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ラングラーの燃費|燃費向上/改善方法・燃費比較

更新日:2024年07月16日

今回の記事内容は、ジープブランドで販売されているラングラーについての内容です。起源が軍事車両にあるラングラーですが、そのパワフルな魅力についての紹介と、モデルごとの燃費について比較したものを紹介していきます。購入を検討している方も参考にしてください。

ラングラーの燃費|燃費向上/改善方法・燃費比較

ラングラーは、1987年に販売されたジープブランドとして販売しているクライスラーの本格クロスカントリーカ―になります。初代はYJ、二代目はTJ、三代目はJKと現在に至るまで販売されています。

このようなジープブランドのラングラーですが、アメリカ生産車ということもあって「燃費が悪い」といったイメージを強く持たれています。もともと軍事車両として開発されたのがジープのため、走破性やそのデザインが魅力となっています。また、確かに燃費性能重視の車と比べると厳しい面もあります。

今回は、そうしたジープラングラーの実際の燃費についてご紹介します。

実燃費は?

最新型のジープラングラーの実燃費について紹介していきます。まず、レギュラーガソリンモデルの平均実燃費は、5.84㎞/リッターとなっています。ハイオクガソリンモデルの平均実燃費は、5.91㎞/リッターとなります。

また、レギュラーガソリンモデルの実燃費の数値幅は、4㎞/リッター~12㎞/リッターとなっており、ハイオクガソリンモデルの数値幅は4㎞/リッター~10㎞/リッターとなっていました。

ラングラーのメリット

ラングラーのメリットですが、多くの人が評価しているのがその走破性の高さです。やはり、元々軍事車両がモデルだったこともあって、まさしくオフロードであっても「どこでも走れる」といったように感じる方が大変多いです。

そして、そうした走破性と共に力強い走りを出来ることが、ラングラーの大きなメリットになります。また、車体が大きいことで小回りが利かなそうに思えますが、意外にも乗っている方の多くは、「小回りが利き走りやすい」といった評価をしています。

また、ラングラーのジープブランド特有のデザインがとても気に入っているという方も、やはり一定数いました。

ラングラーのデメリットとは?

やはり、ラングラーの一番の弱点やデメリットは、その車体の大きさやエンジンの強さからくる燃費効率の悪さです。そのため、新型であっても、5ドアタイプなどになってくるとかなり燃費効率は悪くなってしまいます。

それから、運転している際のデメリットとして、視界の悪さを挙げている方もいました。本来車高が高くなった分視界は良くなるように思いますが、その車高の高さによって死角が出来てしまう場合もあるため、人によってはこの目線が慣れない場合もあります。他には室内が狭いといった声もありました。

ジープラングラーの燃費向上方法と改善策とは?

やはり、デメリットとして燃費の悪さが目立ってしまうラングラーですが、燃費以外にも様々なメリットがあるため、なるべくその魅力を失わないようにするためにも、少しでも燃費向上が図りたいところです。そのため、以下ではそうしたラングラーの燃費向上方法について、「走り方」「部品交換」「燃費計算」の三つの項目からご紹介していきます。

走り方による燃費向上方法は?

走り方についてですが、基本的なところで言えば、なるべくアクセルは勢いよく踏みすぎないようにし、クリープ現象を利用して発進するといったことが挙げられます。また、加減速には特に弱いため、なるべく一定の回転数を維持して走り、ちょっとずつの短い区間で乗るのではなく、なるべく一度に乗る距離を伸ばした方が燃費効率は上がります。

また、エンジンブレーキを多用し、なるべくブレーキペダルは緩やかに使用するなどもエコな運転には大切な要素となってきます。さらに、エンジンが低回転で済むような走行ができれば、一般的に燃費効率は高く数値化されると言われています。

部品交換により燃費向上?

ラングラーに取り付けられている電装部品を取り外し、なるべくバッテリーを容量の小さい、消費がすくなくて済むものに交換するといった方法があります。また、タイヤを軽く細いものにすることで、ブレーキが利きやすくなるため、結果的にブレーキペダルを使う回数が減ることで燃費効率が上がります。

燃費計算の仕方は?

