ハイエースの燃費はどれくらいなの?燃費向上方法紹介
更新日:2024年07月12日
ハイエースの燃費はどれぐらい?
1967年に初登場したトヨタ・ハイエースには、かつてショートホイールベースのモデルや、トラックといった仕様もラインナップにありましたが、現在は廃止されており、ロング、スーパーロング、ワゴン、ライトバン、コミューター(マイクロバス)のみのモデルとなっています。
車両価格は多少高めですが、耐久性やエンジンパワー、積載量など貨物車としての用途がメインとなるため、非常に性能が高く宅配業や社用車などとして広く利用されています。さらに、コミューター(マイクロバス)といった仕様もあり、送迎バスやジャンボタクシーや救急車や福祉車両としても利用されています。
企業のみならず個人車としても非常にが高く、カスタムとしてベッドキットなどを設置しキャンピングカーやトランポとして利用している人もいます。店舗によってはすでにカスタマイズされた車両のみを扱うお店も多数あり、目的や用途に合わせたカスタムハイエースを購入することもできます。
ハイエースバンのナンバー区分は1ナンバー(普通貨物)か4ナンバー(小型貨物)での登録になります。ハイエースワゴンのナンバー区分は3ナンバーとなっています。そんなラインナップが豊富でトヨタのロングセラーである、ハイエースの燃費性能を比べてみます。
ハイエース 2WD ガソリン車の燃費は?
スーパーGLのハイエースバンのガソリン車の燃費ですが、現行のハイエースはガソリン車に限り6速オートマチックトランスミッションが採用されているモデルがあり、排気量も標準ボディの2000ccとワイドボディの2700ccと2タイプのモデルがあります。さらにこの6速ATになったことで燃費の向上には貢献しています。それでは燃費を詳しく見ていきましょう。
スーパーGL 標準ボディ
ハイエースのボディとしては一般的なモデルです。エンジンは3000ディーゼルと2000ガソリンの2タイプがラインナップされています。駆動系は3000ディーゼルに関しては、2WDと4WDの2タイプがありますが、2000ガソリンについては2WDの1タイプのみとなっています。また、トランスミッションにつきましてもディーゼルモデルは4A/Tのみで、ガソリンモデルは6A/Tのみとなっています。
それでは各グレードの気になる燃費はどうでしょうか。
ハイエーススーパーGL2WD3000ディーゼルエンジン標準ボディの燃費は?
JC08モードで11.2lm/Lとなっています。ディーゼルエンジンということもあり、非常に燃費のいいモデルになっています。
ハイエース スーパーGL 4WD 3000ディーゼルエンジン 標準ボディの燃費は?
上記の2WDモデルに比べ、少し燃費は落ちてしまいますが、4WDモデルでも、10.4km/Lとリッター10キロを切らない低燃費を実現しています。
ハイエース スーパーGL 2WD 2000ガソリンエンジン 標準ボディの燃費は?
ガソリンエンジンということで、ディーゼルエンジンよりわずかに劣ってしまうものの、それでもJC08モードで10.2km/Lという低燃費の数値を計測しています。大きなサイズながらもDDOHC Dual VVT-iガソリンエンジンを採用することで、エンジン性能を最大限に引き出し、力強い走りを実現するだけでなく、燃費向上にも貢献しています。
スーパーGL ワイドボディ
こちらも最近よく見かけるようになった、ワイドボディ仕様のハイエース。標準ボディに比べボディ全体が一回り大きくなったモデルです。エンジンについては標準ボディとは違い、3000ディーゼルエンジンは2WDの4A/Tのみとなっており、2700ガソリンエンジンは6A/Tの2WDと4WDの2タイプが用意されています。
それでは各グレードの燃費を見てみましょう。
ハイエース スーパーGL 2WD 3000ディーゼルエンジンの燃費は?
2WDモデルのみのハイエーススーパーGL ワイドボディ。JC08モードで10.6km/Lとなっています。標準ボディに比べ、一回りほど大きくなったボディですが、燃費は2000ガソリンエンジン標準ボディよりも低燃費のモデルとなっています。
ハイエース スーパーGL 2WD 2700ガソリンエンジンの燃費は?
2700ガソリンエンジンは2WDと4WDの2モデル。どうしてもディーゼルエンジンに比べ、ガソリンエンジンは燃費という面では劣ってしまいますが、2WDモデルで9.7km/Lとリッター約10キロという燃費を誇っています。
ハイエース スーパーGL 4WD 2700ガソリンエンジンの燃費は?
