エクストレイルの内装画像と評価・カスタム方法・内装の外し方
更新日:2024年09月29日
エクストレイルってどんな車?
エクストレイルは、平成12年11月に新発売となった日産のミドルボディのSUVです。それまであったテラノや、サファリといったフレーム付きのSUVをやめ、モノコックボディを採用し、乗用車のような取り回しのよいボディに、タフなアウトドアフィールドをイメージさせるデザインで登場しました。
それ以来、3度のモデルチェンジをしましたが、依然としてコンスタントなと販売を続けている車種です。平成19年に2代目にモデルチェンジし、現行型エクストレイルは3代目のモデルとして平成25年に販売が始まり、平成29年6月にはマイナーチェンジを迎えました。新型と旧型との内装の変化を見ていきましょう。
旧型 2代目エクストレイル T31型
平成19年8月に「SHIFT_challenge spirit」エクストレイルはチャレンジスピリットをシフトとするをキーワードにして、フルモデルチェンジした2代目エクストレイルは、初代のイメージを踏襲したうえで、文字通り、チャレンジスピリットを刺激するようなガンガン使えるタフギアとして登場しました。
その内装は、シンプルな直線基調のアウトドアテイストを盛り込んだデザインでありながら、大人4人が快適に移動できる空間の広さを持ち合わせたデザインで大変好評です。インストルメントパネル全体は、ソフトパッドの素材を使用し、インナードアハンドル部にメッキを使用するなど高級感もあります。
シートやフロアカーペットには、ぬれても平気な防水素材を使用してあり、汚れも水拭きでサッと取れるという仕様が特徴です。
新型 3代目エクストレイル T32型
平成25年12月にフルモデルチェンジした3代目は、アウトドア志向の若者のタフ・ギアであることは変わらずもちろんのこと、今までの直線基調の内外装から、なだらかな曲線美を多用したデザインに変化しました。
内装に関しては、評判のよかった防水のシート・フロアカーペットは、そのままでありながら、羽ばたく鳥をイメージした水平基調のインストルメントパネルや、クロームやシルバー加飾を多く使用し、これまでになかったような高い内装の質感を持たせることに成功しました。
また、平成29年6月には、マイナーチェンジを行い、内装においてはインストルメントパネルと、ステアリングホイールのデザインを新しくし、ワンランク上の上質感を手に入れました。
エクストレイルの内装のおしゃれなカスタム方法を教えて
タフ・ギアとして、ガンガン使える道具としてのあるエクストレイルですが、現行モデルでは内装の質感の高さでも定評があります。しかし、カスタムパーツを使うことで、エクストレイルの世界観、質感はそのままで、もっと自分好みで自分だけのエクストレイルに仕上げることができます。ここでは、そんなのある内装のカスタマイズの例をご紹介します。
エクストレイルの内装のカスタマイズ その1.カーボン調パネル
カーボン調パネルは、内装の高級感をワンランクアップさせる定番のアイテムです。新型エクストレイルには、オーディオパネル部、エアコンスイッチ部、シフトパネル部に漆黒で光沢のあるピアノ調のパネルが使用されてあり、上質な高級感を演出しています。
その上に、モータースポーツのイメージを醸し出すカーボン調のアイテムを装着することにより、よりスポーティなエクストレイルになります。
センターコンソール上部にあるドリンクホルダーに取り付けるアイテムです。カーボン柄が入ったピアノブラック塗装に光沢をもたせて仕上げています。
エクストレイルのシフトノブに張りつけるタイプのカバーです。いつも手に触れる場所ですので、手触りの質感が大事になります。
ドアの内張にあるパワーウインドウスイッチに貼り付けるカーボン調パネルです。クリア塗装済みの手触りと質感の高いパネルです。運転席、助手席、後席左右の4点セットです。
エクストレイルの内装のカスタマイズ その2.木目調パネル
木目調パネルは、カーボン調パネルと双璧をなす大定番の内装カスタマイズパーツです。高級車の代名詞といえば、木目パネルというほど定番ですが、最近ではカーボン調パネルにおされて少し下火になっています。残念ながら、エクストレイルにおいても商品数が少ない傾向になっていますが、逆に低品質のものが淘汰され質感の高い商品が残っています。
