軽自動車の維持費はいくらかかる?│維持費比較/計算方法/維持費が安い軽自動車
更新日:2024年07月29日
- 軽自動車の維持費はいくらかかる?
- 税金のお話
- 「自動車税」と「軽自動車税」の比較
- 軽自動車の維持費を比較
- 自動車にかかる維持費
- 軽自動車の維持費の計算方法
- 維持費が安い軽自動車は?
- 任意保険の見直し
- ETCカードで高速代を安くする
- ハイブリッド軽自動車の維持費
- マイルドハイブリッド軽自動車の仕組み
- ストロング方式とマイルド方式の違い
- ハイブリッド軽自動車の燃費
- 燃費の違い
- 驚きの低燃費
- 上質で広い室内が魅力のデイズ
- オシャレな軽自動車
- 自転車が楽々の軽自動車
- 街乗りでも悪路でも
- 軽ハイトワゴンのパイオニア
- 広々空間と使い勝手の良さが魅力
- 乗用車感覚で運転できる軽自動車
- 広々視界で運転性抜群
- 軽自動車と普通自動車の維持費はそんなに変わらない?
- 車の維持費
- 中古の軽自動車の維持費
- 軽自動車を有効活用しましょう
軽自動車の維持費はいくらかかる?
ここでは車にかかる維持費が安い軽自動車についてお話します。普通車と比較して燃費も良く、また自動車税が安いことからなのが軽自動車です。その軽自動車は税金以外にも月々の維持費が安く抑えられることもあって、街中でも多く見かけます。また、コンパクトサイズながら、ゆったり乗れることや、細い道でも楽々と走れる操縦性の良さから若者、年配者、運転が不慣れな人まで多くの人に指示されています。また、普通車並みの衝突防止機能や誤発進などが防げる機能なども充実しているのもの訳です。
そんなの軽自動車の税金や維持費などについてお話していきます。軽自動車の税金はいくら、普通車とどれほど違うか、また一般的な燃費の計算方法、月々かかる維持費、年間を通した維持費など盛りだくさんの内容の情報をお届けしていきます。
税金のお話
まずは、軽自動車と普通自動車の税金の違いについてお話します。軽自動車と普通自動車(自家用自動車)にかかる税金の違いは「自動車税か軽自動車税か」という事で納める管轄が違います。普通車(自動車税)の場合は都道府県税となります。一方、軽自動車の場合は市町村税となりますので納める場所が違ってきます。軽自動車は税金が安いと聞く事がありますが、実際はどうでしょうか。
まず、普通車と軽自動車共に、言える事ですが車を購入した時には自動車取得税、自動車重量税がかかり、車検の時には自動車重量税がかかります。次項ではまず「自動車税」と「軽自動車税」、そして「自動車取得税」を比較してみます。軽自動車は自動車重量税が普通車と比較して大変安いことから車にかかる維持費も安く済むといった意見がありますが、真実はどうでしょうか。
「自動車税」と「軽自動車税」の比較
軽自動車の場合は同じ車種でも5ナンバー車(自家用)と4ナンバー車(商用・バン)により違ってきます。まず、軽自動車の重量税ですが、6600円に対して普通車の1トン以下で16400円、1トンから1.5トン以下で24600円、1.5トンから2トン以下で32800円になります。このように、重量税だけでも違いの大きさが分かります。次に自動車税について軽自動車と普通車と比較してみます。軽自動車の10800円に対して普通車の1リットル以下29500円、1リットル超~1.5リットル以下34500円、1.5リットル超~2リットル以下で39500円となり軽自動車の方が安いことが分かります。
次に、車の取得した時にかかる「自動車取得税」を軽自動車と普通車と比較して見ますと軽自動車の自動車取得税は取得価額の2%に対して普通自動車は3%と低くなっていることが分かります。
軽自動車と普通車の車検
