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プロエースのメーカー・並行輸入車・カスタム方法・価格・サイズ

初回公開日:2018年04月03日

更新日:2020年03月10日

記載されている内容は2018年04月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

プロエースについて、その成り立ちや魅力、販売するメーカー、価格など購入方法について解説します。フォルクスワーゲンやメルセデスなど、ライバルとの競争が激しい欧州の商用車市場で、より便利で性能の良いミニバンとして開発された車、プロエースの耳寄りな情報を紹介します。

プロエースのメーカー・並行輸入車・カスタム方法・価格・サイズ

プロエースのメーカーについて

日本の自動車市場では、相変わらず軽自動車が人気を集めていますが、その中でも好調な売り上げを記録しているのが、ホンダN-BOX、スズキ・スペーシア、ダイハツ・タントといったスーパーハイトワゴン、つまり、軽自動車でありながら、普通車のミニバンと同じ使い勝手の良さを持っている車です。

こういったタイプは軽自動車のみでなく、最近急速に売り上げを伸ばしているのが、Bセグメントに属する小型車ベースのコンパクトミニバンで、ホンダ・フリードを始め、ダイハツのトールとそのOEM車トヨタ・ルーミーとダンクや、スバル・ジャスティがあります。さらにスズキ・ソリオなど小さいながらミニバンの便利さと、しっかりとした走行性能を持つ車です。

その他にも、Cセグメントのトヨタ・シエンタや、中級クラスのホンダ・ステップワゴン、トヨタ・ヴォクシー、日産セレナなど、多くのミニバンタイプの車が好調な売れ行きを続けています。

人気のミニバン市場で注目を集める「プロエース」

相変わらず人気のミニバン市場で、今、「プロエース」という耳慣れない名前の車が注目を集めています。果たしてプロエースとはどういった車なのか、また、なぜそれほど話題となっているでしょう。

このようなプロエースについて、その成り立ちや魅力、製造するメーカーや価格、購入方法などを解説していきます。

プロエースはトヨタが販売している車

プロエースとは、欧州市場で日本のトヨタ自動車が販売している、大型サイズのミニバンです。

プロエースは、ヨーロッパではLCV(Light Commercial Vehicle:小型商用車)というカテゴリーに属する車で、商用バンの「プロエース」と、乗用ワゴンタイプの「プロエース・ヴァ―ソ」の二つのタイプがあります。

トヨタの欧州向け商用車はハイエースから

トヨタは欧州市場に投入するLCV車として、日本を始め、世界中で人気の高いキャブオーバータイプのワンボックスカー、ハイエースの販売を行っていました。

キャブオーバー型とは大型トラックなどと同じで、エンジン、トランスミッションを含めた駆動装置が前部座席の真下にある車で、独立したエンジンルームを持たず、車体全体を大きな一つの空間(ワンボックス)として使えるため、空間効率に優れているのが特徴です。

トヨタの欧州市場におけるハイエースの販売は、1967年に登場した初代モデルから行われています。初代ハイエースは、エンジンを前部座席の直下で、前輪車軸の真上に搭載し、プロペラシャフトを介して後輪を駆動するFR(前エンジン後輪駆動)方式のワンボックスカーで、その耐久性や高出力のエンジン、優れた積載能力などで人気を博しました。

ハイエースはセミ・キャブオーバー型に改良される

トヨタは1967年から1990年代までモデルテェンジを繰り返しながら、長きに渡って、小型商用車としての使い勝手に優れた、キャブオーバータイプのハイエースを販売していました。

しかし、こうしたキャブオーバー車は構造上、衝突時の安全性が低いために、90年代に行われた欧州の自動車安全基準の改定に伴い、トヨタは1995年に、エンジンとトランスミッションを前輪車軸と共に前方へ移動させ、小ぶりなボンネットを備えたセミ・キャブオーバー型に改良したハイエースを開発し、欧州向けに輸出販売を開始します。

