フジキャビンのミニカーの種類と価格・レプリカ|5A
更新日:2024年10月15日

フジキャビンのレプリカはあるのか
まず大前提として、フジキャビンとは富士自動車が1956年から1957年にかけて少数だけ生産した前2輪・後1輪の超小型車です。現在ではこのような突飛な車は滅多に作られることなく、安全性や話題性のほうを重視していますので、フジキャビンのような車は物珍しく希少性があるといえるでしょう。
フジキャビン自体は操縦はしにくく乗り心地が悪いうえに換気も悪いので、夏になるととてつもなく暑くなり、冬になるとヒーターもないので快適さがないです。このような理由により早期で生産は終了となりました。こういった迷走は日本における軽自動車開発模索期の代表といえるでしょう。
そんな珍しさがあるからこそ、フジキャビンのレプリカやミニカーなどがででくるのも当然といえば当然なのでしょう。当時は不評でも現在での珍しさでは希少という例の一つです。
プラモ
生産数が少なすぎて売り切れや品切れが多いですが辛うじて発売されていたという痕跡はあります。どうしてもフジキャビンのプラモが欲しい場合はネットオークションで探したりインターネットで探したり足で専門の店に尋ねたりしなければいけません。
車のほとんどはプラモではなくミニカーなので、フジキャビンもミニカーは探せば見つかる可能性がありますが、プラモでは難しく見つからない可能性が非常に高いです。
過去では通販サイトにて発売されていましたが、現在では品切れなのか販売中止なのかは不明ですが購入することはできません。オークションの場合でもすでに製作された完成品のときが多いので、自分が望んだものが出品されるまで根気よく待たなければいけない可能性があります。
フジキャビンのミニカーの種類
フジキャビンのミニカーはプラモよりは見つけやすいですが、それでも見つけるのは困難であり、仮に見つけても品切れの可能性が高いです。なぜならフジキャンビン自体は物珍しさしか目を見張るところがなく、それ以外は酷評されがちだったからです。誰もが愛用した車ならともかく、酷評されがちな車はミニカーにしても珍しさからの購入以外の需要が少ないからです。
5A
フジキャビンのミニカーの5Aです。フジキャビンが発売されていた当時を知っている人ならば懐かしさを覚えるでしょう。そうでなくても普通の車とは違うデザインのフジキャビン見ていると面白いし話題にもなります。
このフジキャビンのミニカーは他のミニカーよりも少しだけ割高ですが、その希少性と当時の話題性を考えると納得いしていただけるでしょう。
エブロ
エブロとは日本で一、二を争うほどのミニチュアモデルメーカーです。なにかミニカーが欲しいと思い立ったならまずはエブロのオフィシャルサイトで自分の好みのミニカーを探すのがです。
数がすくないはずのフジキャビンもしっかりとありますが、ここで気を付けるべきところは日本語でフジキャビンと探すのではなくFUJI CABINと英語表記で探さないといけないことです。
フジキャビンのミニカーの価格
フジキャビンのミニカーの値段はインターネットでの購入は大体6000円から10000円の間ぐらいでしょう。ミニカーとして買うならば可もなく不可もなくではなく、少しだけ割高でしょうがそれでも珍しさや当時の思い出もあり、真っ当な値段といえるでしょう。
しかし、インターネットでの購入は6000円から10000円ぐらいですが、足を運んで探して購入する場合は現在のミニカーではなく古くて滅多に見ないようなミニカーの可能性があるので、もしかしたら予想以上の値段になる場合もあるでしょう。
しかし、足を運んで購入する方がインターネットで購入するよりもどんな商品かを実感することができるので探す手間を掛けてでも足を運ぶ価値があります。
反面フジキャビンのプラモはインターネットでの購入や足を運んでの購入でも見つかる確率はかなり低いので、見つけたら幸運だといえるでしょう。
フジキャビンのミニカーは現存するのか
フジキャビンのミニカーはこれまで紹介したとおり現存しています。しかし、数が少なめで希少なのは事実なので、気づいたら品切れになっている場合もあるでしょう。中古でも良い人ならばインターネットオークションなどのオークションで購入することも視野にいれていけば良いでしょう。
上記で紹介したエブロでの購入をする人は、古いミニカーや骨董品としてのミニカーではなく、新しい型のミニカーだということを納得して購入しなければいけません。インターネットで不通に購入するフジキャビンのミニカーは大抵が新しいので、古いフジキャビンのミニカーを購入したい場合は、オークションか足を運んでの購入をするべきでしょう。
フジキャビンについて
この記事で紹介しているフジキャビンですが、現代ではそもそもフジキャビン自体をあまり知らない人が多いでしょう。ここではフジキャビンやそれを作った会社などについての紹介をします。ミニカーやプラモを購入する際も、商品だけではなく元となったものにも興味をもっていただければ幸いです。
富士自動車
1947年に日造木工株式会社として東京都に創業し、自動車車体製造や洋家具製造事業に携わり色々な製品を発表してきました。
当時は現在ほどに車や家具を大体どういう形にするのかのテンプレートや慣れのようなものはなく、ほぼ手探りでの利便さや効率化の試行錯誤をしていました。その結果、失敗や成功を繰り返し
、最終的には小松フォークリフト株式会社と合併してコマツユーティリティ株式会社となり、富士自動車の法人格は0973年に消滅しました。
その中で特に異彩を放っていたのはご存知のとおりフジキャビンであり、当時手探りだった日本における軽自動車開発模索期でも物珍しさがありました。
フジキャビン自体について
フジキャビンのミニカーやプラモを欲しくなっても、当時の様子やフジキャビン自体について良く知らないのと良く知っているのでは差があります。
フジキャビンは上記の紹介の繰り返しになりますが1955年に発表され、1956年から1957年に少数だけ発売された前2輪・後1輪の超小型車です。別名では一般にキャビンスクーター、あるいはバブルカーと呼ばれていいますので、そっちの呼び名の方が有名の可能性はあります。
当時は最新の素材であった繊維強化プラスチックを日本で初めて車体材料に用いたことはとても画期的で世間の注目を集めましたが、商業面では失敗してしまい、結局は85台しか生産されませんでした。
フジキャビンは当時235000円と二人乗りの自動車としては安かったですが、乗り心地や換気はもちろん、悪路での走行では技術が未熟でショックを自ら受け止めるモノコックのFRP車体にクラックも多発してしまっていました。
フジキャビンの現在
フジキャビンは85台しか生産されませんでしたので、当時のクレームの多さや酷評の多さから考えても現在も乗りこなしている人はほぼいないでしょう。しかしその分の希少性は爆発的に上がっているので、オークションでもほとんど見ることがなく見たとしたらものすごく珍しいでしょう。
当然、探せば見つかるような類のものではないので、探すだけ無駄となる可能性は高いです。一台はトヨタ博物館にあるほどなのでその珍しさもわかるでしょう。もし持っている人がいてオークションに出品したら、当時の販売価格よりも高くなることは確実です。
どのミニカーを買うかは人による
どうでしたか。フジキャビンやそのミニカー・プラモについての興味を持ったり理解を深めることができましたか。
ここで紹介したフジキャビンは一部でしかありません。まだまだ探せばたくさんのミニカーを見つけることができるでしょう。ここでの紹介がフジキャビンのミニカー・プラモを購入する際には参考になってくれると幸いです。
初回公開日:2018年02月10日
記載されている内容は2018年02月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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