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車の中でスマホで音楽をかける方法|音楽アプリ/スピーカー

更新日:2023年12月27日

スマホで音楽を聴くことが全盛の時代。少しカーオーディオと音楽の距離が出来てしまいました。一々PCでCDを焼いて聴くのがめんどくさいならば、直接カーオーディオとスマホをつないでみましょう。もしくはスピーカーを持ち込んじゃってください。

車の中でスマホで音楽をかける方法|音楽アプリ/スピーカー

車の中でスマホで音楽をかける方法

車でドライブする時、以前はCDやMDなどのメディアを使って音楽をかけていました。しかし2017年現在においてCDやMDから音楽を聴いている方は少数派になっています。データをダウンロードして聞いている方や、パソコンの中に音楽ファイルを保存していてスマホやデジタル音楽プレイヤーに移して聴いている方が多いのではないでしょうか。

では車でドライブする時にはどうやって音楽を聴くのでしょうか。音質にこだわらなければスマホやデジタル音楽プレイヤーのスピーカーでそのまま聞けばいいでしょう。ですが、断言しましょう。それでは音楽の本当の味は味わえません。イヤフォンで聞けば良い音質で聴けますが、それでさえ耳で聴いているだけです。

音楽の味とは?

音楽は耳で聴く聴き方と体で感じる聴き方があります。車の中は窓を開けない限り密閉空間なので大きなスピーカーで大きな音を聴くことが可能です。音のエチケットにうるさくなった現代では個人で大きな音で音楽を感じて楽しむことができるのは遮音材で仕切られたスタジオか車の中ぐらいなものです。ぜひ、お腹が震えるような低音と頭を突き抜けるような高音を感じてみて下さい。

外部入力端子にイヤフォンジャック端子をつなぐ

近年発売された車には純正で外部入力端子が付いていることがあります。大抵イヤフォンジャック端子でつなぐことができますので、スマホやデジタル音楽プレイヤーとイヤフォンをケーブルで直接つなぐことができます。その後オーディオデッキのソース切り替えでAUXを選べば音楽がスピーカーから出てきます。スマホの接続の穴と車側の接続用の穴をつなぐケーブルはホームセンターやスーパーなど量販店で売っています。両端がイヤフォンの接続端子の形になっているケーブルです。モノラル用とステレオ用がありますのでステレオ用を選んで下さい。

Bluetoothでつなぐ

Bluetoothとはブルートゥースと読みます。青歯なんて呼んでる人もいます。スマホの無線機能です。この無線をつかってケーブルで車のデッキにつないでいるかのように使うことができます。ブルートゥースを使うためには車のデッキも対応している必要があります。使い方はペアリングというお互いをつなぐ操作をすると簡単につながります。ペアリングの操作はスマホの種類によって違うのでスマホのヘルプ機能を参照して下さい。

残念ながら車のデッキが対応していない方もあきらめないでください。FMラジオが聴けるのならばまだ手段はあります。量販店やカーグッズ販売店にブルートゥーストランスミッターというものが売ってあります。これは車のシガープラグに差し込むことでブルートゥース接続した音をFMラジオの電波に乗せて流してくれる物です。ただしFMラジオの音質に落とされてしまうので、音質は一つ落ちてしまいます。しかし十分実用的な音質です。

USBなどでつなぐ

いつもスマホの充電につかっているUSBのケーブルで接続できるデッキもあります。これはデッキからスマホやデジタル音楽プレイヤーの中の音楽を直接読み取れるようにしてしまうものです。原理上これが最も音質はよくなるでしょう。他にもSDカードを挿入できるデッキはSDカードの音楽データや動画データを読み取って再生できます。この場合音楽ファイルや動画ファイルのファイル形式が対応していないと再生できません。確認が必要です。

車で音楽を流すのにアプリ

スマホに元から入っているgoogle play musicでも音楽を再生するには必要十分以上なくらいですが、たまには全く知らない音楽を聴いてみたくなるものです。そんなときのアプリをご紹介しましょう。

