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車検で引っかからないフォグランプの色は?・フォグランプの保安基準

初回公開日:2017年08月13日

更新日:2020年08月29日

記載されている内容は2017年08月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

車のフォグランプは様々なカスタマイズができ、社外のランプに交換してランプの色を変えることができますが、フォグランプは保安基準と呼ばれる基準があり、この基準を守らないと車検不適合となってしまします。ランプの色や取り付けをきちんと行い、車検に通るようにしましょう。

車検で引っかからないフォグランプの色は?・フォグランプの保安基準

フォグランプは何色?車検に通る色は?

最近の自動車は、ハイテク化が進んでいますが、車のライトの性能や装備も向上し、フォグランプが最初から付いている車も多くなりました。フォグランプにも様々なタイプのものがありますが、車検を通すための基準があり、その基準を守らなければ整備不良という扱いになってしまいます。「気がついたら車検不適合になっていた!」といったことを避けるために、フォグランプにはどんな決まりがあるのか、どんなフォグランプが車検に通らないのかを見ていきましょう。

法令で定められてる色の基準は?

車のフォグランプにはいくつかの決まりがありますが、フォグランプの光の色にも決まりがあります。法令で定められている基準では「白または淡黄色であること」と定められており、保安基準第199条で定められています。

第 199 条 前部霧灯の灯光の色、明るさ等に関し、保安基準第 33 条第2項の告示で定め
る基準は、次の各号に掲げる基準とする。
一 前部霧灯の照射光線は、他の交通を妨げないものであること。
二 前部霧灯は、白色又は淡黄色であり、その全てが同一であること。
三 前部霧灯は、前各号に規定するほか、前条第2項第4号及び第5号の基準に準じた
ものであること。

出典: http://www.mlit.go.jp/jidosha/kijyun/saimokukokuji/saikok... | http://www.mlit.go.jp/jidosha/kijyun/saimokukokuji/saikok...

白色なら問題ない?

白はフォグランプの基準で定めている色なので、白色のフォグランプは問題なく車検に通すことができます。しかし、白色であれば何をつけても良いわけではありません。白色であっても明るさや、ライトの位置によっては白色であっても車検を通らない場合があります。ランプの色だけでなく、色以外の基準もしっかり守りましょう。

電球色はどういう扱いになるの?

LEDではなくハロゲンタイプのフォグランプもあります。ハロゲンタイプのフォグランプは、純正のフォグランプにも使われています。よって、結論から申し上げますと、車検に通る色になります。しかし、電球色は法令で定められている「淡黄色」ではなく「白色」になります。では、淡黄色とは一体どんな色のことをいうのでしょうか?次の項目で詳しく見ていきましょう。

淡黄色とは何色?

法令で「白または淡黄色であること」とありますが、この淡黄色とは一般的に言われる「黄色」になります。この淡黄色は、淡い黄色と書かれているので薄い黄色のことを指していています。黄色は違反になると誤解されている方もいると思いますが、フォグランプは黄色でも問題ありません。

黄色いフォグランプは、車検に通すことができますが、ヘッドライトの色は黄色だと車検不適合になります。ヘッドライトの色は平成17年までは黄色でも良かったのですが、平成18年1月1日から黄色いヘッドライトの使用が禁止になりました。現在は、黄色いヘッドライトは車検不適合になります。この辺りを勘違いしないように注意しましょう。

黄色いフォグライトなら何でもいいの?

法令で定めている「淡黄色」が一般的な黄色い光を指しているので、黄色いフォグランプでも車検に通すことができます。しかし黄色であればどんなものを使用しも良いわけではありません。保安基準で定めている淡黄色には基準があり、保安基準で定めている淡黄色とはjis規格で定めている色のことを言います。

JIS規格では淡黄色の範囲を厳密に決めており、この決められた範囲から外れるものは保安基準で定めている「淡黄色」にはならないので、黄色い光であれば何でも良いわけではありません。

オレンジ色のフォグランプは車検に通らない!?

前の項目で黄色いフォグランプは車検に通ると説明しましたが、オレンジ色は黄色に近い色で、ウィンカーにも使われているから大丈夫なのでは?と考える方もいるかもしれませんが、オレンジ色の光はウィンカーにのみ使用可能な色です。よって、フォグランプがオレンジ色の場合、車検不適合となります。

また、JIS規格で定める淡黄色の範囲にオレンジ色は含まれないので、黄色に近いオレンジ色であったとしても車検不適合になってしまいます。

淡い黄色のフォグランプは車検に通る?

