軽自動車の乗り心地は?タイヤサイズ別・メーカー・車種別
更新日:2024年08月05日
軽自動車の乗り心地は?
ひと言で、軽自動車といっても、今まで乗用車にばっかり乗っている人であれば、軽自動車と聞くだけでもいろんなイメージを持つ人はいます。
『軽でしょ?乗用車よりは、やっぱり劣ってるし』
『排気量が違うし、乗用車のパーツよりは性能も限られてくるから』
『第一、タイヤサイズが乗用車よりも小さいから、衝撃吸収が大変』
マイナス面でのイメージを持っている人が多い軽自動車ですが、そのようなマイナスのイメージ以外にもこのようなプラスの意見もあります。
『軽自動車はなんと言っても、維持費が乗用車よりも安く済む』
『軽自動車でも、車内が広いものもある』
『女性目線のインテリアなどもある』
など、乗用車ではなかなか無いような女性らしいインテリアの色使いなど、軽自動車にしかできない特徴も持ち合わせているのも軽自動車の特徴ともいえます。
それではに行きます。
軽自動車
ここでのは、『価格.COM』サイトを中心に軽自動車のしていきます。それぞれのサイトの同位に位置する車種を取り上げていき、それぞれのに見える視点を楽しむということもいいでしょう。それでは、いきます。
第10位 ダイハツ ムーヴ 2014年モデル
2014年モデルの軽自動車でということで、レンタカーとしても提供している店舗もあり、レンタカーとして利用したユーザーのコメントや評価も高くなっています。そのレビューの一例を挙げるとこのようになります。
第9位 スズキ アルト ターボRS 2015年モデル
軽スポーツ車としても有名なアルトのRSターボタイプで、走りを楽しむために作られた軽自動車といっていいです。
グレードも通常のRSがFF(フロント駆動)と4WD(4輪駆動)の2タイプあり、雪道に慣れた人であれば、FFでも雪道を普通に走行しています。メーカーそれぞれですが、4輪の荷重バランスを調整する4WD、運転士の操作によって2WDから4WDへと変更するもの等があります。
価格.com内のレビューでも価格・燃費・走行性能・エンジン性能が高評価を得ています。やはり、走りに特化した軽自動車のため、インテリアを犠牲にしても走りやすさを重視だといえます。
アルトRSにはその他にAT車も用意され、走りを楽しむ仕様を全面的に推しています。乗り心地もスポーツ車に匹敵するホールド性のシートのため、快適に長距離を移動するには硬すぎますが、近距離の走りを楽しむにはもってこいの仕様となっています。
第8位 ホンダS660 2015年モデル
こちらもアルト同様、走りを楽しむ軽自動車のスポーツ仕様の車種となっています。今の時期ではさすがに辛いですが、夏場であればもってこいのオープンカーにすることもできる構成が選べることから、デートだけでなく日常使いでも十分にこなせれる軽乗用車になっています。
そのスポーティーなフォルムからのもあり、乗用車のスポーツカーは持てないけれども、軽自動車のスポーツカーであれば、乗用車よりも維持費も安く済むために『大人のおもちゃ』として、購入する人も多くなっています。
それでは、レビューを見てみます。
第7位 スズキ ワゴンR 2017年モデル
最近では、ハイブリットも登場してきているワゴンRですが、燃費も33リットルとかなりの燃費の良さを誇ってい軽自動車でもあます。
そのため、評価もエンジン性能・乗り心地が☆4以上となっています。それ以外は、評価が少ないかというと、そういうわけでもなく平均的に☆4をキープしている優秀な軽自動車となっています。
では、レビューをみて見ます。
第6位 スズキ スペーシアカスタム 2017年モデル
