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ヴィッツの実燃費はどれくらい?|燃費比較・リッター・口コミ紹介

更新日:2024年01月30日

「ヴィッツ」のモデルごとの、カタログ燃費と実燃費を比較します。また、「ヴィッツ」と対抗する車種との比較、実際に「ヴィッツ」に乗っている人の燃費に対する口コミ評価はどうでしょうか。そして燃費だけではない「ヴィッツ」のメリットなどについてご紹介します。

ヴィッツの実燃費はどれくらい?|燃費比較・リッター・口コミ紹介

ヴィッツの実燃費はどれくらい?

「ヴィッツ」のカタログ燃費と実燃費を車のランクごとに比較していきます。実燃費は走行条件によってちがいますが、平均としてどれぐらいの差があるのでしょう。

ハイブリッド

カタログ燃費は34.4km/Lに対し、実燃費は20.6~27.5km/Lになります。この数値を比較すると、1Lで走れる距離は13.8kmの差が生じています。これは目安として、皇居の周りの2周した距離とほぼ同じです。

この比較からわかるように、カタログ燃費の6割が実燃費といえるでしょう。

新型

新型2WDではカタログ燃費25.0km/L、実燃費は15.0~20.0km/Lとなります。この数値を比較すると、こちらは1Lで走れる距離がハイブリッドより差が少なく、10.5kmになりますが、やはりカタログ燃費の6割が実燃費といえるでしょう。割合で見てしまうとハイブリッドと同じです。

4WD

4WDではカタログ燃費18.0km/L、実燃費は10.8~14.4k/Lとなります。この数値を比較すると、1Lで走れる距離が7.2kmになりますが、やはりカタログ燃費の6割が実燃費になるという結果です。もともと4WDはパワーがいるので、他のモデルよりは燃費が低くなります。

旧型

カタログ燃費20.0km/Lにたいし、実燃費は13.0~15.0km/Lとなり、こちらもカタログ燃費の約6割が実燃費になります。このようにしてそれぞれの「ヴィッツ」を見てみると、ハイブリッド・新型・旧型全て同じなので、選択するときに実燃費のことを気にせず車のランクを選択することができます。

RS

「ヴィッツRS」はスポーツタイプのマニュアルシフトです。それではRSの燃費を見ていきます。カタログ燃費は17.0km/Lとなっています。コンパクトハッチバックとしてみると低いです。「ヴィッツRS」はマニュアル車ですので、走り方次第ではカタログ燃費17.0km/Lを出せるので悪くはありません。

ほかのヴィッツモデルに比べると、「ヴィッツRS」は走りかたをコントロールできます。ですからハイブリッド燃費までとはいかないまでも、燃費としては良い値になっています。

「ヴィッツ」と「フィット」で燃費に差があるの?

カタログ燃費で比較

維持費の中でもガソリン代に大きく関わるのが実燃費です。ここでは、「ヴィッツ」とホンダ「フィット」のカタログ燃費と実燃費を比較していきます。果たしてどれぐらいの差があるのでしょうか。

基本的な情報として、「ヴィッツ」と「フィット」のカタログにのっている燃費を見ていきます。燃費は、「ヴィッツ」21.6km/Lと「フィット」 26.0km/Lとなります。比較してみると、ホンダ「フィット」の方が、1Lで走れる距離で4.4km長く走れるという計算です。

このカタログ値だけを見てしまうと、誰もが少しでも燃費が良い方が嬉しいですから、燃費がいい「フィット」の方が得に見えるでしょう、

実燃費での比較

カタログにのっている燃費差を見た後は、実燃費を見ていきましょう。カタログ燃費と同じ差が出るのでしょうか。

実燃費で比較してみますが、走行条件や走り方によって実燃費はかなり変わってしまいます。インターネットなどにあげられているデータより実燃費を平均化にして見てみます。

それによると、「ヴィッツ」は15.18km/L、「フィット」15.95km/Lとなり、実燃費の差は0.77km/Lです。カタログでは4.4km/Lの差があったにもかかわらず、実燃費は0.77km/Lの差しかありません。この燃費数値の差がなくなってしまったのは不思議です。

差が少なくなったのは

カタログ燃費はホンダフィットの方がよかったのですが、実燃費で比較すると差は縮まっています。その理由は何かあるのでしょうか。

差が縮まったのは、車自体の能力にあります。最大トルクが、「フィット」に比べ「ヴィッツ」の方が700回転少ないエンジン回数を示すことで、差が縮まったと推測ができます。ですから「ヴィッツ」の方が、走るときの力が少なくてすむということです。力がいるということは、それだけエネルギーを使うということです。そのことは燃費が悪くなるということにつながっていきます。

確かに走行条件によるところが大きいのですが、もともと少ないエンジン回転数も燃費には有利に働くということになります。

単純にカタログだけの比較をしてしまうと、燃費数値に差があることになってしまいますが、少し見方を変えれば答えが違ってきます。

「ヴィッツ」の燃費の口コミは?