エクストレイルの内装の中でも、普段から目につきやすいドアの内張のベゼルを飾る木目調のパネルです。黒木目の模様が大人っぽい高級感を誘います。表面をアクリル塗装で仕上げていますので、傷もつきにくく奇麗な柄が長持ちします。
エクストレイルのフロントシート中央上部にあるオーバーヘッドコンソールに装着するパネルです。グラスケースやマップランプのスイッチがあるオーバーヘッドコンソールを上品に飾ります。
エクストレイルの内装のカスタマイズ その3.シートカバー
エクストレイルに限らず、車に乗っている間に最も触れている部分が多いパーツがシートです。エクストレイルのシートは、ブラック系の防水生地が採用されており、たとえばアウトドアなどで、汚れたままの状態で乗り込んだとしても、後から水拭きをするだけでお手入れができるというすぐれもののシートとなっています。
しかし、その防水機能を持つ生地のせいで、夏場は蒸れやすく、冬場は冷気をまとい冷たいといった弊害を持ち合わせています。また、色もブラック系統だけということで、個性を出したい人には物足りない内装です。そこで思い切って、自分の好みの色のシートカバーを取り付けて、個性ある内装のエクストレイルに仕上げてみましょう。
高級本革レザーシートの定番といえばホワイトレザーです。大人な雰囲気を演出できます。
一方でスポーツテイストを演出するのが、真っ赤なシートです。レーシーな雰囲気満点です。
エクストレイルの内装のカスタマイズ その4.LEDライト
最近のカスタマイズの定番となっているのが、LEDをつかった照明のカスタマイズです。
ドアを開けると、ステップ部分に取り付けたプレートのエクストレイルの文字が光ります。運転席、助手席、後部座席左右の4枚のドアのステップ部に装着しますので、どのドアを開けても青白い光がエクストレイルに乗る人を迎え入れてくれます。
これも同じくドアを開けた際に、じわっと足元を照らしてくれるアイテムです。夜のドライブが楽しみになるパーツです。
エクストレイルの内装はどんなドレスアップが?
それぞれに好みはあると思いますが、内装カスタマイズは、カーボン調パネルとホワイトの本革調のシートカバーにフットランプ、ステップイルミスカッフプレートの装着という組み合わせです。しっとりとした大人の雰囲気の内装のエクストレイルが出来上がります。
エクストレイルの内装はどうやってはずすの?
続いては、各カスタマイズアイテムをDIYで取り付ける際に知っておきたい内装パーツの取り外し方を紹介します。特にLEDなどの電装系パーツを取り付ける際に、電源をオーディオ部分のコネクターからとることが多くなりますので、そこまで分解をしていきます。
1.まず、感電やショートを避けるため、バッテリーのマイナス端子のナットを緩め取り外します。
2.助手席側のサイドパネルを、内装はがしへらなどを使用して外します。
3.つづけて、エアコンのベンチレーターを外します。サイドパネルを外したところに、プラスのネジがありますのでドライバーで外します。そのあと工具を使ってこじります。
4.そのままダッシュボードパネルをこじって外します。
5.次に、運転席側に回り、ハンドル左のサイドパネルを外します。この際に、内装に傷をつけないように、工具でこじる前にテープなどで養生しておきましょう。一緒にスタータースイッチのコネクターも外します。
6.エアコンのコントロールパネルを取り外します。ここも同じく内装に傷をつけないように養生しておきましょう。
7.センターパネルを外します。ここは、8か所のフックがありますので、大変固いです。傷つけないように気を付けましょう。
8.プラスネジを外して、オーディオ本体を引っ張り出します。ネジは4本でとまっています。
9.オーディオにささっている電源コネクターを引き抜きます。
なお、電源線は配線図等で確認しましょう。
自分の個性は自分で作ろう
今回は、新型エクストレイルと旧型エクストレイルの内装の進化の比較から、内装をより個性的に引き立たせるカスタマイズパーツのご紹介と、その取り付けの際の手順を紹介しました。
安全な手順を守って、自分だけのエクストレイルを目指してみてはいかがでしょうか。
初回公開日:2017年09月20日
記載されている内容は2017年09月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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