーボードをする上で、ブーツ選びは板やビンディングよりも重要になってきます。ブーツが自分の足に合ってない状態でスノーボードを始めると、板の操作が難しく感じたり、足を痛めたりする原因にもなります。

また、サイズや形が合っていない場合には靴擦れをしてしまう可能性もあります。スノーボード初心者の方は特に、スノーボードのブーツ選びは用具の中で一番重要になってくるので、フィッティングをした上で、しっかりと自分に合ったブーツ選びをするようにしましょう。

サイズの選び方

スノーボードのブーツサイズは、ジャストサイズが基本です。指が当たるのが嫌だから大きめや、ブーツの中で足が遊ばないように小さめ、などの選び方はNGです。ブーツ選びのジャストサイズの目安は、以下の3点がポイントになります。

①スノーボードブーツにかかとをしっかりと入れてシューレースを締めた時に、かかとが浮かないことです。かかと大幅に浮いてしまうのはサイズが大きいか、ヒモが緩んでいる状態です。そのような時は、ブーツのサイズをワンサイズ下げてみて下さい。

②つま先は、足の指がしっかりと伸びた状態で、力を入れて踏ん張れることがポイントです。指が当たって痛かったり、指が詰まって曲がっている場合はサイズが小さい状態です。そのような場合は、ブーツのサイズをワンサイズ上げてみましょう。

③履いたあとに足を動かしてみる
実際にスノーボードをしている時を想像してみて、できる範囲で足を前後左右に動かしてみてください。ブーツに足が合っていない場合、足首や小指の付け根など色々な部分が痛くなってきます。そのような場合は、痛くなる原因を探して、締め方を変えてみたり、インナーブーツをもう一度丁寧に履いてみて解決できるのか、それともブーツそのものが足に合ってないのかを判断しましょう。

スノーボードのブーツのサイズはメーカーやブランドによって異なるので、さまざまな種類を履き比べてみるのをします。
あとは、ちゃんと自分で調節ができるかどうかです。滑っていて緩んだときに、ちゃんと調節ができないと気持ちよく滑ることができないので、自分で取り扱いができるものを選びましょう。

滑走途中に足が痛くなってしまう

購入時にフィッティングして、スノーボードブーツとの相性をみたのにスノーボードをしていて滑走中に足首や足のスネ周辺が痛くなることがあります。

これはほとんどの場合、ソックスがヨレてしまっていたり保温のために履いているレッグインナーとソックスが重なっている部分が足を圧迫して痛くなっていることがほとんどです。『ソックスをピンと伸ばした状態でブーツを履くこと』、『レッグインナーとソックスが重なっている部分を作らない』ことで解消されます。

柔らかいブーツは板を扱いやすくなる

初心者の方には断然柔らかいブーツがです。ブーツが柔らかいと言うことはそれだけ足元の自由がきくということになります。足元が自由自在に動けば、その分ボードへの加重、抜重も容易にできるので、スノーボードをより扱いやすくなります。ブーツが柔らかいとグラトリなどの低速での細かい動作もやりやすくなり、ジャンプでグラトリのスタイルも出しやすくなります。

ただし、あまりに柔らかいブーツは劣化が早いのもデメリットです。極端に柔らかくなったブーツは、転倒時に足首を痛める危険もあります。そのため、繰り返しの使用でヘタリを感じる場合は、新しいブーツへの交換もします。

スノーボードのブーツの履き方

スノーボードをする上で、スノーボードブーツの履き方はとても重要になってきます。紐が緩んでいたり、ちゃんと締まっていないと足がブーツにフィットせず、疲れやすくなってしまったり、靴擦れの原因になります。