「ヴィッツ」の燃費についての評価はどうでしょうか。口コミを見てみましょう。

走行性能

「街中で運転するのがほとんどなので、1.0Lでもそれほど不満は無い」

「1.0Lは軽自動車以上に振動があり非力。加速時も“モッサリ感”があり、
上り勾配や高速域では余裕がありません」

「高速を走るならやはり1.3L以上が無難」

「1.3Lならエンジンが唸ること無く、振動もあまり無いのでなめらかに発進します。
1.3Lにしておいて良かった」

「トヨタの1.3Lのエンジンは非常によくできたエンジン。
パワーと燃費を両立した数少ないエンジンです」

「車体剛性が高いのだろうね、コーナーで気持ち良く曲がれますよ」

出典: https://autoinfopremium.com |

走行性能では、満足している口コミを見ることができます。特に1.3Lエンジンが良いという意見が目立っています。いろいろな走りを楽しんで、燃費も満足しています。エンジンが静かだったり、気持ちよく運転できるのも大事です。

こうした点を総合的に判断すると、「ヴィッツ」はユーザーからは評価が高い車といえるでしょう。

総合評価

新車で乗り始めて、今年で16年目になります。
購入当時は、特に燃費のことを考えずに乗っていましたが、
工夫すればするほど、燃費が向上していくことを知り、
MTを駆使して運転しています。
夏場で条件が揃うと、簡単に30km/Lはクリアしてくれます。
900kg程度の軽量ボディと丸っこいカタチ。
ヴィッツといえばやっぱりこの初代が軽快で楽しいです。

郊外での燃費は、リッター16~18kmです。
高速道路では、80kmノロノロ(エコ)走行で、リッター24kmでした。
2005年モデルの車としては、かなりハイレベルな実燃費だと思います。

近場で動き回ると10km/L、通勤でしっかり走ると通年15km/Lで
燃費としてはそこそこです。
それぞれプラス5km/Lであれば非常に満足です。

出典: https://e-nenpi.com |

口コミが示すとおり、走り方により燃費が変わることも、乗ってみると実感できます。満足度は高いです。それでもさらに燃費を向上させるために、ユーザーはいろいろ考えています。ただ車に乗るだけではなく、車と一体になって走りを楽しんでいます。

他の人が、「燃費がいい」といった口コミをみると、それ以上の低燃費実現に向けて頑張ってしまうこともあります。でも忘れてはいけない点として、個人にあったベスト走行を見つけることも大切です。

全体的に

燃費については、満足している口コミが多いですが、燃費が10~13km/Lでもよくないという口コミもあります。燃費を上げるために工夫して乗っている口コミも多いので、走り方を楽しんでいるといえるでしょう。

ユーザーによって、良いという判定基準は異なりますが、「ヴィッツ」はユーザーに満足されている一台となっています。乗り心地もよく、走り方で成長できていける車です。

「ヴィッツ」のメリットとは?

メリット

ここまで燃費について見てきました。「フィット」との比較でも、口コミでも燃費はよいものでした。それ以外の、外観・内装・乗り心地での「ヴィッツ」のメリットとは何でしょうか。それを見てみます。

[メリット]
・エンジンは加速感があっても静か
・室内が広く、ロングドライブでも疲れない
・コンパクトでかわいい
・小回りも効いて乗りやすい
・インテリアのデザインが美しい

「ヴィッツ」のデザインもとてもがあります。色の種類も他の車種に比べたら豊富なので、そこにも選べる楽しさがあります。デザインだけではなく、走りやすさも重要です。

デメリット

では、デメリットについても見ていきます。

[デメリット]
・前方左側の視界が悪い
・ちょっと高め
・乗り心地は硬め

車のシートについての評価や乗り心地は十人十色です。それぞれに一番フィットしたものを選ぶのは当たり前です。ですから、譲れる部分と譲れない部分のバランスをとりながら選ぶのも重要なことといえます。でも、デメリットといってもマイナスなイメージではなく、今後の課題になり得る内容です。

実際に乗ってみると、乗り心地を知ることができるので、試乗することも一つのポイントになります。

「ヴィッツ」とは

どのモデルでも、「ヴィッツ」のカタログ燃費と実燃費の差は6割となっています。1Lの距離でみると、皇居の周りを2周したのとほぼ同じでした。リッター何キロと記載があっても、実際の状態を想い描くと燃費の差というものがわかりやすくなります。

さらに、口コミを見ても知ることができますが、燃費は走行条件によって差が出てきます。一定した走行条件はありませんが、それぞれの走り方で燃費が良くなるのは、ドライバーとしてはうれしいことです。

皆さんもユーザーになれば、「ヴィッツ」と一緒に楽しいひとときが過ごせます。「ヴィッツ」が生活の一部になっていきます。車選びのときには、メリットやデメリットも気なってしまいますが、それはそれぞれの方の意見ととらえましょう。あまり気にしすぎないことが大切ですが、口コミをヒントにすることもいいでしょう。

大事なのは、それぞれがその車が欲しいのかということです。その車で何をしたいかを考え、その思いを巡らしましょう。

初回公開日:2017年11月21日

記載されている内容は2017年11月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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