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2017年08月31日

タンドラの燃費は良い?悪い?|クルーマックス/燃費向上方法

トヨタのフルサイズピックアップ、タンドラ。日本では馴染みのない車ですが、世界のトヨタが特にアメリカの市場を熟考して送り出したフルサイズピックアップです。フルサイズに合わせた大排気量のエンジンを持つタンドラの燃費はいかに?燃費の向上方法は?

タンドラの燃費は良い?悪い?|クルーマックス/燃費向上方法

タンドラは燃費の良い車?それとも悪い車?

タンドラの燃費は良い?悪い?|クルーマックス/燃費向上方法

日本では極稀に見受けられるフルサイズピックアップ、タンドラ。その魅力はなんといってもその大きな車体。勿論その大きな車体を動かしているのはこれまた大きなエンジンです。

そこで気になるのはその燃費です。タンドラの公式カタログ表示では車体のサイズ、グレードに関係なくエンジン排気量別(4600㏄、5700㏄)、また駆動方式別(2WD、4WD)で表示されいます。

一番燃費の良い4600㏄、2WDでの街乗りが6.3km/L、高速使用時において8.1km/L、街乗り、高速混合使用の場合は6.8km/L、一番燃費の悪い5700㏄、4WDにおいては街乗りが5.5km/L、高速使用時7.2km/L、街乗り、高速混合使用時は6.3km/Lとなっています。

*フルサイズピックアップについて

タンドラの燃費は良い?悪い?|クルーマックス/燃費向上方法

アメリカでは歴史のあるフルサイズピックアップ。でも日本では馴染みがありません。なぜならその大きな車体は、日本の狭い街路や駐車場では一言で言うならば”邪魔”そのもの。トヨタが日本ではタンドラを公式に売っていないのもうなずけます。

フルサイズピックアップタンドラにはやはりアメリカの広大な大地が似合います。またアメリカでは男は体を使ってこそナンボという文化ですから、仕事とは別に週末はピックアップに工具やら、材木やらを積んで出かけるというのでピックアップ需要が多いのもうなずけます。

燃費については、2t近い車体に色々と重いものを積んで走るように出来ていますから、その燃費をコンパクトカーなどと比べるのは御門違いというものですので、ここではフルサイズピックアップというカテゴリーでのタンドラの燃費についてのお話になります。

タンドラのタイプ別燃費比較

クルーマックス

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クルーマックスは現行タンドラのボディータイプ(シングルキャブ、ダブルキャブ、クルーマックスの3つ)のうちの一つで、室内空間が最も大きいので、荷物を運ぶ事よりも、人を多く載せる事の方が多いという方に適したタイプです。その分荷台部分はショートのみの設定となっています。

燃費の方ですが、タンドラに対するメーカー好評の数値は定員と最大積載量の合計で統計を出しています。

エンジン4600ccの場合は2WDで街乗りが6.3km/L、高速使用時において8.1km/L、街乗り、高速混合使用の場合は6.8km/L、4WD の場合は街乗りが5.9km/L、高速使用時が7.6km/L、街乗り、高速混合使用時6.8km/Lです。5700㏄の場合もそれほどタンドラの燃費に変化はなく、それぞれマイナス0.5km/L程の差のようです。

レギュラーキャブ(シングルキャブ)

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レギュラーキャブは見ての通りシートが一列(運転席の列)のみのボディータイプの事で、主に仕事用で、荷物をガッツリ運ぶ方にお勧めです。室内空間が少ない分、大きな荷台スペース(普通より50㎝ほど長い)の設定となっており、より多くの荷物を積載出来ます。

この仕様のタンドラの燃費に関しては、エンジンは5700㏄のみの設定となっており、2WD の燃費は街乗り5.5km/L、高速使用時7.6km/L、街乗り、高速混合使用時には6.3km/Lです。

4WDの場合は街乗り5.5km/L、高速使用時で7.2km/L、街乗り、高速混合使用時の燃費は6.3km/Lとなっており、数値上はレギュラーキャブ、クルーマックス共に違いはないようです。

新型タンドラ

2014年より現在に至るまで販売されているいわいる現行、新型モデルのタンドラは前期型と比べて大きな変更点はなく、外装はグリルなどメッキ部分が増えたのと、1974と呼ばれるグレードが追加されました。

このタンドラ1974グレードはラグジュアリー志向の物で、20インチ特別仕様のホイールや特性革張りシート、特別オーディオシステム、シートヒーター、シートクーラーまた内装を木目で統一などといった高級装備を整えています。

燃費に関していうと、前期型との変更はマイナーチェンジのためほぼ無く、やはりエンジンの大きさの違い(4600㏄と5700㏄)と、駆動方式(2WDと4WD)の違いによる微々たる差のみです。

2WDと4WDの違い

そもそも2WD(2駆)と4WD(4駆)では何が違うのでしょうか?

