Search

検索したいワードを入力してください

レガシィアウトバックの燃費は悪い?レヴォーグとの燃費比較

更新日:2024年02月06日

今回はスバルのレガシィアウトバックの燃費についての記事内容になります。スバルのSUVであるアウトバックですが、海外仕様モデルや日本国内でのシェア李が高いモデルまで、また年式ごとに詳しいアウトバックの燃費についてご紹介したいと思います。

レガシィアウトバックの燃費は悪い?レヴォーグとの燃費比較

レガシィアウトバックとはどんな車か?

レガシィアウトバックはスバルが製造し販売している「レガシィ」の派生車になります。レガシィツーリングワゴンをベースとしていて、最低地上高200㎜としたステーションワゴンとSUVの中間であるクロスオーバーSUVの車となっています。

二代目の「レガシィ・ランカスター」から続き、3代目は「アウトバック」となり、2006年にマイナーチェンジが行われてからは「レガシィ・アウトバック」として販売されています。ちなみに「アウトバック」は、オーストラリアの未開の地などを示す言葉となっています。

SUV(スポーツユーティリティワゴン)として、日本ではワゴンタイプのみの販売となっておりますが、その「洗練された見た目」と「廉価でありながら丈夫」といった面で大きな特徴があります。

スバルレガシィアウトバックの燃費は悪い?

そんなクロスオーバーSUVとして区分されているレガシィアウトバックですが、1994年にアメリカで発売されてから、2014年に発売された5代目まで長い間様々なモデルで販売されてきました。悪路などに強く走破性に優れているというSUVの特徴を受け継ぎ、駆動方式は全車4WDとなっています。

2014年10月にに発売されたモデルのアウトバックのカタログ燃費は「14.6㎞/リッター~14.8㎞/リッター」となっています。実燃費平均値は「11.54㎞/リッター」となっていました。こちらのトランスミッション形式はCVTとなっており、新型のアウトバックはアイドリングストップ機能も搭載しています。

ここからは、これまで販売されてきたモデルや現行のアウトバックも含めてカタログ燃費や実燃費平均値を紹介していきます。

3.6Rの燃費は?

レガシィアウトバックには3.6リッターモデルがありますが、実はこちらは海外(北米)仕様車として販売されています。アウトバックの海外仕様モデルは水平方向6気筒エンジンを採用しており、日本仕様車では4気筒2.5リッターモデルが設定されています。

実際にスバルレガシィアウトバックに乗った方の実燃費としては「11.5㎞/リッター~12.8㎞/リッター」といった数値幅となっていました。また、6気筒水平対向エンジンとなっているため、非常に高いトルクと高パワーであり、アイサイトによってスムーズなアクセルワークが実現され高い燃費が実現できていると考えられます。

このように、北米仕様モデルがあるのはレガシィが最初の販売を北米としていることからも、北米を意識したつくりとなっていたことがわかります。

3.0Rの燃費は?

スバルレガシィアウトバックには3.0Rモデルというものがありますが、こちらは3.0リッターモデルのアウトバックということになります。こちらも3.6と同様に水平対向6気筒エンジンを採用しており、2.5iと異なるエンジンを使用しています。こちらも海外仕様のレガシィアウトバックとなっています。

アウトバック3.0Rに乗っている方の実燃費は「6.0㎞/リッター」~「8.0㎞/リッター」といった数値幅となっており、一般的には平均「6km/リッター」といった数値でした。やはり、全体的にこの3.0Rというモデルはあまり燃費効率が高いモデルではないことが分かりますが、カタログ燃費は5AT車が10・15モードでの計測で「11.0㎞/リッター」となっていました。

2.5XTの燃費は?

こちらはアウトバックの2.5XTモデルになりますが、こちらも2.5リッターエンジンを搭載しています。2003年あたりからレガシィアウトバックのモデルとして追加されました。この2.5XTの特徴はターボエンジンの搭載により、トルクの向上を目指した点にあります。そうしたことから、低リッターモデルでありながら「ゆとりの速さ」を実現することができています。

また、マイナーチェンジ後には「Eyesight」という機能が搭載されるようになり、そちらもこのアウトバックのモデルの大きな目玉となっています。2.5XTの実燃費は街乗りで「7~9㎞/リッター」、高速で「10~12㎞/リッター」といった数値で、平均すると「9㎞/リッター」前後の数値となっています。

レガシィのハイブリッドとは?

