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2018年02月26日

プラグインハイブリッドの特徴と車種・充電方法と電気代の目安

以前は、ハイブリッドと言うワードは良く聞きました。最近では、プラグインハイブリッドと言うワードに変わって耳にします。どことなく、似ているのはわかりますが、詳しくはわからない方がほとんどでしょう。プラグインハイブリッドについて、詳しくご紹介します。

プラグインハイブリッドの特徴と車種・充電方法と電気代の目安

プラグインハイブリッドの特徴

プラグインハイブリッドの特徴と車種・充電方法と電気代の目安

近年、世の中で話題になっているのが、ハイブリッド車です。ハイブリッド車は、異なる二つの動力を搭載している車の事です。一つは、エンジンともう一つは電気モーターです。

さらに、プラグインハイブリッド車とは、家庭用のコンセントから電気モーター用のバッテリーを充電できる車の事を言います。電気モーターのみでの走行距離が長いのが特徴です。

プラグインハイブリッドのメリット

プラグインハイブリッドは、エンジン車やハイブリット車と比較して色んな面でメリットがあります。ここでは、項目ごとにご紹介しましょう。

走行距離

プラグインハイブリッドは、家庭で充電できるため、多くのバッテリーを搭載しており長い走行距離を実現しています。そのため、ガソリン車に比べると給油一回で、長い距離を走行できてまた、ハイブリッド車と比べると、電気で走行する距離が長くなります。

環境

プラグインハイブリッド車は、環境にやさしいクリーンな電気モーターを使っていますので、ガソリンエンジンよりは当然の事ハイブリッド車よりも、長い距離を走る事ができるため、さらに環境に優しい車だといえます。環境に優しいため、税金の優遇も受けられます。

その他

プラグインハイブリットには、家電用のコンセントとAV用のコンセントの両方が、装備されています。アウトドアで、いろんな家電が使えて非常に便利です。

プラグインハイブリッドのデメリット

プラグインハイブリッドには、メリットともあるように、デメリットも存在します。デメリットについても、一つ一つご紹介しましょう。

充電専用配線が必要

プラグインハイブリッドは、家庭用の電源から充電はできますが、専用のコンセントと配線工事が必要となります。一般的には、住宅の車庫などに、設置する場合がほとんどです。

事情により、充電設備の工事ができない場合は、ディーラや街中にある充電施設での充電が必要となり、その不便さも考えておきましょう。

車内空間が圧迫される

プラグインハイブリッドは、かなり多くのバッテリーを搭載するため、車内の居住空間が犠牲になります。ハイブリッドも、ガソリンエンジンに比べラゲッジスペースが制限されますが、プラグインハイブリッドは、それよりもさらに、車内空間が制限されます。車種によっては、乗車定員が減ることもあったりします。

車の価格

プラグインハイブリッドは、一般車やハイブリット車に比べてバッテリーが多い分、割高になります。車種によって、価格の幅は異なりますが、およそ一般車より130万前後、ハイブリット車より100万前後割高になります。

プラグインハイブリッドの車種

プラグインハイブリッドの特徴と車種・充電方法と電気代の目安

プラグインハイブリッドは、日本車や外国車でさまざまな車種が販売されています。日本を代表する、トヨタや三菱をはじめその他の車種をご紹介してまいりましょう。

ミニバン

現在、日本車で販売されているミニバンタイプのプラグインハイブリットは、三菱アウトランダーPHEVのみです。この車は、SUVタイプのミニバンで4輪駆動車です。このアウトランダーPHEVを詳しくご紹介しましょう。

三菱 アウトランダーPHEV

三菱アウトランダーPHEVは、ミニバンSUVをベースとした車です。価格は、約430万円、同じPHEVのトヨタ車に比べると低価格です。それでは、この車の魅力をご紹介しましょう。

アウトランダーPHEVの魅力は、アウトドアや災害時に使える機能が装備されていることです。それは、100VのAC電源が車のコンセントから気軽に使える点です。炊飯器などの調理家電、ドライヤー、掃除機といった家電が普段どおり使えます。

