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パワーウィンドウの修理の仕方・故障時の状態と原因・仕組み

更新日:2024年02月26日

パワーウィンドウが動かなくなり、料金所で困った経験のある方も多いのではないでしょうか。パワーウィンドウが動かないと意外に不便な事に気が付くでしょう。そこで今回は、パワーウィンドウの修理方法や仕組みについて詳しくご紹介していきます。

パワーウィンドウの修理の仕方・故障時の状態と原因・仕組み

おすすめのパワーウィンドウスイッチ

車の窓ガラスがパワーウィンドウになって久しいですが、パワーウィンドウになったことで便利になった反面、故障すると大きな出費になる事がしばしば発生します。パワーウィンドウは多くの部品から構成されており、手回しハンドルより構成部品が多くなったことから、工賃も高くなります。

運転席側の集中スイッチが故障すると、純正品の場合2万円以上するので安く良いスイッチがあれば利用をしたいでしょう。今はパワーウィンドウスイッチを純正同等品で安く販売していますのでご紹介します。

ダイハツ 11ピン ムーヴ パワーウインドウスイッチ L600S/L602S/L610S/L900S/L902S/L910S/L912S 保証付

ダイハツムーブのL600系、L900系のコネクターが11ピン用の社外品です。付属のカバーが黒色ですが、純正で装着されているカバーとワンタッチで取り換え可能です。価格は純正品の約10分の1とリーズナブルです。

スイッチの修理には中古品より新品部品がお勧めです。11ピンのコネクターであればダイハツ車のミラジーノL700系やハイゼットS300系にも取り付け可能です。

純正品番:84820-97201のパワーウインドウスイッチと互換性があるので、ディーラーにパワーウィンドウスイッチの見積もりを取れば品番を知る事ができますので、確認してから購入してください。

交換するだけの簡単なお仕事です。
作業時間1分
物もしっかり梱包され
動作も異常ありませんでした!

安く直せて満足です。

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スズキ パワーウィンドウスイッチ ワゴンR MRワゴン アルト セルボ MH21S MH22S 等汎用 16ピン

このスイッチは純正部品の約10分の1の価格で、コネクターが16ピンタイプのパワーウィンドウに対応しています。取り付け方法も非常に簡単で、純正品と同じ形ですから全く違和感がありません。

例えばこのパワーウィンドウスイッチが1年で故障しても新品パワーウィンドウ1個で10個買えることを考えれば10年使えるのでコストパフォーマンスは高いでしょう。

純正品番の37990-72J00 、37990-72J10、 1A18-66-350 、25400-4A00A が対応となっていますから、ディーラーで確認して購入する事を勧めます。

ピッタリ!会いました( ̄▽ ̄)「前期か後期」確認してください(๑˃̵ᴗ˂̵)オートスイッチカラーわオレンジです〜でも?違和感ありません〜純正品より安い⁈し、ネットを参考にすれば、誰でも取り付け出来ると思います〜「自己責任で〜

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%8... |

運転席 パワーウィンドウスイッチ 14ピン スイフト HT51S P5

スズキスイフトに適合する社外品のパワーウィンドウスイッチは、価格が3,000円を切る低価格で、新品が2万円ほどすることを考えると非常にリーズナブルです。

スズキ用の14ピンコネクタータイプは数多くあるので、純正品番から適応可能か確認する必要があります。また写真を見てコネクターの形状の確認をして同じようでも、実際本体の形状が違う事があるので、年式、車体番号、型式指定番号、類別区分番号を車検証で確認して、販売店に問い合わせする事を勧めます。

新品パワーウィンドウスイッチ 11ピン 3ドア ハイゼット S200V S210V S200W S210W S320V S330V S320W S330W P10

ハイゼットやミラジーノの3ドア用の11ピンコネクターに適合するパワーウィンドウスイッチです。

純正品番は84820-97210-030、84820-B5020 となりますので、ディーラにてパワーウィンドウスイッチを見積もりすると純正品番を知る事ができますから、照らし合わせてから購入しましょう。

社外品のパワーウィンドウスイッチは、純正部品の10分の1程度なので、非常にリーズナブルで交換ができます。純正品と同じ形なのでフィット感も違和感はありません。

特に問題なく動作しております、純正品よりリーズナブルで大変助かりました。

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12V専用 汎用 パワーウィンドウ 後付けキット 2ドア分 フレキシブルワイヤータイプ 商用車 軽トラ バン

旧車や軽自動車、商用車などで手回しハンドルをパワーウィンドウに変換ができる2ドア用のキットです。取り付け方法は、説明書に詳しく書かれていますから、DIYで取り付けが可能です。

フレキシブルワイヤーを使用していますから、ドア内部が狭い車種でも湾曲したドア内部でも取り付け可能です。必要な部品がすべて揃っているので、このキットを取り付ければすぐに使用できます。

取り付け後は、まるで純正装着のようにガラスの上げ下げをスイッチひとつでできるようになるので、非常に便利です。

マニアル配線図で取り付けますと?ドライバー側操作とアシスト側操作では、スイッチが逆になります

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%80%90NPLUS%E3%80%91-12V%E5%B... |

