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アトレーワゴンの燃費は悪いの?燃費向上方法・燃費比較

更新日:2024年03月06日

今回の記事内容は、ダイハツが製造し販売しているアトレーワゴンの紹介記事になります。アトレーワゴンは軽ワンボックスカーであり、軽自動車でありながらターボ搭載のパワーのある車です。今回は、アトレーワゴンの燃費についてご紹介していきます。

アトレーワゴンの燃費は悪いの?燃費向上方法・燃費比較

アトレーワゴンとは?

アトレーは、ダイハツ工業が製造し販売している軽1BOXカーになります。ワンボックスカーとはボンネットがないか、極めて低いボンネットを持つボディが箱型の車をいいます。要するに、ボディの空間をひとつの箱に見立てていることから「ワンボックスカー」と呼ばれています。

アトレーワゴンのようなワンボックスカーの利点は、運転席の位置が高くなるため、前端が見えやすく、またエンジンルーム上のスペースを大きく利用できるため、同じボンネット型の車に比べて高い収納性を持ちます。このように、エンジンの上に運転席(キャブ)があるタイプの車をキャブオーバーと言っており、主にトラックや大型乗用車に使われています。

初代アトレーワゴンは、1999年に発売されています。

アトレーワゴンの燃費は悪いの?

アトレーワゴンは軽のワンボックスカーのため、普通の一般乗用車に比べると車両総重量が軽い分燃費性能も高くなります。ですが、アトレーワゴンは普通の軽自動車に比べると、ボディが大きく室内が広くスペースがとられているため、4人乗りでも狭くない荷室の広さが売りとなっています。

そのため、アトレーワゴンは普通の軽自動車に比べれば重量はあります。また、ターボエンジンを搭載しているため、軽自動車でありながらハイパワーを実現しています。ターボの搭載によって加速力に優れているため、その点が燃費を悪くする要因となってしまう面もありますが、その分走行性能は優れている車になります。

ここからは、そんなアトレーワゴンの燃費数値について各モデルごとにご紹介していきます。

カスタムターボの燃費は?

アトレーワゴンの二代目は2005年5月に販売を開始されましたが、その時にカスタムターボタイプが追加されました。その年に発売されたアトレーワゴンのモデルのカタログ燃費は、MR方式は14.8㎞/Lと4WD方式は14.0㎞/Lとなっていました。

実燃費平均値はそれぞれ11.29㎞/Lと9.57㎞/Lとなっています。その後2007年にはカスタムターボRSが販売を開始されています。

カスタムターボRSの燃費は?

アトレーワゴンのカスタムターボRSは、ベースのワゴンRタイプとRS、RSリミテッドと用意されています。2007年9月に販売されたモデルは、カタログ燃費はFRターボ方式が15.2㎞/Lとなっており、4WDは13.4㎞/L~14.8㎞/Lとなっています。実燃費平均値は、それぞれ10.35㎞/Lと10.10㎞/Lなっています。

2015年11月に販売されたものも、それぞれFRのカタログ燃費が14.8㎞/Lです。4WDのカタログ燃費は11.68㎞/Lとなっています。実燃費平均値はそれぞれ11.26㎞/L、11・68㎞/Lです。やはり、カスタムターボRSは最新型の方が燃費数値が高いと言えます。

アトレーワゴンの燃費向上方法とは?

アトレーワゴンの燃費向上方法としては、燃費向上アイテムを使って効率を上げるといった方法がありますが、それ以外にも燃費向上方法はあります。以下ではそうしたアトレーワゴンの燃費向上方法についてご紹介していきます。

走り方で燃費向上を図る

アトレーワゴンと言えども、一般乗用車と燃費向上において意識する点は変わりません。まず、アクセルの際になるべく急に強く踏み込まずに、ふんわりとアクセルを踏むようにするといいでしょう。AT車の場合、そうした動作を繰り返すことでクリープ現象によって徐々に回転数が上がりスムーズな発進を行うことができます。

また、加速の際になるべく時間をかけた加速をしましょう。目安としては10秒近くかけて加速をするようなイメージでアクセルを調整すると燃料を激しく消費せずに済みます。

その他、車を減速させる際になるべくエンジンブレーキを使うように心がけましょう。フットブレーキは燃料を消費するため、エンジンブレーキを頻繁に使えばその分燃料を節約することができます。

それ以外の方法で燃費向上を図る

走り方に気を付けるという燃費向上方法の他に、積み荷をあまり載せないといったことがあります。やはり車両の重量は直接的に燃費効率に影響するため、細かいことですがそれだけで燃費が良くなることがあります。

また、タイヤの空気圧を調整しておくということにします。タイヤの空気圧が下がるとタイヤの接地面積が大きくなるため抵抗が大きくなり、燃費効率が良くなります。

その他にも、オイル交換をしっかり行うといったことがあります。オイルを一定期間で交換しない場合、エンジンの性能が下がってしまうため燃費効率が悪くなります。そうしたメンテナンスをこまめに行うことが車の経年劣化を防ぎ、また燃費向上にも繋がります。

アトレーワゴンの燃費口コミを紹介!

10Km/Lは走るので、満足です

出典: https://minkara.carview.co.jp/car/daihatsu/atrai_wagon/re... |

夏場13キロ、冬場11キロ 特別エコは気にせず、さりとて飛ばす運転もしてません。

出典: https://minkara.carview.co.jp/car/daihatsu/atrai_wagon/re... |

上記の燃費口コミはみんカラでの口コミになります。アトレーワゴンはレギュラーガソリンモデルとハイオクガソリンモデルがありますが、みんカラでの口コミをもとにすると、それぞれの実燃費平均は11.34㎞/L、10.79㎞/Lとなっています。レギュラーガソリンモデルの数値幅は6㎞/L~20㎞/Lとなります。

ハイオクガソリンの数値幅は8㎞/L~16㎞/Lとなっています。それぞれのモデルで一番多い燃費数値は、おおよそ12㎞/L前後の数値となっていることが分かりました。全体として見れば、レギュラーガソリンモデルの方が燃費数値が上回っています。

アトレーワゴンとエヴリィワゴンの燃費を比較

アトレーワゴンと同じようなワンボックスワゴンタイプの軽自動車として、エヴリィワゴンがあります。こちらのエヴリィワゴンは、スズキが製造し開発したもので1999年に発売されています。最新型は2015年2月に販売されていますが、カタログ燃費は14.6㎞/L~16.2㎞/Lとなっていました。実燃費平均は11.64㎞/L~11.56㎞/Lとなっています。

エヴリィワゴンは、アトレーワゴンと同じように4WDとFR方式を採用しており、ターボを搭載し、排気量も660㏄と同じですが、それぞれの燃費を比較するとあまり変わらないといったことが分かります。

アトレーワゴンはパワーのある軽ワンボックスカー

ここまでアトレーワゴンについて紹介してきましたがいかがだったでしょうか。アトレーワゴンは、長い年月をかけてそのパワーを生かすべく改良を重ねられてきました。その甲斐あって、軽ワンボックスカーとしてはしっかりとした走行性とパワーを兼ね備えています。

燃費については、他のワンボックスカーと比べてもあまり変わりませんが、まだまだ改善の余地はある燃費効率を算出しています。そのため、これからはもっと低燃費なワンボックスカーの開発が進められることが期待されます。

初回公開日:2017年09月23日

記載されている内容は2017年09月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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