淡い黄色は、識別するのが難しいかもしれませんが、jis規格で定めている「白」か「黄色」であれば車検に通すことができます。しかし、実際に車検を行うときは、検査員が目視でライトの色を判断するので、場合によっては検査場やディーラーで車検不適合と言われるかもしれません。確実に車検を通したいと考えるのであれば、微妙な色や基準ギリギリの色は選ばないようにして、車検対応のものを選ぶようにしましょう。

色以外に定めている基準は?

フォグランプの色を守るだけでは、車検に通すことができません。色以外にも保安基準があり、その基準から1つでも外れてしまうと車検に通すことができません。そのため、色以外の基準も守るように取り付けなければなりません。これから社外品のフォグランプを付ける場合や、社外品のLEDバルブを取り付ける場合は、車検不適合にならないように取り付け位置などにも注意しましょう。

フォグランプの数は何個まで大丈夫?

車検で引っかからないフォグランプの色は?・フォグランプの保安基準
※画像はイメージです

フォグランプの数に関して保安基準では「同時に3個以上点灯しないように取り付けられていること」と定めています。そのため、同時に点灯して良いのは2個までとなります。3個以上の同時点灯が問題ならば、1個しかフォグライトを付けてなくても車検に通るのでは?と思う方もいると思います。

この文面だけを見れば1個だけでも良いように感じますが、フォグランプの取り付け基準は左右対称になるように取り付けなければなりません。そのため、右側だけや左側だけに取り付けるのは車検に通りません。

フォグランプを真ん中に付けても車検不適合?

車の中心に1個だけフォグランプを付ければ左右対称になり、同時点灯するランプも3個以下になるので、フォグランプを真ん中に付ければ車検に通ると考えますが、フォグランプの取り付け位置にも基準があり、車の真ん中に付けることができません。そため真ん中に取り付けて左右対称にしても車検不適合となってしまいます。

フォグランプの取り付け位置に関する基準

フォグランプの取り付け位置にも基準があります。左右に関しての取り付け位置に関して「照明部の最外縁は、自動車の最外側から400mm以内」と定められています。つまり、ランプの端が車の端から40cm以内のところに収まるように取り付けなければなりません。

また、上下にも基準があり、地面から1200mm以下で250mmよりも高い位置に収める必要があります。また、この範囲内であっても、ヘッドライトよりも低い位置になるように取り付けを行わなければなりません。

フォグランプの光軸は基準が無い!?

フォグランプは、取り付け位置や色などが決まっていますが、その光の向きに関しては決まりがありません。そのため、車検場でもフォグランプの光軸を測定することはありません。光軸に関して決まりがないというと、フォグライトの向きが上向きに付いていてもいいと考える方もいると思います。

しかしフォグランプは、「他の交通を妨げないものであること」と定められているので、眩しくならないようにつけなければなりません。そのため上向きや水平につけることができず、光軸が下向きになるように付ける必要があります。

ランプの明るさに上限はない!?

車検で引っかからないフォグランプの色は?・フォグランプの保安基準
※画像はイメージです

フォグランプの明るさに関しても基準はありません。明るさに基準がないとハイビームのような明るさでも問題ないのかと考える方もいると思いますが、前の項目でも説明したように「他の交通を妨げてはならない」ので、明るすぎるランプは車検に通りません。この明るさに関しての判断は検査員が行うので、自分では明るすぎないと感じていても、検査員が明るすぎると判断すれば車検に通りません。フォグランプの明るさを、ちょうどいい明るさにしなければなりません。

基準を守って車を使うことはトラブルを防ぐ!

車検で引っかからないフォグランプの色は?・フォグランプの保安基準
※画像はイメージです

フォグランプにも様々な基準があり、これらの基準を守らなければ車検に通すことができません。また、車検に通らない車に関しては「整備命令」と呼ばれるものを出すことができ、整備命令が出されると強制的に整備をしなければならなくなるので、いつでも車検に通せるように整備しておくことが必要です。

たとえ整備命令が出なかったとしても、車の不備で警察官に止められることもあります。急いでいる時に車を止められてしまい、予定が狂ってしまうなんてことになるかもしれないので、そのようなことを避けるためにいつでも車検に通せるような状態に整備しておきましょう。

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