2WDモデルにでは、9.7km/Lというリッター10キロに迫る燃費だったモデルに対し、4WDモデルでは9.1km/Lと少し落ちてしまいますが、排気量やパワーなどの性能を考慮すると低燃費を実現しています。
新型 ハイエースの燃費は?
これまでにされたハイエースのモデルと現在生産中のハイエースとの燃費の比較です。
現行モデルのハイエースは平均燃費が9km/L~14km/Lとなっており、2012年~2013年までに生産されていたモデルでは8km/L~14km/Lと、最低燃費が1km/Lほど向上しています。排気量やディーゼル、ガソリンの差はありますが、全モデルを比べても全体的に大きく燃費の向上に成功しています。
ディーゼルエンジンに関しては、平成21年排出ガス規制に適合したディーゼルエンジンを搭載しており、低公害技術であるトヨタDPRが、さらに進化したシステムを採用しています。そのため、電子制御式可変油圧システム、大型EGRクーラー、燃料添加システムなどの採用により、これまでよりも優れた出力、トルク、燃費、さらにクリーンな排気を実現しており大きく燃費向上に貢献しているといえます。
ハイエースワゴンの燃費は?
高出力と低燃費を両立した”2.7L DOHC Dual VVT-i ガソリンエンジン”を採用したことにより、エンジン性能を最大限に引き出し、力強いパワフルな走りと燃費向上を達成しています。エンジンは2700のみとなっていますが、駆動系には2WDと4WDの2タイプがラインナップされています。乗車定員はどちらも10人乗りで、トランスミッションは6A/Tという仕様です。
ハイエースワゴン グランドキャビン 2WDの燃費は?
グランドキャビンモデルの2WDで9.5km/Lなっておりますが、ボディサイズや排気量を考えると燃費のいいモデルだといえます。
ハイエースワゴン グランドキャビン 4WDの燃費は?
4WDというパワフルな走りを実現するために、燃費は8.9km/Lと9キロを切ってしまいましたが、こちらもボディサイズや4WDというトルクやパワーを考慮すると燃費にも貢献しているといえます。
ハイエースワゴンDX 2WDの燃費は?
ハイエースワゴン DXモデルもグランドキャビンと同様に、排気量は2700エンジンのみのラインナップとなっており、2000ccモデルはありません。トランスミッションも6速ATで統一されておりスポーティな走りを体験することができます。そのハイエースワゴンDX 2WDの燃費は、9.7km/Lと同じ2WDのグランドキャビンよりも若干ではありますが燃費が向上しています。
ハイエースワゴンDX 4WDの燃費は?
こちらもグランドキャビン同様に4WDというパワフルな走りを実現するため、燃費としては9.1km/Lと少し落ちてしまいますが、4WDでも9キロを切らないという非常に優れた燃費を実現しています。
ハイエースワゴンGL 4WDの燃費は?
こちらもハイエースワゴングランドキャビンやハイエースワゴンDXと同様に、排気量は2700ガソリンで、乗車定員数は10名でトランスミッションも6A/Tのみとなっています。気になる燃費ですが、ハイエースワゴンGLの2WDモデルで9.7km/Lとこちらもリッター10キロに迫る勢いです。
ハイエース コミューターの燃費は?
非常に大勢乗れる14人乗りのハイエースコミューター。現行タイプでは、2.7LのガソリンエンジンのGLと3.0LのディーゼルエンジンのDXの2つのグレードがラインナップされています。2.7LのGLタイプは高出力と低燃費を実現した、DOHC Dual VVT-i ガソリンエンジンを採用することで、エンジン性能を最大限に引き出し、力強いパワーを獲得するとともに燃費向上を達成しています。
それではこちらも燃費をみていきたいと思います。
ハイエース コミューターGL 2WD 3000ディーゼルエンジンの燃費は?
乗車定員数が14名と非常に大きなボディサイズでありながら、燃費は10.2km/Lとなっており、これだけのボディサイズや排気量やエンジン性能、また乗車定員数を考えると非常に燃費に優れているといえます。
ハイエース コミューターGL 2WD 2700ガソリンエンジンの燃費は?
ガソリンエンジンであるGLの2700。ディーゼルエンジンに比べると燃費はやや落知てしまいますが、それでも9.5km/Lとハイエースグランドキャビン2WDと同じ燃費を保っています。大きなボディを動かしながらも、低燃費を実現しているモデルといえます。
ハイエース コミューターGL 4WD 2700ガソリンエンジンの燃費は?