2008年1月から販売されていた懐かしの『パレット』。軽自動車の中でも荷室のハイトール(天井高の高い軽自動車)として、ダイハツ『トール』のさきがけとして登場していたパレットの実質的後継車として登場したのがこの、『スペーシアカスタム』。
名前を変えて販売した背景には、室内寸法の変化・軽量化・燃費性能の強化のほか、パレトの特徴でもあった、両側スライドドア・副変速機構付きCVTもパレットから継承されている。そのため、パレットの型式名でもあった『MKシリーズ』を継承して、ダイエットと高燃費化によってより親しみの持てる軽自動車に生まれ変わりました。
では、レビューを見てみます。
第5位 ホンダ N-BOX カスタム 2017年モデル
それまで、軽自動車業界の中でラインナップが乗用車に比べて手薄であることが、マーケティングの結果として判明したことで、新たな分野として『軽自動車のミニバン』として『スーパーハイトワゴン』。『軽トールワゴン』(和製英語)が登場しました。
2006年にロサンゼルスで行われたオートショーに登場したコンセプトカーが、実質のN-BOXの原型といわれています。その後、幾台かのコンセプトシリーズを繰り返し、2012年N-BOX+、2014年にはN-BOX SLASHが登場しました。
その後、『N』の名を継承したN-BOXカスタムとして登場しています。従来のホンダの軽車両は八千代工業所が製造していたが、この『N』シリーズからは鈴鹿製作所で行われているのも特質した一面でもあります。
では、レビューを見てみます。
第3位 スズキ ワゴンR スティングレー 2017年モデル
6代目ワゴンRとして登場したヘッドライトが特徴的なスティングレーですが、初代モデルのアレンジ版ともいえるデザインの6代目スティングレーは、『L』グレードのみがアイドリングストップ機能を搭載。
先代の後期から採用されている『S-エネチャージ』は6代目では発展型の『ISG』(モーター機能付き発電機)の高出力化・100Vのリチウムイオンバッテリーの大容量化によって、低速域のモーターアシストが充実したのも6代目からです。
その特徴として、Dレンジの状態でブレーキを離した時に作動するクリープ走行が、通常3~5秒程度といったものが、最長10秒間のクリープ走行が可能となるのもこの特徴です。
では、レビューを見てみます。
第2位 ホンダ N-BOX SLASH 2014年モデル
ホンダのNシリーズの第5弾でN-BOXの派生車種でもある軽自動車のSLASHは、2014年12月に公式発表された軽自動車ですが、形式自体はSLASHとは関係なく『N-BOX/N-BOX+』と同じJF1/2型となっている。
形式上ではN-BOX+やN-BOXとといった軽自動車と変わりないが、ルーフを100mm(10cm)低くし、リアに向かってのルーフラインを下げた上で、ウィンドウラインを反対に上げることで2ドアクーペに見えるようにデザインされています。
それでは、レビューを見てみます。
第1位 ホンダ N-BOX 2017年モデル
スーパーハイトワゴンとしてホンダから登場したN-BOXは、幾たびかのアップデートが重ねられ2017年最新モデルでは、安定した燃費はもちろんのこと、オプションによっては高出力のエンジンを搭載しているグレードも登場しています。
それでは、レビューを見ます。
中古車の乗り心地
中古車に限らず新車の販売数を調べるには、自動車販売協会連合会のホームページで公開されていますが、そこで確認すると軽自動車の名称でもある小型貨物車・普通貨物車の登録台数の推移を見ていると、ユーザーがどちらを購入しているのかが見えてきます。
