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ランクル80の燃費|実燃費・燃費向上方法

更新日:2024年02月03日

今回は、トヨタが開発したランクル80についてご紹介していきます。ランクル80は1990年代に発売された車でありながら、未だに多くのドライバーが選択している車でもあります。そんな不思議な魅力のあるランクル80紹介すると共に、燃費効率についても詳しく見ていきます。

ランクル80の燃費|実燃費・燃費向上方法

ランクル80とはどんな車?

ランクルとは、トヨタ自動車が製造し販売している大型クロスカントリー車であり、ランドクルーザーを指します。日本では「ランクル」という通称で呼ばれている車になります。初代は、1951年から販売が開始されましたが、ランクル80とはランクルの中でも80系と呼ばれるもので、1989年から1997年にかけて販売されました。

ランクル80系は、これまでの硬派なクロスカントリー車といったイメージから一変し、高級仕様のSUVとして開発された最初のモデルになります。そのため、より高級感が増し外装の質感向上や、装備の充実が図られています。もちろん、オフロード走行時の場合もかつてのランクルの性能を受け継ぐ走破性を備えています。

ランクル80の実燃費は?

ランクル80は、ワゴンタイプとバンタイプがありますが、それぞれガソリンエンジンとディーゼルエンジンとエンジンの種類が分けられています。日本国内向けとして5人乗りのバンと、8人乗りのワゴンを用意しており、駆動方式はパートタイム式の4WDとフルタイム式の4WDが採用されています。

そんなトヨタランドクルーザー80の実燃費ですが、みんカラでのデータによると、レギュラーガソリンモデルの実燃費平均値は4.73㎞/リッターとなっており、ハイオクガソリンモデルは5.73㎞/リッター、ディーゼルモデルは7.34㎞/リッターとなっていました。

実燃費を見ると、やはり高い数値とは言えないことが分かります。冬の場合などは、特に平均で5㎞/リッターとなってしまうことも多く、燃費効率に関してはあまり期待しない方がいいでしょう。

ランクル80の燃費向上方法について紹介!

ここまで紹介した実燃費平均値では、高い数値を出すことができなかったランクル80ですが、それでも走り方を気を付けるなどのことで燃費向上を図ることは可能です。そのため、以下では、ランクル80の燃費向上方法についてを様々ご紹介します。

走り方によって燃費向上!

まずは、ランクル80の走り方によって燃費効率の向上を図ってみましょう。燃費効率の向上を図りたいと思った際に、一番効率を上げる要因となるのが運転の仕方になります。当然ですが、急発進や急停止や急加速などの荒々しい運転は、燃料を余計に消費するため気を付けましょう。

また、アイドリングも長くなりすぎるとガソリンを無駄にしてしまうため、適度に行うのがいいでしょう。基本的に燃料の節約が燃費向上につながるので、減速時にはエンジンブレーキを多用したり、運転中のエアコンの使用はなるべく控えるなどの小さいことの積み重ねが燃費効率の向上につながります。

また、ランクル80の場合は特に短い距離の走行は燃費効率を悪くします。そのため、ランクル80の場合も特になるべく長い走行距離で走るようになれば、エンジンが暖まった状態での走行が長く続き燃費効率の向上につながります。

燃費計算の方法とは?

ここからは燃費向上方法とは異なりますが、燃費に関する知識として知っておいて損はない情報を紹介します。まず、燃費の計算方法について紹介します。燃費の計算方法と言えば、「満タン法」と言われる方法があります。

満タン法とは「満タンにしてからの走行距離(㎞)÷満タンにした時のガソリン量(L)」という計算式から導き出すことが出来ます。今までまだ一度も燃費計算を行った事のない方は、まずガソリンスタンドでの給油の際満タンにします。そして、トリップメーターをリセットして0㎞にし、次に給油する際に「給油した量」と「トリップメーターの数字」を使って計算します。

例を出すと「給油量が50リッター・走行距離が500㎞」と想定すると、500÷50=10㎞/リッターとなります。

リフトアップとは?