ハイエースコミューターGLは、ガソリンエンジンのみ2700ccの4WDモデルがラインナップされています。パワフルな走りを可能とする4WD。やはり燃費が気になるところですが、2700ccの4WDでも8.9km/Lと優れた燃費性能を発揮しています。
ハイエース コミューターDX 2WD 3000ディーゼルエンジンの燃費は?
ハイエースコミューターシリーズの3.0L DXディーゼルエンジンでは、排出ガス規制に適合したディーゼルエンジンを搭載しており、低公害技術を終結したトヨタDPRシステムを採用しています。
ピエゾインジェクター、電子制御式可変油圧システム、大型EGRクーラー、燃費添加システムを採用することで最高出力、トルクのアップだけでなく、燃費や環境にやさしいクリーンな排気を実現しています。
そんな最新技術が盛り込まれハイエースコミューターDXの燃費を見てみましょう。こちらは上記のGLと同様に10.2km/Lとなっています。最新技術だからこそ実現することができた数値だと感じます。
ハイエース コミューターDX 2WD 2700ガソリンエンジンの燃費は?
ガソリンエンジンであるDXの2700。こちらもGL同様にディーゼルエンジンに比べると燃費はやや落ちてしまいますが、それでも9.5km/Lとハイエースグランドキャビン2WDと同じ燃費をキープしています。
ハイエース コミューターDX 4WD 2700ガソリンエンジンの燃費は?
ハイエースコミューターDXにもGLと同様にはガソリンエンジンのみ2700ccの4WDモデルがラインナップされています。こちらも、GLと同様に4WDでも8.9km/Lと優れた燃費性能を発揮しています。
レジアスエースの燃費は?
1999年より発売されたレジアスエース。ハイエースの姉妹車として登場しました。非常に多くのラインナップがありますが、ハイエースとの大きな差は、一部を除いてワゴン、そしてコミューター(マイクロバス)の乗用車としてのモデルはなく、バン、福祉車両の展開だということがハイエースとの違いになります。現行モデルでは、非常に多くのモデルがラインナップされています。
■スーパーGL 2/5人乗り
■DX/DX"GLパッケージ” 3/6/9人乗り
■DX/DX"GLパッケージ” 3/6人乗り
■DX/DX"GLパッケージ” 3/6人乗り・ジャストロー
■DX/DX"GLパッケージ” 3/6人乗り・スーパーロングバン
■DX 3人乗り
■DX 3人乗り(ルートバン)
とすべてで、7つのモデルがラインナップされています。スーパーGL、DXのどのモデルにも、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの2つが用意されており豊富なラインナップとなっています。レジアスエースもハイエース同様に、標準ボディとワイドボディがあり、駆動系についても、2WDと4WDの両モデルが用意されています。
それでは一つ一つ見ていきたいと思います。
スーパーGL 2/5人乗りモデル
3000ディーゼルエンジンと2000ガソリンエンジンがあり、2WDのディーゼルエンジン車とガソリンエンジン車のラインナップで、3000ディーゼルエンジンのトランスミッションは4A/Tであるのに対し、2000ガソリンエンジンのトランスミッションは6A/Tとなっています。
4WDモデル3000ディーゼルエンジンのみとなっており、こちらのトランスミッションも4A/Tのみとなっています。燃費はJC08モードでの計測によりますと、ディーゼルエンジン車で11.2km/L。ガソリンエンジン車で10.2km/Lと非常に燃費のいいモデルといえます。
DX/DX"GLパッケージ” 3/6/9人乗りモデル
グレードは非常に多く、大きく分けて2WD 3000ディーゼル、2000ガソリン、4WD 3000ディーゼル、2000ガソリンといったラインナップになっています。しかしその中にも、3000ディーゼルにも4A/T車と5M/T車があり、より貨物を意識したモデルが多いといえます。
また2WDのみとなっている2000ガソリンに関しても6A/Tと5M/T仕様車があります。4WDモデルはディーゼルエンジンのみで4A/Tと5M/Tという設定になっています。燃費はJC08モードで、ディーゼルエンジン車で11.0km/L。ガソリンエンジン車で10.2km/LとディーゼルエンジンについてはスーパーGLに少し劣るものの、11キロという非常に低燃費な仕様であることは間違いありません。
DX/DX"GLパッケージ” 3/6人乗りモデル
こちらのモデルも上記の3/6/9人乗り仕様車と同じグレードが用意されています。エンジンのラインナップは3000ディーゼルエンジンと2000のガソリンエンジン。駆動系も2WDと4WDと同ラインナップ。トランスミッションも、同様に3000ディーゼル車は4A/Tと5M/Tの2モデル。2000ガソリンエンジン車は6A/Tと5M/Tの2モデルといった部分でも上記グレードと同じものとなっています。