Tunein Radio   

全世界のインターネットラジオを聴けるアプリです。通信状態さえ良ければ良好な音質で音楽が聴き放題です。無料のTunein Radioと有料のTunein Radio proがあります。有料のTunein Radio proは録音機能付きです。これなら録音しておけばデータ容量がなくなっても音楽が楽しめます。

radiko 

高速道路を長距離移動する場合FMラジオはほぼ役に立ちませんでした。これは高速道路は山中に建設されている場合が多く、電波が届かないからです。また、放送エリアをまたがってしまうと受信できない場合が多々ありました。このradikoはインターネット経由でラジオを聞いてしまおうというアプリです。これなら安定して聞くことができます。月額350円のradiko.jpプレミアムは日本全国のラジオを聴くことができます。革命的です。

spotify 

音楽配信サービスです。無料での利用の場合は数あるプレイリストから選んでシャッフル再生します。つまりピンポイントで聴きたい曲は聴けません。ですがプレイリストの出来が素晴らしくあまり不都合は感じさせません。有料版のプレミアムはダウンロードして電波がない時でも聞ける機能や広告の除去、ピンポイントでの曲の選択機能など多彩な機能が使えます。料金は月々980円です。学生の方は学割もあります。

スピーカー

車のスピーカーを交換するのは大仕事です。そこで手軽に車の中で音場空間を作れるポータブルスピーカーを紹介します。

SONY ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-X1

スマホと簡単にブルートゥースでつなげてどこにでも持ち運べるワイヤレス防水ポータブルスピーカーです。充電式で12時間ほど使えます。小型で手のひらに乗るくらいの大きさですので持ち運び楽々。音質も上々。かわいいキューブ型です。amazonにて6,980円です。

JBL FLIP4 Bluetoothスピーカー

ブルートゥースで無線接続できる防水ワイヤレススピーカーです。このスピーカーの低音はこの大きさでお見事と言いたくなります。2つ以上の同じシリーズのスピーカーをリンクさせる機能もあります。連続12時間稼働可能。amazonで12,519円です。

車のスピーカーを交換する場合

車のスピーカーを交換する場合の代表的なメーカーを紹介します。かなりメーカーごとに味付けが異なりますので体験してみないと選定が困難です。車グッズの量販店で聴き比べしてみることをお勧めします。国内の代表的なメーカーは下記です。

・カロッツェリア 
・アルパイン 
・クラリオン
・ケンウッド
・ソニー

各々に良い特徴があり、王道がありません。その為、はまってしまうと延々抜け出せない沼のように色々試してしまうのです。

音場の形成

スピーカーの数を増やしてそれぞれの位置から音を出させると車の中で音の偏りができます。これはそれぞれのスピーカーとの距離が違うことから起きるものです。そこで一点に音を向けて最も良い音の聞こえるポイントを作り出します。これが音場の形成です。これを突き詰めるとそれぞれのスピーカーからの音のでる時差を調整したり、後ろのスピーカーから低音を強く出したり、車のダッシュボード上で歌っているように中音を操作したりできます。今のカーオーディオは非常に低コストでこのようなことを楽しめますのでぜひ試してみてください。

ストレスフリーなスマホで車で音楽再生するためのアプリ

車で音楽をかけるとき普通は乗り込んでエンジンをかければ音楽はスタートします。これが重要です。これをスマホで音楽をかけるとなるとイヤホンジャックやUSBで接続する手間があり、さらにスマホの画面を操作する必要があります。面倒ですね。理想的な車中音楽は意識しなくても勝手に音楽が鳴ってほしいのです。これを実現するにはブルートゥースを利用しましょう。条件を列挙します。

①車に搭載されている音楽デッキまたはスピーカーがブルートゥースに対応している。
②スマホに音楽ファイルが入っていて、音楽再生アプリがある。又は音楽ストリーミングサービスアプリが入っている。
③車側の音楽デッキ又はスピーカーとスマホがブルートゥースでペアリングしている。
④スマホにブルートゥース接続支援アプリがインストールされている。