また、災害などの停電時に車に蓄えられた電気を住宅用として簡単に使えます。仮に、駆動用バッテリー満充電で一般家庭の1日分の電気を供給できます。

当然のことですが、ガソリンを給油してエンジンでの走行も可能です。バッテリーの満充電で、40kmから50km走行できます。充電量が無くなってきて、充電ステーションが見つからない場合でも、エンジンでの走行ができますので、安心してドライブができます。

トヨタ プリウスPHV

トヨタ車で、唯一のプラグインハイブリッド車がプリウスPHVです。2017年にフルモデルチェンジされました。この新型プリウスPHVは、フロントやリアのデザインを一新し、プリウスハイブリッドとの区別化を図っています。室内空間は、ほとんど変わりありませんがナビ画面を大きくして、スマートホン感覚での操作が可能となっています。EV性能の向上も、施されています。

モーターとジェネレーターを同時に駆動できるギアシステムを搭載しています。エンジンをかけることなく、2個分のモーターを駆動できるようになっています。また、車の屋根にソーラーパネルを搭載し、充電機能の補助として大きな効力を発揮します。走行中の、バッテリー充電にも一役かっています。そのほか、新しい機能がたくさん盛り込まれています。

BMW PHEV

ドイツの車メーカー、BMWもプラグインハイブリッドを販売しています。中でも、スタイルや走行性能で人気を集めているのが、BMWi8です。スーパーカーを思わせるスタイリングが目を見張ります。価格が高めの設定です。他にも、SUVタイプ、セダンタイプでそれぞれプラグインハイブリッドタイプを販売しています。

フォルクスワーゲン

ドイツの車メーカー、フォルクスワーゲンのプラグインハイブリッドは、GOLFとPassatシリーズに3車種設定されています。5.7kwhのバッテリーを搭載し、電気モーターのみで53km走行が可能です。車両価格は、470万円からです。

アウディ

ドイツの車メーカー、アウディのプラグインハイブリッドは、A3シリーズに1車種が設定されています。8.7kwhのバッテリーを搭載して、電気モーターのみで52.8kmの走行が可能です。セダンタイプのフロント部分に、充電口が装備されています。

ポルシェ

ドイツのメーカ、ポルシェのプラグインハイブリッドは、パナメーラとカイエンシリーズに2車種設定されています。ポルシェシリーズの中でも、特に人気があるセダンとSUVタイプに搭載されました。電気モーターだけで、50km前後の走行が可能です。

メルセデスベンツ

ドイツのメーカ、メルセデスベンツのプラグインハイブリッドは、セダンとSUVタイプの4車種が販売されています。車両価格は、かなり高く800万から1700万円くらいです。品格と高性能のメルセデスベンツのプラグインハイブリッド車は、ベンツユーザの中では人気沸騰中です。

プラグインハイブリッドの充電方法

プラグインハイブリッドの充電方式は、基本的には自宅の充電コンセントか街中などにある充電設備で行います。車種によっては、この方式に加えて車自身で充電する方式を取り入れています。車種毎の充電方式をご紹介しましょう。

トヨタ プリウスPHV

プリウスPHVの充電方式は、4種類となっています。その4つは、家庭用充電コンセント、公共の充電設備、搭載のソーラーパネル、エンジンによる発電と充電です。

家庭で充電

自宅内に設置した、充電用コンントから充電を行います。100V用で約14時間、200V用で約2時間30分で満充電となります。

公共充電設備

コンビニや道の駅、高速サービスエリアに充電設備が設置してあります。急速充電方式なので、約20分で万充電の80%充電が可能です。料金は、16.2円/分となっています。お徳な定額プランも用意されています。