パワーウィンドウの故障時の状態と原因

パワーウインドウが故障してしまうと駐車場でパーキングチケットが取れなかったり、有料道路で料金の支払いに困るなど、非常に不便になります。また車検にも合格できないのでパワーウィンドウが故障したら早急に修理が必要です。

パワーウィンドウの故障には、主にガラスが動かないことや途中で止まるといった状態がほとんどです。動かない場合は、いくつかの原因が考えられますので、一つずつ部品をチェックして調べる必要があります。途中で止まる原因は、バッテリーを交換した時にリセットができていない時や、レギュレーターに不具合がある場合がほとんどです。

このほか、パワーウィンドウの故障には閉まる時や開くときが異常に遅いといった状態がありますので、その原因を解説します。

閉まらない

パワーウィンドウが閉まらない状態には2つほどあります。一つ目は、窓を開けたら2度と閉まらなくなる間合いです。

この場合の原因は電気系統のトラブルと、窓を上げ下げする機構のトラブルの2つが考えられます。電気トラブルは最初に全てのドアのパワーウィンドウスイッチが作動するか確認します。この時に閉まらなくなったドアだけに問題があるのであれば、パワーウィンドウスイッチや、モーターが故障した可能性があります。

2つ目は、電気系統に異常が見られないのに上げ下げできない場合があります。これはガラスを上下させるレギュレーターに何らかのトラブルが考えられますから、無理にスイッチを押し続けるとモーターの故障となりますから、窓が閉まらなくなっても、何回もスイッチを押すことはやめましょう。

遅い

車を長く使い続けていると、パワーウィンドウの動きが前に比べて遅くなってくることがあります。この主な原因はレギュレーターの不良、ガラスランの不良、モーターの不良のどれかかが故障しているか、複合で故障している可能性があります。

ガラスランは窓枠のゴムで、長く使っているとゴムが硬くなって滑りが悪くなりガラスの動きに抵抗を与え、結果ガラスの動きが遅くなります。ファンベルトの鳴き止めなど、シリコンスプレーを塗布すれば改善する場合もありますが、基本はガラスランの交換をしなければ雨漏りの原因にもなります。

レギュレーターの取り付け位置や本体に不具合が出ると、動きが遅くなります。レギュレーターはドア内部の薄い鉄板に止められているので、ガラスの動きにより鉄板が金属疲労で歪んだり切れたりしているとガラスの立て付けが狂い動きが遅くなります。

動かない

パワーウィンドウが全く動かなくなった場合の原因としては、パワーウィンドウのスイッチ、レギュレーター、モーター、のどれかが故障しているでしょう。

パワーウィンドウが動かなくなったら、チャイルドロック機能が付いている車種は、ロックがかかっていないか確認しましょう。うっかりスイッチを押してしまっている場合が非常に多いです。ロックがかかっていない場合は、ヒューズボックスを確認してヒューズが切れていないか見てみます。切れていればどこか電気的なトラブルと考えられます。

何回もスイッチを操作する事で内部がすり減り電気をうまく流せなくなることが多く、パワーウインドウの機構の中でスイッチが一番故障しやすい部品です。

スイッチやモーターの故障をテスターを使い確認して、問題があれば交換する事になります。レギュレーターには ワイヤー式とアーム式があり、ワイヤー式のほうが故障しやすいでしょう。

開かない

パワーウィンドウが開かない原因は、スイッチの故障、モーターの故障、レギュレーターの故障のどれかが考えられます。

パワーウィンドウは全てのドアが独立して動くようになっていますから、運転席のスイッチが故障すると他のドアガラスが開かなくなる事がありますので、運転席以外のガラスが開かない場合も運転席のスイッチを確認する必要があります。

スイッチが沈みっぱなしで戻らないときや、スイッチを押せない時はスイッチの故障です。またスイッチは問題なく押せても動かない場合は、内部が故障している場合もあるのでテスターで通電状態を調べる必要があるでしょう。

スイッチが問題なければ、モーターの故障が考えられます。モーターは電源を直結して作動を確認するとよいでよう。

スイッチやモーターに故障が無ければレギュレーターの故障が考えられるので、モーターをレギュレーターから分離してスムーズに動くか確認します。

異音

パワーウィンドウの異音はガラスランの劣化、レギュレーターの故障、ドア内部部品の落下が考えられます。

ガラスランはガラスが上下するガイドとホコリや雨水の侵入を防いでいます。劣化するとガラスを開け閉めすると「キー」といった音がすることがあります。この場合はリコンスプレーで音が消えることがあります。

レギュレーターにはワイヤー式とアーム式があり、ワイヤー式の場合切れてしまうとガラスが脱落し激しい音がします。アーム式は、止めてるボルト部分の鉄板が劣化し、立て付けが狂い「カカカ」といった音が出るでしょう。これはガラスの傾きが変わり干渉して出る音です。

車を長く使っていると、ドアを強く締めた時に内部の部品が脱落し、ガラスを上下するたびに脱落した部品と干渉して音が出ることがあります。この場合は早く取り除かないとモーターに負荷がかかり、モーターが故障してしまうでしょう。