ここでは、スノーボードブーツを正しく履く上で、ブーツの名称と履き方をご紹介していきます。

ブーツの名称

アウター

スノーボードブーツの二重構造になっている外側部分のことをいいます。素材や構造によってはブーツの硬さが変わってきます。メーカーによりデザインもさまざまです。

インナー

スノーボードブーツの二重構造になっている内側部分のことをいいます。メーカーによっては、シューレースが付いていたり、熱を加えて自分の足型に成型できるインナーなど工夫がされています。直接足に触れる場所で、サイズに関わるフィット感やホールド感に影響する大切な部分になります。足をしっかりホールドしてくれるものがです。

タン

足の前面の部分でつま先に荷重をかけたときに、足をホールドする部分をいいます。前後の動きに影響する場所がタンです。

シューレース

スノーボードブーツを締め上げる靴ひものことをいいます。ダイヤル式などさまざまなタイプがあります。
締めやすく頑丈なもので、水分・雪の吸収を防ぐものがです。

ソール

スノーボードブーツの靴底部分のことをいいます。すべり止めや衝撃吸収のためのクッション機能、保温性を高める機能が搭載されているものもあります。

スノーボードのブーツの履き方

①紐とタンを全開に広げる。
スノーボードブーツを履く前に紐とタンを全開に広げて下さい。ブーツ内に足を入れるためにしっかりと開きます。紐は限界まで緩めて、タンを前方へ引き出します。タンはアウターとインナーにあるので、両方ともしっかり引き出すようにしましょう。

②足を入れてかかとをしっかり押し込む。
足を入れる時には中のシワをできるだけ伸ばして入れてください。シワがあると圧迫に繋がり、足の痛みに繋がります。かかとはしっかりと固定するため、まずは足底へ踏み込むように入れ、そのあとにつま先を上げた状態でかかとを地面にコンコンとあてて押し込みます。

③インナーとアウターの紐をしっかり締める。
どちらも紐がある場合にはインナー、アウターともしっかりと紐を締めます。きついと感じるぐらいまで締めて大丈夫です。

④パウダーガードと裾を降ろす。
パウダーガードはウエアの内側に付いてる雪が入ってこないようにする裏地の部分です。雪の侵入を防ぐためにスノーボードブーツの上から被せます。そのあとに裾をおろして完成です。

スノーボードのブーツに紐

UNIX(ユニックス)DRY-TAC ボードブーツ用シューレースLL(270cm)丸織りタイプ2本組(ブーツ替え紐)/SB08-29

スノーボードブーツのシューレースタイプの紐です。耐久性があり、水・雪を防ぎます。

価格:754円

スノーボードにインソール

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スノーボードのブーツのサイズ感がいまいちフィットしない方は、インソールの使用をします。立体的な3Dアーチで、安定したフィット感を実感できます。吸収性が高く、さまざまな動きに対応できます。

価格:4,860円

スノーボードブーツのお手入れの仕方

スノーボードのブーツは、最近では性能も上がり長持ちするものも増えてきていますが、より長持ちをさせるためには毎回のお手入れが重要になってきます。

ここでは、スノーボードのブーツを長持ちさせるためのお手入れの方法をご紹介していきます。

ブーツは分解してお手入れする

意外と知らない方が多いスノーボードブーツのお手入れ方法ですが、ブーツはインナーとアウターという2層構造になっているものがほとんどです。このインナーとアウターは分解することができ、アウターのヒモをしっかり緩めた状態で、インナーブーツを持って引き抜くだけです。これだけでインナーは取り外しができます。

インナーを取り出した後のアウターは、タオルでしっかりと拭いて、型崩れしないように紐やワイヤーを軽く締めた状態で、乾燥した部屋で自然乾燥させます。湿気のある場所では、雑菌の繁殖の原因になるので、インナーも同様にして乾燥した部屋に置いておきましょう。

ブーツを3つに分解する

ほとんどのスノーボードブーツは「アウターブーツ」「インナーブーツ」「インソール」の3つに分解することができます。これをそれぞれ3つに分けてあげることで、手入れがしやすく、簡単に早く乾かすことができます。分解しないまま乾かしていても、インソールの裏やインナーブーツの底面はなかなか乾かず、生乾きの状態が続くと雑菌が繁殖し、カビや悪臭の原因になります。

