長さ別牽引ロープ・結び方・選び方・使い方
更新日:2024年07月03日
覚えておくと便利!牽引ロープの選び方・使い方
自動車が脱輪したり、何らかの故障で走行できなくなったりした際、別の車に牽引してもらう必要が出てきます。そのような時に、牽引する車と、牽引してもらう車を繋ぐのが、牽引ロープです。
しかし、牽引ロープは持ってさえいれば簡単に使えるというわけではありません。正しい結び方で使用する必要がありますし、品質などが悪いロープだと、役に立たない危険性もあります。
そこで今回は、「牽引ロープ」をテーマにして、牽引ロープの選び方や使い方、結び方や牽引ロープなどを考察・ご紹介していきます。良い牽引ロープをお探しの方や、牽引ロープの使い方に自信がない方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
牽引ロープの選び方
まずは、牽引ロープを購入する際、どのような基準で選べば良いのか、牽引ロープの選び方や探し方について、考察・ご紹介していきます。
せっかく購入した牽引ロープが、いざという時に役に立たないという事態に陥ることを回避するためにも、この機会にぜひ、牽引ロープの選び方や探し方の基準・ポイントについて、確認しておきましょう。
牽引ロープの選び方1:長さ
一言で「牽引ロープ」と言っても、さまざまな種類やタイプのものが販売されています。長さもさまざまなバリエーションが展開されているので、牽引ロープを購入する際は、どれくらいの長さの牽引ロープなのかにも、注目するようにしましょう。
牽引ロープの長さは、短すぎても長すぎても良くないと言われています。牽引ロープが短いと、牽引する時に車と車で衝突してしまう危険性があります。しかし牽引ロープが長すぎると、牽引ロープが地面にすれて牽引中に傷んだり、曲がり角などで上手く曲がりきれなかったりする危険性があると言われています。
牽引ロープの選び方2:タイプ・種類
上記でも述べたとおり、牽引ロープにはさまざまな種類やタイプが存在しています。
具体的なタイプ・種類としては、「伸縮タイプ」「ワイヤータイプ」などが挙げられます。伸縮するタイプの牽引ロープは、カーブや衝撃に合わせて伸縮するため、滑らかな走り心地で牽引できると言われています。しかし、ロープ自体の強度は、やや弱い可能性があるというデメリットもあります。
一方ワイヤータイプの牽引ロープは、価格が比較的安いものが多いというメリットがあります。しかし牽引中に衝撃などを感じやすく、また長さが適切でないと地面に擦れてしまうというデメリットがあると言われています。
牽引ロープの選び方3:フック
牽引ロープは、車と車に引っ掛けて使用するものです。そのため、車に装着するためのフックが付いている商品がほとんどですが、フックの形やタイプ、強度などは、商品によって異なります。
ですから、牽引ロープを探す場合は、フックにも注目することが大切です。牽引中に外れてしまうなどのアクシデントが起こらないよう、外れにくく十分な強度を持ったフックの牽引ロープを選びましょう。
また、フックを中心に牽引ロープを選ぶ際は、自分の車に対応しているかどうかも、よく考えて選ぶ必要があります。フックが小さい牽引ロープの場合は、軽自動車などでは問題なく使えても、大型車には上手くつけられない可能性もあります。ですから、フックの大きさや対応している車種にも、注目して選びましょう。
牽引ロープ
続いては、牽引ロープをご紹介していきます。牽引ロープの分野で、が高い商品や多くの人々に使われている商品をご紹介していくので、牽引ロープ選びの参考にしてみて下さい。
今回は、対応している重さごとに、牽引ロープをご紹介していきます。重さ別に牽引ロープを探している方は、ぜひ確認してみて下さい。
牽引ロープ1:10t
10tの牽引ロープの中でも、特に扱いやすいのが、「Zhaozheけん引ベルト」という牽引ロープです。10tまで対応しているので、大型車でも安心して牽引することができます。
また、牽引ロープを使用するのに必要な軍手などもついています。収納バッグもついているため、持ち歩きやすい点も理由の1つと言えるでしょう。
破断張力型でポリエステルでできており、厚さは4mmとなっています。そのため、安心して使うことができる丈夫さだと言えそうです。
牽引ロープ2:12t
牽引ロープの中でも、12tに対応したものとなると、品数や展開数が少なくなります。そのため、12tに対応した牽引ロープは、探すのに苦労する方もいらっしゃると予想できます。
「レッドウッド」の牽引ロープは、数少ない12tに対応した牽引ロープとなっています。耐久性に優れている商品で、スタック脱出用として安心して使用できる牽引ロープだと考えられます。
布牽引ロープ