ソーラーパネル

屋根の搭載しているソーラーパネルによる充電方式です。この方式、量産車では世界で始めての機能です。

エンジンでの発電、充電

走行中に、エンジンで発電しながらバッテリーに充電を行う方式です。

BMW PHEV

BMWのPHEV車の充電方式は、3種類となっています。家庭用充電コンセント、公共の充電設備、回生ブレーキ発電と充電です。

家庭で充電

自宅に設置した充電用コンセントから充電を行います。100V用で13時間、200V用で4時間で満充電となります。

公共充電設備

コンビニや道の駅、高速サービスエリアに充電設備が設置してあります。急速充電方式なので、約20分で万充電の80%充電が可能です。料金は、16.2円/分となっています。お徳な定額プランも用意されています。

回生ブレーキ発電、充電

走行中に、ブレーキがかかると発電する仕組みです。この電気を、バッテリーに自動充電します。満充電になると、再び電気モーターで走行が可能です。

三菱 アウトランダーPHEV

三菱アウトランダーPHEV車の充電方式は、3種類となっています。家庭用充電コンセント、公共の充電設備、回生フレーキ発電と充電です。

家庭で充電

自宅に設置した、充電用コンセントから充電を行います。100V用で13時間、200V用で4時間で満充電となります。

公共充電設備

コンビニや道の駅、高速サービスエリアに充電設備が設置してあります。急速充電方式なので、約20分で万充電の80%充電が可能です。料金は、16.2円/分となっています。お徳な定額プランも用意されています。

回生ブレーキ発電、充電

走行中に、ブレーキがかかると発電する仕組みです。この電気を、バッテリーに自動充電します。満充電になると、再び電気モーターで走行が可能です。

プラグインハイブリッドの電気代

プラグインハイブリッドは、充電して電気モーターを駆動して走ることができます。では、バッテリーの充電に電気代金がいくら必要なのでしょう。とても気になる点ではありませんか。この章では、充電にどれ位の電気料金がかかるのかを見ていきましょう。

プラグインハイブリッドの車種により、バッテリーの容量が違いますので電気料金にも幅が出てきますので、トヨタプリウスPHVを参考にご紹介しましょう。

プリウスPHVの充電電気代

前提条件としまして、基本料金は車に関係なく料金が発生しますので、計算より除外します。充電にかかる電気代のみを算出します。

バッテリーの容量が、8.8kwhです。1kwhの電気料金単価を、20円と換算します、毎日充電したとしますと、次のように算出できます。

20円×8.8kwh×30日=5,280円が充電のみに必要な電気料金となります。

ガソリン価格と充電電気代と比べると

ガソリンと電気代のコストパフォーマンスを比べてみましょう。PHV車とハイブリッド車を比較する事とします。プリウスPHVは、カタログデータから満充電で、60km走行できることから次のように計算されます。

20円×8.8kwh=176円が満充電での電気料金です。これで、60km走行可能です。

一方で、プリウスハイブリッド車は、燃費が28.4kmがリッター当たり、1リッター130円で換算すると、60km走行するには、273円必要です。

結論として、60km走行するのに、PHV車の方が97円コストダウンが可能となります。

プラグインハイブリッドの補助金

プラグインハイブリッドについての補助金は、2つの補助金制度があります。一つは、ガソリン車との車両購入費を縮めるための補助金ともう一つは、充電装置を設置する場合の補助金があります。この、補助金制度を詳しくご紹介します。

CEV補助金

プラグインハイブリッドの特徴と車種・充電方法と電気代の目安

CEV補助金とは、クリーンエネルギー自動車補助金と言います。この補助金は、車の車両価格から国と自治体の補助金を差し引き、最終的な購入負担金額とする方法です。

補助金の具体的な金額は、各自治体などでも異なるため、購入の際に販売店経由で自治体へ確認する必要があります。

充電インフラ補助金

充電インフラ補助金とは、自宅に充電用の設備を設置する場合に、工事費などに対する補助金が支給されます。この補助金の場合も、設備のメーカーや価格などによって補助金額が変わってきますので、設置業者への確認が必要です。

