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【年齢別】チャイルドシートの向き|新生児/コンビ/いつ変える

更新日:2024年09月14日

こちらの記事では、子供を守る役割のある「チャイルドシートの向き」について記事にしました。正しい向きがあるのをご存知でしょうか。お子さんの年齢に合った、チャイルドシートの向きを、この記事を通して理解し、できていなかった方はこの機会に見直しましょう。

【年齢別】チャイルドシートの向き|新生児/コンビ/いつ変える

年齢別チャイルドシートの向き

小さいお子さんがいるご家庭では、車移動の時はどうしているのでしょうか。膝の上に乗せている方も多いのではないでしょうか。実は膝の上にお子さんを乗せてはいけない決まりとなっています。例え、新生児だとしても、きちんとチャイルドシートに乗せて走行しなければいけない決まりとなっています。

「近くに買い物だから」「運転席に一緒に乗せてるわけではないから」などと安易に考えず、お子さんの安全のためにも、きちんとチャイルドシートに乗せて走行しましょう。チャイルドシートは義務ですから、怠ればもちろん警察に捕まります。違反となりますので、注意しましょう。

また、お子さんの年齢によってチャイルドシートの向きにも決まりがある事をご存知でしょうか。こちらでは、年齢別のチャイルドシートの向きについて記事にしましたので、ぜひ参考にしてみてください。

新生児

新生児とは、生まれたばかりの時から、およそ1ヶ月までのお子さんを指します。新生児でもチャイルドシートに乗せなければいけません。病院を退院する時からチャイルドシートは必要になりますので、必ず準備しましょう。

新生児は、生まれたばかりで首がぐらぐらです。頭の骨も完全にはくっついておらず柔らかいので、車の移動でも気を付けなければいけません。そこで必要になるのが、新生児でも使用できるチャイルドシートです。

新生児がチャイルドシートを使用する時には、必ず後ろ向きに設定しましょう。後ろ向きに加え、寝かせるように設定すれば完璧です。首が座っていないので、チャイルドシートが立っている状態ですと、とてもきつい体勢になってしまうので寝かせるようにしましょう。

生後4ヶ月

生後4ヶ月になりますと、新生児に比べて首が座ってくるお子さんも多いでしょう。「首も座ったから、チャイルドシートを前向きにしても良いのでは」と思われる方も多いのではないでしょうか。

しかし、まだまだ前向きにしてはいけません。体が未熟なお子さんは、前向きのままもしも事故にあった場合、頭が重いので頭が前に行こうとし、事故の衝撃が全て首に行き、首を痛めてしまいます。

ですので、腰が座ってきた時期でもまだまだ頭が重く、体もぐにゃぐにゃですので、しばらくは、後ろ向きで乗せてあげましょう。

生後10ヶ月

では、いつになったら後ろ向きから、前向きに変えても良いのでしょうか。後ろ向きから前向きに変えるおよその目安は、生後10ヶ月頃だと言われています。その子によって成長の具合は違いますので、大体の目安だと考えましょう。

お子さんの体重がおよそ、10キロくらいになったらチャイルドシートを前向きにしてもよいでしょう。事故の衝撃でも体重が10キロあれば、耐えられると言われています。10キロ未満ですと、首や体を上手く支える事ができないため、10キロ未満のお子さんには後ろ向きでチャイルドシートに乗せてあげましょう。

ただし、これはあくまでも平均ですのでお子さんにの体型などに合わせて、変えるようにしましょう。欧米では、体重が13キロまで後ろ向きでチャイルドシートに乗せる事を水準していますので「うちの子は遅い」などと悲観的に考えず、お子さんのペースに合わせて考えてあげましょう。

1歳

大体1歳頃には、皆さんチャイルドシートを前向きにしている方が多い様です。1歳頃になりますと、動き回る子や、チャイルドシートに乗りたがらない子が多くなりますが、きちんとチャイルドシートに乗せる必要があります。