2WDはエンジンから発生される力を2輪にのみ伝えています。タンドラの2WDの場合は後2輪にのみ駆動力を伝えています。タンドラの4WDになると後2輪への動力システムに加えて、前2輪に動力を伝えるシステムも装着されます。

タンドラの4WDは2WD、4WDの選択スイッチにより選択する事が出来ますので(パートタイム4WD)、フルタイム4WD(2WD、4WD切り替えなし)の車に比べてタンドラは、燃費効率良く使うことが出来ます。

その他モデルによりますが、通常4WDの車両の方がディファレンシャルと呼ばれる装置を余計に必要となりますので、その設置場所確保のために車高が若干高くなります。

2WDと4WDの燃費の違い

ではなぜパートタイム4WDのタンドラは数値上、2WDのタンドラより燃費が悪いのでしょう?

パートタイム4WDのタンドラを2WDにして走っていても、元々4WDシステムを持たないタンドラとは機械的な構造が違います。簡単に言うと、2WDのタンドラは前2輪を駆動するためのシステムがついていません。

前輪の抵抗が少ない分2WDの方が少ない力で車を動かす事が出来るというわけです。(タンドラをリフトで持ち上げ、4輪とも空に浮いた状態で、前2輪を手で回すとしたら、4WDのツンドラの方が2WDのタンドラより多くの力を必要とします。)

それで特にほぼ直線を定速で走る高速使用時において、4WDのタンドラはその前2輪にある抵抗の分、2WDのタンドラよりも少し余計に力を必要とし、結果、燃費に差がでてくる、というわけです。

ディーゼルエンジンの設定は?

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初期型から現行に至るまで、タンドラにはディーゼルエンジンの設定は存在しません。

エンジン低回転から大きなトルクを発生させる事が出来るディーゼルエンジン、それ故に重い荷物を載せて悪路をゆっくり走っていく車には最適のエンジンですが、舗装の行き届いているアメリカ向けのタンドラだけあって、ディーゼルエンジンの必要は今のところなさそうです。

燃費の点でもディーゼルエンジンはガソリンエンジンよりも効率が良いですので、この先トヨタがディーゼル仕様のタンドラを出してくれる事に、大きな期待がかかります。

ハイブリットの設定は?

燃費の良く環境に優しい車と言えばハイブリット車。残念ながら今のところ世間で言うハイブリットの設定もタンドラにはありません。

5700㏄の4WDモデルにはFFV(Flex Fuel Vehicles、ガソリンに替わる代替燃料E85でも使用できる)が採用される予定です。

普通ハイブリットといえば、電動モーターとガソリンエンジンのハイブリットですが、タンドラの場合ガソリンとE85燃料(エタノール85%、ガソリン15%の混合燃料)が使えるモデルがあるという意味ではハイブリット車の設定も近い将来ありえると言えます。
 
ちなみにこのE85燃料はガソリンと比べて排出する二酸化炭素の量を軽減できるようです。

初期型タンドラは?

2000年から発売され始めたタンドラ、この初期型には3400㏄の比較的小型エンジンを積んでいたモデルもあり、そのグレードのタンドラの燃費は平均8km/Lと現行モデルと比べるとその違いは大きいですが、車体も初期型タンドラはフルサイズではなく、車重ももっと軽かったため、うなずける数値です。

そのため現行タンドラは燃費が悪化した?様に見受けられますが、実際はその後のvvt-i(可変式バルブタイミング)の採用や、その他様々な最新技術の投入によって、よりパワフルで燃費の良いタンドラに進化してきたのは間違いありません。

タンドラとセコイアの燃費を比較

タンドラのバン仕様といってもいいトヨタのフルサイズバン”セコイア”。

基本的にエンジンも5700㏄のタンドラと同じ物が設定されており、駆動システムも2WDと4WDより選べるようになっています。燃費に関しても全く同じかと思いきや、メーカー表示の数値は高速走行時に特に違いがあります。タンドラ高速走行時燃費約7.6km/Lに対し、セコイアは7.2km/Lとタンドラの方が車重が重いにも関わらず燃費が良いという事になります。