上記グレードと同様のモデルではありますが大きく違う点は燃費です。燃費については、JC08モードで、ディーゼルエンジン車で11.4km/L。ガソリンエンジン車で10.4km/Lと上記グレードよりも燃費がいいという計測が出ています。
DX/DX"GLパッケージ” 3/6人乗り・ジャストロー
こちらのモデルも上記の3/6/9人乗り、3/6人乗り仕様車と同じグレードが用意されています。エンジンにつきましても3000ディーゼルエンジンと2000のガソリンエンジン。駆動系につきましても2WDと4WDと同ラインナップ。トランスミッションにつきましても、同様に3000ディーゼル車は4A/Tと5M/Tの2モデルなど、上記グレードと全く同じ仕様となっております。
上記グレードとの違いはDXモデルのフロントグリルがメッキ塗装であるのに対し、ジャストローはシルバー塗装といった外装の違いや、ジャストローにはライトイエローといったボディカラーが追加されていることで見分けることができます。燃費につきましても、JC08モードで、ディーゼルエンジン車で11.4km/L。ガソリンエンジン車で10.4km/Lと非常に燃費のいいモデルといえます。
DX/DX"GLパッケージ” 3/6人乗り・スーパーロングバン
ハイエースやレジアスエースシリーズの中で、大きなサイズを誇るモデルになります。ラインナップは標準ボディの設定はなく、ワイドボディでハイルーフの設定のみとなっています。さらに名称にも入っている通り、スーパーロングバンとなっているため、非常に大きなボディです。
まずエンジンモデルに関しては、3000ディーゼルエンジン車と2700ガソリンエンジン車の2タイプ。駆動に関しては前モデルと同じ2WDと4WDの2タイプとなっていますが、トランスミッションについては、ディーゼルエンジン車、ガソリンエンジン車ともに4A/Tまたは、6A/Tのみとなっています。
さらに、上記グレードまでは3000ディーゼルエンジンと2000ガソリンエンジンだったのに対し、スーパーロングバンでは2700のガソリンエンジンのみとなっています。より大きなボディを動かすため大きな排気量が必要となるため、2000ガソリンエンジンではなく2700エンジンを採用しています。
気になる燃費ですが、2WD・3000ディーゼルエンジン車で、10.6km/Lとなっており、2700ガソリンエンジン車で9.2km/Lとなっています。やはりレジアスエースシリーズ内で最大のボディサイズを誇るモデルですから少し燃費は落ちてしまうようです。
DX 3人乗りモデル
こちらのモデルも上記の3/6/9人乗り仕様車と同じグレードが用意されております。
エンジンのラインナップは3000ディーゼルエンジンと2000のガソリンエンジン。駆動系につきましても2WDと4WDと同ラインナップ。トランスミッションにつきましても、同様に3000ディーゼル車は4A/Tと5M/Tの2モデル。2000ガソリンエンジン車は6A/Tと5M/Tの2モデルといった部分でも上記グレードと同じものとなっております。
上記グレードと同様のモデルではありますが大きく違う点は燃費です。燃費についても、JC08モードで、ディーゼルエンジン車で11.4km/L。ガソリンエンジン車で10.4km/Lと低燃費で経済的なモデルとなっています。さらに4WDでも、11.0km/Lと驚異の燃費を計測しています。
DX 3人乗り(ルートバン)モデル
こちらのモデルも上記の3/6/9人乗り仕様車と同じグレードが用意されておりますが、駆動系に関して、2000ガソリン車には2WD仕様のみとなっており4WD仕様はありません。
そのためのトランスミッションなどについては、3000ディーゼル車は4A/Tと5M/Tの2モデル。2000ガソリンエンジン車は6A/Tと5M/Tの2モデルといった部分でも上記グレードと同じものとなっております。
上記グレードと同様のモデルではありますが大きく違う点は燃費です。燃費についても、3人乗りでありルートバン仕様ということで、不要なパーツなどを排除し車重量を極限まで減らしたことが燃費にかなり貢献しているようで、JC08モードで、ディーゼルエンジン車で12.2km/L。ガソリンエンジン車で11.0km/Lと非常に燃費のいいモデルになっています。
ハイエース&レジアスエース豆知識
◆レジアスとは、ラテン語で「華麗な」「素晴らしい」という意味であり、スタイリッシュなボディと華麗な走りをイメージして名付けられたものです。
◆1997年4月の発表時点では「ハイエース・レジアス」と称していましたが、のちにレジアスとなりました。
◆価格や装備、燃費など車両としての仕様はハイエースと全く同じですが、ハイエースは「トヨペット店」での販売、レジアスエースは「ネッツ店」での販売という店舗によるハイエースとレジアスエースとの違いもあります。
ハイエース ワイドとレジアスエース ワイドの燃費は?
