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スポーツカー|タイプ別/条件別・カスタムパーツ

更新日:2024年08月05日

車選びの選択肢に、スポーツカーは入っているでしょうか。じつは、運転すると夢中になってしまう人が大勢いるスポーツカーは、車本来の走る楽しさに気づかせてくれカーライフを変える車です。そこで、今回はスポーツカーやカスタムパーツについてご紹介します。

スポーツカー|タイプ別/条件別・カスタムパーツ

タイプ別スポーツカーは?

かつて、車が憧れの存在だった時代に、2シーターやクーペスタイル、オープンカー、ロードスターに2ドアに4ドアセダンなど、スポーツカーとされる車がたくさんありました。今、改めてスポーツカーは、どんな車なのか特徴をあげてみます。

・走る(加速)、曲がる、止まるのレベルが高い
・使い勝手や居住性より、走る楽しさを追求している
・活きの良いエンジン音
・車高が低く、スポーティーなデザイン

この特徴から、走るだけでウキウキするような、気分の高ぶる車がイメージできます。もちろん、車に実用性を求めることも必要ですが、車本来の走る楽しさがわかるスポーツカーも一度体験してみたくなります。

そこで、カーライフに新たなページを加えるために、タイプや特徴別にスポーツカーをご紹介します。

軽自動車のスポーツカーは?【ホンダ・S660】

先代にあたるビートから、19年3ヶ月ぶりに登場したホンダの軽スポーツカーがS660です。軽自動車初となる6速マニュアルシフトや、横置きミッドシップエンジンなど、軽自動車とは思えないほど本格的なスポーツカー要素が満載の車です。

S660は、軽自動車とは思えないほどの存在感あるデザインで、街中を走っているだけで目を引きます。剛性の高いシャシーと、低い重心でワインディングを攻めるのが楽しくなるスポーツカーです。

小型車のスポーツカーなら?【フィアット・アバルト695ビポスト】

ヨーロッパの各メーカーは、伝統的に小型車のスポーツカーに力を入れています。ハッチバック車をベースに、スポーツカーを仕立てるのでホットハッチと呼ばれており、各社の個性的なラインアップがそろっています。

イタリアのフィアットには、チンクエチェント500をベースにしたフィアット・アバルト695ビポストというホットハッチがあります。5ナンバーサイズに収まる小さなボディに、1.4ℓで190馬力にチューンされたエンジンを搭載して、それこそ飛ぶように走る車です。イタリアらしい、走る楽しさを追求したスポーツカーです。

コンパクトカーのスポーツカーは?【MINI・クーパーS】

NEW MINIブランドで、3代目となるMINIクーパーSは、2ℓで192馬力を叩き出すホットハッチです。MINIブランドとはいえ、シフトやスイッチ操作の質感の高さは、ドイツのBMW製らしい高級感にあふれています。

この高級感だけで、したくなるプレミアムコンパクトカーですが、走行性能の高さは折り紙付きです。コーナリングスピードを上げるほど、路面をつかむサスペンション性能の高さが味わえます。

MINIは、ゴーカートフィーリングとされるキビキビした車ですが、街乗りの使いやすさもしたい魅力的なスポーツカーです。

4ドアスポーツカーのは?【レクサス・IS F】

サイズだけでいえば、Mクラスセダンのボディに5ℓのV8エンジンを搭載したのが、レクサスIS Fです。今や、稀少性でもしたいV8エンジンは423馬力ととてつもないパワーを発揮して、わずか1.7トンのボディを軽々と加速させます。一般道で使い切れないパワーですが、そこはレクサスの高級車で街中走行で持てあますことはありません。

羊の皮を被った狼を地で行くハイパースポーツセダンですが、高級車としても乗りこなせるしたいスポーツカーといえます。

2000㏄のスポーツカーは?【アウディ・S3】

アウディのプレミアムコンパクトカーで、A3シリーズの上位ブランドのS3は、高速道路で本領発揮するスポーツカーです。ドイツの速度無制限道路アウトバーンで鍛えられたエンジンは、2ℓで290馬力と38.8㎏mのトルクを発揮します。走行性能の特徴は、どっしりと頼りがいのある直進安定性の高さで、長時間高速走行を続けても疲労感が少なくポイントです。

自慢のフルタイム4WDクアトロシステムで、コーナリングも軽やかに決まるオールラウンド型としてしたいスポーツカーです。

4人乗りのはこれ!【ポルシェ・911カレラ】

ポルシェといえば、ピュアスポーツカーとして知られていますが、じつは元祖ポルシェといえる911カレラは4人乗りです。子ども用やバッグの置き場用とされていますが、2人分の後席があり乗車定員は4人となっています。実際には、小柄な日本人なら大人でも十分座ることができ、意外と良い乗り心地です。