OEM車として販売されたのがプロエースの始まり

改良されたハイエースはヨーロッパで人気となりますが、2012年には円高と、欧州で自動車の環境規制が強化されたのを機に販売中止となり、トヨタは以後、後継車種の開発は行わないと発表します。

そのため欧州のLCV市場にはハイエースの代わりに、フランスのPSA(プジョー・シトロエングループ)とイタリアのフィアットとの合弁会社であるセベル社から、同社が製造していた前輪駆動方式のミニバンをOEM供給という形で、トヨタのバッジを付けた車両の販売を行います。

こうして他社からのOEM供給を受けて、2013年よりヨーロッパで販売されているのが「トヨタ・プロエース」です。

2017年にフルモデルテェンジされたプロエース

トヨタは欧州市場向けのLCV(小型商用車)として、セベル社(Sevel)よりOEM供給(OEM:original equipment manufacturer 他社ブランドの製品を製造すること)されるミニバン、「プロエース」について、ライバルの多いヨーロッパの商用車市場に対応すべく、新たな後継車種の開発を決定します。

この二代目となる「新型プロエース」は先代とは異なり、トヨタとPSA(プジョー・シトロエングループ)との共同開発によって誕生した車で、2016年3月にスイスで行われた、世界五大モーターショーの一つ、ジュネーブモーターショーにて正式に発表されました。

乗用車的な操縦感覚とゆとりのある室内空間

新しいトヨタ・プロエースは、前輪駆動方式を採用したLクラスのミニバンで、エンジンルームをコンパクトにまとめた大柄な車体がもたらす、ゆとりのある室内空間が魅力の車です。

新型プロエースは操縦席のインパネやダッシュボードに、より自然な運転感覚を実現する、乗用車的なデザインが採用され、また突起物の無いダイヤルスイッチ式ATシフトセレクターを装備し、後席とのウォークスルーが快適にできるようになっています。

アウトバーンなどを想定した高い高速安定性

プロエースは、長距離移動の多いヨーロッパでの使用を前提に開発された、高速時の走行安定性に優れたミニバンで、フランスのオートルートやドイツのアウトバーン、イタリアのアウトストラーダといった、最高速度130㎞/hの自動車専用道路を安定して走ることができる、剛性の高い車体と強力なブレーキを装備しています。

またプロエースの後サスペンションには、剛性が高く路面を捉える能力に優れた、ウィッシュボーン型のトレーリングアーム式独立懸架を採用し、荷物を満載した状態でも車体の安定を保つと同時に、快適な乗り心地を実現しています。

搭載されるエンジンは、総排気量1,600ccと、チューニングの異なる二つの2,000ccという、三種類のいずれもディーゼルターボで、2,000ccの高出力型は6速ATと組み合わされ、最高出力180馬力という力強い動力性能を発揮します。

プロエースは欧州仕立ての高性能ミニバン

新しいプロエースは、トヨタとPSAの共同開発によって誕生した大型ミニバンで、兄弟車のプジョー・トラベラーとシトロエン・スペースツアラーと共に、欧州市場で強力なライバルであるフォルクスワーゲン・T6や、メルセデス・ヴィトーツアラーに対抗する、魅力にあふれた多目的車です。

プロエースの並行輸入車の種類について

2017年より欧州市場で販売が開始されている、トヨタの大型ミニバン「新型プロエース」は、商用車のプロエースと、乗用ワゴン車のプロエース・ヴァ―ソの二つのタイプがラインナップされています。

トヨタは現在のところ、プロエースおよびプロエース・ヴァ―ソの日本市場への導入予定はなく、今後もLクラスミニバンのラインナップは、プロエースよりも車格の小さなアルファード、ヴェルファイアの二車種のみで、それよりも大型のバンを希望するユーザーには、従来どおりフルキャブオーバー型ワンボックスカーのハイエースが販売されます。

このハイエースですが、近々モデルテェンジが噂されていて、現在のフルキャブオーバー型から、プロエースに近いボンネットを備えたセミキャブオーバー型ミニバンへと変更されるといいますから、ビジネスやレジャーなどで大型ミニバンを求めるユーザーは、大いに注目したいところでしょう。

