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サブコン|サブコンとは?・燃費はどう変わる?

更新日:2024年08月12日

サブコンは車のトルクやパワー、そして燃費向上などを手軽に簡単にチューニングできるパーツなのです。その効果は非常に大きくコストパフォーマンスは非常に高いものといえます。反面純正のコンピューターにとっての負担もあるので理解して使うことが必要なのです。

サブコン|サブコンとは?・燃費はどう変わる?

サブコンで燃費はどう変わるのか?

サブコンで車の燃費はどう変わるのか気になります。サブコンとはそもそもどういうものなのか、そしてサブコンで燃費がどう変わるのかを紹介します。

サブコンとは?

サブコンとはどのようなものなのか、燃費にどのような影響があるのか紹介しますので参考にしてみてください。

サブコンとはチューニングカーに乗っている人達の口からよく出てくる言葉ですが、一体どのようなものなのでしょうか。サブコンとは車のチューニングパーツのひとつで主に燃料調整や点火時期などをコントロールしてパワーを上げたり、燃費を良くしたりするもので車両のメインECUに割り込ませて使用し、そのコントロールの一部を補正するために使われるものなのです。

そもそも現在の車は最適なエンジン管理をおこなうためにECUに多くを依存している状態となっています。そしてエンジンとは車が走る上で燃料と空気の比率、最適な点火タイミングというとてもシビアなバランスの上に成り立っています。しかし低負荷時と高負荷時では点火時期を変える必要があります。サブコンはその時に最適な状態にする事でパワーや燃費を引き出し、その車の最高の能力を引き出してくれるものです。

取り付けがとても簡単

サブコンの取り付け方としては配線を割り込ませてたり、ポン付けタイプが主流で個人でも15分〜30分もあれば取り付けたりセッティングなどをおこなうことが可能なので人気のチューニングパーツのひとつとなっています。こんな簡単に燃費が良くなるなら嬉しいものです。

サブコンの特徴としては取り付け、取り外しがとても簡単でプラグインするだけ、多くの種類のトランスミッションに対応可能、セッティングが数段階に分かれていて燃費重視からパワー、トルク重視までユーザーの好みどおりの調整ができます。

その時のサブコンのセッティングもその段階のところにピンを刺すだけなどとても簡単になっているので機械などに詳しくなくても大丈夫になっています。

そしてサブコンはECUに対しての不具合なども基本的にはなく安全に使用する事ができ、また使っていた痕跡はECUには残らないのです。そして車の乗り換えをする時にも再プログラムが可能なのでコストパフォーマンスも非常に高いといえます。

サブコンの意味とは?

サブコンの意味とはどのようなことなのかというと、車両チューニングのポイントは純正ECUが高性能になってきたためにコンピュータの載せ替えやロムの書き換えなどを必要としているのですが、そのためには高いセッティングレベルを要求される事になります。

コンピュータを載せ替える事をフルコンというのですが、それに対してコンピューターがおこなっているコントロールの一部だけを補正する機能を持ち合わせるためにサブコンと呼ばれます。

サブコンのいいところは手軽で簡単に車の性能を引き出せるところで費用についても数万円ほどなので人気に火がついています。まさにお手軽、安全、燃費向上の三拍子が揃ったチューニングパーツとなっています。

サブコンの効果とは?

サブコンの効果とはどのようなものなのでしょうか。サブコンを取り付けした車両の効果はECUのロムの書き換えに類似したような効果を生み出すと言われています。そしてスロットルのコントロールについては、アクセル開度によって燃料供給の度合いを選択できるものもあり、トルクが太く感じたり加速がひとサイズ大きいエンジンに乗っているような効果が感じられたり、燃費が向上したように感じたりします。

サブコンの効果は燃料の調整代によって省燃費にもパフォーマンスアップにも変更できる特徴があります。数値に換算するとトルクとパワーが約30%アップしたと言っても言い過ぎではないといえるサブコン商品もあります。

サブコンの効果の体感は取り付けをプライベートでおこなった場合には適正な計測ができるかどうかで変わってくると思います。サブコン本来の機能を最大限に発揮するには専門のショップでの取り付けとセッティングが必要でしょう。しかしサブコンのいいところは自分でも付けられるところなので、ある種適正な計測は自己満足の世界でもいいでしょう。

ただし、気をつけておいた方がいいことはサブコンを取り付けることによってメインコンピュータが不具合を起こす事があるという事です。こればかりはサブコンと車両の相性も考えなくてはいけない事なのです。サブコンは単なる燃費改善パーツでは無くチューニングパーツとして取り付けられる以上、絶対大丈夫ということは無いということを認識しておくことが重要なことなのです。

サブコンで燃費はどう変わるの?