設置工事費の見積もりに記載されますので、ここで確認ができます。

プラグインハイブリッドの燃費

プラグインハイブリッドの特徴と車種・充電方法と電気代の目安

プラグインハイブリッドの燃費は、一般的に言われるエンジン車の概念とは変わっています。日本の一般車の燃費の考え方は、ガソリン1リッターで何キロメートル走れるかが燃料消費率の基準となっています。それは、ガソリンが貴重品なので、限られた量でどれだけ走れるかの基準から成り立っています。

一方で、プラグインハイブリッドになると、1リッターで何キロと言う考え方は根本から覆されます。なぜなら、バッテリー残量がある限り、エンジンに頼らず走行できるのでこの状態だと、リッター当たり無限キロメートルとなるからです。このように、燃費に対する考え方が根本から違ってくるような新たしい概念が求められています。

この章では、考え方などを詳しくご紹介しましょう。

電力走行距離割合で算出

プラグインハイブリッドの燃料消費率は、電力走行距離割合「ユーティリティファクター」の考え方で算出しています。電力走行距離割合は、国土交通省が定義したもので、日本の自動車保有ユーザーから取得したデータを元に計算されています。

一例ですが、一日に60キロメートルを超えて走る距離の割合は、全走行距離の28%程度となります。つまり、走行距離の28%の18.6kmをハイブリッドで走り、残り72%はガソリンを使わずに、電気で走ると言うことになります。このように、電気走行が長くなるほど、プラグインハイブリッドの燃料消費率は小さくなります。

このような、考え方はあくまで平均的なパターンであり、個人差があり決め付けられませんが、あくまでメーカなどが、カタログ値に表すための方法です。実質の燃費は、各ユーザの走行パターンを元に、計算する方法をおすすめします。

プラグインハイブリッドとハイブリッド車の違い

プラグインハイブリッドとハイブリッド車の違いをご説明する前に、それぞれの特徴を復習しましょう。そうすると違いがよりわかり易くなります。

ハイブリットの特徴

ハイブリットは、エンジン、バッテリー、モーターの組み合わせで構成されています。モーターの力を借りて、エンジンの燃費性能の向上を狙っています。

そのため、バッテリーの容量はそれほど多くなく、エンジンが主体でバッテリーの残量によりモーターとエンジンの振り分けをしています。他に、回生ブレーキによる充電も行います。

プラグインハイブリッドの特徴

プラグインハイブリッドは、エンジン、バッテリー、モーターの構成は、ハイブリットと変わりません。しかし、バッテリーの容量がハイブリッドに比べて、数十倍も多くなっています。モーターも強力で、ちょっとした距離ならモータのみの走行が可能です。

また、充電方法がハイブリッドと大きく異なり外部より給電してバッテリーを充電することができます。プラグインハイブリッドは、バッテリー容量分であれば、1滴のガソリンを使わずに走行できます。

プラグインハイブリッド車のこれから

プラグインハイブリッドの特徴と車種・充電方法と電気代の目安

プラグインハイブリッドの特徴や車種などのご紹介いかがでしたか。ご紹介のように、プラグインハイブリッド車は日本国内でも海外でもまだ、主流とはなっていません。普及期の中にあり、ガソリン車みたいに多く販売されてはおりません。その原因として、さまざまな課題が多く残されているのは事実でしょう。

充電設備の問題もその一つではないでしょうか。街中や高速のパーキングエリアの充電装置の設置は、かなり充実してきましたが、家庭用の充電設備は必ずしも普及が進んではいません。高額の設置工事費が普及を阻んでいるのが現状です。

他の課題と言いますと、EV車の販売、普及予想があまり見えていない事が上げられます。この、電気自動車の普及の状況によっては、プラグインハイブリッドの今後の普及に大きな影響を与える事でしょう。

この記事が、プラグインハイブリッドの購入検討や将来の買い替えなどにお役に立てて頂ければ幸いです。

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