すると、前年に比べて今年は小型乗用車(軽自動車で主に人が乗る場合)は、109.610台から106.160台へと下がり気味ですが、小型貨物車(軽自動車で主に荷室が広く、荷物を多く詰める車両の場合)13.763台から13.222台へとこちらも減少傾向が見受けられます。
このデータ自体は、中古車の登録台数としてのデータです。つまり中古車から、中古車へ乗り換える人が少なく、反対に中古車から新車の軽自動車・乗用車へと乗り換える人が増えてきているということになります。
買い替えのポイント
この結果を見るに、一概に乗り心地だけというわけではありませんが、中古車ではやはり新車に比べ一定距離を走っていることによる部品の劣化や、消耗パーツの点検時の交換・非交換による乗り心地の変化も少なからず、買い替えのポイントとなっています。
かといって、新車で購入して納車されてから一歩走り出すだけで、新車ではなくなります。車のメーカーでは、支店で試乗車や展示車として使われた車両は、中古車ではなく独特の呼び名『新古車』という呼び名がつきます。
普通の中古車よりも、走行距離も少なく消耗パーツの劣化も少ないために、普通の中古車よりも少し高額ですが、新車に近い乗り心地を得られます。
一概に中古車の乗り心地が悪いというわけではない
そのため、中古車の乗り心地が一概に悪いというのではなく、『経年劣化』の概念があることから、次第に乗り心地は悪くなっていきます。そのため、購入の際の選ぶ基準が価格や維持費の安さ・免許取得間もない初心者の練習用といった意味合いが強くなっています。
レンタカーの乗り心地
では、レンタカーの乗り心地はどうなのでしょうか。
主要レンタカー会社は、独自にメンテナンス施設を併設していたり、大手メンテナンス施設と提携することで乗り心地やその他消耗品の交換などを行っています。そのため、新車のような乗り心地を得ることもできます。
レンタカーを借りたときに、アンケートを頼まれたことはないでしょうか。その項目の中に『乗り心地』の項目があり、一定の基準を下回ると消耗品の交換などを行い乗り心地の改善に努めることになります。
そのため、乗り心地は一定以上悪くなる要素はありません。
中古車とレンタカーでの比較
ここまで、中古車とレンタカーでの乗り心地に関して述べてきました。では、比較するとどのようになるのでしょうか。
『比較するまでもない』という意見を持ってる人もきっといます。しかし、中古車とレンタカーの共通点として、どちらも『乗り心地が悪くなったらメンテナンスをする』ということが共通項としてあります。
すると、中古車を購入してメンテナンスをすれば、新車並みに乗り心地が回復するのか。また、レンタカーでもメンテナンスをしなければ、乗り心地は当然のように悪化してしまいます。
つまり、中古車の状態にもよりますが、レンタカー同様こまめにメンテナンスをすることで、乗り心地をよくすることができます。どちらがいい・悪いではなく、どちらも『メンテナンス』をしなければ、ただの鉄くず同然の乗り心地になってしまうということです。
スライドドアの有無は乗り心地に関係する?
では、スライドドアなどの装備によっては、車自体の重心が変わり乗り心地に多少なりとも影響を与えます。
スライドドアは、ボディー側にあるモーターでドアにある歯と歯車を合わせ開閉動作を行っています。さほど大型ではありませんがそれなりのモーターを搭載しています。購入時の話題にも上るこの項目ですが、基本的な乗り心地はやはり足回りに関係してくるために、設備が増えたところで足回りで衝撃を吸収するので、問題はありません。
したがって、スライドドアによる乗り心地の悪化は、関係ありません。
ターボの有無は乗り心地に関係する?