パワーウィンドウの修理の仕方

パワーウインドウの修理方法は、原因が何であるかを探す事から始めます。パワーウィンドウが動かなければ、電気系統やガラスを上下させるレギュレーターのどちらかに問題があるでしょう。

電気系統を調べるにはパワーウィンドウのスイッチまで電気が来ておらずどこかで配線が断線している事もあるので、電気テスターが必要になります。

パワーウィンドウを修理するには、ドアの内張りを剥がす工具と、ドライバー、ソケットレンチ、テスターがあれば修理することができるでしょう。

パワーウインドウが不調の原因さえ見つけることができれば、あとは修理が終わったも同然です。交換修理で気を付けることは、レギュレーターの取り付けには前に止まっていたネジの位置に取り付ける事です。位置がズレるとガラスの上下が上手くできなくなります。立て付けを調整する部品が付いている場合、知識が無ければ触らないことも重要です。

内装の外し方

車のドアの内張りは、高級車になるほど隠しネジが多く存在するので、むやみに引っ張らないことです。ドアの内張りのネジは、ドアアームレストに2本、ドアハンドルに2本、内張りの下側に数本とまっていることが多いです。

国産車の内張りは、プラスチップのピンではめ込まれていることが多いので、内張り剥がしをドアと内張りの隙間に入れて、外していきますが、この時にピンをはずしても内張りが外れない時には他にもネジで止まっていますから、注意してネジを探して外しましょう。

パワーウィンドウリセットの仕方

パワーウィンドウスイッチは、多くの運転席にAUTO機能が付いています。高級車になれば全席AUTO機能が付いていますが、バッテリーを交換したり、スイッチを交換するとAUTO機能が使えず、挟み込み防止機能もリセットしなければガラスを全閉した時に5cmほど下がる不具合がおこります。しかも運転席で他のドアのガラス操作もできません。

パワーウィンドウのリセット方法は、全てのドアで個々に行う必要があります。ガラス窓を4分の1ほど開けてからガラスを閉めてそのまま1秒ほど保持します。これで挟み込み防止機能が登録されAUTO 機能も使えるようになります。

少し昔の車だと、モーター内に全閉位置を検出しているリミットスイッチというものがあります。この場合は、モーターを外して空回りさせてから組み付ける必要があります。

パワーウィンドウの仕組み

パワーウィンドウは、レギュレーター、モーター、そしてスイッチを使い電気の力でガラスを上下させる機構です。各座席に窓の開閉スイッチが付いており、運転席に集中コントロールスイッチが付いているのが一般的です。

運転席にはワンタッチで開閉できるAUTO機能がどの車種にも付いていますが、上級車種のなかには全席ワンタッチ機能が装備されている車種もあります。

レギュレーター

パワーウィンドウは、ワイヤー式とアーム式の2種類があり、モーターの力でワイヤーやアームを作動させてガラスを動かします。

ワイヤー式は、エレベーターと同じ原理でワイヤーを巻き取る事でガラスを上下させます。アーム式は、人間の肘と理屈は同じで、手のひら部分にガラスがあると仮定し、肘を支点に上下させる動きがアーム式の原理です。

パワーウィンドウは、電気モーターによりガラスを上下させるので、もしもの時のために挟み込み防止機能が付いています。ある一定の力がガラス全閉前に加わると停止し5cmほど下がる機能です。今ではほとんどの車種が全席に装備されています。

モーター

パワーウィンドウには、レギュレーターを作動させるためにモーターがレギュレーターに組み付けられています。モーターがスイッチからくる電気により正転と逆転をしてガラスの上げ下げをします。

モーターですから長期間使用し続けるとモーターのブラシが摩耗してモーターが使えなくなくなるでしょう。

パワーウィンドウのレギュレーターのモーター交換方法

パワーウィンドウのモーターが故障すると、レギュレーターからモーターを外す必要があります。レギュレーターとモーターが組み付けられたAssyでの販売もありますが、レギュレーターが傷んでいなければ、モーターだけ交換すればよいでしょう。

モーターは、レギュレーターにボルトで止まっていることがほとんどです。ボルトを外すのにストッパーを外さなければならないタイプもあったりと、車種により取り外し方は違います。

アーム式レギュレーターにはスプリングが付いているので、モーターを外したとたんにレギュレーターが弾くことがありますから、怪我をしないように注意して作業しましょう。

パワーウィンドウの修理は意外に簡単

パワーウィンドウは何気なく使っているのでその便利さに気が付きません。手回しハンドルの時代であれば、渋くなることはあっても開かなくなるこはまれでした。

今回はパワーウィンドウの仕組みや修理方法について解説しましたが、車の修理を少しでもやったことがあれば、意外に簡単に修理ができてしまうでしょう。パワーウィンドウの不具合のほとんどはスイッチなので、スイッチの交換でしたら誰でもできてしまう簡単な車種もありますから実践してみると良いでしょう。

初回公開日:2018年03月08日

記載されている内容は2018年03月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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