法律的には、チャイルドシートに乗せなくても良くなるのが、身長が140㎝になってからとなっています。我々大人がしているシートベルトは、140㎝以上の方に対しての安全設計がされているので、それまではきちんとチャイルドシートに乗せましょう。

コンビのチャイルドシートの向き

チャイルドシートは、新生児から長く使える物や、新生児は使用できないチャイルドシートまでと、さまざまなタイプのチャイルドシートがあります。きちんとお子さんの年齢に合わせて、チャイルドシートを購入しましょう。

やはり、どのブランドのチャイルドシートでもお子さんの年齢に合ったチャイルドシートの向きがあります。新生児からおよそ生後10ヶ月までは、後ろ向きでチャイルドシートに乗せてあげましょう。

1歳頃からは、前向きでチャイルドシートに乗せても大丈夫です。ただし、きちんと車の後部座席にチャイルドシートは固定させましょう。助手席ですと、エアバックが作動した時に危険ですので、必ず後部座席に乗せてあげましょう。

アップリカのチャイルドシートの向き

アップリカのチャイルドシートには、他のチャイルドシートに比べて大きな特徴があるチャイルドシートがあります。普通のチャイルドシートは、前向きか、後ろ向きか2つのパターンしかできませんが、アップリカのチャイルドシートは「横向き」つまり「ベット型」にできるチャイルドシートがあります。

新生児の頃には、寝かせるように平らにできるのが理想ですが、従来のチャイルドシートは角度がいくらか付いてしまうのが普通でした。が、アップリカのチャイルドシートには「横向き」があり、横向きですと平らに赤ちゃんを乗せる事ができます。

また、チャイルドシートが外せるようになっているので、赤ちゃんを起こさず移動させることができるので、とても便利と言えます。もちろん、前向きにも後ろ向きにもできますので、成長に合わせて変えることができます。

チャイルドシートの向きはいつから変えるのか

チャイルドシートの向きを変えるタイミングは、上でも書いたように「生後10ヶ月」が目安です。また「体重が10キロ」というのも1つの目安となっています。それまでは、後部座席にチャイルドシートを取り付け、きちんと後ろ向きでチャイルドシートに乗せてあげ、安全運転で走行しましょう。

チャイルドシートの取り付け方

「チャイルドシートの取り付け方って難しそう」と思われる方も多いのではないでしょうか。そこでこちらでは、チャイルドシートの正しい取り付け方について記事にしましたので、ぜひ参考にしてみて下さい。

取り付ける座席

まず大事なのが、チャイルドシートを取り付ける座席です。注意点として「エアバックが付いていない座席」「シートベルトが付いていない座席」には、取り付けができません。ですので、助手席には取り付けが不可能です。後部座席のシートベルトが付いている座席にしましょう。

正しく取り付けるポイント

まずは、チャイルドシートを購入した時に説明書が入っているのできちんと読みましょうメーカーなどによっても、取り付け方に違いがありますので、購入したチャイルドシートに合った、正しい取り付け方をしましょう。

取り付ける際に一番気を付けたい事が「シートベルトを正しく付ける」ことです。シートベルトを通す時に、ねじれていたりすると大きな事故に繋がりかねませんので、ねじれがないか、きちんと固定されているか確認をきちんと行いましょう。

チャイルドシートを有効的に使用しましょう

いかがでしたか。チャイルドシートは、子供を守る唯一の物です。「取り付けるのが面倒」「運転中も子供の顔が見たい」などと、親の勝手で決めるのではなく、子供の命を守るためにもきちんとした使い方でチャイルドシートに乗せてあげましょう。

子供の年齢に合った乗せ方があることも、この記事を参考に改めて頭に入れて、今まで前向きだったのを、後ろ向きに直したりできるのではないでしょうか。

正しく使用できれば、子供の命を守る事ができます。事故などで守られるはずだった命を失わないためにも、正しくチャイルドシートに乗せて、快適な生活を送れるように心がけましょう。

初回公開日:2018年01月09日

記載されている内容は2018年01月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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