軽自動車と普通車を車検の費用で比較して見ます。車検には法的に納めなければならない自賠責保険があります。その自賠責保険は軽自動車で25070円に対した普通車は25830円とほとんど変わりがないことが分かります。軽自動車と普通車を車検の費用は自動車重量税の違いだけだと分かります。
軽自動車の維持費を比較
ここまでは、軽自動車と普通車の自動車税、自動車重量税、自動車取得税のことと車検費用についてお話してきました。ここからは軽自動車の維持費のことについて触れていきます。車は欲しいけど、維持費がかかるので、購入をあきらめている人もいると思います。そこでいったい月にどれほどの維持費がかかるのか、また普通車と比較して軽自動車の維持費は安いのかなどを見ていきます。
自動車にかかる維持費
まず、軽自動車に限らず、自動車を持つとどんな維持費が必要なのか見ていきます。他項でお話した自動車を持っている人が毎年4月ごろに必ず納めなければならない自動車税です。車検時に支払う税金の自動車重量税、車検時に必ず払う法的な自賠責保険料、義務ではないが、自損事故や人身事故などを起こした祭に備えておきたいほぼ必須の自動車保険料、車検時にかかる検査・登録・整備費用の車検代、自分が使う頻度や車の持つ燃費性能により出費金額が変わるガソリン代、車を取得するため必ず必要となる車の駐車場代、走行により劣化したタイヤや定期的な補充や交換が必要なオイルなどの消耗費が主な維持費になります。
月々
前項で自動車にかかる維持費のお話をしましたが、ここでは、月にいくら程の出費になるを具体的に見ていきます。走行距離や使う頻度にもよりますが、燃費の良い軽自動車は普通車と比較するとあきらかにガソリン代は節約できます。では軽自動車のガソリン代は普通車と比較していくら節約できるのかと言いますと、仮に走行距離(年間1万キロ)でガソリン代はリッター120円で燃費は軽自動車がリッターあたり20km、普通車をリッターあたり15kmと想定して計算してみると、軽自動車が月々60000円となり普通車が80000円となり2万円もの差が出ます。ガソリン代だけでもこれほどの差がでて、しかも、税金も安い軽自動車税はと言えます。
年間
前項ではガソリン代から見た軽自動車と普通車を比較して見ましたが、ここでは、ガソリン代以外の法的な自賠責保険料や任意の自動車保険料に自動車重量税、自動車税、駐車場代など年間にかかる維持費を通して比較した場合について触れます。まずは軽自動車の自動車税10800円、普通車34500円、自動車重量税は軽自動車の7500円に対して普通車22500円となります。駐車場代は軽自動車でも普通車でも同じ12000円程、消耗品のタイヤやオイルも軽自動車の方が5500円程に対して普通車が12000円程となります。
また、自賠責保険料は軽自動車25070円に対して普通車の25830円とそれほどの差はありません。以上のように見てみると年間の出費はガソリン代ほどの差は出ませんが、軽自動車の方が8000円程安いことが分かります。
軽自動車の維持費の計算方法
前項で説明した維持費の差は自動車税、自動車重量税、自賠責保険は確かな数字ですが、ガソリン代や駐車場代は正確な数字ではありません。また、計算も概算となっています。ここでは軽自動車の維持費の計算方法について詳しく見てきます。軽自動車を含めた車には自動車税、重量税、自賠責保険、ガソリン代、任意保険、車検代、駐車場代がかかるといった話は他項でしたことと変わりはありません。維持費計算に必要な項目と言えます。
正式に計算したければ、車種、重量、購入費用、年間走行距離、ガソリン代、燃費、任意保険料金、駐車場代、車検費用などの項目を入力するだけで維持費がシミュレーションできるサイトなどを参考にすることをします。
維持費が安い軽自動車は?