これも、車の機能についてです。
そもそも、ターボとは元々備わっているエンジンの性能以上にパワーを引き出す装置で、『ドッカンターボ』と呼ばれる、エンジンに直結しているターボシステムでは、『キュォ~』といった独特の吸気音が特徴的です。
そのエンジンが作り出したパワーは、ダイレクトに駆動輪に伝わり車を前進させます。とうぜん乗車している人に対してもその衝撃が伝わります。『シートに押し付けられるような感覚』とよく表現しますが、当然乗り心地にも影響が出てきます。ターボやスピードを出す人であれば、気持ちいいですが好まない人も当然のようにいます。
ターボに関しては、結果として『好みに分かれる』という結果になります。
軽乗用車の乗り心地が良くなる要因・悪くなる要因
乗り心地の良し悪しには主に、軽自動車の足回りに関係してきます。その足回りとは、車を安定して動作させっるための、重要なユニットで路面から伝わる衝撃吸収や自動車本体の衝撃吸収を行っています。
そのことから、軽自動車に限らず乗り物に関しては重要なパーツとなっています。では、どのような状況になれば乗り心地が悪くなってしまうのでしょうか。そして、どうすれば結果の乗り心地の良さににつながるのか見ていきましょう。
乗り心地の良さにつながる要因
やはり、スプリングの減衰復元能力(縮んでも元に戻る能力)や油圧ダンパーの柔らかさが、快適に機能していることが乗り心地の良さにつながっています。
また、人によっては市販の軽自動車の乗り心地には満足できず、ふわふわとしたまるで安眠ベッドのような柔らかな乗り心地を求める人も多くなっています。
そういった人の場合は、この後に紹介するサスペンションの交換などで、乗り心地を好みの乗り心地に仕上げていきます。
乗り心地の悪さにつながる要因
それは、軽自動車だけでなく乗用車にも関係することが原因となっていて、その多くは乗り方にもよるものが多く、軽自動車をハードに使えば使うほどにこの現象が早く表れます。
もう、お気づきの方もいるでしょう。そうです。『経年劣化』です。これは、避けようのないもので、ハードに使わなくても週に数回しか使わなくてもこの現象は発生してしまいます。
『乗ってないのに劣化はするの』という、『使ったからこそ減るもの』という概念がある人は、この現象が理解できにくかったりします。主に屋外で保管していた場合にはこのような劣化現象が怒ることが理解している人は多いですが、屋内で保管していても同じく経年劣化を起こしてしまいます。
乗り心地の悪さにつながる要因としては、これが多く乗り換えの大きな要因にもなっています。
サスペンション交換による軽自動車の乗り心地
では、サスペンションを交換することでの乗り心地の変化を見てみます。軽自動車は乗用車に比べて、どうしてもサスペンションのストロークや硬さなどによりどうしてもチューンアップなどでも乗り心地には限界が出てきます。
そこで、通常のサスペンションではなくローダウンやエアサスなどの専用の調整機材が必要となる専用のサスペンションを使った場合には乗り心地はどのようになるのでしょう。
ローダウンサスペンションを使った場合
ローダウンサスペンションとは、専用のサスペンションにより車高を低く(ローダウン)することで、ドレスアップ効果を得るためのサスペンションといっても過言ではない品物です。
ローダウンサスペンションには2タイプあり、『ダウンサスペンション』を使うものと、『車高調』を使い車高を低くするものがあります。
ダウンサスペンションを使うものは、比較的安価で車高を落とすことができます。ただし、交換後の調整が不可能になってしまうために、交換前に高さと乗り心地を決めておく必要があります。
車高調を使って車高を低くする方法は、ダウンサスペンションを使って低くするものよりも、高額でおよそ倍の価格がしてしまいます。その代わりとして、『交換後に乗り心地や車高の変更が可能』ということがメリットにあります。
では、ダウンサスペンション・車高調のどちらの乗り心地が良いのでしょうか。
ダウンサスペンション・車高調は『片方か両方』で決まってくる
ダウンサスペンションは、スプリング(バネ)を交換して車高を低くしています。そのためデフォルトの乗り心地よりも、硬さが目立つようになってしまい乗り心地は悪化したと感じてしまいます。