実は以前にレガシィのハイブリッドモデルの発売が噂されたのですが、現時点ではレガシィに関して「ハイブリッドモデルが開発されている」といった情報は出てきていません。

何でも、一度は「ハイブリッドブーム」が起こり、トヨタのハイブリッド技術を追って様々なハイブリッド車が進出してくるという流れがあった中で、レガシィも開発を進められていたそうですが、スバルは未だその手の技術を持っていないため、あえなく開発が中止されたということでした。

そのため、今現在は海外の市場を中心に売り出すモデルとしてはディーゼルもしくはクリーンディーゼルの開発が期待され、レガシィのクリーンディーゼルエンジン搭載モデルが日本に発売される可能性の方が高いと考えられます。

リミテッドの燃費は?

こちらのリミテッドは現行のレガシィアウトバックのグレードになります。リミテッドのカタログ燃費は「14.6㎞/リッター」となっており、実燃費平均値は調べてみると「10.2㎞/リッター」となっていました。

こちらのリミテッドも北米市場をターゲットとして開発された車であり、メッキパーツでの外観の補強などによってSUV車らしい「頑強な見た目」と「流麗なフォルム」を両立させています。また、室内も北米仕様らしく広々とゆったりとした空間を演出しており、後席も広くなっています。

まさに今勢いのあるスバルのSUVとして代表的なモデルであり、「割安な価格帯」と「安心できる走行性能」を実現している車となります。

スバルレガシィアウトバックとレヴォーグの燃費を比較!

スバルレヴォーグは2014年にスバルによって発売されたステーションワゴンになります。車のタイプとしてはレガシィアウトバックとほとんど同じですが、レヴォーグは元々は国内専用車として販売され、その後海外市場へと踏み出している車になります。

そんなレヴォーグのカタログ燃費は、2014年6月に販売されたモデルが、2.0リッターモデルが「13.2㎞/リッター」、1.6リッターモデルが「16.0 ~ 17.6㎞/リッター」となっていました。アウトバックは2.5リッターで「14.6~14.8㎞/リッター」であることを考えると、パワーに対しての燃費効率はアウトバックの方が上回っていることが分かります。

発売年別にスバルレガシィアウトバックの燃費を比較!

ここからは、スバルアウトバックの年式ごとのモデルのカタログ燃費を比較していきます。

2004の燃費は?

2003年10月~2009年4月に生産されたモデルになります。こちらのカタログ燃費は10・15モードで「10.0~13.0㎞/リッター」となっています。駆動方式は4WDで、乗車定員は5名となっており、レガシィツーリングワゴンをベースとしたSUVモデルです。

2005の燃費は?

2005年~2006年5月まで販売された2.5i4WDのモデルになります。こちらのカタログ燃費は10・15モードで13.0㎞/リッターとなっています。ナンバーサイズは3で、エンジンは水平対向4気筒SOHCを搭載しており、燃料タンクは64Lとなります。

2006の燃費は?

2006年の5月~2007年4月まで販売されていたモデルになります。こちらのカタログ燃費は「11~13km/リッター」となっており、フロントマスクや、リアコンビランプのデザインなどが変更されました。また、3L車にSI-DRIVEという3種類の走りを楽しめる機能をを採用しています。

2009モデルの燃費は?

こちらは2009年5月~2014年9月まで生産し販売されていたモデルになります。こちらのカタログ燃費はJC08モードでの計測で「9.2~13.6㎞/リッター」となっています。こちらもツーリングワゴンをベースとし、全幅と全高を拡充し、よりSUVらしいデザインの変更が加えられています。

ここから3.6リッターモデルに水平抵抗6気筒DOHCエンジンを搭載し、より力強いモデルを追加しました。

2014モデルの燃費は?

これは、現行の2014年10月に販売されたモデルになります。こちらも4WDのリニアトロニックのミッションでJC08モードでのカタログ燃費は「14.6㎞/リッター」となっています。

安心と愉しさと安さのアウトバック

ここまで、アウトバックについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。アウトバックはスバルの売れ筋の車というだけあって「非常に安定した使い心地と性能」さらに「高すぎない価格帯」でありながらSUVとしての「愉しさ」も蓄えた車であると評価することができます。

また、燃費効率についても最新のものは安定して高い燃費効率を実現しており、低価格のSUVをお探しであれば、スバルレガシィアウトバックはされるべき車なのではないでしょうか。

初回公開日:2017年10月07日

記載されている内容は2017年10月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related