内装の高級感もあり、ポルシェの後席から人が降りてきたという意外性も楽しめて、スポーツカーとして最良の車です。

4WDスポーツカーは?【スバル・WRX STI】

2ℓ水平対向4気筒という、世界的にも珍しいエンジンレイアウトを採用するスバルのWRX STIは、生粋の4WDピュアスポーツカーです。低重心のエンジンと、路面状況に応じた駆動力配分をするスバル独自のAWDシステムで、抜群のフットワークを誇ります。低速域からトルクを発生するエンジン特性で、パワフルな加速が楽しめるスポーツカーといえます。

マニュアルでスポーツカーは?【トヨタ86】

86は、トヨタとスバルが共同開発したFRスポーツクーペです。スバルの水平対向エンジンを積むことで、低い重心と左右対称形のバランスの良いシャシー構成で、素直で軽快な初心者にもハンドリングカーとなりました。全グレードに6速マニュアルシフトを用意して、短めのストロークと歯切れ良く決まるシフトで、走る楽しさを追求するために生まれた車です。

アフターパーツも豊富で、自分だけのカスタマイズを楽しめるピュアスポーツカーです。

車選びの条件別スポーツカーはこれ!

車選びには、かならず自分のニーズに合う条件が伴います。ここでは、各種の条件を取り上げて、それに合うスポーツカーをご紹介します。

初めて買うスポーツカーは?【ダイハツ・コペン】

ダイハツの現行コペンは、2代目となる軽自動車オープン・スポーツカーです。初代モデルの丸味を帯びたデザインから、鋭い目つきの精悍なスタイルに変身しました。

走行性能も進化しており、気持ちよく高回転まで回るエンジンと、軽快なエンジンサウンドでスポーツカーらしくなりました。ラゲッジスペースも十分にあり、かまえて運転する必要のない初心者向けとしてできる車です。

足回りは、軽自動車と思えない高速域での直進性に優れ、ルーフを開いてオープンカーらしさを味わえるスポーツカーです。脱着式のパーツで、着せ替えも楽しめることもポイントです。

若者にしたいスポーツカーは?【マツダ・ロードスター】

初代から一貫して、「人馬一体」をコンセプトにマツダ・ロードスターは開発されました。ドライバーの、思い描く走りを車が実現するために、軽快なハンドリングやフットワークの良い足回りと切れの良いエンジンを求め、実現させたのがロードスターです。

4代目の現行モデルは、原点に立ち返りエンジンもボディもダウンサイジングされました。大幅に軽量化され、さらに切れの良い走りを取り戻し、経験の浅い若い人でも走りの楽しさを味わえるライトウエイト・スポーツカーです。

国産車の最強スポーツカーは?【日産・GT-R】

日産GT-Rは、世界最強といっても過言ではないモンスターマシンです。グレード最上位のニスモバージョンは、4ℓV6エンジンから600馬力で66.5㎏mの大出力を誇り、フル加速時にシートに押しつけられる感覚は他車では味わえないポイントです。

ただ速いだけでなく、トラクションに優れたサスペンションや、路面状況に応じて駆動力が配分されるアテーサE-TSを採用し、最速最強のスポーツカーを実現しました。世界に誇れるスポーツカーといえます。

外車スポーツカーは?【ポルシェ・ケイマン】

ポルシェといえば、リヤエンジン・リヤ駆動のRRスポーツカーとして有名ですが、その本家911シリーズより走行性能が高いといわれるのが、ケイマンシリーズです。リヤではなく、ミッドシップに搭載された2ℓ水平対向ターボエンジンは、300馬力で38.8㎏mと高出力・高効率を実現して、力強い加速を味わえます。

重量配分に優れたミッドシップ形式の採用で、素直なハンドリングは誰がドライブしても最高のパフォーマンスを楽しめます。ケイマンは、ハイパワーや足回りに切れの良いステアリングにブレーキと、スポーツカーらしさがギュッと詰まった車です。

街乗りもできるスポーツカーはこれ!【日産・フェアレディZ】

日産車で、もっとも古いブランドの一つがフェアレディZです。かつては、スパルタンなZも存在しましたが、今は名前のとおり大人な走りを楽しむ車になりました。乗り心地は、スポーツカーらしい硬めの味付けですが、サスペンションはよく動いてゴツゴツ感はなく、街中でもできる高いレベルにあります。