軽自動車をはじめ、車を持っていることは税金以外にも様々な維持費がかかることが分かったと思います。また、燃費の良い軽自動車の方がガソリン代が安くあがることも理解できたと思います。ガソリン代の安さに加えて、税金関係や、自賠責保険・任意保険などの保険関係、さらに、車検の費用も安いことから軽自動車の維持費は普通車の維持費に比べて安いと言えます。ここからは軽自動車の維持費をさらに安くする方法について触れて見ます。
軽自動車の維持費を安くする方法
軽自動車にかかる維持費の中で、自賠責保険料、や軽自動車税・重量税などの一定的に決まっている金額の節約は無理ですが、任意の自動車保険やガソリン代、車検代、高速代など工夫と努力次第では安くすることができます。次項から項目毎に詳しく維持費を安くする方法についてお話します。
任意保険の見直し
ここでは任意保険の見直しによる維持費の低減についてお話します。年間3万円から5万円程かかる任意保険は軽自動車の維持費の中でかなり高い割合を占めています。その保険料も格安のネット保険にすることや、走行距離に応じて保険料が変わる保険会社などにすれば、かなり安く抑えることができます。安くてもサービスや保証内容などそれほど変わりません。一括見積などで同じ保証内容でも安い保険会社が選択できますので是非、活用して少しでも安い保険会社に入って維持費の低減に努めてください。
ガソリン代を安くするには
維持費の中でもかなり高い割合を示すガソリン代はカードで入れると割引があるスタンドやセルフサービスのスタンドを使用すればかなり違ってきます。普通にガソリンを入れるよりも毎回お得に給油ができます。結果的にガソリン代の節約となって、車にかかる維持費の低減につながります。
ETCカードで高速代を安くする
軽自動車はもともと普通車よりも高速代が安く設定されていますが、ETCカードを使えば、ETC割引が適用されて高速代をさらに安くすることが可能です。ETCカードの割引には事前にETCマイレージサービスへの登録が必要の平日朝夕割引、通常より30%割引がされる休日割引、毎日0時から4時までの深夜割引などのお得な割引がいっぱいあります。ETCカードを使用することで、車にかかる維持費の低減に大きな影響力を持ちます。
車検代の節約
ここでは車検にかかる費用を安くおさえて維持費を安くすることについて触れます。新車購入時は初回3年後ですが、2年毎にやってくる車検の費用も安くできます。自賠責保険、重量税など一定の金額はどこに出しても変わりませんが、比較的高い工賃が発生するディーラーなどには出さないで早期契約割引がきくガソリンスタンドや自分が立ち会うユーザー車検などで行なえばかなりの金額が軽減できます。また、保険と同様に一括見積で一番安いところを選択することをします。
ハイブリッド軽自動車の維持費
安い税金や燃費の良さ、さらにコンパクトで運転のしやすさなどの理由から軽自動車を購入する人たちが増えています。さらに、走行時には必ずエンジンが稼働するパラレル方式とエンジンを停止させたままモーターの出力のみで走行することができるスプリット方式の2つの方式を持つスズキのソリオやイグニスなどの普通車に搭載されていたマイルドハイブリッド方式は実は、ワゴンRといった軽自動車にも使われています。ここではそのハイブリッド軽自動車の維持費のことについて触れていきます。ただ、その前にマイルドハイブリッド軽自動車の仕組みなどについて説明してから維持費ことについてお話します。
マイルドハイブリッド軽自動車の仕組み
普通のクルマには動力を生み出す部品は エンジンですが、ハイブリッド車にはエンジンに加えてモーターも付いています。エンジンを動かすためにはガソリンが必要になってきます。一方、モーターの場合は電力が必要になってきます。車はオルタネーターという発電機が動いて発電されます。 ガソリンを消費して発電する 発電機のオルタネーターは普通のクルマにも、ハイブリッド車にも、軽自動車にも装備されている部品です。このように見てみると、ガソリンの消費だけで走るクルマよりガソリンと電力消費で走るクルマでは燃費の違いがでてくることが分かります。このようにハイブリッド車は車にかかる維持費の低減に大きな関わりがあることが分かります。
モーターは大きな動力
モーター自体が大きな動力です。エンジン側は発電が発生するれば役目を果たせるので高い回転でエンジンを回す必要がなく、当然、ガソリンの消費も少なくなり、また、発進時の音の低減もできます。モーター自体でクルマを動かすだけの力があることが理解できたと思いますが、そんな 大きな動力を発生させるモーターを長く動かすためには当然大きな電力が必要です。その大きな電力を維持するためには大容量のバッテリーが必要になります。
ストロング方式とマイルド方式の違い
ハイブリッドには、ストロング方式とマイルド方式があります。ここではその2つの方式についてお話します。車の走行条件に応じて、エンジンと電動モーターの最も効率のよい出力配分で走行する構造がストロング方式です。トヨタのプリウスやエスティマなどのハイブリッド車にこのシステムが採用されています。
