スムーズに車線変更するコツ!|苦手意識をなくそう
更新日:2024年08月27日
車線変更が苦手な人によくあること
運転免許証を交付されて車を運転した際、なかなかうまくできないという人が多いのが車線変更です。仮免許取得後の実技講習の際にはうまくできていたのに、いざ自分一人で道路にでると恐怖心が先立ってしまいなかなか車線変更できないこともあります。
では、車線変更が苦手な人によくあるのはどのようなことなのでしょうか。こちらでは、車線変更が苦手な人によくあることをまとめました。
ウインカーのタイミングがわからない
車線変更が苦手な人によくあることの1つ目は、ウインカーを出すタイミングがわからないという事です。1車線であれば追い抜くことも追い抜かれることもありませんが、2車線以上の場合は四つ角などで曲がる場合に車線変更が必要になります。その際にどのタイミングでウインカーを出せば良いのか、自動車学校で習ったはずなのにとっさに出てこないこともあります。
ウインカーを出せないまま、曲がるはずだった場所で車線変更できずに直進してしまったという人も多いです。
ミラーの見方がわからない
車線変更が苦手な人によくあることの2つ目は、車のミラーがそれぞれどこを映しているのかがわからないという事があります。なにがどこに映っているのかわからないので、車線変更しようとしたら真横に車がいて危なかったという場合もあります。
こちらは免許を取りたての人にはあまりありませんが、ペーパードライバーで久しぶりに車を運転するという人の場合、忘れてしまっていることもあります。自動車の運転をしばらくしていない人は、まず基本を勉強しなおしましょう。
車間距離がわからない
車線変更が苦手な人によくあることの3つ目は、運転していると車間距離がわからないということがあります。車間距離は速度から15を引いた数字が適正な距離とされています。慣れていないとなかなか距離感がつかめませんので、慣れるまでは車間距離がわかる道路などで感覚をつかみましょう。
スムーズに車線変更するコツとは?
車を運転していると後ろから煽られたり、逆に運転しているこちらがイライラして車線変更したくなることも多々あります。そのような際に、スムーズに車線変更するためにはどうすればいいのでしょうか。
こちらでは、スムーズに車線変更するためのコツについて説明します。車線変更が苦手な方は参考にしてください。
運転に慣れた人でも気を遣う
車線変更が苦手なのは、初心者やペーパードライバーだけではありません。運転に慣れている人でも、車線変更は気を遣います。逆に慣れているからと車線変更をおろそかにしていると、大事故につながることもあります。
スムーズに車線変更ができるようになるコツの1つ目は、自分だけが苦手だという気持ちを持たないようにしましょう。ゆとりを持って安全運転していれば車の流れも見えてきますし、どのタイミングで車線変更すれば良いのかも少しづつわかってきます。
不十分な車間距離を取らない
車間距離が短いとぶつかる危険性がありますので、車線変更は勇気がいる場合があります。そうならないためにも、車間距離は十分に取っておきましょう。特に車線変更した後に曲がらなければならない時などは、もし曲がれなかった場合の別ルートも視野に入れておきましょう。
曲がる場所がこの道しかないという場合には、地図などであらかじめ確認しておき、スムーズな車線変更ができるようにしましょう。その際には、曲がる前にちょうどいいタイミングで車線変更できる場所があれば、早めにしておきましょう。
まわりの状況を常にしっかり把握する
車を運転する際には、何かが起こる可能性があるという事を常に頭に入れておきましょう。安全運転を心がけていても他の車にぶつけられてしまう事もありますし、目測を誤って壁にぶつかってしまうこともあります。特に車線変更は、動いている車同士が行います。しっかりとまわりの状況を把握しておくことが必須条件になります。
状況を把握していれば、どのタイミングで車線変更をすれば良いのかがだんだんと理解できるようになってきます。
車線変更3ステップ
車線変更のコツをご紹介しましたが、実際にはどのようなステップが必要なのでしょうか。こちらでは車線変更で必要なステップを3つにわけてご紹介します。このステップを知っているからと言ってすぐに車線変更が得意になるものではありませんが、知っておくことで余裕ができます。