それではサブコンで燃費がどう変わるのか見ていきたいと思います。サブコンをつけると燃料調整を最適化してくれるので基本的には燃費は良くなると言われています。

ただしサブコンをつけると同時にパワーも最大化されますので運転しているとついついアクセルを踏みたくなってしまうのも事実です。サブコンを取り付けすると理論的には燃費は良くなるのですが実体験としてはパワーを体感したいのもあってアクセルを踏みすぎてしまい燃費があまり変わらないという意見も多いようです。

サブコンを取り付けた場合の燃費は実際の計測などにおいて燃費改善しているとの報告もあり、その燃費改善効果は走行距離が伸びれば伸びるほど大きな実感となるようです。

そしてスタートからの加速とともに7〜80kmあたりでの巡行では明らかにアクセルを踏み込む量が少なくなるといえるので高速巡航での燃費改善は目に見えてわかるといえます。

サブコンをつける時の注意は?

サブコンは燃費が改善してトルクやパワーアップが手軽に簡単におこなうことができるので人気があるのですが、やはりチューニングであるということから車に負担があるということは理解しておくことが必要です。

取り付け時に注意すること?

サブコンの取り付けについての注意事項は必ず雨風の防げる水平な場所で作業をおこなうことが大事です。これはサブコンは電装品の一種のために水分などがあると感電の恐れもあるので十分注意が必要なのです。

そしてサブコンの取り付け終わったらエンジン始動をするのですが、不具合が発生した場合には必ずすぐにエンジン停止ができるようにしておきケーブルの間違い等が無いか確認をするようにしてください。

サブコン取り付けは車にも負担がある

サブコンを取り付けた後、理解しておくことは、サブコンがおこなっているチューニングは擬似信号を発信し、言い方は悪いですが純正のコンピューターを騙すことでブースト圧などを上げるというやり方です。これによって燃焼効率が高まり燃費が良くなったり、トルクやパワーなどが上がるのですが、このこと自体が純正のコンピュータにとっては極めて無理があり過酷な状況となっています。

要はサブコンを取り付けるということは、常に純正コンピューターに偽の信号が送り込まれ純正コンピューターが元々持っている補正機能を常時働かせているような状態となっているということです。これではエンジンや純正のコンピューターにとってリスクがあって当たり前ということになります。

サブコンを常時使っていれば本来の補正機能レベルである補正範囲を大きく超えてしまうケースもありRAM内には多くにエラー信号が蓄積してしまうことにも繋がります。これによってエラー信号が多くて重くなってしまったパソコンのように純正コンピューターにも同様の症状が出て、アイドリング不調やアクセル不具合などの症状が出てしまうこともあります。

したがって、手軽に簡単に取り付けられ燃費改善などの効果が体感できるのでサブコンなのですが、その反面不具合リスクも併せ持っていることを事前によく理解しておくことが重要なことなのです。

もしサブコンのそのようなところが理解できないようであればフルコンをおこなったり、ECU書き換えなどをおこなうことも必要となってきます。

サブコンは最高のチューニングパーツ!

「サブコンについて燃費は良くなるのか?」という切り口で見てきましたけれど結論から言うとサブコンはとってもお勧めな車のチューニングパーツです。取り付けはいたって簡単でその効果は、かかる費用から考えたらとてもコストパフォーマンスが高いといえます。

更には理論的には燃費も良くなるはずなので装着しない手は無いと思います。色々な所からサブコンは販売されているので良く内容を吟味して最適なものを手に入れ最高のパフォーマンスを自分のものにしましょう。

初回公開日:2017年08月26日

記載されている内容は2017年08月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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