何度かご紹介しているとおり、牽引ロープの種類やバリエーションは、さまざまです。長さや対応している素材、フックの形状なども、商品によって異なります。
続いては、数ある牽引ロープの中でも、布でできている牽引ロープでものをご紹介していきます。
布牽引ロープ1:白い布付きで便利
「メルテック のびのびけん引ロープ」は、商品名のとおり、伸縮するタイプの牽引ロープです。2018年5月21日現在、価格も牽引ロープの中ではリーズナブルなものとなっており、購入しやすい牽引ロープとなっています。また、牽引のときに必要となる白い旗が付いている点も、ポイントの1つと言えるでしょう。
口コミなどでもが高く、初心者でも扱いやすい牽引ロープだと考えられます。しかし、あくまでも軽自動車や小型車用なので、使用する車の重量や車種には気を付けましょう。
雪道でハマった時や方輪が落ちた時など、通常はJAFなどを呼ばないといけないようなこともこれがあれば助かります。また、これを持っておけば友人や知り合いなどが上記トラブルに陥った場合に助けてあげることもできます。まさに一石二鳥で備えあれば憂いなしですね
出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%86%E3%8... |
布の牽引ロープ2:汎用性が高い
「Easma 汎用牽引ロープセット」は、8tの車まで対応している、汎用性が高い牽引ロープです。シャックルの他に、軍手や収納用のバッグがついているため、「Easma 汎用牽引ロープセット」を車に1つ積んでおくだけで、急なトラブルにも対応しやすくなるでしょう。
アマゾンなどでも、利用車から高い評価を得ており、価格・品質ともに標準的で使いやすい牽引ロープと言えるでしょう。
住んでいる地域は、坂が多く冬になるとスタックしたり、助けたりという事が多々、あるので、購入しました。ロープと違い、綺麗に収納ケースに入っているので、車載しても絡まる事もありません。以外に丈夫そうです。使うことが、少ないほうが良いのですが、備えておけば安心です。
出典: https://www.amazon.co.jp/Easma-%E6%B1%8E%E7%94%A8%E7%89%B... |
長さ別牽引ロープ
ここまで、さまざまな視点から、牽引ロープをご紹介しました。
続いては、牽引ロープの長さに注目して、長さ別に牽引ロープをご紹介していきます。牽引ロープの長さは、短すぎても長すぎても良くないと言われています。程良い長さの牽引ロープを使用することが、スムーズな牽引の鍵だと言えるでしょう。長さに注目して牽引ロープをお探しの方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
長さ別牽引ロープ1:3m
まずは、3mの長さの牽引ロープをご紹介していきます。「BeiLan 牽引ロープ」は、長さ3mのポリエステルタイプの牽引ロープです。頑丈さ・丈夫さが特徴となっており、3tまでの車なら、安心して牽引できると考えられます。
黄色い目立つカラーリングは、遠くからも見やすいため、事故の防止に繋がると予想できます。価格がリーズナブルな点も、ポイントの1つと言えます。
アマゾンでは、以下のような口コミ評価が見られます。中には、フックが小さいというレビューも見られたため、軽自動車などの方が使用しやすいとも考えられます。
クルクル巻きにすれば小さくなるので、車に乗っけぱなしにできてとても便利です
出典: https://www.amazon.co.jp/BeiLan-%E7%89%BD%E5%BC%95%E3%83%... |
長さ別牽引ロープ2:5m
続いては、5mで牽引ロープについて、考察していきます。「牽引ロープPULNDA」は、8tまで対応している、汎用性が高い牽引ロープです。長さは5mとなっており、大型車にも対応可能とされています。
また、「牽引ロープPULNDA」はフックにも特徴があり、取りつけやすいものの外れにくいと言われている、「U字シャックルフック」となっています。そのため、牽引中にロープが外れてしまうといったトラブルに、なりにくいと考えらえます。
アマゾンのレビューでも、高く評価する口コミが多数見られました。
デザイン、価格、対応等とても満足しています。まだ使用機会がないので耐久性についてはコメント出来かねますが他社同等品と比べても総合的にパフォーマンスが高いと思います。
出典: https://www.amazon.co.jp/PULNDA-%E7%89%BD%E5%BC%95%E3%83%... |
牽引ロープの結び方
ここまで、牽引ロープの選び方や、さまざまな条件別に牽引ロープなどを考察・ご紹介しました。
