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2017年10月13日

フーガの燃費は良い?悪い?タイプ別比較/燃費向上法/口コミ

日産のプレミアムセダンであるフーガの燃費は良いのでしょうか?悪いのでしょうか?ライバル車と比較した結果をお伝えします。また、現行型だけではなく初代フーガや中古で購入した場合のフーガの燃費は良いのでしょうか?悪いのでしょうか?

フーガの燃費は良い?悪い?タイプ別比較/燃費向上法/口コミ

日産フーガの燃費は良い?悪い?

日産のプレミアムセダンであるフーガは、セドリック・グロリアの後継車として、2004年10月に販売が開始されました。その後、2009年11月に2代目となり、2015年2月にビッグマイナーチェンジされ現行型へと移行しています。

現行型はインフィニティエンブレムがつくなど、エクステリアが大きく変更されました。北米などでは、インフィニティQ70として販売しています。同じ日産のスカイラインと見分けがつかないという人もいますが似て非なるもので、プレミアムセダンならではの大きさで堂々とした佇まいをしています。

シーマおよびプレジデントが生産中止となり、フーガが、一時日産のフラッグシップとなった時期もありました。(現在は、シーマが販売再開されている。)また、Y51型の前期使用が、三菱自動車にプラウディアとしてOEM供給していた時期があります。

日本車離れした躍動的なプロポーションとGTカーのような圧倒的なパフォーマンスをあわせ持つフーガですが、さて、燃費はどうなのでしょうか?

タイプ別フーガの燃費比較

現行型のフーガはY51型と呼ばれます。まずは、どのようなタイプがあるのかをご紹介します。駆動方式は、2WD(FR)と4WDがあり、ガソリン車とハイブリッド車があります。

エンジンは、ガソリン車の2.5L(2500㏄)がVQ25HR、3,7L(3700㏄)がVQ37VHR、ハイブリッド車が3.5L(3500㏄)VQ35+HM34となっています。

グレードは13種類あり、ガソリン車の3.7Lには2WDの370GT TypeS Cool Exclusive、370GT TypeS、370GT Cool Exclusive、370GT、370VIP、4WDの370GTFOUR Cool Exclusive、370GTFOURがあります。

同じくガソリン車の2.5Lには2WDの250GT Cool Exclusive、250GT、250VIPがあります。ハイブリッド車には、3.5Lで2WDのHYBRID TypeS Cool Exclusive、HYBRID Types、HYBRIDがあります。

それでは、タイプ別に燃費を見ていきましょう。排気量が同じでも複数のグレードがありますが、以下ではその中で代表的なグレードの燃費をご紹介します。ここからの燃費はすべて、それぞれの自働車の公式サイトに掲載されている、JC08モード(国土交通省審査値で、実際の走行に近い測定方法)の km/Lとなります。

2.5L

まずは、フーガでは一番排気量が小さい2.5Lを見てみましょう。250GTでは、11.2km/Lとなっています。ライバル車の燃費と比較してみます。
・レクサスGSおよびISの2.0Lは、13.0km/L、
・トヨタクラウンは、2.5LのFRで11.4km/L、4WDで10.2km/L
次に排気量が大きいものを見てみましょう。

3.7L

フーガの3.7Lは、駆動方式やタイプによって燃費が若干違いますので、いくつかご紹介します。
・370GTでは、9.4km/L
・370GT TypeSでは、8.9km/L
・370VIPでは、9.3km/L
・4WDでは、370GTFOUR 8.9km/L
どのグレードもほぼ一緒ですが、スポーツチューンドサスペンションや20インチのアルミホイールを履いたよりGTカーとしての味付けがされたTypeSと4WDの燃費が若干悪いでしょうか。

他のメーカーのライバル車の燃費を見てみましょう。
・レクサスGSの3.5Lで9.9km/L
・レクサスISの3.5Lで10.2km/L
・トヨタのクラウンアスリートの3.5Lで9.6km/L
フーガは3.7Lですが、ほぼ同等の燃費となっています。ガソリン車は、このクラスとしては一般的な数字でしょうか。

ハイブリット

ハイブリットでは、HYBRID 18.0km/Lとなっています。車両総重量が2tを超え、全長4980mm、全幅1840mmのビッグセダンで、ハイブリッドの燃費は優秀です。