ここからは、リフトアップについて紹介します。車で言うリフトアップとは、簡単に言うと車を改造して車高を意図的に上げることになります。1970年代にアメリカで生まれ、その後世界中に広まった技術です。

リフトアップには色々な方法があります。例えば、前後のバンパーを取り外し、タイヤのインチをアップさせたりするような方法があります。タイヤの大きさを変えるのが最も一般的な方法となっています。また、他にも、ラダーフレームとキャビンの間のマウントを交換し車高を上げるといった方法もあります。

基本的にタイヤの交換によってリフトアップを図る場合は、走破性やオフロードを意識してのことですが、後者の方法のようにドレスアップとして行う場合もあります。

最後に、リフトアップは燃費向上方法ではなく、むしろ燃費効率を下げる可能性が高いです。元々設計されている車を高くするわけですから、重心のずれなどによって車にかかる負荷が高まるため燃費効率が下がると考えられます。

マフラーと燃費の関係について

マフラーの交換については、この記事を見ている車好きの方なら一度は考えたのではないでしょうか。マフラーの交換とは一体どんなメリットがあるのかと言いますと、まず、見た目の変化というドレスアップの効果があります。また、素材を選ぶといったことや、排気効率を求めてマフラーを交換するといったことも考えられます。

このように、マフラーを交換するメリットというのは「パワー」・「見た目」、その他「音の変化」などが挙げられますが、実はデメリットがあります。そのデメリットというのが、燃費に関するデメリットになります。

端的に言って、マフラー交換は燃費向上をもたらすものではなく、むしろ悪化させる可能性が高いです。何故かと言えば、そもそも純正のマフラーというのは、車の開発時に既に効率性を重視して燃費に配慮して設計されている場合が多いからです。

そのため、マフラー交換は燃費向上を図るならしませんが、先ほどご紹介したようなメリットも多くあるということでした。

ランクル80の燃費を比較!

ここからは、ランクル80のモデルごとの燃費を比較していきましょう。ランクル80にはディーゼルエンジンを搭載した、軽油ガソリンモデルとその他のレギュラーなどのガソリンモデルがあります。その他に「ハイブリッド」と「マニュアル」ということで以下にご紹介していきます。

ディーゼルエンジンモデルの燃費は?

ディーゼルエンジン搭載車は日本ではあまり一般的ではないでしょう。その理由としてはいくつかあるのですが、海外ではむしろ主流であり、その理由としてはその「高い燃費効率」と「高い走行性」に起因しています。本来、ディーゼルは非常に車らしい性能をもち合わせているエンジンです。

そんなディーゼルエンジン搭載のランクル80の実燃費平均値は7.34㎞/リッターとなります。この数値を見ると「あれ」と思うでしょうが、後ほど紹介するレギュラーガソリンモデル等と比べてみると、ディーゼル車が一番燃費効率が高いことが分かるでしょう。

ガソリン車の燃費は?

レギュラーガソリンモデルの実燃費平均値ですが、4.73㎞/リッターとなっており、ハイオクガソリンモデルは5.73㎞/リッターとなっています。先ほどからご紹介しているこの数値はみんカラによるものですが、およそ2,000人以上の燃費記録として出ている数値のため、かなり実現性のある数値です。

こうしてみると、ランクル80の燃費効率の悪さがどうしても目立ってしまいます。しかし、ドライバーの方はランクル80の総評として「満足している」という意見が多く、燃費に関しては「それほど気にならない」といった前向きな意見が多く挙がっていました。

ランクル80のハイブリッドモデルは?

ランクルは日本だけでなく、欧州、豪州、北米と様々な地域で販売されていますが、実は全て仕様が全く違います。それでも未だにランクルのハイブリッドというのは、今回ご紹介したランクル80に関わらずまだ発売されていません。

ランクルではハイブリッドは発売していませんが、トヨタは大型SUV向けハイブリッドを2016年に発売しているので、他車種ではありますが、ハイブリッドにこだわりのある方は一考の余地ありです。

マニュアル車の燃費は?

ランクルには、4速オートモデルの他に5速マニュアルトランスミッションモデルがあります。こちらは、マニュアル車ということですが、マニュアル車の方が燃費数値が全体的に高い傾向にあります。

マニュアル車の場合、自分のタイミングでシフトチェンジを図れるため、予期せぬシフトチェンジが行われず、慣れてしまえば自分のペースで車を操作することができるため燃費効率が上がると考えられます。

ランクル80は玄人向きのパワフルな車だった!

ここまで、ランクル80について紹介してきましたがいかがだったでしょうか。ランクル80は燃費効率から言うとお世辞にも高いとは言えませんが、その高い走破性とオフロード走行向きの車体や数々の作り、それらは1990年代に発売された車とは思えないほど未だに高いを持ち続けています。

トヨタランクル80は、多くの玄人な車好きの方に乗り継がれてきたパワフルな車と言えるのではないでしょうか。

初回公開日:2017年10月01日

記載されている内容は2017年10月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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