続いては、牽引ロープを実際に使用する際、どのように結べば良いのか、結び方について考察していきます。牽引ロープを持っていても、結び方がわからなければ、使用できない可能性があります。ですからこの機会に、牽引ロープの結び方について、確認しておきましょう。
もやい結び
牽引ロープの結び方の1つとして、メジャーなのが、「もやい結び」という結び方です。もやい結びは、結んだ後に強く引っ張られても、解けてしまいにくい結び方だと言われています。
具体的なもやい結びの結び方について、ご紹介していきます。まずは、フックなどに牽引ロープを引っ掛けます。そして、引っ掛けたうちの左側に、小さな輪を作ります。続いて、輪を作った左側とは反対の右側の紐の長さを、短めに持つようにします。そして、左側に作った小さな輪に、長さが短い右側の紐を上から下に向けて通します。
輪を通した右側の紐で外側を回し、1周させたら先程作った左側の輪に、今度は下から上に向けて通します。最後は、下から上へと輪を通した右側の短い方の紐を引っ張って、完成となります。
牽引ロープの使い方
続いては、牽引ロープの正しい使い方について、考察していきます。
車を牽引する方法がわからないという方や、牽引ロープの使い方に自信がないという方は、この機会にぜひ、牽引ロープの基本的な使い方と向き合っておきましょう。
また、牽引ロープで車と車を繋いだ後は、どのような点に気を付けて運転をすれば良いのかについても、考察しています。牽引をされた状態での運転や、牽引をする車の運転に自信がないという方は、ぜひチェックしてみて下さい。
牽引ロープを引っ掛ける場所
車の牽引ロープを使う際、多くの人が戸惑うのが、牽引ロープを引っ掛ける場所だと考えられます。牽引ロープは、牽引される車と牽引する車を繋ぐものです。しかし、引っ掛ける場所がわからなければ、牽引ロープとしての役割を上手く果たすことができない可能性もあります。
牽引ロープを引っ掛ける場所として、バンパーだと考える人も多いと言われていますが、バンパーは牽引ロープを引っ掛ける場所ではありません。バンパーを開けた部分に、大抵の車は牽引ロープを引っ掛ける場所があると言われています。
バンパーに牽引ロープを取りつけてしまうと、上手く牽引できず、さらにはトラブルに繋がる危険性もあるため、注意しましょう。
牽引される車のポイント
続いては、牽引される側の車は、どのような点に注意すれば良いのか、コツやポイントについて考察していきます。
牽引される車は、走り始める前に、ギアをニュートラルにしておくと良いと言われています。そして、前の車との距離や速度などを慎重に調整し、牽引ロープをたるませることがないように走行するようにしましょう。その際、ブレーキを上手く使って調整すると、距離や速度を調整しやすいと言われていますが、場合によっては、ブレーキがききにくい場合もあります。
牽引される車に乗る運転手は、前の車との距離や速度を、ブレーキを使って上手く調整することが求められるため、より高度なテクニックや運転技術を求められると言われています。
牽引する車のポイント
続いては、牽引ロープで繋いだ車を引っ張る、牽引する車のポイントやコツについて、考察していきます。
牽引する車は、急に速度を出してしまわないように注意しましょう。走り始めは、ゆるやかにスピードを出すようにするのが、ポイントだと言われています。走り始めから速度を上げてしまうと、牽引ロープが外れたり壊れたりする危険性があるためです。
また、走り始めてからも、速度は控えめにします。急ブレーキなどをかけると、後ろから来る牽引されている車とぶつかってしまう可能性も考えられるため、ブレ―キをかける際は、なるべくブレーキのサインを出すことも大切です。
牽引ロープは種類・重さ・長さに注意して選ぼう
いかがでしたでしょうか。今回は、「牽引ロープ」をテーマにして、牽引ロープの選び方や対応している重さ別の牽引ロープ、長さ別に牽引ロープや牽引ロープの結び方、牽引ロープの使い方などについて、考察・ご紹介しました。
牽引ロープは、車に1つ入れておくと、万が一のトラブルの際に役立つ可能性がある、大変便利なアイテムです。しかし、その便利さを発揮するには、正しい使い方で使用したり、自分の車に合ったものを選んだりする必要があります。
基本的に、牽引ロープを選ぶ際は、長さや対応している重さ、フックの形状などに注目して選ぶようにしましょう。牽引ロープを使用する際は、正しい場所に取りつけることが大切です。また運転する際は、前後の車との距離やスピードに注意し、慎重に運転するようにしましょう。
牽引ロープの正しい選び方や使い方を覚え、いざという時も困らないようにしておきましょう。
初回公開日:2018年05月21日
記載されている内容は2018年05月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。