では順番に解説しましょう。

①ブルートゥースに対応している

近年の新しい車に搭載されているカーナビゲーションや音楽デッキはブルートゥースに対応しているものが多いです。お持ちの物を確認してみましょう。

ブルートウースに対応していない場合はシガープラグに接続するブルートゥーストランスミッターを用意します。カー用品店などで3,000円ほどで売ってあります。この場合、音楽デッキのソース切り替えでラジオを設定してください。そしてブルートゥーストランスミッターのチャンネルに合わせます。

②音楽再生アプリがある

スマホの中に音楽ファイルが入ってないと音楽再生アプリがあっても鳴らせないのです。パソコンからスマホの中に流し込むか、データをダウンロードしてください。音楽再生アプリとはAndroidの方はPlay Musicというアプリがiphoneの方はミュージックというアプリが最初から用意されています。音楽を鳴らすアプリです。

音楽ストリーミングサービスアプリとはspotifyやTunein Radioなどのスマホの電波を使って絶えずデータを受け取ることで音楽を鳴らすアプリです。インターネットを使ったラジオみたいなものです。無料でダウンロードできますのでAndroidの方はPlayストアでiPhoneの方はApp storeでインストールしてください。

③車側の音楽デッキ又はスピーカーとスマホがブルートゥースでペアリングしている。

ペアリングとはブルートゥースでつながったスマホとブルートウース搭載機器をお互い登録することです。これをすることでケーブルで接続しているかのようにお互いをつなぐことができます。スマホの設定というアイコンをタップしてさらにBlutoothと書いてある欄をタップするとBlutoothをONにするというキーがあります。これをタップしてください。すると周りにあるブルートゥースの機器を探してくれるので、見つかったブルートゥース機器をタップしてペアリングします。この手続きは機種によって多少違いがあります。ブルートゥース機器の電源を入れておくことを忘れないでください。

④スマホにブルートゥース接続支援アプリがインストールされている。

このブルートゥース接続支援アプリとは自動でブルートゥース接続と音楽再生アプリの立ち上げ、演奏まで自動化してくれるアプリです。スマホとブルートゥース接続機器は一度接続が切断されると自動では繋がらないのですが、これを自動化してくれます。

アプリはBlutooth Connect and playというアプリです。このアプリはスマホと繋ぐブルートゥース接続によって立ち上げるアプリを設定することが可能です。無料アプリなので気軽に試せます。

設定方法は、スマホのブルートウースをONにしてアプリを立ち上げると左側のwhen device connect(この機器に接続したときに)の欄にペアリングしてある機器の名前があります。その左にあるキーボックスをタップしてチェックをつけてください。右側のthen play(~ならば実行)の欄にあるマークをタップすると音楽アプリの一覧が出ますので選びます。これでスマホを持って車に乗り込んでエンジンをかけると、音楽が自動で鳴り出す環境になりました。

車とスマホの工夫の価値

車のオーディオをいじる人は減っています。これはスマホの普及によって音楽に接する形態に変化があったからでしょう。家で音楽を聴くのも一昔前はCDをミニコンポにかけて聴くのが主流だったのに対し、現在はスマホとイヤフォンで聴くというのが主流になっています。以前は車と家のオーディオの共通項はCDやMDだったのに今は共通項が無いのです。そのためひと手間かけて接続しなければならないというストレスが産まれました。対し、車側は純正のメーカーが販売時につけたオーディオやカーナビゲーションで満足する人が増えました。以前は純正品はメーカー品の3年落ち同等なんて言ってたものです。それがレベルが上がり、まったく問題ないレベルになっています。スマホに対する接続機能も充実しています。

車とスマホをつなぐために、ユーザーが工夫してストレスフリーにしましょう。なぜならスマホはある程度機能をユーザーが拡張していくのを前提にしているものだからです。そしてそれは非常に楽しいものです。ぜひ、車とスマホをストレスフリーで接続してみてください。

初回公開日:2017年08月09日

記載されている内容は2017年08月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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