並行輸入なら購入可能なプロエース

注目の新型プロエースですが、日本で購入したいなら並行輸入という形で手に入れることができます。

東京都 渋谷区千駄ヶ谷にある輸入車販売店「ル・パルナス」は、日本へは正規導入されていない海外の車を並行輸入し、通常では手に入りにくい車種や、海外仕様ならではの魅力に価値を求めるといった、車選びに強いこだわりを持つユーザーに販売しています。

三つのボディが選べるプロエース

トヨタが欧州で販売しているプロエースには、顧客のニーズに合わせた三つのボディタイプが選択でき、それには全長が短い「コンパクト」、これよりも350㎜長い「ミディアム」、またさらに350㎜全長が長い「VIP」があります。

注目のプロエースは660万円から

ル・パルナスで現在、輸入販売を行っているのは、プロエースの乗用車版「プロエース・ヴァ―ソ」で、上記三種類のボディタイプが選べます。またエンジンは三車種共、最高出力180馬力の総排気量2,000ccのディーゼル・ターボに、6速ATの組み合わせとなっています。

価格は諸費用込み(オプション装備代、自動車税、納車費用は別途必要)で、「コンパクト」が660万円、「ミディアム」が670万円で、ロングボディの「VIP」モデルも同じ670万円です。

プロエースのカスタム方法について

長距離移動を頻繁に行う、欧州での使用に適応した高い走行性能と、長時間のドライブでも疲労が少ない乗り心地に優れたミニバンとして、フランスのPSAグループと共同開発されたトヨタ・プロエースは、同社のLクラスミニバンアルファード、ヴェルファイアよりもさらに大きな車体を持ち、広々としたゆとりのある室内空間が魅力の車です。

このようにプロエースの室内の広さは、カスタムのベースとしても非常に活用範囲が広く、とても楽しみな一台となっています。

しかし、プロエースは現在のところ、日本市場へ導入されたことがなく、また日本やアメリカと違い、バニング(バンを改造して楽しむ)の文化がそれほど盛んでない欧州では、カスタムされた車の例などは紹介されておらす、そのポテンシャルはまだ未知数です。

内装

あこがれのプロエースを手に入れたなら、自分好みに内装をカスタマイズして、その魅力を最大限に楽しみたいと考えるでしょう。

そこで日本を始め、世界でもバニングのベース車両として人気が高く、多くのデータが揃っているハイエースの内装カスタムを応用して、愛車のプロエースを自分仕様に改造するという方法が考えられるでしょう。

ハイエースもプロエースと同じトヨタ車ですから、流用が可能なパーツも多いのではと考えます。

プロエースの内装カスタムなら「FLEX」へ

ハイエースやランドクルーザーのカスタムでおなじみの自動車販売店「FLEX(フレックス)」では、同店のオリジナルパーツなどを使用した、ハイエースについてあらゆるタイプの内装カスタムが行われています。

これらハイエースのカスタム事例を元にして、愛車のプロエースをビーチが似合うサーフ・バンや、ロードバイクやレース用オートバイなどを乗せるトランスポーター、旅行好きなファミリーに最適なラウンジ風インテリアや、アウトドア派にもってこいのキャンピングカーといった、オーナーの目的に適した内容の車に仕立てあげることができるでしょう。

プロエースの内装カスタムなら、全国に店舗を展開する「FLEX」にぜひ相談してみましょう。

プロエースの価格について

東京都渋谷区千駄ヶ谷の輸入車販売店「ル・パルナス」では、トヨタが欧州市場で販売を行っている大型ミニバン、プロエースの乗用ワゴン車「プロエース・ヴァ―ソ」を並行輸入によって販売を行っています。

全長の短い「コンパクト」の価格は660万円

ル・パルナスが現在取り扱っているプロエース・ヴァ―ソは三種類あり、気になるその価格は、車体が短い「コンパクト」(グレード名:Family Compact 2.0Diesel 180Hp Auto)で、諸費用込み660万円です。