グレードやボディサイズ、駆動系などによる差はありますが、ハイエースとレジアスエースの違いは”販売店の違い”ということからもわかるように燃費についても同じということが言えます。
そのため、今回は、ハイエースをメインに取り上げて「ハイエース ワイドボディ」の燃費についてみていきたいと思います。
・ワイドボディのサイズってどれぐらい?
公式サイトによりますと、全長が4840mm、全幅が1880mm、全高が2105mmとなっています。
上記画像はトヨタ ハイエース スーパーGLの2WD・3000ディーゼル・ワイドボディ・ミドルルーフ仕様のモデルの車内サイズになります。かなり広い空間になっており、後部座席のシートからハッチまでの距離が1840mmもあります。日本人成人男性の平均身長は178センチですから、十分に横になれるだけの広さがあります。
それではそんな非常に大きなハイエースのワイドボディ仕様車の燃費を見てみましょう。
ハイエースの燃費向上方法
非常に大きなボディで、使い勝手もいいトヨタ ハイエース。企業の商用車や福祉車両、救急車といった業務用といったイメージが強いハイエースですが、日常としても旅行やキャンプ、釣りなどのアウトドアにも重宝するとても魅力的な車です。
しかし、いくら魅力的でも経済的な面でも気になることは否めません。少しでも燃費よく走りたい。少しでも長く乗りたい。そういった部分を少しでも解消すべく燃費の向上方法について調べてみました。その中でも一番効果を明確に感じることができる「スーパーチャージャー」に焦点を当ててみました。
スーパーチャージャーっていったい何?
現在の車では見かける事が少なくなってしまった「スーパーチャージャー」搭載車。映画なんかで名前を聞いたことがあるといった方もおられるのではないでしょうか。ボンネットからエンジン部分がはみ出している感じの仕様となっている車といえば、なんとなくイメージしていただけるかと思います。
映画だけの話ではなく、実際にハイエースにもスーパーチャージャーというものを搭載することができます。スーパーチャージャーを搭載することで、過給機による燃費の改善効果があるとされています。街乗りでは約10~15%の改善、高速道路では、約5%の改善という結果も出ています。
スーパーチャージャーに比較されるのが、「ターボチャージャー」です。端的な説明となりますが、スーパーチャージャーは発進時における加速化。ターボチャージャーは走行時における伸びの加速化と考えていただけるとわかりやすいかと思います。
車を動かす際に重要となるのは、発進時。2トンや3トンもある非常に重たい鉄の塊を動かす際には非常に大きな力を必要とします。その発進時の力を補ってくれるものがスーパーチャージャーと考えていただければわかりやすいかと思います。
日本では一般的に直線道路というものは少なく、ストップアンドゴーといった道が主流なため、止まって走ってという非常にエンジンの力を必要とする場面が多く存在します。つまり、スーパーチャージャーを搭載することによって、発進時の爆発力を助けることができます。そのため、燃費の向上に大きく効果を発揮するということができます。
トヨタハイエースの燃費の良さは抜群!
今回はトヨタの中でもロングセラーとなっているモデルハイエースの燃費について調査してみました。商用車や福祉車両のみならず、自家用としても絶大なを誇るハイエース。燃費について調べてまいりましたが、ハイエース全モデル、全グレードの平均燃費は約10.7km/Lといった結果になりました。
毎日乗るものだからこそ、燃費もきになるでしょう。しかし経済的に、少しでも長く乗れるよう日頃のメンテンナンスに加え、運転技術を向上させることでより燃費を向上させることができます。燃費向上、改善方法についてもいろいろな方法を試してみましょう。
初回公開日:2017年10月11日
記載されている内容は2017年10月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。