安全運転のための第一歩として、まずは理解しておきましょう。
1.ステップルームミラーの中とドアミラー中央
車線変更のステップの1つ目は、ルームミラーとドアミラーで後方の車がどういう状況かを見ておきましょう。後ろから来ている車が車線変更させてくれそうなのかを、それぞれのミラーでしっかりと確認しておきます。
大丈夫そうな場合には、車線変更の意思表示でもあるウインカーを出しておきましょう。車線変更させてくれた際には、終了後にハザードランプを点灯させてお礼を伝えると良いです。
2.ステップ後方のクルマとスピードを合わせる
後ろから来ている車が、自分の車よりスピードを出している場合に車線変更すれば事故を起こす可能性が高くなります。車線変更の2つ目のステップは、後ろから来ている車がどれくらいのスピードで走っているのかを把握しておきましょう。
同じくらいのスピードであれば、ウインカーを出して車線変更の意思を伝えるようにしましょう。車間が空いている場合にも、車線変更の際にはウインカーを忘れないようにしましょう。
3.ステップ3秒かけてゆっくりと車線変更
車を運転していて一番危ないのが、急ハンドルを切って車線変更をすることです。空いている隙間を見つけては車線変更をする危ない運転をする人もいますがやめておきましょう。車線変更したい時には、車間距離や移動先のスペースも考慮し、後続車の確認もしつつ開始から終了まで3秒くらいの余裕をもって行うようにしましょう。
ワンポイントアドバイス
車線変更のコツやステップがわかっても、なかなか最初のうちはうまくいかないこともあります。行きたい車線に行くことができなかったくらいであれば、違う道に行けば良いのですから大丈夫ですが、事故を起こしてしまっては元も子もありません。そうならないためのワンポイントアドバイスをご紹介します。
こちらで紹介するのは、車線変更はもとより安全運転をするためのアドバイスでもありますので、しっかりと覚えておきましょう。
ハンドルは急に切らない!
車線変更のワンポイントアドバイスの1つ目は、運転中にハンドルを急に切らないようにすることです。車のハンドルを急に切ると、スピードが出ている場合にはとんでもない方向に曲がってしまう事があります。そうならないためには法定速度を守って運転しますが、それでもハンドルを急に切ると路肩に乗り上げたり交通事故につながることもあります。
どのくらいハンドルを動かせば車がどう動くかということをしっかりと把握し、余裕を持った運転で急ハンドルをしないようにしましょう。
目標
車線変更のワンポイントアドバイスの2つ目は、目標を決めておくことです。例えば次の四つ角を右に曲がりたいから、それまでにどこの位置で車線変更をしておくと決めておけば、それだけ余裕ができます。
また、そのルートで曲がれなかった場合には、別の場所で曲がるから、その際にはどこで車線変更するなど、目標を1つではなく2つか3つくらい用意しておきましょう。
遠くを見て、じわ~っと最小範囲で操作
車線変更をする際、道を間違えてしまうとあせってしまい、車の周辺しか見えてこない場合があります。そうならないためには、遠くの状況も把握しておきましょう。そうすることで、運転に余裕ができますので、最小範囲での操作ができるようになります。
車線変更のワンポイントアドバイスの3つ目として、どのようにすれば最小限の範囲で操作できるのか遠くを見ながら考えましょう。
スムーズに車線変更するコツをマスターしよう!
スムーズに車線変更するためには、それなりの運転経験も必要になります。実際の道路を走って、車の流れを把握できるようになれば、車線変更もスムーズにできるようになります。まずは車を運転して経験をつみましょう。経験を積んで車線変更がスムーズにできるようになったら、そこで安心せず安全運転ができるように心がけましょう。
初回公開日:2019年01月10日
記載されている内容は2019年01月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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