一方、マイルド方式はエンジンが主な動力源、そして停止時と発進時のみに電動モーターを利用するシステムです。ある程度の燃費の節約になりますが、ストロング方式と比較したら燃費向上の期待は薄れます。トヨタのクラウンがこのシステムを使用しています。また、ホンダのハイブリッド車もこのシステムが採用されています。 ストロング方式の方がガソリン代が安くなって、結果、維持費が低減できます。
ハイブリッド軽自動車の燃費
ハイブリッドには、ストロング方式とマイルド方式があることが分かりました。また、2つの違いも理解できたと思います。ここでは維持費としても気になるハイブリッド軽自動車の燃費について見ていきます。エンジンと電動モーターの最も効率のよい出力配分で走行する構造のストロング方式の方が燃費が良いということは分かります。
燃費の違い
ハイブリッド軽自動車と軽自動車の維持費を比較して見ると、自動車税、自動車取得税、重量税などの税関係や、自賠責保険、任意保険などの保険関係に車検整備費、オイル、タイヤ交換などの消費品料金などの維持費には大差はなく、燃費のいいハイブリッド軽自動車の方がガソリンの消費が少なく、結果、ガソリン代を安く抑えられるのが違うだけです。使用頻度が高い人ほどハイブリッド軽自動車を購入した方が得と言えます。また車にかかる維持費から考えてもハイブリッド軽自動車の方が得と言えます。
軽自動車
ここからが軽自動をいくつか紹介します。
驚きの低燃費
軽自動車の長い歴史を持つ「スズキアルト」。シンプルながら、実際走行している時に、燃費の良い走行をしているかをメーターについている照明(ランプ)で分かるようになっています。そして37.0km/ℓ(JC08モード)と驚きの燃費の良さ、コンパクトながら乗り心地の良さが際立つ軽自動車です。
上質で広い室内が魅力のデイズ
上質で広い室内が魅力のデイズです。コンパクながら、居住性抜群です。後部席もゆったりとくつろげます。緊急自動ブレーキが装備されています。バックや縦列駐車に最適なアラウンドビューモニターを搭載しています。座り心地が良く広い居住空間が魅力の軽自動車です。
オシャレな軽自動車
オシャレな軽自動車として女性にの「ダイハツムーヴキャンバス」です。内外装のオシャレさと両側スライドドア、車内の空気を綺麗にしてくれる「スーパークリーンエアフィルター」が魅力の軽自動車です。
自転車が楽々の軽自動車
どこまでも走って行きたくなる心地よさがある「スズキ スペーシア」です。32.0km/ℓ(JC08モード)の驚きの低燃費、自動ブレーキシステム、歩行者探知機能、車線逸脱警告など優れた機能が充実しています。後席のゆったりと快適に自転車が楽々と積み込めるのがうれしい軽自動車です。
街乗りでも悪路でも
使い勝手が抜群の「スズキハスラー」です。悪路も楽々と進む4WDを搭載しています。また、長い下り坂でも簡単走行ができるシステム「ヒルディセントコントロール」が搭載されています。静かな発進も魅力です。「デュアルカメラブレーキサポート」など安全面でも軽自動車です。
軽ハイトワゴンのパイオニア
ミラクルオープンドアでセンターピラーが無いのが最大の特徴の「「ダイハツタント」です。チャイルドシートも楽々と乗せることもできるほど開口幅が広い便利なドアです。レーザーレーダーとカメラによる自動ブレーキシステムを搭載の安全性能も充実しています。シートアレンジの拡大による自由自在な空間が確保できます。オシャレなコントロールパネルが魅力の軽自動車です。
広々空間と使い勝手の良さが魅力
高級感がありながらリラックスできる内装デザインが決まっている「「ホンダN-BOX(ボックス)」です。広々空間と使い勝手の良さが魅力です。また、女性など力の弱い人でも楽々に荷物が積み降ろせる低い荷室の床になっています。「ピタ駐ミラー」の装備で駐車や安全確認がしやすくなっています。また、前後席の配置転換ができるので乗員同士が会話を楽しめます。さらに、運転席後ろに設置したチャイルドシートの子供との距離が調整できるなど子育ての人には軽自動車です。
乗用車感覚で運転できる軽自動車
操作性、居住性、収納性に優れている、オールマイティな「「ホンダN-WGN(ワゴン)」です。座席の足元や頭上が広さの快適な居住空間です。ワイドなトイレが設置されているので、長いものでも楽々と収納できます。衝突支援機能の搭載により安全面もサーポトしてくれます。また、後席のシートスライド機構による使うシーンにより色々とアレンジができます。紫外線と赤外線をカットしてくれる「360° スーパーUV、IRカットパッケージ」の装備は女性に大変です。
広々視界で運転性抜群
個性的なスタイルを持つ「日産デイズルークス」です。シックでまとめたコントロールパネルと視界の広さで運転のしやすさを実現しています。また、「緊急自動ブレーキ」、「エマージェンシーブレーキ」と「踏み間違い防止アシスト」が搭載されている安全性に優れています。リアシーリングファンによる快適空間になります。また、花粉や肌や髪に優しいナノイー機能が搭載の魅力のある軽自動車です。
軽自動車と普通自動車の維持費はそんなに変わらない?