その結果、街乗り時の燃費の数値は変わりのないものの、街乗り、高速複合使用時にはやはりタンドラの方が燃費が良いという数値がでています。細かい事を言えば、トランスミッションやディファレンシャルの味付けが違うなどの差がこの数値に表れて来ているといえます。

タンドラとタコマの燃費を比較

タンドラよりも一回り小さく,最大積載時1t以上軽いタコマ。燃費も随分と良いです。

現行タコマに使用されているエンジンは3500㏄の4WDの設定のみ。メーカーの燃費数値を比較してみると一目瞭然です。

タンドラ4WDの数値は小さいほうの4600㏄でも街乗り約5.9km/Lに対し、タコマは約7.6km/L。高速走行時にはタンドラ4600㏄、4WDは7.6km/Lに対し、タコマは約9.4km/Lと約1リッターにつき2kmもタコマの方が長く走れる計算になります。

タンドラの新車と中古の燃費比較

中古車の良いところは何といってもそのコストパフォーマンス。タンドラも中古で探せばもっとお買い得感があります。でも、燃費は新車と中古で違いがあるのでしょうか?

結果から言えば、燃費に違いはあるはずです。技術の進歩に伴い劣化率や摩耗率などが年々下がって来ているのは疑いない事実ですが、それが0になるのを期待するのはまだ早そうです。機械はやはり使えば使うほど消耗して行きますから、燃費もエンジンを使えば使うほど悪化していくと考えるのが一般的です。

ただその燃費悪化の割合はメンテナンスや運転の仕方、車の使い方によって大きく変わりますので、平均してどの位?というのは難しそうです。ただ最近の車は10年、10万キロも乗らずに売られていくものですので、この目安を過ぎた辺りから、燃費に関してもはっきりと違いが判る位になって来るはずです。

燃費向上方法

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世界的に経済状態は悪化していますので、少しでも生活にかかる費用を節約していきたいと誰もが願っています。

車の燃費に関しても少しでも伸ばせれば、出費を減らす事が出来ます。特にタンドラはエンジンも大きく、決して経済的な車ではありませんので、燃費を少しでも良くするためには何が出来るのかを、ここで考えてみましょう。

運転の仕方

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燃費を良くするために出来る事の一つとして、運転の仕方を見直す事が出来ます。

まずガソリンが一番消費するのはエンジンをかける時です。ですからほんの数分であれば、エンジンをかけたままにするというのも一つの手です。まあエコロジーな観点からすると反対されるかもしれませんが。

さらに、発進時は2番目にガソリンを大きく消費するポイントです。ですので、なるだけ止まらずに済むような運転ルートを選ぶというのも燃費改善につながります。また発進時に急発進を避けることでも燃費は改善されます。

 ブレーキを踏む回数を減らすような運転も燃費改善につながります。例えば前の車との車間距離を普段よりも広げたり、スピードを普段よりも制限したりするならブレーキを使う回数を少なくする事が出来ます。

個人設定の車にする

運転の仕方、また普段使う用途は人それぞれです。そこで自分の用途、運転にあった車に仕上げるなら、燃費も改善されます。

例えばスパークプラグやマフラーは低回転用、高回転用と多種多様です。メーカーはそれぞれの車種の乗り手の一番平均的な所を狙って作っていますので、あなたの乗り方に必ずしも合っていないことがあります。

少し専門的な知識が必要になりますが、自分はどの位のエンジン回転数の所を一番よく使うか?によって、その回転域にあったセッティングをスパークプラグやマフラーの交換によって調整出来ます。

つまりエンジンの一番得意な部分(少ない燃料でパワーの出てる部分)を自分の用途に合わせる事で、燃費を改善出来るのです。

タンドラを乗るにあたり

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さて今回はタンドラと燃費について考えてきました。

大きな迫力のある車体とそれに見合った大きなエンジンを搭載するフルサイズピックアップ。タンドラはこのカテゴリーに属している時点で、やはり維持していくのにも普通以上のお金がかかることは言うまでもありません。

燃費に関して言えば、コンパクトカーの3分の1ほどしか走りません。しかしながら、その大きな荷物も積める便利さやロングドライブ時の快適さの点ではやはりコンパクトカーとは比べ物になりません。そうですどんな車にもその良い点、悪い点があるもので、オールラウンダーな車などないのです。

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