車高調は、スプリングだけでなくショックアブソーバー(バネが巻き付いている棒状のもの)も一緒に交換するもので、そのことから交換後に調整できるのは一式交換していることで、スプリングは交換するしか乗り心地を改善する方法のないダウンサスペンションとは異なり、アブソーバーでの調整が可能となるために、値段も高額になっています。
トータルで見ると、『乗り心地視点』では、導入への値段は高額ですが乗り心地を後から調整できる車高調のほうが乗り心地が良いとことになります。
エアーサスペンションを使った場合
エアーサスペンションは、前に挙げたダウンサスペンション・車高調の上位モデルで、圧縮した空気圧によって車高を調整するサスペンションです。
分かりやすく言うと、『ノンステップバス』を思い浮かべると説明がつきます。ノンステップバスは、停留所に到着すると乗り口を下げて乗客が乗りやすいようになりますが、その機構自体を行っているのがエアーサスペンションです。
ショックアブソーバーは同じで、スプリング部分がゴムでできた袋を膨らまし手サスペンションとしています。
独特の『ふわふわ感』は構造によるもの
空気バネとも呼ばれる、エアーサスペンションは当然のように機材や設備がスプリングやショックアブソーバーを変えるだけとは異なり、コンプレッサーなどの費用も追加されるために非常に高額となっています。
その代償に、スプリングや油圧による乗り心地よりはかなり異なり、ふわふわとした乗り心地が得られます。
たとえれば、バランスボールに座っている感覚で運転しているような感覚に近くなっています。
タイヤのサイズ別の軽乗用車の乗り心地
ここからは、軽自動車の中でも数種類あるタイヤのサイズ別の乗り心地について述べていきます。
『タイヤのサイズ?』といわれて、ピンとこない人はタイヤの横を見てみましょう。すると、このような表示が刻印されています。
『175/65R15』
このような刻印や印字がされていることがあります。この表示はそれぞれに意味があり、それぞれ印字されたタイヤの特徴を数値化した情報になっています。それぞれこのようになっています。
『175/65R15』は『タイヤの幅/扁平率(%)ラジアル構造リム径(インチ)』となっています。一般的にサイズと呼ぶ場合には最後のリム径を総称して『タイヤのサイズ』と呼ぶ場合が多くなっています。
では、サイズ別の軽自動車の乗り心地をみていきます。
14インチ~15インチ
ほとんどの軽自動車(RV系の軽自動車以外)は、このインチを搭載しています。とても小さい部類に入るこのタイヤは、交換も楽で軽量のためスタッドレスタイヤでもそこまで重くはなりません。
乗り心地に関しても、インチ別の差はほとんどなく内包できる空気圧も少ないため、若干の硬めの乗り心地になっています。サスペンションなどの駆動系パーツの影響によって変わりますが、考慮に入れてもインチ別の差は微量なものとなります。
16インチ~18インチ
このインチクラスになると、主にRV系などのオフロードや悪路の走破性を得意とする車に搭載されています。
このクラスになると、ほかの軽自動車とは異なるサスペンションを搭載している場合が多く、俗いう『板バネ』を使っていることが多いため、平均的に乗り心地は固めになっています。
というのもスプリングと異なり、このような軽自動車には悪路走破の剛性を上げるために板の反発力を活かしたスプリングを使っています。
ただし、その剛性の弊害として、ストローク幅が狭いためにどうしてもほかの軽自動車よりも、足が固くなってしまいます。
このインチの空気は他のインチよりも膨大に入り、質量も重くなっています。もともと悪路向けのチューニングのされている車のため、微細な衝撃吸収にはほかのインチよりも優れていますが、板バネなどの駆動系がより敏感に路面状況を伝えてくれるため、乗り心地としては、悪い部類に入ります。
タイヤの空気圧と乗り心地の関係性
ここまで、タイヤのインチサイズによる乗り心地を述べてきました。
やはり、インチサイズが大きくなればなるほど、路面の衝撃吸収の性能は高くなっていきますが、搭載されているサスペンションなどの影響を受けて相対的に乗り心地が悪くなっています。
そのため、新車の状態が一番乗り心地良いということなりました。
軽自動車の後部座席の乗り心地
軽自動車の後部座席は、タイヤベースの直上にある場合が多く、サスペンションやショックアブソーバーが受ける衝撃を、ダイレクトにシートが受けます。