ブーツを脱いだあとに消臭スプレーをするのも、臭いを抑えるのには効果的ですが、そのままスプレーをかけるよりも、中をしっかり分解してからの方がスプレーがかけやすくなり、乾きも早くなります。アウターは型崩れ防止のために軽くヒモやワイヤーを締めておくのをします。

インソールの洗い方

スノーボードブーツのインソールは、自宅で洗うこともできます。汚れや臭いが気になるときは、洗濯をします。バケツに水をはり、そこにインソールを入れて丁寧にもみ洗いします。汚れがひどい場合はスポンジなどを使ってこすって洗ってください。洗い終わったら、しっかりとすすぎ、水気をよく切り陰干ししてください。ネットに入れて洗濯機の脱水を使って乾燥させると早いです。

インナーの洗い方

インナーもインソールと同じようにもみ洗いします。外側だけでなく、内側にも汚れは付いているのでしっかりと洗うようにしてください。力を入れすぎたりするとボアがつぶれて履き心地が悪くなったりするので、やさしく洗うようにしましょう。

後はインソールと同様にすすいで、陰干しします。干すときには中の水が出るように上下逆さまに干すようにしましょう。ある程度、中の水気が切れたら、型崩れしないように紐を結んで逆さまにしない状態で立てて干してください。

ただし、サーモインナーの場合は水洗いできないものもあるので、説明書きをよく確認するようにしてください。サーモインナーは水に弱いのもありますが、熱にも弱い性質があります。ストーブの近くなどでの乾燥は避けるようにしてください。

アウターの洗い方

アウターの洗い方は、外側の素材が革の場合は、水で洗わずに内側だけをスポンジなどで洗いましょう。革でない場合はインナーと同じように洗って大丈夫です。洗い終わったら、タオルで拭いて下さい。干すときにはインナー同様、型崩れしないように紐を結んでおきましょう。洗い終わり、完全に乾いたら全てをセットしてバックルは締めておくようにしましょう。

ブーツの保管方法

一般的にスノーボードブーツの耐用年数は4~5年とされていますが、保管方法や環境によってはそれよりも長持ちしたり、逆に1〜2年でダメになってしまうこともあります,

スノーボードブーツに使われているプラスチックは、水や湿気に弱く、日本は湿度の高い国なので、他のウィンタースポーツが盛んな西洋に比べると、湿気の影響を受けやすい環境にあります。

そのため、ブーツの保管は日の当たらない乾燥した場所でするようにしましょう。手入れをして、湿気の少ない場所で箱に入れて保管するのがですが、その際にブーツの中に乾燥剤を入れておくとより湿気を防ぐことができます。乾燥剤以外にも、丸めた新聞紙をブーツの中にいれておくのもです。

スノーボードブーツは自分にフィットしたものを選びましょう

ここまで、スノーボードのブーツの選び方やポイントなどご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

スノーボードのブーツには、それぞれの特徴をもった種類のものが、多数のブランドから出ています。いまでは、それぞれのブランドで、使いやすさや耐久性、保温性など改良されより優れたものがたくさん出ています。

値段によっても違いはありますが、一番は自分の足にしっかりとフィットしてくれるものを選ぶことです。ショップに行って、いくつかの種類をフィッティングし、しっくりくるものを選ぶようにしましょう。

サイズや足の形に合っていないと、スノーボードをしていてもすぐに疲れてしまったり、痛みに繋がる原因になります。そうなると、スノーボードをしていても楽しくなくなってしまうこともあります。

スノーボードを楽しく続けられるように、ブーツ選びはポイントを事前に確認して最適なものを選びましょう。

初回公開日:2017年11月22日

記載されている内容は2017年11月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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