新車の購入の祭に時々耳にする言葉があります。それは「軽自動車と普通車、維持費はそんなに変わらないです。」と言う会話です。軽自動車より比較的値段が高い、普通車を買わせるための販売店の担当者作戦でしょうか。自動車税、自動車重量税、自賠責保険、車検、燃費など、全てにおいて安くなると思っていましたが違うのでしょうか。確かに燃費に関しては軽自動車並みの燃費のいいハイブリッド車などもありますから一概に軽自動車の方が維持費が安いとは言えないのかもしれません。
そこで、実際はどうなのか、調べてみましたので、そのことに付いて触れて見ます。
車の維持費
他項でもお話したので、復習になりますが、車の維持費には毎年4月に納付書が送られてくる自動車税(軽は軽自動車税)の税金、自賠責保険、自動車重量税、印紙代、検査費用などが必要になる車検代、自損や加害、また被害などの事故が起きた時、また、起こしてしまった時に相手の車の修理代や怪我など治療にかかる病院代などを保障してくれる任意保険、軽自動車でも普通車でも金額に差なく、また一軒家であれば必要のない駐車場代、持っている車の燃費性能と使う頻度より変わるガソリン代、定期的に交換や補充が必要になるバッテリーやエンジンオイルなどの消耗品代などが車の維持費になります。
自動車税または軽自動車税などの税金関係
自動車税または軽自動車税で比較して見ます、軽自動車が10800円、普通車(1500CC)34500円となり大きな差があることが分かります。また、軽自動車の重量税6600円に対して、普通車の24600円と当然ながら軽自動車の方が安いことになります。
自賠責保険
自賠責保険で見ますと軽自動車が25070円に対して普通車は25830円と自賠責保険に関しましてはほとんど差がないことが分かります。
車検検査費用
車検検査費用には自賠責保険、自動車重量税、印紙代、検査費用が含まれます。税金では断然軽自動車の方が得です。実際の車検の時の法定点検料や車検整備基本料は軽自動車でも普通車でもそれほど差はありません。
メンテナンス費用
一般的なバッテリーやオイルなどの消耗品も容量の大きさや使う量の違いはありますが、それほど大きな差は見られません。
その他維持費
任意保険の比較に関しましたは基本的には普通車のほうが高くなることが多いです。しかし、車の車種や該当する運転者の年齢や条件によって変わってきますのでここでは比較していません。そして車の維持費の中で重要なのが、ガソリン代です。当然ながら、燃費がいい軽自動車の方がガソリンの消費が抑えられて、出費も少なくなります。また、軽自動車は高速道路や有料道路の料金も安くなります。このように見ていくと、税金の安さの違いは際立ちますが、その他の維持費については普通車とそれほど大差はないことが分かります。
中古の軽自動車の維持費
中古の軽自動車の維持費について少し触れます。中古であれ新車であれ車にかかる維持費はそれほど変わりませんが、ただ、中古でも製造から年数が経ってくると重量税が大きく変わってきますのでそのことは頭に入れて中古車を選ぶようにしましょう。例えば、初年度登録より13年過ぎると大幅に重量税があがります。また、中古ですと新車よりも燃費性能が悪くなる車種もありますので、よく考えて購入しないと高い維持費がかかることになります。また、中古は部品劣化などにより交換する部品が多くなり、結果的に新車よりも維持費がかかることになります。
軽自動車を有効活用しましょう
軽自動車と普通車のガソリン代や自動車税、自動車重量税、自賠責保険、車検代などの維持費についてお話をしてきましたが、いかがだったでしょうか。軽自動車は燃費がよくガソリンの消費が少ないのでトータル的には維持費が安いということが分かりました。また、エンジンと電力モーターを持っているハイブリッド車の仕組みも理解できたと思います。軽自動車にも普通車にもそれぞれにメリットとデメリットがあります。使う頻度や環境などをよく考えて軽自動車を有効に活用しましょう。
初回公開日:2017年08月17日
記載されている内容は2017年08月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。