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ベンツの維持費は高い?|年間維持費/クラス別比較/中古の場合

更新日:2024年08月16日

ベンツは、カッコイイ!ですよね。しかし一般庶民からしてみれば、買えるかどうか、そもそも維持費はどのくらいかかるかを想像して二の足を踏む方もいらっしゃるでしょう。では、実際にベンツの維持費は高いのでしょうか?こちらではベンツの維持費についてご紹介します!

ベンツの維持費は高い?|年間維持費/クラス別比較/中古の場合

メルセデスベンツの維持費は高い?安い?

メルセデスベンツといえば、高そうと思う代表的な高級車ではないでしょうか。1度は乗ってみたい車として、所有してみたい車として人気があります。高級車ですから庶民に手が届かない値段の車種もありますが、中にはCクラスのように頑張れば買えるクラスのものもあります。でも、維持費は?気になるのはそこでしょう。こちらの記事では、メルセデスベンツの維持費についてご紹介します。

外国車だからメンテナンスに余計な費用がかかる?

国産車との維持費の違いは気になるところでしょう。ですが、ベンツを含むほとんどの外国車につきましては、そのメンテナンスに特別国産車と変わるようなものはありません。国産車との違いとしてはむしろ、ドイツ車がエンジンオイルの頻繁な交換を推奨していないところがあります。

国産車では3,000kmも走ればそろそろ交換をと言われることが多いのですが、ドイツ車であるベンツの場合には数万kmごと、あるいは車検ごとに交換することになります。ただ、さすがベンツと言うべきでしょうか、いざエンジンオイルを交換するとなりますと、専用のオイルとディーラーの工賃がかかることになります。こちらのディーラーの工賃の方が高くつくことでしょう。

ベンツは税金が高い?

こちらも実は違います。車を所持していると1年に1回、自動車税を支払うことになります。この自動車税は、排気量によって税額が決まってきます。ベンツだから特別高いということではありません。外国車は大排気量だから高いのでは?と思われる方もいらっしゃるでしょう。

かつては確かにそういうイメージがあったようですが、最近では国産車でもベンツの排気量と同じクラスのものが出ています。ベンツだから特別税金が高い、ということはなさそうです。ただ、排気量の大きいものは高いとは言えます。

ベンツの燃費は?

ベンツや外国車にはつきもののイメージとして、燃費が悪いというものもあります。しかし、実際にはベンツの燃費は国産車と同じかあるいはもっと良い場合もあります。昔は確かに排気量が大きくハイオクということで燃費の悪いイメージはありましたが、昨今では環境への配慮を重視するようになり(ベンツの生産国ドイツは環境先進国とも呼ばれることがあります)、そのイメージは一新されつつあります。

では保険料が高いのでは?

はい、高いです。しかし、ここで誤解してはいけないのはベンツだから高いという訳ではないということです。盗難率の高さや車体が破損したときの修理代なども車両保険の価格に影響してきますが、そちらは国産車とさほど変わるものではありません。

しかしベンツの場合には車体価格が高くなりがちなため、高額な車両保険になってしまう場合があります。しかしこれは、国産車でも人気の高い車種や高級車でも同じようなことが言えるため、やはりベンツだから特別高いという訳でもないでしょう。

ベンツの維持費を大幅に下げるメルセデス・ケア

メルセデスベンツには維持費を抑えるためのメンテナンスプログラムが用意されています。「メルセデス・ケア」では新車購入から3年間、初回車検時の点検工賃や定期交換部品、消耗品などの交換を無料で行うことが可能になっています。こちらは2017年4月の登録車両よりサービスが拡充されています。

また4年以降も維持費を抑えたい場合には、初回車検実施前までに「メンテナンス プラス」というプログラムに加入することもできます。

メルセデス・ケア終了後も、新車登録後36ヶ月~59ヶ月 ※1の期間、メンテナンスサービスを受けられます。メルセデス・ケアにご加入されているお車の【法定点検+メーカー指定の点検項目(上限2回 ※2)】と【定期交換部品・消耗部品の交換または補充 ※3】を、新車登録後36ヶ月~59ヶ月※1の期間、継続して行うサービスです。

