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運転しやすい車の条件3つと10/メリット

更新日:2024年07月20日

デザイン、価格、馬力と車選びの基準はたくさんありますが、自分にとり「運転のしやすい車」をします。運転のしやすい車は使い勝手もよいし、なによりその車を好きになれます。今回は、「運転のしやすい車」をで、車種別・搭乗者別にご紹介します。

運転しやすい車の条件3つと10/メリット

車の種類

「運転しやすい車」とはどのような車かを考えるにあたって、徹底的に車の特性などを比較していくのもナンセンスな話です。

車には、異なる用途に応えられるよう、多くの種類の多くの車種があり、それぞれ特徴的な車が販売されています。ここでは、車の種類ごとに「運転しやすい車」の定義を考えてみましょう。

大型車

ダンプカーやバスなどの「大型車」は、運転席が高い位置にあるため、遠くまで見通すことができ、運転しやすい車だといわれています。大型で重量があるため、車体としての安定性も高く、そういう意味でも運転しやすい車として扱われます。

しかしながら、デメリットもあり、車体が大きい分、小回りがきかず、車の操作も普通車に比べて重く、扱いづらいといえます。また、大型免許を取得する必要もあります。

中型車

中型車に分類されるのはトラックやマイクロバスなどです。厳密な定義としては、総重量が5,000kg以上11,000kg未満の車です。乗車定員としては、11人以上29人以下の車両が中型車に分類されます。マイクロバスのほか、4トントラックなどが中型車にあたります。

中型車は、大型車と小型車の中間のサイズであることから、小回りは小型車ほどきかず、安定性は大型車よりも劣ります。

小型車

小型車は、普通自動車と呼ばれるサイズで、自家用車のサイズだと理解しておけば良いでしょう。小型車は大型車などに比べると小回りがきき、街乗りに適した運転しやすい車です。

小型車の中にも、排気量もボディも大きな車から、軽自動車に限りなく近いコンパクトカーまであり、どのサイズの車を「運転しやすい車」と認識するかは、個人の好みで異なります。小回り重視で判断する人もいれば、パワー重視で判断する人もいます。

軽自動車

軽自動車はとにかく小回りがききます。道が細く複雑な住宅街を乗ることが多い人にとり、運転しやすい車といえるでしょう。

しかしながら、小さく軽い分、パワーがあまりないため、勾配のキツイ地域に住んでいる人にとり、なかなか坂道を登ってくれないので、運転しやすい車とはいえません。自分が運転する環境によって、軽自動車が運転しやすい車になるか否かが決まります。

運転しやすい車の特徴3つ

運転のしやすい車とは、運転する人との相性などもあるため、一概に決め付けられませんが、一般的には以下のような条件をクリアできる車を指します。

・小回りがきく
・操作が軽い
・運転席の視界がよい
・疲れない
・走る、曲がる、止まるがきちんとできる


これらの運転しやすい条件を兼ね備えた、運転しやすい車の特徴3つをご紹介します。車を選ぶ際に、この特徴を持つ車を選択すれば、運転のしやすさは保障されます。

特徴1:トランク部分が短い

小回りがきく、操作が軽いという条件をクリアできるという意味では、車のトランク部分が短い車は、運転しやすい車といえるでしょう。

コンパクトカーやミニワゴンと呼ばれる車の多くが、トランク部分が短く、大きな荷物を積みたい場合は、後部座席をつぶして荷物置き場にできるような仕様になっています。

特徴2:車体が小さい

車体が小さければ、小回りもきき、操作も軽いため、運転しやすい車だといえるでしょう。車体が小さな車といえば、コンパクトカーや軽自動車が代表的な車です。

「一般的なサイズに対して」車体が小さな車という意味に捉えれば、「ワゴン」に対する「ミニワゴン」なども車体が小さめで運転しやすい車であるといえます。

特徴3:小回りがきく

小回りがきく車とは、専門的には「最小回転半径が小さい」ことを指し、必ずしも小さな車だけが小回りがきくというわけではありません。「最小回転半径」とは「ハンドルをいっぱいに回した状態で旋回するとき、外側のタイヤが通る軌跡の半径」のことです。

【最小回転半径を小さくする条件】
・タイヤの切れ角を大きく取れる
・タイヤ内側のスペースに余裕がある
・タイヤが小さい
・FFや4WDよりはFR など

運転しやすい車を求めている人が手に取る一冊

運転しやすい車の、明確な定義は存在しません。「運転しやすい車」という定義が、個人の好みによって異なるためです。だからといって、やみくもにいろいろな車を試してみるのも無理な話で、何かを参考に運転しやすい車を探し出さなければなりません。

そんなときには、とりあえず、車の購入を検討する人向けの雑誌を参考にしてみましょう。各車の特徴が記載されているため、自分にとり運転しやすい車を想定できます。

運転しやすい車の10

10位:メルセデス・ベンツ「Cクラス」

Cクラスは、メルセデス・ベンツのセダンでは小型に分類されますが、全長4690㎜×全幅1810㎜×全高1445㎜のボディは、日本では立派にLクラスセダンです。

しかしながら、最小回転半径はわずか5.1mと小回りがきく運転のしやすい車です。伝統的に小回りのきくセダンを製造してきたメルセデス・ベンツは、運転しやすい車としてです。