この時期であれば、除雪などにより路面状況が荒れていて凹凸が激しくなっています。そのような場合は、後部サスペンションの上にある後部座席はその衝撃を受けてしまうために、乗り心地は悪くなってしまいます。
メーカー・車種別による軽自動車の乗り心地
さて、ここからはメーカーや車種によって軽自動車のの乗り心地は変わるのでしょうか。
各メーカーそれぞれが、乗り心地に関して毎年のように改善の研究をしています。それは、乗用車だけではなく軽自動車も同様で、維持費から考えると消費者心理としては軽自動車へと消費心理が働きます。
ということは、メーカー側でも当然のように乗り心地・性能の改善を、年々繰り返しています。そのため、アップデートやモデルチェンジごとに乗り心地・室内空間の改善が見られます。その変化を見るのも楽しいです。
メーカーに関しては、乗り心地の概念がメーカーの歴史に関連してきます。メーカー独自の開発方針によって乗り心地も変わってきます。そのような点に注目してみていきます。
スズキの軽自動車
4輪車メーカーでは世界販売台数10位で国内販売数3位。のメーカーで、おもに小型車を主力としているため、軽自動車の分野では1973年から2006年までの34年もの間、国内の販売台数を誇っていた。
マツダ・日産・三菱ともOEMを行って小型車としては、国内のハシリを作り出したといっても過言ではないメーカーです。
1981年にはアメリカのGM(ジェネラルモーターズ社)と提携を行い2007年の金融危機までの間、提携を行っていた。
スズキの車づくりの特色
メーカーの特徴としては、『人と同じことはやらない、やるなら世界でを目指すのがスズキ』といった基本方針があることから、チャレンジするからにはずば抜けることを目指すメーカーです。
現在では主流になりつつある軽トールワゴンも、基本ベースはホンダでだが『トールワゴン』として登場したのがスズキが始まりとされている。
現在のスズキは寒冷地仕様や走りを楽しむというコンセプトの元、乗り心地としては『走りが好きな人向け』といった意味合いが強くなっています。
遊び心満載のスズキ車
普通の軽自動車では安易にスタックしてしまうところでも、スズキ車の代表格であるジムニーは、そんなところこその独壇場でまさに、『雪遊び』といった言葉がもってこいの車種となっています。
スバルの軽自動車
かつて『富士重工業株式会社』と呼ばれていたスバルですが、2017年に自動車のブランドとして広く浸透していたスバルに商号を変更しています。スズキとは異なり、2輪部門にはなく主に航空・産業機器・環境技術・住宅事部門に分かれました。
スバルを語る上でなくてはならないのが『トヨタに入らないでください』という名言があります。トヨタとの資本提携が決まったときの言葉で、軽自動車の開発にリソースを割くよりも独自で世界に売れる軽自動車に特化する決断をしています。
スバルもスズキ同様。走りを楽しむというコンセプトがあるが、現行では乗用車に重きが置かれているために、現行のスバル車の軽自動車はダイハツとのOEM車が多くなっています。そのため、事実上乗り心地としてはダイハツと同様な乗り心地です。
ひと昔前まではラリーにも参戦していた
『ラリー=スバル』といったイメージが強いですが、すでに撤退から7年も経過しています。しかし、ラリーに裏図けされた乗り心地の良さは未だに受け継がれていて、新車の乗り心地の良さへとつながっています。
ホンダの軽自動車
ホンダといえば、ASIMOを思い浮かべる人も多くいるのですが、プリウス同様環境性能へと取り組みが強く、コンセプトとして有名になった『NEW NIPPON NORIMONO』として、Nシリーズなどがラインナップされています。
そのことから、品質と利便性の両面に充実を目指している。乗り心地としては平均的な乗り心地となっています。
独自路線もホンダの特徴
ホンダセンシングといった、他社にはない独特のシステムを構築したりまた、他社との情報共有することで、新たなホンダ車を目指しているのも特徴ともいえます。
三菱の軽自動車
三菱といえば、パジェロやランサーエボリューションなどのオフロード車が有名ですが、軽自動車にもパジェロミニなどのオフロード向けの軽自動車があります。
その実、日本最古の自動車メーカーでもある三菱は、主にトラックやバスといった公共交通機関の車両を作っていたメーカーでもあるが、1962年(昭和37年)ごろから軽自動車界で有名なミニカを日本初販売しています。