出典: https://www.mercedes-benz.co.jp/content/japan/mpc/mpc_jap... |

初回車検を終えてしまったという場合でも「メンテナンス プラス ライト」というプログラムがあります。こちらの特徴は、中古車でも加入できるという点でしょう。

メンテナンスプラスライトの特長
1.メルセデス・ケア終了時点から何回でも続けてサービスを受けられます。
2.単体でサービスを受けられるよりも、割安なメンテナンスパックで安心・快適なカーライフをお楽しみ頂けます。
3.新車登録後からいつでも加入でき、初回車検実施後いつでもご利用頂けます。更に走行距離に上限はありません。
4.新車ご購入の方はもちろん、サーティファイドカーや中古車をご購入された方も加入できます。
5.MB 1年点検/MB 2年点検が各1回無料で受けられます。

出典: https://www.mercedes-benz.co.jp/content/japan/mpc/mpc_jap... |

年間

ガソリン代や駐車場代などは個人の条件によって変わってきますので省きます。絶対に支払わないといけないのが税金と任意保険料でしょう。ベンツのクラスや保険の内容によって価格も変わってきますので一概には言えませんが、手の届きやすいクラスですと15万円以下ですむ場合が多くなっています。こちらはメンテナンスプログラムを利用していると仮定しての金額です。

「メンテナンスプラス」などのプログラムに加入していない場合には、それぞれ車検費用やメンテナンス料金がかかるためCクラスでもさらに15万円位は余分にかかることが多くなってきますのでご注意ください。

月額

やはり月々の維持に必要と言えば、メンテナンス(洗車代やタイヤ代など)や燃料、保険代、ローンを組まれた方は月々のローン代金と他の車と変わらない内容がベンツも同じです。特にベンツだからと特殊な物は必要がありません。高級感あふれる車ですから何もメンテナンスしなければそれなりのベンツになります。カッコよく乗るにはやはりそれなりのメンテナンスをして維持しなくてはいけません。

クラス別ベンツの維持費比較

メルセデス ベンツファンの方ならご存知ですが、ベンツには各クラスがあることをご存じですか?とても高価でお金持ちしか手が出ないようなものから、頑張れば庶民でも手が届きそうなクラスまであります。ご注意いただきたい点としまして、こちらで紹介しましたケースは1例としてお考えください。

ベンツの種類や取得状況、ディーラーを利用するのかどうかや保険料につきましては一般的な例で計算しています。必ずしもこの金額がかかる訳でもなく、これ以上にかかる場合もあります。

Aクラス

ベンツの中でもAクラスはリーズナブルだと言われています。ベンツの生産国であるドイツではファミリーカーの位置づけでもあり、そこまで高額ではありません。それでも維持費としては、自動車税・重量税で約5万円、自賠責保険と任意保険料金で8万円近くと計算しますと最低でも13万円くらいはかかることが多いです。

メルセデス・ケアなどで消耗品などの部品代金がかからないとしても、ここからさらに車検の費用がかかります。ガソリン代や駐車場代などは含んでおりませんのでご注意ください。

Bクラス

ベンツでもコンパクトでファミリー向けの要素が強いです。ベンツのBクラスで自動車税・重量税含めて約5万円弱、自賠責保険と任意保険で約8万円となり、年間最低でも13万円以上の費用からとなります。車検代には幅があり、5万円~10万円かかることになりそうです。

Cクラス

流線形が魅力的なベンツのCクラスです。セダンタイプやステーションワゴンのタイプもあり、後部デザインがそれぞれに違っています。こちらの場合は自動車税・重量税で約5万円、自賠責保険と任意保険料で約8万円として年間13万円前後となることが多いです。Bクラスと最低限必要な維持費にはあまり変わりがないでしょう。

Eクラス

ベンツの中でも大変人気のある4ドアセダンタイプのEクラスです。ベンツというとたいていの人が思い浮かべるのが、このEタイプではないかと言われています。このEクラスの維持費としましては、自動車税と重量税でだいたい6万円、自賠責保険や任意保険料で約8万円ということで年間維持費は14万円~となります。

