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エッセの燃費は良い?悪い?燃費向上方法や燃費悪化の対処法

更新日:2024年07月28日

ダイハツ・エッセについて取り上げた記事です。ミライースが後継車ということになっていますが、この前にはエッセという車がいました。燃費のことを中心に書いていますので、現在のミライースの燃費と比較しながら読み進めていただけたらと思います。

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エッセという車について

エッセは2005年にダイハツより発売された台形を基調としたボディを持つ軽セダン車です。同メーカーのミラをベースにした後がハッチバック型の5ドア式で車内のメーターは運転席側についているのではなく、センターについている車です。2011年9月を最後にエッセは製造中止されましたが、エッセより燃費がさらに良くなり今ものあるミライースが実質の後継車種として作られています。

今回は、エッセという車の特徴を燃費の面を中心に書いていきます。後継車種であるミライースとどう違うのか想像しながら読んでいただけるとより面白く感じられるのではないでしょうか。あなた自身で想像し、比較しながら読み進めて頂きたいと思います。

エッセの燃費は良いのか悪いのか

早速エッセの燃費についてのお話を進めて行きます。中古車情報誌では、1ℓあたり19.4~26km走ると記載されています。これは、数字だけを単純に見ると「燃費が良い」と判断されるのではないかと思います。しかし、この数値はある一定の条件の下で出された数値ですので、鵜呑みにすることができないところがありますので、燃費を見る場合は、1ℓあたり19.4kmという認識をしておきましょう。

エッセの燃費測定方法は「10・15モード」という測定方法です。これについては、下で詳しく述べますのでここでは割愛させていただきますが、この車が発売された当時は、現在のような空前のエコカーブームではありませんでしたので、19.4km/ℓというのは、単純に燃費が良いという判断で間違いはないのではないでしょうか。

10・15モードとは何か?

これは、2011年3月まで使われていた燃費測定方法です。「10」は都心部の走行10パターンで「15」は郊外での走行15パターンということを想定して行っていたものです。例えば10モードの場合、「20秒間のアイドリング」「7秒で20km/hまで加速」などの項目が10個あり、15モードの場合は、「12秒間50km/hをキープして走行」「30秒で70km/hから停止」など15項目でテストを行います。

1台につき、10モードで3回、15モードで1回測定した結果を算出し、この間に車から出されるHC、CO、CO2の排出量を測定し、決められた計算方法により燃費を算出していました。2011年から4月から「JC08モード」という測定方法に変わりましたので、「10・15モード」というものは使われておりません。

燃費がいい車でエッセの順位は?

軽自動車全車種の燃費(10・15モード)をみていくとエッセは何位あたりなのかをみていきます。エッセは1ℓあたり19.4~26kmという数値でした。では、最大の数値で比較していますので、順位と最大の数値を書いていきます。

1位 ダイハツミライース・スズキアルト・トヨタピクシスエポック 32km/h
4位 ダイハツミラ 30.5km/h
5位 スズキMRワゴン・マツダキャロル・ダイハツムーヴ 30km/h
9位 ダイハツミラココア・ダイハツムーヴコンテ・トヨタピクシススペース 27.5km/h
12位 ダイハツタント・タントエグゼ・スバルルクラ・日産モコ 27km/h
16位 ダイハツエッセ・スズキツイン 26km/h

1位から順にあげていきましたが、エッセは燃費では、16位あたりということになります。また、ダイハツ車のみで見るとだいたい8位あたりではないでしょうか。

エッセカスタムの燃費はどのくらい?

エッセカスタムの燃費を見る前に、エッセとエッセカスタムの違いを書いていきます。内外装が違うのですが、エッセカスタムにはエアロとフォグランプがつき、内装はヘッドレストなどの違いがありますが、足回りやエンジンが違うというわけではありません。

燃費はどうなのかというと、MT車とAT車で違いがありますが、5MT車(FF)では1ℓあたり24.5km、4AT(4WD)では、1ℓあたり19.4kmとなっていますので、駆動方式やミッションの違いがあるとしても、ノーマルのエッセと大きな差がないと言えるのではないでしょうか。車を選ぶ基準は、その人によって違います。