他メーカーのハイブリット車と比較してみましょう。
・トヨタクラウンのロイヤル、アスリート2.5Lで、23.2km/L
・レクサスGSは、3.5Lで18.0km/L
・ホンダレジェンドは、3.5Lで16.8km/L
フーガも3.5Lですので、レジェンドと比較すると燃費がよく、レクサスGSと同等、クラウンと比較すると燃費が悪い数字となっています。しかしながら、フーガとクラウンでは、排気量が違いますので一概に燃費が悪いとは言い切れません。

また、フーガにはガソリン車、ハイブリッド車ともにCool Exclusiveというグレードがありますが、グレードによって燃費は変わらず、排気量が同じであれば、燃費も同じ数値となっています。このCool Exclusiveは、専用のホワイト本革シートやBOSEサウンドシステムがつくなど、よりプレミアムな特別装備となっています。

初代フーガ

ここで、街中ではまだまだ見掛ける初代フーガ(Y50)の燃費をご紹介します。初代フーガは、40年以上日産の高級車でトヨタクラウンのライバル車として君臨したセドリック・グロリアの後継車として2004年から2009年まで販売されました。

このフーガは、北米他海外ではインフィニティMシリーズとして販売されていました。インフィニティとは日産が展開する高級車ブランドの名前です。この初代フーガの特徴は、ホイールベースが長くて車高が高かったため、室内空間が広いことです。フーガはEセグメントですが、1つ上のFセグメントのセルシオやメルセデスベンツSクラスなどよりも広い室内空間を誇っていました。

同じ日産の上位車種であるシーマやプレジデントよりも広く、セダンでは、日産最大の室内空間を誇っていました。

250

FRの250GT・250XVでは、11.2km/Lとなっています。
2.5Lには、4WDの設定がありませんでした。

350

350GT・350XVでは、9.2km/L、4WDの350GTFOUR・350XVFOURでは、8.6km/Lとなっています。初代と現行型を比較すると、2.5Lは同じ、それ以外では、排気量が3.5Lから3.7Lへと大きくなっていますが、燃費は少し良くなっています。

450GT

2005年8月から販売された450GTでは、8.1km/Lとなっています。この4.5Lエンジンは現行型(Y51)前期に切り替わったときに廃止となりました。フーガ唯一のV8エンジンでした。

輸入車

ここまでは、国産車と比較してきましたが、同クラスの輸入車の燃費を見て比較してみましょう。輸入車はたくさんありますが、今回は日本でも販売台数が多く、フーガと同じEセグメントのメルセデスベンツ・BMW・アウディのセダンタイプを取り上げます。

メルセデスベンツ

メルセデスベンツには、多数の車種がありますが、今回は、フーガと排気量や大きさが同等のEクラスを取り上げます。

Eクラスの2WD(FR)2.0LのE200 AVANGARDEが4.7km/Lとなっています。4WDで2.0LのE200 4MATIC AVANGARDEが13.4km/L、3.5LのE400 4MATIC EXCLUSIVEが11.3km/Lとなっています。

最近の輸入車は排気量のダウンサイジングが進んでいます。やはり排気量が小さい方が燃費は良い数字となっています。

BMW

次にBMWですが、同様に排気量や大きさから5シリーズを取り上げます。5シリーズでは、2.0Lの530iが15.4km/Lで、3.0Lの540iが12.5km/Lとなっています。BMWの5シリーズには、4WDの設定がありませんので、今回は2WD(FR)の燃費となっています。

アウディ

次にアウディですが、メルセデスベンツ・BMWと同様にフーガと排気量や大きさが同等であるA6を取り上げます。

A6には排気量等により3種類のグレードがあります。1.8Lで2WD(FR)の1.8 TFSI S tronicが15.4km/L、4WDで2.0Lの2.0 TFSI quattro S tronicが13.6km/L、3.0の3.0 TFSI quattro S tronicが12.9km/Lとなっています。

燃費の比較

さて、最終的に3.0L以上の排気量の車で再掲してみます。
・フーガが、3.7Lで9.4km/L
・クラウンアスリートが、3.5Lで9.6km/L
・レクサスGSが、3.5Lで9.9km/L
・レクサスISが、3.5Lで10.2km/L
・メルセデスベンツEクラスが、3.5Lで11.3km/L
・BMW5シリーズが、3.0Lで12.5km/L
・アウディA6が、3.0Lで12,9km/L
という結果でした。