車検費用が約10万円前後ということで絶対にかかる費用だけでも20万円を超えてきます。ガソリン代や駐車場代のことを考えると、50万円近い年間費用になる場合もあるでしょう。

Gクラス

ベンツのGクラスは、日本ではあまり見かけないクラスです。それというのもベンツの中でもSUVモデルで非常に大型の車のため、軽自動車などが多い日本では駐車場に入らない場合が多いのでしょう。

自動車税・重量税で約7万円、自賠責保険と任意保険料で9万円程度かかると計算しますと、最低でも年間16万円からとなります。さらに、日本ではあまり流通していないベンツのGクラスですので、部品の取り寄せなどの場合にも余計な費用がかかる可能性があります。

Sクラス

ベンツのSクラスは「スペシャリティー」のSとなります。ベンツの中でも最高峰の価格帯であり、車1つで家1件分の値段がかかるとも言われています。まさにお金持ちの人たちのためにあるような高級車ですが、その分維持費も大変高めになっています。自動車税・重量税で約8万3千円、自賠責保険と任意保険料でもだいたい8万5千円近くとなり、最低年間維持費だけでも約17万円~となります。

古いベンツの維持費は、高い?

ベンツの中でも古いベンツ、旧車を愛するファンもいらっしゃいます。しかし、かかる維持費はかなり高額になってしまいます。まず「メルセデス・ケア」などの維持費を軽減するプログラムには入れないでしょうし、とくに中古車となりますと国産車とはまったく違う故障や破損が起こる可能性があります。

またその場合にも、部品などが普通に流通している訳でもないため取り寄せるしかなく、さらに費用がかさんできます。古いベンツは、よほどの思い入れのある方や、お金持ちで余裕のある方が所有されるものだと考えられます。

中古車で購入した場合の維持費は?

新車で購入するには、ちょっと勇気がいるベンツですが、中古車ならば手がでるのでは?そう思われる方もいらっしゃるでしょう。ですが、場合によっては予想外に維持費がかかる場合もあります。

まず、新車でベンツを購入した際には「メルセデス・ケア」が受けられます。さらに続くメンテナンスプログラムにより、だいたい3回目の車検(7年以降)までは車検でも部品代などは請求されていません。しかし中古車の場合、そのようなサービスは受けられない場合が多いでしょう。

認定中古車

割と頑丈な国産車と違い、ベンツなどの外国車は年数が経つと意外なほどに故障しやすいことがあります。そのため、割安な中古を購入したはずなのに故障やメンテナンスで大金がかかった、ということになりかねないです。

認定中古車は保証付きで売買されており、中古車だからといってやたら壊れやすいなどのような例は少なく、走行距離も少ないものなどがあります。ただ、中古車という割には高価で新車とあまり価格が変わらない、という場合もあります。新車ほどの価格ではなく、中古車ほどメンテナンスにお金がかからない、と考えた場合に選択肢にあがることがあるでしょう。

レクサスとベンツの維持費を比較

レクサスにも色々な車種がありますが、1例としてレクサスNXの場合、自動車税と重量税で5万5千円、自賠責の任意保険料で8万円前後ということでこれだけ見るとそう差はありません。メルセデス・ケアと比較してレクサスにも新車保障があり、オイル交換やワイパー交換などが無料のほか、3年目までは点検費用も無料ということでこのあたりでベンツと維持費に差がでてくるでしょう。レクサスの方が費用面は優秀な場合が多いでしょう。

それでもベンツを選ぶ?

外車に乗る事、特にベンツに乗る事が夢なんだよ、と夢を実行する方もいらっしゃいますが、中には夢半ばであきらめ「維持費」がねと悩む方もいらっしゃるでしょう。しかし、「乗りたい欲しい」と思うのがベンツの魅力です。どうしても欲しいと頭の中で維持費を作りだすためにこれもそれもと生活を切りつめたりする、それだけの魅力がベンツにあるのも確かでしょう。

夢のベンツ、少しでも維持費を安くするためのケアプランなどを紹介してみました。それらを参考にして購入検討の際に役立ててみてください。

初回公開日:2017年12月26日

記載されている内容は2017年12月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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