シートのタイト感は控えめで、ゆったりとした運転やロングドライブでグランドツーリングカーです。

スポーツカーで安いのはどれ?【スズキ・スイフトスポーツ】

スイフトは、コストパフォーマンスに優れたコンパクトカーです。それをベースにしたスイフト・スポーツもスポーツカーとして最高のコスパといえ、新車価格は183.6万円から上位グレードでも199.26万円と、200万円台を切る価格です。

それでいて、ホットハッチとして国産コンパクトカーの中で、もっとも高い評価を受けている一台で、安価なスポーツカーとしてぜひしたい車です

中古車でしか買えないスポーツカーは?【日産・シルビアS15】

スポーツカーらしいFRレイアウトで、バランスの良さと操縦性の高さからカーマニアのを集めたのが日産シルビアです。生産中止になって久しいシルビアですが、中古車市場でいまだに高いを誇っています。中古車の選択肢としては、もっともパワフルなエンジンを搭載したS15型のスペックRがです。

スポーツカーのカスタムパーツを紹介!

走行性能が高く、走りが楽しめるスポーツカーのもう一つの楽しみは、愛車を世界に1台だけの車に仕立てることです。エンジンチューンでパワーアップしたり、タイヤとホイールを変えてグリップ力を高め、サスペンションをいじって低重心化することもできます。ここでは、さらに走りを楽しむための、カスタパーツをご紹介します。

ターボチューンでパワーアップ!【HKS】

現在、ターボチャージャーは低燃費技術として活用されていますが、本来はパワーアップさせるためのパーツです。過給器とも呼ばれ、燃焼室に大量の空気(酸素)を送り込みより高い燃焼エネルギーが得られます。

HKSは、ターボチャージャーやマフラー、電子制御機器にサスペンションなど車のチューニングパーツを製造販売している、老舗のチューニングメーカーです。パーツとして、タービンキット交換でターボエンジンをパワーアップするキットを数多く販売しています。

オイルでエンジンを軽やかに!【レッドライン】

スポーツカーに適したオイル選びとしては、スポーツ走行を楽しみたいなら硬めの粘度を、日常的使用が多いなら粘度の柔らかめのオイルがです。レッドラインは、アメリカ製のオイルでエンジンの滑らかさがアップすると定評があり、スポーツカーにできるオイルです。

車高調で走りを変える!

車高調とは、車高調整式サスペンションの略称で、サスペンションのダンパーの長さを変えることで車高の上げ下げを調整できるパーツです。車高が低くなると、重心が下がりコーナリング性能が高くなります。むやみに下げると、乗り心地が悪化しますが、走りが変わることが実感できるパーツです。

ジャッキアップしたりタイヤを外す作業がありますが、自分で車高調整ができるので、走りと実用性の好バランスを自分で探せるパーツです。

スポーツカーにしたい運動性重視のタイヤとは?

スポーツカーに求められるタイヤは、路面をとらえるグリップ力が重視され、タイヤがたわまない剛性の高いタイプになります。その車に、装着されているタイヤも、スポーツカー用を付けているはずですが、さらに走りを楽しみたいならスポーツカー専用タイヤに取り替えることをします。

スポーツカー向きのタイヤは、サーキット走行専用から日常での使い勝手も考えたバランス型まで各種あるので、用途に合わせてじっくり選ぶことをします。

デザインと軽さで選ぶホイール

スポーツカーの走りを楽しむ時、タイヤとともに欠かせないのがホイール選びです。軽量ホイールは、サスペンションの接地性を高めハンドリングもシャープになります。また、ホイールデザインの選択も、自分だけの車に仕立てるアイテムとして欠かせません。

ホイール選びでは、デザインだけでなく各種サイズとサイズの確認も必須となります。サイズがわからない場合は、ホイール専門店で調べてもらうことをします。

シートを変えると走りも変わる!

スポーツカーのシートは、一般的な乗用車よりサイドサポート性が高くなっています。しかし、グリップ力の高いタイヤを履き、エンジンをパワーアップするとノーマルシートのサポート性は物足りなくなります。

そこで、スポーツ走行時のサポート性を高めるため、シート交換をします。シートが体を支えてくれると、ステアリングやペダル操作がしっかりできるようになり、車の走りも変わります。

スポーツカーで走りを楽しむカーライフにしよう

スポーツカーは、走りを楽しむための車です。実際に運転してみると、車を思いどおりに走らせる楽しさに改めて気づかせてくれます。一度、スポーツカーを車歴に加えてみてはいかがでしょうか。これまでの車とまるで違う、新しいカーライフを楽しんでみませんか。

初回公開日:2017年12月08日

記載されている内容は2017年12月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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