アウディのみ、2WD(FR)で比較できませんでしたので、4WDで比較しています。フーガは排気量が一番大きいため、この比較では燃費が悪い結果となっています。

フーガの燃費向上方法

フーガの燃費向上には、通常言われています、急発進や急ブレーキ、アクセルの過度なオンオフなどが効果的です。それ以外にフーガには画期的なECOモード機能があります。

公式サイトから引用したものをご紹介します。読んでいただいたらわかるように、急発進をしようとアクセルを強く踏み込んでも、コンピュータがエンジンとCVTを制御し、過剰なアクセル操作をゆっくりとしたアクセル操作に補正されるものです。この操作により、無駄な燃料消費が抑えられ、燃費が向上されます。

エンジンとCVTの制御が変化し、低燃費走行をしやすくなります。また、燃費の良いアクセル操作(ふんわりアクセル)に近づくように、ドライバーのアクセル操作をアシストします。
ECOモードをオンにすると、発進をはじめとした各シーンで、走行中にドライバーが無意識に行う過剰なアクセル操作を補正し、燃費の良いアクセル操作に近づけます。例えば、発進時に急なアクセル操作をした場合も、ゆっくりとアクセルを踏んでいく操作に補正され、発進時の過剰な燃料噴射を抑えます。また、アクセル操作に対するレスポンスをおだやかにすることで、無駄な燃料消費を抑えます。

出典: http://www.nissan-global.com/JP/TECHNOLOGY/OVERVIEW/eco_m... |

フーガの燃費口コミ紹介

ここまでは、公式サイトによるカタログ値やライバル車との比較を見てきました。実際の燃費は、どうなのでしょうか?口コミからの燃費情報を見てみましょう。

町乗り7~8㎞/l位ですが、長距離かけると最高燃費15.0㎞/l位はいきますよ♪

出典: http://minkara.carview.co.jp/car/nissan/fuga/review/detai... |

口コミの方は、Y51型フーガの370GTですので、カタログ値は9.4km/Lとなっています。街中では、少し悪い実燃費となっていますが、長距離で15.0km/Lは満足いく数字ではないでしょうか。
その他、いろいろな方からの口コミ情報から、6.0km/L~9.0km/Lといった声が多く寄せられています。
一方、フーガのハイブリット車はどうなのでしょうか。
口コミでは、10.0km/L~16.0km/Lといった声がありました。平均値としては、12.0km/L~13.0km/Lのようですね。カタログ値の18.0km/Lよりは悪いですが、プレミアムセダンの車重量や大きさを考えると、十分な燃費ではないでしょうか。

中古フーガの燃費

新車で購入した場合と中古で購入した場合とで燃費に違いがあるのでしょうか。初代フーガ(Y50)は、販売開始から13年が経過していますが、350GT・XVで、7.0km/L~8.0km/Lという声が多いことから、カタログ値の9.2km/Lから極端に悪化しているとはいえません。

当然、Y51型においても、新車当時の燃費と比べ、大きな違いがあるという声はでていません。中古でフーガの購入を考えられている方は、経年劣化による燃費悪化は気にする必要はないのではないでしょうか。

フーガの魅力

以上、フーガの燃費についてお伝えしてきました。日産のプレミアムセダンですが、アグレッシブな走りが実現できます。ハイブリット車もガソリン車もライバルと比べても引けをとらない実燃費となっています。

むしろ、排気量や大きさを考えると、フーガの燃費は良い!と言えるのではないでしょうか。流麗なデザインと引き締まったインフィニティマスクがエクステリアを飾り、インテリアは贅をつくしていますが、走り出すとドライバーズカーであることを実感できます。

車内は、質感が高く贅を尽くしたつくりとなっていて、フーガには独自のフォレストエアコンという秀逸な装備があります。

これは、内外気自動切換えや湿度管理、そして、自然の風を実現するゆらぎ風という機能があります。また、アロマディフューザーは、2種類の香りを状況により自動で切り替えてくれます。

安全装備も最新のものが搭載されています。一部をご紹介すると、PFCW(前方衝突予測警報)、BSI(後側方衝突防止支援システム、BSW(後側方車両検知警報)、BCI(後退時衝突防止支援システム)が装備されています。駐車時などに役立つアラウンドビューモニターが運転をサポートしてくれます。

このように魅力的なフーガですが、販売では苦戦しているようです。しかしながら、大排気量からの余裕のある走りが実現でき、燃費においてはライバル車と引けをとらないフーガは、希少性によるプレミアム感と個性が光る1台ではないでしょうか。

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