当時は、2輪はスズキ・4輪は三菱といった二大巨塔が君臨していました。軽自動車のハシリを作った三菱は、2010年に当時最長の保証設定『最長10年10万キロの特別保証延長』を発表し世間をあっと言わせました。
ラリーへの参戦は市販車の品質向上も兼ねている
WRC世界ラリー選手権に出場することやパリ・ダカールラリーにも登場することから、走りを楽しむtこととより安全に走行することに重きを置いていることで、軽自動車の安全性や乗り心地に反映されています。
そのため、他社よりは乗り心地が良いといえます。
スマート(smart)の軽自動車
「こんなメーカーあった?」という人も多いです。ドイツのメーカーで、小型の軽自動車を主力販売しているメーカーで、その特異な外観でsmartが会社名であることを知らない人が多いメーカーでもあります。
画像を見て『smartという車種』と思う人もいますが、実は『フォーツクーペ』が本当の名前で、4輪でありながらホイールベースが2メートル無くミニカーの見た目からかわいいさが目立つ軽自動車です。
ホイールベースの短さから、ハンドルもクイックに働くため長距離・長時間乗るというのではなく、近距離・短時間乗るというパーソナリティの高い軽自動車となっています。
ホイールベースも短いことや関係しているのか、乗り心地は硬めとなっています。
ハスラー
軽自動車の中で、トールワゴンとSUVの要素を融合させた新ジャンルの軽自動車で、レジャー向けのハイウエストのジムニーなどのいかにもといった、レジャー向けではなくオンロード向けのワゴンRといったプラットホームに、オフロードを走行できる大径タイヤを搭載しています。
クロスカントリー4WDのいかにもアクティブといった形ではなく、シティー向けでありながら時にはアウトドアやレジャー、轍や雪道もトライできる万能選手となっています。
オフロードもいけるような仕様なために、タイヤのインチサイズなどが絶妙な変更が加えられています。
ユーザーオリジナルにカスタマイズ可能な車種
高速走行を楽しむには心もとないですが、市販状態でどちらも楽しむには微妙な乗り心地になっています。それもそのはず、タイヤの扁平率が低いため吸収し切れておらず結果的に硬い仕上がりとなっています。
反対に見れば、比較的ユーザーの乗り方に合わせてタイヤを交換することで、乗り心地をアレンジすることができる軽乗用車になっています。
軽ミニバン
軽自動車のミニバンについて見てみましょう。
軽自動車のミニバンといえば、乗用車のミニバンの小さい仕様といってもいいです。よく女性などが載っているイメージがあるあの車両です。
主な軽自動車のミニバンはOEM車(他社同士の協力で制作)が多くなっています。OEM車の一例を言うと、スズキ車のMRワゴンが日産に行くとモコという車種になったり、スズキ車のキャリィという車種が三菱に行くとミニキャブトラックという車種いなります。
このようなOEM車が多いのも軽自動車のミニバンでは多く、販売する会社によって乗り心地が千差万別に分かれるのも特徴のひとつです。
そのため、軽自動車のミニバンのOEM車の乗り比べという楽しみ方もあります。
数年前とは大違い!軽乗用車は進化している
ここまで、軽乗用車の乗り心地について述べてきました。ひと言で『軽自動車』といってもそれぞれに個性があり、独特の味付けがメーカーごとにされている軽自動車たちでした。
の中では、ダイハツからスズキ、ホンダなどの主要軽自動車メーカーがラインナップされています。どれも、乗り心地にの良さや室内空間のデザインの良さなど、それぞれに特徴を持っていました。
でも、はホンダN-BOX、2位がN-BOXSLASHとホンダのNシリーズと3位のスズキワゴンRスティングレーとホンダが1、2フィニッシュしました。
そのほかにも、乗り心地にはサスペンションなどの足回りの経年劣化や消耗によって、足回りにダメージを受けることで、乗り心地の悪さにつながっていました。そして、快適な乗り心地を維持するにはやはりメンテナンスが必要です。定期的にメンテナンスを行い快適なカーライフを送っていきましょう。
初回公開日:2018年04月11日
記載されている内容は2018年04月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。