燃費を計算する方法として、満タン法というものがあります。こちらは、まず満タンに給油し、その状態でトリップメーターをリセットします。そして、次回の給仕に走行距離をメーターから読み取り、満タン給油して、その時の給油量をガソリンの消費量として把握します。

そして、燃費数値の計算は、そのガソリン消費量で走行した距離を割ることで算出することが出来ます。基本的に、「走行距離」と「ガソリン消費量」から計算することが出来ることが分かります。

ラングラーの燃費比較をしてみた!

ラングラーの燃費は6.9km/リッター~7.9㎞/リッターとなっています。やはり燃費がいいとは言えませんが、以下ではそのラングラーのモデルごとに燃費を比較していきます。

ディーゼルエンジンモデルは?

ラングラーのディーゼルエンジン搭載モデルについてですが、実はまだ日本では販売されていません。海外では、それに近いモデルは発表されているようですが、アメリカでは2018年にそのラングラーのディーゼルエンジンモデルが発売すると言われています。やはり、他のモデルに比べディーゼルは燃費効率が高いため今後に期待できます。

新型モデルは?

新型ジープラングラーのカタログ燃費は、JC08モードで6.9㎞/リッター~7.9㎞/リッターとなっており、10・15モードで5.7㎞/リッター~7.3㎞/リッターとなっています。実燃費は街乗りで5㎞/リッター~8㎞/リッター、高速道路での走行で10㎞/リッター~11㎞/リッターとなっています。

他の車と比べて燃費はいいか?

ここからは、ラングラーとジープブランドの他の車種と燃費を比較していきたいと思います。

チェロキーの燃費は?

ジープ グランドチェロキーですが、レギュラーガソリンモデルの実燃費の平均は6.94㎞/リッターとなっています。数値幅は。4㎞/リッター~12㎞/リッターとなっています。ハイオクガソリンモデルの実燃費の平均は、5.51㎞/リッターとなっていました。

コマンダーの燃費は?

こちらのコマンダーですが、ハイオクガソリンモデルのみとなっており、平均実燃費は4.46㎞/リッターとなっています。実燃費の数値幅は2㎞/リッター~8㎞/リッターとなっていました。乗っているドライバーの方の多くは、安定していて静かでゆったりした乗り心地であるとの声を挙げていました。

ルビコンの燃費は?

ラングラーのルビコンモデルは、2007年3月に販売されたモデルになります。トランスミッションは6MTとなっており、カタログ燃費は7.3㎞/リッターとなっており、実燃費は5.74㎞/リッターが平均値となっていました。

アンリミテッドの燃費は?

アンリミテッドは2013年8月に販売されました。こちらのカタログ燃費は、7.4㎞/リッターとなっており、実燃費は7.12㎞/リッターとなっています。2012年に発売したアンリミテッドスポーツのカタログ燃費は7.5㎞/リッターとなっており、実燃費平均は6.73㎞/リッターとなっていました。

サハラの燃費は?

最新型のサハラモデルは2012年に発売しました。カタログ燃費は7.9㎞/リッターとなっており、実燃費の平均は6.69㎞/リッターとなっていました。

ジープラングラーは元軍事車両らしいパワフルさを持つ車

ジープラングラーは、やはり元々軍事用に開発された軍事車両を起源としているだけあって、そのブランドはかなり特徴的で独自のものを持っています。やはり、走破性やデザインについてはファンの間で高く評価されていて、燃費性能こそ良くないですが、楽しく乗れる車としては及第点を超える車と言えるのではないでしょうか。

これからは、ディーゼルエンジン仕様のラングラーが発売される噂もあるので、これからのラングラーに大いに期待できます。皆さんも、これを機会にラングラーの魅力をもっと発掘していってください。

初回公開日:2017年09月14日

記載されている内容は2017年09月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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