9位:スバル「フォレスター」

スバルのSUVフォレスターは、スバル独自の水平対向エンジンの特性である低重心と、長年培ってきた4WD技術を詰め込んだSUVです。

全長4.6m強で全幅1.8m弱の大きなボディでありながら、最小回転半径5.3mとコンパクトカー並みで、しかも本格派4WDに匹敵する220㎜の最低地上高を誇り、抜群の悪路走破性です。

素直な運転特性に加えて、高い悪路走破性と小さな最小回転半径なので、運転しやすい車といえます。

8位:トヨタ「CH-R」

全長4360㎜×全幅1795㎜×全高1565㎜と、幅広く短いコンパクトなボディのSUVがCH-Rです。エッジのきいた個性的デザインが注目されていますが、安全装備は先輩格のプリウスと同等のものを全グレードに標準装備して、ドライバーに高い安心感を与えます。

頼りになる車であると同時に、最小回転半径は5.2mとこちらはコンパクトカー並みの小ささを誇り、SUVの運転しやすい車としてです。

7位:ホンダ「ステップワゴン」

5ナンバーサイズのミニバンを、ファミリーカーのに押し上げたのはステップワゴンです。重心が低く運転しやすいという魅力で、あっというまにステップワゴンは大車になりました。現在も、重心の低さとパッケージングのよい広い車内の魅力に変わりはありません。

最小回転半径も5.4mとこのクラス最小クラスで、ステップワゴンは運転しやすい車としてミニバンです。

6位:トヨタ「クラウン」

クラウンの最小回転半径は5.2mと、国産Lクラスセダンの中でもっとも小回りのきく車です。それに加えて、大きな車を運転していると感じさせない操作感の軽さがあります。

ハンドルが軽く、あらゆるスイッチやギアの操作感が軽く、心地よく運転できる疲労感の少なさは特筆すべき美点です。Lクラスセダンとして、万人向けの運転しやすい車です。

5位:トヨタ「プリウス」

静かな車は、運転の疲労感を感じません。都市部で車を運転するとゴーストップが多くなりますが、このようなときハイブリッドカーのプリウスの魅力が発揮されます。

電気モーターで音もなくスタートするプリウスは、疲労感の少ない車です。もちろん、車造りの上手なトヨタのベストセラーカーですから、エンジン始動後も静粛性は保たれます。

最小回転半径は5.1mと小さく、プリウスは、運転そのものが楽しくなる運転しやすい車です。

4位:ホンダ「フィット」

最近のコンパクトカーは、車内とラゲッジの広さを両立させるためパッケージングを工夫を重ねてきました。その成果が卵形のフォルムですが、小柄な人は車の先端部が見えにくくなります。

フィットは、前方視界を確保するため、Aピラーの横に三角窓を設けています。これで、前方視界は良好になり、さらに車両感覚もつかみやすくなりました。フィットは、最小回転半径も4.7mと軽自動車並みで、運転しやすい車としてです。

3位:トヨタ「パッソ」

全幅1665㎜と5ナンバーサイズぎりぎりに設定していない小柄なボディは、最近のコンパクトカーで採用される卵形のデザインと違い前後は四角い形です。

運転席からボディの四隅が確認しやすいパッソの「見切りのよさ」は、初心者にとり運転しやすい車です。また、最小回転半径も4.6mと小回りがききます。

2位:トヨタ「ヴィッツ」

ヴィッツは、1Lモデルから1.5Lのハイブリッドまで3種類のエンジンを搭載していますが、1Lモデルの最小回転半径はわずか4.5mと驚異的な小ささです。

ヴィッツより最小回転半径が大きな軽自動車はたくさんあり、全幅が5ナンバーサイズぎりぎりの1695㎜とは思えないくらい小回りがきくコンパクトカーです。1Lモデルは車重も1トン未満と軽く、機敏な動きができるのもヴィッツが運転しやすい車の証です。

1位:ホンダ N-BOX

高齢者が車の運転をするとき、まず第一に考えるのは楽に乗り込めることです。体をかがめて乗り込む車は苦手です。そのような高齢者にできるのが、トールワゴンの軽自動車です。

その中でも衝突防止装置が付いていて、背をかがめずに乗り込めてヒップポイントの高い車として、ホンダのN-BOXがです。N-BOXは、全車に「ホンダ・センシングシステム」という予防安全装置を標準装備して、運転しやすい車です。

運転しやすい車はメリットがいっぱい!

「この車は運転しやすい」と評価できる車というのは、運転者にとってのメリットと感じられる特性がたくさんある車であるといえるため「運転しやすい車」と評価できます。

購入目的で運転しやすい車を探しているなら、漠然と「運転しやすい車」を探すのではなく、自分にとりどのような特性をもった車が、運転しやすい車なのかを書き出してみることで、自分にとっての「運転しやすい車」の定義を明確にして、車探しをしてみましょう。

運転しやすい車以外の視点からも車を探してみよう!

「運転しやすい車」というのは、車選びの重要なポイントですが、実際に購入する際は、価格や自宅の駐車場にあったサイズなど、ほかにも考慮すべきことがあります。

運転しやすいという観点以外に、車選びの際に頭に入れておくポイントとして、以下の記事も参考になります。自分が車を持つ上での生活環境なども考慮して、最適な車を選択できるように、いろいろな観点から情報を収集しておきましょう。

初回公開日:2017年11月16日

記載されている内容は2017年11月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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