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最新の国土交通省のチャイルドシートのアセスメント|コンビ

更新日:2024年09月12日

チャイルドシートのアセスメントを見ると、各メーカーの性能や使い勝手の違いを知ることができます。それを参考にしてどれを購入するか決めている人もいるでしょう。それだけではなく、チャイルドシートから、子どもの安全について考えるきっかけにしてください。

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最新のチャイルドシートのアセスメント

チャイルドシートのアセスメントは技術の進歩とともに改正されてきました。基本となる考えは子どもの安全を確保することです。チャイルドシートのアセスメントは国の安全基準に基づいて、客観的な試験が行われています。そのアセスメントを参考にして、自分の子どもを守ることが大切です。

まず、チャイルドシートの役割について、整理してみましょう。チャイルドシートは事故などが起きた時に子どもが車から飛び出したり、ガラスにぶつかったりすることを避けるための道具だと考えている人は少なくないでしょう。

しかし、事故が発生しなくても、発進時やブレーキを踏んだ時の体にかかる加速度が子どもには大きな負担となっています。つまり、車に乗った時には常にチャイルドシートを付けなければ、子どもの安全は守れません。そのため、道路交通法で装着が義務付けられています。

チャイルドシートの装着率

ある調査によれば、チャイルドシートを付けて、子どもを座らせている人は6割程度となっています。子どもが受ける衝撃に対して、正しい認識がないことを示しています。チャイルドシートのアセスメントを見ると、どのような衝撃を受けるかについても、説明されていますから、一度読んで見ることをします。

国土交通省

国土交通省は自動車に関する安全規格として、アセスメントを規定しています。その中にチャイルドシートも含まれています。最終的な判断はユーザーにゆだねられるとしても、たくさんのメーカーのチャイルドシートが、どのような性能を持っているかを知ることは重要なことです。国土交通省がホームページで提供しているアセスメントを読んだことがあるでしょうか。

たくさんの試験が行われていますが、重要なことは国内で入手可能なメーカーのチャイルドシートで同じ試験を実施し、同じ基準で評価していることです。また、考慮しなければならない点として、車のシートのサイズや形、そして子どもの体格です。

年齢で表現されている場合、あくまでも標準的な子どもを想定しています。体格がいい子どもの場合と小さい子どもでは、アセスメントを適用するための前提条件が違うと考えなければなりません。

チャイルドシートのアセスメントの結果

すでに公表されているチャイルドシートのアセスメントの結果について紹介しましょう。各メーカーが評価されています。国土交通省のサイトではメーカーの機種毎の評価をしていますが、それ以上の表現はありません。つまり、どのメーカーにするかは両親が考えるべきことです。

コンビ

チャイルドシートメーカーであるコンビの場合のアセスメントを紹介しましょう。

チャイルドシートと一口に言っても、いろいろなタイプがあります。乳幼児、幼児など子どもの年齢や体格に合わせたチャイルドシートが必要となります。一つのチャイルドシートで子どもの成長に合わせて使い方を変えられるタイプもあります。コンビではいろいろなタイプを販売しています。

コンビの全体的な評価はおおむね良好です。大手ショッピングサイトにおいて5点満点で4点以上を確保しています。長年、国内でのチャイルドシート販売を手掛けてきましたから、アセスメントに対する理解も十分なのでしょう。もちろん、ユーザーの声を聞きとって、商品開発に活かすルートも確立しています。

メーカー別チャイルドシートのアセスメント

チャイルドシートのアセスメントが国土交通省から公表されており、メーカー毎の違いも明確になっています。子どもの年齢や状態に合わせて選ぶことが重要です。高機能な商品はそれだけ価格も高くなります。どれを選ぶかは夫婦でしっかりと検討しなければなりません。具体的なメーカー毎の例を紹介しましょう。

リーマン

リーマンはいくつかのタイプのチャイルドシートを製造しています。幼児専用、乳児と幼児の両方で使えるタイプがあります。その一つのブランドであるフィーカのチャイルドシートは、使用性評価試験で4.4ポイントとなっています。また、前面衝突試験では普通の評価となっています。

この結果から、性能は際立っているわけではなく標準的と言えますが、使い勝手を考量した設計になっていることがわかります。大きな事故でもしっかりと保護できることが一番いいでしょうが、そこに重点を置くよりも、使いやすく、誰でも簡単に利用できる仕組みを重視していると言えます。

取扱説明書に詳しく書くことで、初めて使用するお母さんでも取り付けられるようになっています。

エールベベ

エールベベは国土交通省のアセスメントには掲載されていませんが、国内でも多くの人が利用しているチャイルドシートです。アセスメントに記載がなくても、規格を満足している商品であれば問題ありません。

自分が使っていて不都合がなければ十分と考えていいでしょう。もちろん、事故を起こさないような運転を心がけることが大切です。事故に遭った時に、どのような衝撃を受けるかは予想できません。大人でも重傷を負う可能性がありますから、エールベベのチャイルドシートもチェックしてみてください。

タカタ

タカタはシートベルトのリコールで有名になってしまいましたが、チャイルドシートのシェアもかなり大きいです。アセスメントを見ればわかりますが、タカタが販売しているチャイルドシートは乳児から幼児まで幅広く利用できるタイプだけです。

長年の販売実績があることで、アセスメントでは高評価を得ています。性能面で優れているだけではなく、利用者の視点に立って作られていることがわかります。その中でも着座のしやすさ、車への取り付けやすさは、他社製品と比較するとレベルが高いでしょう。信頼できるチャイルドシートと言って間違いないでしょう。

レカロ

レロカは日本のメーカーではありません。海外で販売されていたチャイルドシートを国内でも販売できるようにしています。もちろん、そのためには日本の安全基準をクリアすることが求められます。取り付け方や説明書、本体への表記など日本でなければ購入する人は少ないでしょう。

それでも、レカロは日本を大きな市場と考えて力を入れてきました。その結果として、日本で初めて最新の安全基準を満たしたチャイルドシートが登場しました。多くの選択肢が出てくることで消費者の選択肢は広くなります。

重要なことは一般の商品と違い、子どもの安全を守るための重要な役割を持っていることです。つまり、価格だけで選ぶことは避けるべきです。その指針はアセスメントが公開されています。ただし、国土交通省のアセスメントに記載されていなくても、使用することは問題ありません。

ヨーロッパのチャイルドシートのアセスメント

ヨーロッパで使用されているチャイルドシートのアセスメントは、日本と違うのでしょうか。実は日本の規格の多くは、ヨーロッパやアメリカを参考にして作られています。特に自動車は輸入されることも多いですから、チャイルドシートのアセスメントも国内の評価と同じように解釈されています。

もちろん、日本語での表記などがなければ、消費者にとっては利用しにくいでしょう。メーカーもそのことはわかっていますから、改善しながら販売をすすめています。

チャイルドシートのアセスメントの利用

チャイルドシートは、子どもを車に乗せる時に付けなければならないと決められています。しかし、現実には約半数の人が付けていないと言う調査結果もあります。チャイルドシートをしている時としていない時では、子どもが受ける衝撃に大きな差があります。そのことはアセスメントを読むことで理解できます。

自分がチャイルドシートを購入する時の参考資料としてアセスメントを読むこともできますが、安全について考えるきっかけにしてはどうでしょうか。

初回公開日:2018年04月16日

記載されている内容は2018年04月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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