燃費を重要視する方がいれば、外観を重要視する場合もあると思いますので、燃費に差がないということであれば、好みで選ぶことができると思います。

エッセの燃費が悪い際の対処法

エッセに限らず、車は年数が経つと燃費も落ちてきます。しかし、燃費が良い車に乗りたいということは誰もが思うことではないでしょうか。燃費が落ちてきた時のやり方をいくつか挙げていきます。大切なことは、車のメンテナンスです。定期的にエンジンオイルとミッションオイル(ATF・CVTF)を交換しましょう。オイルは初めはきれいなので問題ないのですが、使い続けるとオイルが汚れます。

機能を維持するには定期的なオイル交換が必要だといえます。タイヤは溝の深さと空気圧をチェックしましょう。特に空気圧は、自然と抜けていくものです。抜けたままにすると走りが重くなります。重くなるとその分燃料を使うことになります。気にしない方もいるかもしれませんが、空気圧は燃費に大きく関わっているのです。基本的なことを挙げましたが、以上のことを行うだけで、燃費が大きく改善されることがありますので、車を労わってあげましょう。

エッセの燃費向上法

エッセの燃費を良くする場合、基本的なチェックから始めていくべきではないかと思います。まずは、「車に無駄に荷物を積みすぎていないか」ということです。エッセは重量が800Kgにも満たないような小さく軽い車です。軽い車に余計な重さを加えてしまうとその分パワーが必要になりますので、燃料を使ってしまいます。必要のない荷物はエッセに積まないようにしましょう。

次に「エアコン」です。夏になると気温が上昇しますので、エアコンを使うと思いますが、使わないと大変なことになりますので、ほどほどに使うことが大切です。エアコンを使うと走行中や止まっているときでも車にパワーが必要となってしまいますので、その分燃料が減ってしまいます。簡単に燃費を上げたい場合は、何事も「ほどほどに」ということが大切です。

エッセで高速道路を走行する際の燃費

エッセが高速道路を走るときの燃費はどのくらいなのかをみていきますが、走行時の天気やスピード、風の強さなどにより燃費は多少変わると思われますので、少し軽い気持ちでみていただけると幸いです。AT車の場合は、1ℓあたり19km走り、MT車では1ℓあたり24~25km走ることがわかっています。

走行速度は80~100km/hですので、同じような速度を長い時間キープできれば、燃費が良いということになるのではないでしょうか。速度を120kmにあげるとエンジン回転数も上がりますので、エッセに負担がかかります。その場合は、燃費が落ちますので注意した方が良さそうです。

エッセの燃費口コミ紹介

エッセの燃費についての口コミをご紹介します。使っている方の意見は良い意味でも悪い意味でも最大の情報です。下記に記載していますので、ぜひ参考にして下さい。

【燃費】代車のエッセは4ATで 15km/L位。Lレンジや3レンジ中心にけっこうエンジン回し走る方なのでおとなしく運転すればもう少し良いかも。
しかし購入したのは3AT車で、片道25キロの通勤を平均14.5Km/L(エアコン作動せず)東北自動車道宇都宮から下りで23Km/L達成したのが最高記録。

【燃費】 郊外の通勤、週末の買い物主体で、春と秋(エアコン不使用時)22-23km/L位、夏場エアコン使用時で19km/L位、冬場で20-21km/L位というところ。最高では倉敷→横浜まで無給油で走り、25km/Lを記録。

【燃費】3ATの割には意外に燃費がいい。17~16キロ/ リッター。

出典: http://review.kakaku.com/review/70100810561/ | http://review.kakaku.com/review/70100810561/

エッセの良いところ

エッセの良いところは、比較的燃費が良いということだけではなく、車の重量が軽いので、コーナリングに苦労しないということと、価格がお手頃という部分が良いのではないでしょうか。また、改造など手の施しやすい車ですので、遊ぶために購入したいということもあるかもしれません。

すでに生産を終了していますので、新車で出てくることはありませんが、中古車市場ではまだまだあります。試乗できるところがもしかするとあるかもしれません。1度エッセという車を触れてみてほしいと思います。

初回公開日:2017年08月09日

記載されている内容は2017年08月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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