また中間サイズの「ミディアム」(グレード名:Family Medium 2.0Diesel 180Hp Auto)とロングボディの「VIP」(グレード名:VIP Long 2.0Diesel 180Hp Auto)では、どちらも同じ諸費用込み670万円となっています。

また商用バン型のプロエースについても、並行輸入が可能と考えますので、興味のある方はぜひ相談してみましょう。

プロエースのサイズについて

プロエースの車体サイズについて説明します。

トヨタがPSAと共同開発した欧州仕様のミニバン、プロエースは、トヨタが日本で販売しているLクラスミニバン、アルファード、ヴェルファイアよりもさらに大きな車格の車で、その広々とした室内が魅力となっています。

プロエースには用途に合わせた三種類のボディがあり、その車体サイズは最も短い「コンパクト」で全長4.609m、中間サイズの「ミディアム」が4.959m、ロングボディの「VIP」が5.309mです。また車体の全幅は1.92m、高さは1.91mで三車種とも同じです。

これに対し、同じトヨタのミニバン、アルファードの車体サイズは全長4.950m、幅1.85m、高さ1.95mとなっています。

プロエースとハイエースの違いは

トヨタの欧州仕様のミニバン、プロエースと、1967年から現在まで販売されている、同社を代表する人気のワンボックスカー、ハイエースとの違いは、エンジンの搭載位置と駆動方式が異なることによるパッケージング(車の構成内容)の相違です。

プロエースはセミ・キャブオーバー型

プロエースは、エンジンを前部座席よりも前へ横置き(車軸と平行)に搭載して、前輪を駆動するFF方式(前エンジン前輪駆動)のミニバンで、短いボンネットの下に独立したエンジンルームを備えています。

この形を「セミ・キャブオーバー型」といい、ボンネットがあるために衝突安全性が高く、また空力特性にも優れ、燃費や高速時の走行性能の面で有利に働きます。

セミ・キャブオーバー型では、エンジンやトランスミッション、ドライブシャフトなど動力装置が車体前方にあり、背の高いミニバンながら室内の床を低くすることが可能で、乗用車に近い感覚で運転することができ、さらに重心が低いため車体の揺れが少なく、乗り心地など快適性に優れています。

ハイエースはフル・キャブオーバー型

これに対し、ハイエースは大型トラックなどと同じで、エンジンやトランスミッションが前部座席のすぐ下にあり、車体下部を縦断するプロペラシャフトを介して後輪を駆動するFR方式(前エンジン後輪駆動)を採用した、「フル・キャブオーバー型」の車です。

フル・キャブオーバー型のメリットは、エンジンなど動力装置が座席下にあるため、車体全体を大きなひとつの箱みたいに、室内空間として最大限に利用できるという、圧倒的な空間効率の高さです。

そのためハイエースは、プロエースを含む通常のミニバンとは比べ物にならない、高い積載能力を持ち、14人乗りのマイクロバス仕様も設定されています。

その代わりフル・キャブオーバー型ではボンネットがないため、他のミニバンと比べて衝突安全性を高めるのが難しく、また重心位置が高いために車体が揺れやすく、空気抵抗も大きいため、走行性能や快適性の面で不利となります。

プロエースは走りが良く利便性の高い魅力的な車

プロエースという車について、その成り立ちや魅力、製造するメーカーや、価格など購入方法を紹介しました。

新型プロエースは、トヨタがフランスのPSA(プジョー・シトロエングループ)と共同開発した、欧州市場で販売するLCV(小型商用車)で、日本のLクラスミニバンよりもさらに大きな車体で、ゆとりある室内空間を持ち、またヨーロッパ仕込みの高い走行安定性と快適性を実現した車です。

新しいプロエースは、日本への並行輸入を取り扱う販売店にて購入することができます。人とは違った個性的な車を求める人や、車体サイズが大きく、よりたっぷりとした室内空間を望むユーザーには、走行性能に優れ、快適で使い勝手の良いプロエースをぜひチェックしてみましょう。

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