ストリートビューの撮影車|どんな車・疑問・話題になった画像
更新日:2024年06月28日
ストリートビューとは?
ストリートビューとはグーグルが無料で提供しているグーグルアースやグーグルマップで利用することができるパノラマ写真や路上風景の写真でありペグマンと呼ばれる人型をドラッグすることで周囲を見渡すことができるので地図ではわかりにくい周辺の状況を知ることができる機能です。
ストリートビュー車の特徴
ストリートビューはパノラマ写真であるので車の屋根に全方位カメラを搭載した車で撮影しています。車のボディにアイコンや地図が描かれているラッピングカーになっていて、車内も特別仕様になっておりモニターやキーボードなどが設置されています。グーグルはアメリカ会社ですが日本での撮影は日本車で撮影を行っています。
ストリートビュー車の仕組み
ストリートビューの撮影車の屋根には全方位カメラが設置されていて、全方位の画像を繋ぎ合わせて360度パノラマ画像を作っています。全方位カメラだけでなくGPSで撮影位置の記録やレーザースキャナーで建物の形状を記録、車載の速度計や方位計などさまざまな機能を取り入れ組み合わせることで正確な位置情報を出しています。
ストリートビューでは車や人などがカメラの画像に写るため個人を特定されないためにもぼかし技術を利用して人や車のナンバーなどにモザイクを施すようにしています。
ストリートビュー車の疑問
ストリートビューの撮影車はどんな車種を使っていて運転手はどんな人なのか気になることがたくさんあるでしょう。そんなストリートビューの疑問に答えていきます。
ストリートビュー車の車種は?
ストリートビューの撮影者は、さまざまな国で違っており日本で撮影している車は日本車を使用しています。車種もトヨタのプリウスやスバルのインプレッサを使用して撮影されているようです。その他の国は、北米でシボレー・コバルト、ヨーロッパでは、オペル・アストラといった車が使用されているようです。
ストリートビュー撮影者はどんな人?
ストリートビューの撮影車に乗っている運転手はどんな人なのでしょうか。目撃情報によるとスーツなどを着用しているわけでもなくいたって普通の人のようです。バイトや派遣などで一時的に雇いドライバーライセンスに違反がないことや身辺調査や薬物の検査などを行って採用された人が運手しているようです。
ストリートビューの撮影規定
運転を行う日は、雨の日を除いた日で基本的に晴れの日に行うようになっており、撮影始めは日の出の1時間後から撮影終わりは日没の1時間前までになっています。そのためストリートビューの画像には雨の日がなく日の入り前や日没後の暗すぎる画像がないようになっています。
速度はどれくらい?
ストリートビューを撮影する際に車の速度はどのくらいの速度で撮影しているのか気になるでしょう。ストリートビューの撮影車は制限速度で走っており速すぎてもカメラが追いついてこないので速すぎず遅すぎない速度で走っています。
更新頻度は?
ストリートビューを見てみると古い建物のままだったり、新しい道路ができたけど反映されていなかったりしている場合があります。ストリートビューは撮影者で撮影して撮影した画像を加工して公開するため時間がかかってしまいます。そのためお店や道路が新しくできてもすぐには反映されません。
では、どのくらいの頻度でストリートビューは反映されているのでしょうか。更新頻度としては、人口の多い都市部ではだいたい1年程で更新されていて、他の地域は2~3年程の期間で更新されているようです。
ストリートビューにはタイムマシン機能が付いており過去の画像を見ることができます。その機能で過去を遡ることで更新されている期間がどれくらいか分かることができるでしょう。
撮影予定を確認できる
グーグルではストリートビューの撮影予定を公開しています。自分の住んでいる地域がいつぐらいに更新されるか知ることができるので気になる人は公式サイトで確認してみましょう。
撮影車以外の撮影方法
ストリートビューを撮影するのは基本的に撮影車に搭載されたカメラで撮影されていますが、車が入ることができない道では他の撮影方法で撮影されているようです。
ストリートビュートライク
車が通れない道を撮影するときに用いられる「ストリートビュー トライク」という三輪自転車に撮影機材が取り付けられており通れない場所を撮影します。見た目は三輪自転車の後ろ部分に機材が取り付けられており、機材自体も大きいものが取り付けられています。
ペダルを踏むことにより画像を撮影する仕組みになっています。撮影場所は、車の入れない狭い路地や大学構内、世界遺産などになっています。
ストリートビュー トレッカー
車や三輪のトライクを使って撮影できない場所もありますが、ストリートビュー トレッカーというバックパック型で人が背負って道を通り撮影する方法があります。撮影の仕組みは他の方法と同じで一定の速度で歩くと背負ってあるカメラが周囲を撮影してくれます。
トレッカーの重さは18キロほどで結構な重さがあります。そのためバランスを取りながら歩くのが難しくなっており歩きにくい道や障害物がある場所では撮影が難しく感じるようです。
ストリートビュー スノーモービル
ゲレンデなどの雪道の撮影も積極的に行っており、撮影にはスノーモービルを使用しています。こちらもスノーモービルの後ろ部分にカメラ機材が設置されており走ることによって周囲の撮影を行ってくれます。寒さに機材が耐えられるように工夫も施されています。
ストリートビュー トロリー
博物館や美術館を撮影するための方法もあり、それがストリートビュー トロリーと呼ばれる手押し車による撮影方法です。コンパクトな手押し車に機材が設置されているので狭い通路が通れたり、作品との接触を避けられるようになっています。
ユーザーオリジナル写真の投稿
ストリートビューにはユーザーが撮影した画像を投稿できる機能もあります。グーグルアカウントを取得してパノラマ写真を撮り画像をつなぎ合わせ、個人を特定しないようにモザイクをかけて投稿して審査が通れば公開されるという仕組みになっています。
パノラマ写真が撮れるカメラも販売されているのでそのカメラを利用して撮影を行うと投稿しやすいでしょう。パノラマ撮影ができるカメラにはストリートビューアプリと連携できるものもあるのでそちらを利用するとさらに投稿しやすくなります。
ストリートビューの画像で話題になったものとは?
車た三輪自転車の搭載されたカメラや人が背負ったカメラで全方位を撮影しているため決定的な瞬間を捉えたりして話題になっている画像もあります。車が炎上している画像やプロポーズをしている画像、車が事故に合っている画像など決定的な瞬間が写りこんだものは、各世界であるようです。
ストリートビューを見た人がその決定的な瞬間に目を奪われたり、面白いと感じることで話題になっているようです。決定的瞬間の中では、ストリートビューの撮影車が通っているということで狙って行っている場合もあるようです。
ストリートビュー車の目撃情報
日本や世界のいろいろな場所で撮影されているのでストリートビュー撮影車に遭遇する人たちもたくさんいらっしゃるようです。コンビニやガソリンスタンドに停車中の車や走行中の車などの場所で目撃されているようです。目撃される車はボロボロになっているものが多くいろいろな場所の撮影を行うため悪路を通ったり事故に巻き込まれやすいのではと推測されているようです。
ストリートビューを利用しよう
さまざまな方法で各国の場所を撮影しているストリートビューなので知らない場所へ向かうときに使用すると目的地に向かいやすく迷うことも少なくなる便利な機能です。撮影方法も特殊な技術を使って正しい位置付けをしたりパノラマ画像を作成したりしています。
そんな、ストリートビューを利用して知らない場所を探索したり、行ってみたい場所を閲覧してみたり楽しんでみてはいかがでしょうか。
初回公開日:2017年10月10日
記載されている内容は2017年10月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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